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第一章
若いって良いよね。
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学園都市の空はどこまでも青くて清々しい。
授業として行われる特別競技「フラッグ奪取」の準備が進んでいた。
私は帝国チームのリーダーとして任命されました。隣には忠実な従者ジュリアが控えていて、彼女のモフモフな頭を撫でながらチーム編成を眺めています。
「フライ様、以上ですが、よろしいですか?」
「うん。大丈夫だよ。君の名は?」
僕に代わって、みんなをまとめて指揮を取ってくれた男子生徒がいた。
「チュロス・ブリーフと言います。ブリーフ子爵家の三男で、この場ではエルトール様の次に位が高いために指揮を取らせていただきました」
「いいね。僕は帝国チームのリーダーという…責任重大だ。だから、指揮は君に任せようかな」
こんなのは適当に任せるのが一番だね。下手に私が指揮をしても全く要領が掴めませんから。
「よろしいのですか?」
「まぁ助言はしても良いかい?」
「もちろんです! このチュロス。エルトール様の手足となって働かせていただきます! 感激です!」
なかなかに真面目な少年だね。貴族というよりは軍人に近い態度だけど、公爵と子爵の間にはそれだけ階級差があるってことなんだろうな。
「フライ様なら大丈夫です!」
「ありがとう、ジュリア」
ジュリアの元気な声に少し救われる思いで、私は目の前の競技フィールドを見渡す。広大な敷地には4つの拠点が設けられ、それぞれが異なる地形を持つ。
王国チーム、代表アイス王子:高台に位置し、見晴らしが良く守りやすい地形。
獣人チーム、代表獣王ロガン:森林に覆われたエリアで、隠密行動が得意な地形。
帝国チーム、代表公爵フライ:平坦な草原で広がりのあるエリア、機動力が鍵。
平民チーム、代表平民グング:川沿いのエリアで、障害物が多く天然の防衛ラインがある。
三人の魚人族は、平民チームに加わって自由にしている。
教師が魔法弾を打ち上げてゲーム開始の合図をする。
各チームの作戦会議が始まった。
「フライ様、どうします?」
帝国チームのメンバーは全員が私に視線を向けてきた。あれ~チュロス君が指揮官って言ったよね? そのチュロス君もこっちを見つめているよ。
「そうだね。なら適当に行こうか」
「適当ですか?」
「うん。ガーディアン:3人は守護のためにフラッグ周辺に配置。スカウトを2人は左右の獣人と平民の軍勢の動きを観察してきて。アタッカーは残りの5人は待機と行こうか」
こちらから攻める必要はないからね。
「さすがエルトール様! 素晴らしい指示です!」
チュロス君、君こそが太鼓持ちだと言いたい。
僕が指示を出したことで、ジュリアが目を輝かせる中、チームメンバーたちも頷いて配置に向かっていく。
♢
僕は最前線に移動して、中央の草原に寝転んで、ジュリアと共に敵陣営を確認する。高台のアイス王子陣営は動かずに周囲を観察しているようだ。
「まずは防衛を固める。スカウトは1名のみ。敵の動きを逐一把握することが重要だ」
王国チームは防御を徹底して、地理的有利を使っているみたいだね。敵の動きに応じて柔軟に対応する構えだ。その戦術は堅実でミスが少ない。
実際に、私もアイス王子も、獣人チームのロガン王子が動くと思っているので、それぞれが受ける構えを取っている。
森の方から吠えるように指示が聞こえてきた。
「フラッグなんぞ守る必要はない! 俺様たちは攻撃あるのみだ! 全員、森を駆け抜けろ! 機動力なら俺様達が一番だ」
力と速度を信条とする獣人たちは、ロガンの号令で一斉に動き出す。彼らは全チームに散発的に攻撃を仕掛け、混乱を引き起こそうとしていた。
平民チームは静かに作戦を練っていた。彼らのリーダーはグング、一年生の中でも優秀な平民学生だ。
「私たちは基本に忠実にいくぞ。ガーディアンは防衛を、アタッカーは王国よりも攻めやすい帝国に攻撃だ。スカウトは獣王と王国に注意を向けてくれ」
自然の防衛ラインを最大限に活かし、基本に忠実な平民チーム。
私はスカウトからの報告を受けつつ、アタッカーチームを率いて動き出す。
「ジュリア、ついてきて」
「わふっ、了解です!」
中央エリアでは、全陣地に侵入ができる共有空間であり、既に獣人チームと平民チームのアタッカーが交戦していた。
獣人の俊敏さに平民たちは押され気味だ。
「なるほど、ジュリア」
僕はジュリアに指示を出して、走らせる。
「さぁ、アタッカー五人には、魔法で遠距離攻撃を仕掛けてもらうよ。だけど仕掛け方は指示を出すね」
チュロス君は指揮官として、ガーディアンと共に旗を守っている。
うん。彼の存在意義ってよくわからないや。
僕が指示を出して攻撃を仕掛けようとしたところで、高台から王国チームの弓矢が飛んできた。
「あらら、どっしりと構えていれば良いのに」
僕が攻撃に回る前にアイス王子が攻撃を始めて、平民と獣人を誘導する。
どうやら同じ考えのようだな。
「ぬるいぬるい!」
ロガン率いる獣人チームは機動力を活かして、一気に高台を駆け上がる。猪突猛進にこちらに攻め込んでくるかと思ったが、どうやら強い者に挑む習性を優先したようだね。
「貴様らの防御など紙のようなものだ!」
王国陣地に猛攻を加え始めて、弓を持っていたアタッカーが反転して陣地に戻ろうとする。
平民チームは必死に守りを固めて、獣人たちの攻撃を凌いでいる。彼らの持久戦の構えが功を奏しているな。獣人たちも膠着状態で攻めあぐねている。
「スカウトの二人にアタッカー五人と、スカウト一人で平民チームのフラッグを狙ってきてくれる?」
「よろしいのですか?」
「ああ、この場は僕がスカウトを務めるから、任せるよ」
僕はじっくりとみんなが戦う姿を眺める。
「若いっていいね。剣と魔法をぶつけ合う。一応は学園なので、殺し合いは禁止でスポーツとしてルールのもとで戦っているからこそ対等で挑める」
私は四つ巴の構図を楽しみながら、一時間のフラッグ奪取が終わるのを眺めた。
競技終了の魔法弾が上がる。
各チームの攻防は激しく繰り広げられた。結果は…
王国チーム:フラグ奪われた数:1、フラグ奪取:1
獣人チーム:フラグ奪われた数:1、フラグ奪取:1
平民チーム:フラグ奪われた数:2、フラグ奪取:1
帝国チーム:フラグ奪われた数:1、フラグ奪取:2
最終的に勝利を収めたのは、帝国チームだった。
フラグを奪われた数。
フラグを奪った数。
によって勝敗が決められる。
王国は、平民チームの旗を奪い、獣人チームに奪われた。
獣人は、王国チームの旗を奪い、帝国チームに奪われた。
平民は、帝国チームの旗を奪い、王国と帝国に奪われた。
帝国は、獣人と平民から旗を奪い。平民チームに奪われた。
中央に代表者たちが集められる。
「やるじゃないか、フライ君」
競技後、アイス王子が近づき、フライに手を差し出す。
「いやいや、たまたまですよ。指揮官はうちのチュロス君なんですよ」
「そうなのかい? まぁそういうことにしておくよ。次は負けない。楽しみにしているよ」
アイス王子は最後まで爽やかな様子で微笑みながら立ち去っていく。
「くっ?! 覚えていろよ」
ロガン王子は、悔しそうに立ち去っていく。何かしら仕掛けてくるなら、負けた代償を支払わせようとかと思ったけど、敗北は素直に受け入れる態度に許してあげることにしました。
それよりも一本取られたか、さすがは王女様だね。
「フライ様は最強なのです」
ジュリアは嬉しそうに飛び跳ねるので、私はジュリアを撫でてあげながら、顔合わせを終えた。男子二人を見送った。
ただ、もう一人に挨拶をしないとね。
授業として行われる特別競技「フラッグ奪取」の準備が進んでいた。
私は帝国チームのリーダーとして任命されました。隣には忠実な従者ジュリアが控えていて、彼女のモフモフな頭を撫でながらチーム編成を眺めています。
「フライ様、以上ですが、よろしいですか?」
「うん。大丈夫だよ。君の名は?」
僕に代わって、みんなをまとめて指揮を取ってくれた男子生徒がいた。
「チュロス・ブリーフと言います。ブリーフ子爵家の三男で、この場ではエルトール様の次に位が高いために指揮を取らせていただきました」
「いいね。僕は帝国チームのリーダーという…責任重大だ。だから、指揮は君に任せようかな」
こんなのは適当に任せるのが一番だね。下手に私が指揮をしても全く要領が掴めませんから。
「よろしいのですか?」
「まぁ助言はしても良いかい?」
「もちろんです! このチュロス。エルトール様の手足となって働かせていただきます! 感激です!」
なかなかに真面目な少年だね。貴族というよりは軍人に近い態度だけど、公爵と子爵の間にはそれだけ階級差があるってことなんだろうな。
「フライ様なら大丈夫です!」
「ありがとう、ジュリア」
ジュリアの元気な声に少し救われる思いで、私は目の前の競技フィールドを見渡す。広大な敷地には4つの拠点が設けられ、それぞれが異なる地形を持つ。
王国チーム、代表アイス王子:高台に位置し、見晴らしが良く守りやすい地形。
獣人チーム、代表獣王ロガン:森林に覆われたエリアで、隠密行動が得意な地形。
帝国チーム、代表公爵フライ:平坦な草原で広がりのあるエリア、機動力が鍵。
平民チーム、代表平民グング:川沿いのエリアで、障害物が多く天然の防衛ラインがある。
三人の魚人族は、平民チームに加わって自由にしている。
教師が魔法弾を打ち上げてゲーム開始の合図をする。
各チームの作戦会議が始まった。
「フライ様、どうします?」
帝国チームのメンバーは全員が私に視線を向けてきた。あれ~チュロス君が指揮官って言ったよね? そのチュロス君もこっちを見つめているよ。
「そうだね。なら適当に行こうか」
「適当ですか?」
「うん。ガーディアン:3人は守護のためにフラッグ周辺に配置。スカウトを2人は左右の獣人と平民の軍勢の動きを観察してきて。アタッカーは残りの5人は待機と行こうか」
こちらから攻める必要はないからね。
「さすがエルトール様! 素晴らしい指示です!」
チュロス君、君こそが太鼓持ちだと言いたい。
僕が指示を出したことで、ジュリアが目を輝かせる中、チームメンバーたちも頷いて配置に向かっていく。
♢
僕は最前線に移動して、中央の草原に寝転んで、ジュリアと共に敵陣営を確認する。高台のアイス王子陣営は動かずに周囲を観察しているようだ。
「まずは防衛を固める。スカウトは1名のみ。敵の動きを逐一把握することが重要だ」
王国チームは防御を徹底して、地理的有利を使っているみたいだね。敵の動きに応じて柔軟に対応する構えだ。その戦術は堅実でミスが少ない。
実際に、私もアイス王子も、獣人チームのロガン王子が動くと思っているので、それぞれが受ける構えを取っている。
森の方から吠えるように指示が聞こえてきた。
「フラッグなんぞ守る必要はない! 俺様たちは攻撃あるのみだ! 全員、森を駆け抜けろ! 機動力なら俺様達が一番だ」
力と速度を信条とする獣人たちは、ロガンの号令で一斉に動き出す。彼らは全チームに散発的に攻撃を仕掛け、混乱を引き起こそうとしていた。
平民チームは静かに作戦を練っていた。彼らのリーダーはグング、一年生の中でも優秀な平民学生だ。
「私たちは基本に忠実にいくぞ。ガーディアンは防衛を、アタッカーは王国よりも攻めやすい帝国に攻撃だ。スカウトは獣王と王国に注意を向けてくれ」
自然の防衛ラインを最大限に活かし、基本に忠実な平民チーム。
私はスカウトからの報告を受けつつ、アタッカーチームを率いて動き出す。
「ジュリア、ついてきて」
「わふっ、了解です!」
中央エリアでは、全陣地に侵入ができる共有空間であり、既に獣人チームと平民チームのアタッカーが交戦していた。
獣人の俊敏さに平民たちは押され気味だ。
「なるほど、ジュリア」
僕はジュリアに指示を出して、走らせる。
「さぁ、アタッカー五人には、魔法で遠距離攻撃を仕掛けてもらうよ。だけど仕掛け方は指示を出すね」
チュロス君は指揮官として、ガーディアンと共に旗を守っている。
うん。彼の存在意義ってよくわからないや。
僕が指示を出して攻撃を仕掛けようとしたところで、高台から王国チームの弓矢が飛んできた。
「あらら、どっしりと構えていれば良いのに」
僕が攻撃に回る前にアイス王子が攻撃を始めて、平民と獣人を誘導する。
どうやら同じ考えのようだな。
「ぬるいぬるい!」
ロガン率いる獣人チームは機動力を活かして、一気に高台を駆け上がる。猪突猛進にこちらに攻め込んでくるかと思ったが、どうやら強い者に挑む習性を優先したようだね。
「貴様らの防御など紙のようなものだ!」
王国陣地に猛攻を加え始めて、弓を持っていたアタッカーが反転して陣地に戻ろうとする。
平民チームは必死に守りを固めて、獣人たちの攻撃を凌いでいる。彼らの持久戦の構えが功を奏しているな。獣人たちも膠着状態で攻めあぐねている。
「スカウトの二人にアタッカー五人と、スカウト一人で平民チームのフラッグを狙ってきてくれる?」
「よろしいのですか?」
「ああ、この場は僕がスカウトを務めるから、任せるよ」
僕はじっくりとみんなが戦う姿を眺める。
「若いっていいね。剣と魔法をぶつけ合う。一応は学園なので、殺し合いは禁止でスポーツとしてルールのもとで戦っているからこそ対等で挑める」
私は四つ巴の構図を楽しみながら、一時間のフラッグ奪取が終わるのを眺めた。
競技終了の魔法弾が上がる。
各チームの攻防は激しく繰り広げられた。結果は…
王国チーム:フラグ奪われた数:1、フラグ奪取:1
獣人チーム:フラグ奪われた数:1、フラグ奪取:1
平民チーム:フラグ奪われた数:2、フラグ奪取:1
帝国チーム:フラグ奪われた数:1、フラグ奪取:2
最終的に勝利を収めたのは、帝国チームだった。
フラグを奪われた数。
フラグを奪った数。
によって勝敗が決められる。
王国は、平民チームの旗を奪い、獣人チームに奪われた。
獣人は、王国チームの旗を奪い、帝国チームに奪われた。
平民は、帝国チームの旗を奪い、王国と帝国に奪われた。
帝国は、獣人と平民から旗を奪い。平民チームに奪われた。
中央に代表者たちが集められる。
「やるじゃないか、フライ君」
競技後、アイス王子が近づき、フライに手を差し出す。
「いやいや、たまたまですよ。指揮官はうちのチュロス君なんですよ」
「そうなのかい? まぁそういうことにしておくよ。次は負けない。楽しみにしているよ」
アイス王子は最後まで爽やかな様子で微笑みながら立ち去っていく。
「くっ?! 覚えていろよ」
ロガン王子は、悔しそうに立ち去っていく。何かしら仕掛けてくるなら、負けた代償を支払わせようとかと思ったけど、敗北は素直に受け入れる態度に許してあげることにしました。
それよりも一本取られたか、さすがは王女様だね。
「フライ様は最強なのです」
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ただ、もう一人に挨拶をしないとね。
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