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スキルの真実
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ハルシオンルー様が授けてくれるスキルには、途轍もなく大切なメッセージが込められていた。
「何事もなければ、7歳になると適性を調べてスキルをいただけますわよね?そのスキルは必ず2つなのです」
私やハルクのように病弱だったりするとその限りではないが、大抵は、7歳で適性を見てもらう。
「そうなのか?」
私はハルクに説明するように促した。こういうのは、ハルクの方が上手い。
「はい。使用人全員に聞きましたから、間違いないと思います。例えば、僕は、魔剣士と魔道具製作」
うちの王都での使用人は、騎士も含めて100人を超える。領地も合わせると300人くらいかな。
「わたくしは、調理と菜園作り」
「私は、果樹栽培と文書作成だ」
「私は、養蜂と情報収集」
「わたくしは、裁縫と肥料作りよ」
「わたくしは、造園とチーズ作りだわ」
「私は、飼育と把握だった」
「僕は、薬師と薬草栽培」
「他にも例を挙げましょうか。クラビスは、記憶と醸造。リアムは、剣士と発酵。リードは、弓術と漁師。シンディーは、刺繍と糸紡ぎ。メリッサは、機織りと蚕の世話。切りがありませんが、2つのスキルを研鑽していくことで、この世界は豊かになると分かるでしょう?」
「ハルシオンルー様から賜った2つのスキルはどちらも習得すべきものなのですわ。えり好みしてはならなかった」
「うぅむ・・・・」
「それに、親子関係にある場合、そのスキルは、互いを補う物になることが多いようですわ。チーズ作りには、牛の乳が必要でしょう?わたくしの菜園には肥料が必要だわ」
「何が言いたいかというと、それぞれが個々に、或いは互いに補いながらスキルを研鑽することで、ハルシオンルー様の理想の世界に近づくんです。愛に溢れた穏やかな世界に」
「「「「「「!!!」」」」」」
「そうか!そうだな。ハルシオンルー様から授かったスキルなのだから、研鑽すればハルシオンルー様の理想の世界になるのは当たり前のことだった」
「はい。ハルシオンルー様の創り出す世界に貢献している魂ならば、この世界に残すに値するとは思いませんか?」
「そうだ。そうだな。自らの創り出した世界を破壊するような者は不要だが、共に創り出す者ならば必要とされるだろう」
「だが、そうなると、身分は関係なくなってしまうぞ?」
お義兄様は、身分に拘るような方だったかしら?
「・・・・身分に拘る者は、身分に縛られた世界に送られるでしょうね。その世界で、どの身分に産まれるかは、運次第」
「!確かにそうだが・・・・。だが・・では、何のために今まで!」
辛そうな苦しそうな表情に、ふと、前の世界での草臥れ果てたハルクのお兄様の姿が浮かんだ。これは誰も、ハルクとその家族ですらも知らないことなのだが、お義兄様には同性の恋人がいた。今もパーラーの外で待機をしている騎士がそのお相手だ。本当にたまたま視察に訪れた片田舎外れで、口づけを交わす2人を見た。少し遠目であったことと建物の影であったことが幸いして、私以外にはそれがハルクのお兄様だとは誰も気付いてはいなかったが、騎士たちも侍女たちも「不潔」「世も末」「悍ましい」と怨嗟のようなことを吐いていた。同性愛はこの世界では厳しい。当時、ハルクのお兄様はご結婚されていたから、その時見た心の底からの幸せそうな表情に大きな衝撃を受けたのを覚えている。
「ルークシュベート様。ハルシオンルー様の新しい世界に王族や貴族階級が存在するのかは分かりません。どの世界に送られるのかもわたくしたちの手にはないのです。ですから、どんな結果になろうとも悔いの残らぬよう、この狭間の時間を心のままにお好きな場所で過ごすのもいいのではありませんか?この先、婚約者の方と同じ世界に行けるとは限りませんし、望みが叶う世界に行けるかもしれません」
あの場所で愛する方と過ごす選択肢もあると伝えたかった。お兄様はちょうど学園を卒業したばかりで、ご結婚されてはいなかったはずだ。
「!!!そうか。そんなことも許されるのか」
お兄様の苦悩が少し薄らいだようだ。口に人差し指を当てて、にっこりとお義兄様に微笑んだ。これで通じたはずだ。たくさんの世界があるのだから、きっと、同性愛の許される世界もあると思う。
「ひとつ聞いてもいいかしら?」
お義母様がコテンと首を傾げてハルクを見た。
「ええ。答えられることであれば」
「わたくしたちは、これまでの記憶を持ったまま新しい世界へ行くのかしら?それとも、忘れてしまうのかしら?」
「どうでしょう。僕とパールは、記憶を持ったままハルシオンルー様の新しい世界へ移行しますが、他の方は・・・・」
「何もおっしゃらなかったわね」
どうなのだろうか。記憶があれば、生きづらいこともあるだろう。
『それはね』
「うわぁっ!」「ひゃあ!」
「どうした?!」
「すみません。ハルシオンルー様のお声が」
「ええ。突然!響いてきたものですから」
「そ、そうか」
『いいかな?』
「「はい」」
「あっ。出来れば、皆さまにもハルシオンルー様のお声が聞こえるようにお願いしても宜しいでしょうか」
『いいだろう』
やはり、突然頭に響いたハルシオンルー様の声にみんな驚きを隠せずにいた。その間もハルシオンルー様から説明がはいる。
『知らぬ間に再構築が終わるなら、記憶もその世界に相応しい物に入れ替わる。方舟を起動し、強制的に再構築をしたときには、今までの記憶のままに新たな世界の住人になる』
これは、結構由々しき事態ではないだろうか?だって、この穏やかな世界の記憶を持って、殺伐とした世界に馴染めるのだろうか?或いは、王侯貴族は、平民としてやっていけるのだろうか?愛する人と違う世界に引き離されたら?
「ああ。何と言うことだ。知らぬ間に再構築などされるとは到底思えん」
お義父様に賛成だ。あのリリナフの様子を見てしまえば、強制的に再構築されるとしか思えない。
「もはや、考えるまでもない。ハルシオンルー様から直接お言葉を賜ったのだ。再構築後の世界を見据えて早急に動かねば。ルオンローゼス、私は半年を目処に果樹栽培のために領地へ向かう」
「もちろん、ついて行きますわ。わたくしも肥料作りと裁縫、それに料理も少しくらい出来るようにならなくてはね。それに、実家のお兄様にもこのことをお伝えしなくてはなりませんわ」
「そうだな。我が国の陛下には、ザカルヴィア侯爵、一緒に説明に行ってくれるか?」
「もちろんだ。我々も出来るだけすぐに領地へ向かうつもりだ。この世界に残れるチャンスがあるのだ。王家に従っている場合ではない」
「そうね。カイルークは、お母様たちと一緒に参りましょう。ルークシュベートは、どうしたいのかしら?」
「私は・・・・過ごしたい場所があるから、そこに行く」
「そう。時々は、領地に顔を出しなさい」
お義母様は、私とお義兄様の会話で何か思うところがあったのかもしれない。寂しそうにしながらも、お義兄様の意思を尊重した。
「わたくしとハルクは、お父様と一緒に参りますわ」
「はい。ザカルヴィア領も馬で1日の距離ですから」
家族の行き先が決まった。後は、使用人全員にハルシオンルー様のご意向を周知し、望む未来のために動くのみ。
「何事もなければ、7歳になると適性を調べてスキルをいただけますわよね?そのスキルは必ず2つなのです」
私やハルクのように病弱だったりするとその限りではないが、大抵は、7歳で適性を見てもらう。
「そうなのか?」
私はハルクに説明するように促した。こういうのは、ハルクの方が上手い。
「はい。使用人全員に聞きましたから、間違いないと思います。例えば、僕は、魔剣士と魔道具製作」
うちの王都での使用人は、騎士も含めて100人を超える。領地も合わせると300人くらいかな。
「わたくしは、調理と菜園作り」
「私は、果樹栽培と文書作成だ」
「私は、養蜂と情報収集」
「わたくしは、裁縫と肥料作りよ」
「わたくしは、造園とチーズ作りだわ」
「私は、飼育と把握だった」
「僕は、薬師と薬草栽培」
「他にも例を挙げましょうか。クラビスは、記憶と醸造。リアムは、剣士と発酵。リードは、弓術と漁師。シンディーは、刺繍と糸紡ぎ。メリッサは、機織りと蚕の世話。切りがありませんが、2つのスキルを研鑽していくことで、この世界は豊かになると分かるでしょう?」
「ハルシオンルー様から賜った2つのスキルはどちらも習得すべきものなのですわ。えり好みしてはならなかった」
「うぅむ・・・・」
「それに、親子関係にある場合、そのスキルは、互いを補う物になることが多いようですわ。チーズ作りには、牛の乳が必要でしょう?わたくしの菜園には肥料が必要だわ」
「何が言いたいかというと、それぞれが個々に、或いは互いに補いながらスキルを研鑽することで、ハルシオンルー様の理想の世界に近づくんです。愛に溢れた穏やかな世界に」
「「「「「「!!!」」」」」」
「そうか!そうだな。ハルシオンルー様から授かったスキルなのだから、研鑽すればハルシオンルー様の理想の世界になるのは当たり前のことだった」
「はい。ハルシオンルー様の創り出す世界に貢献している魂ならば、この世界に残すに値するとは思いませんか?」
「そうだ。そうだな。自らの創り出した世界を破壊するような者は不要だが、共に創り出す者ならば必要とされるだろう」
「だが、そうなると、身分は関係なくなってしまうぞ?」
お義兄様は、身分に拘るような方だったかしら?
「・・・・身分に拘る者は、身分に縛られた世界に送られるでしょうね。その世界で、どの身分に産まれるかは、運次第」
「!確かにそうだが・・・・。だが・・では、何のために今まで!」
辛そうな苦しそうな表情に、ふと、前の世界での草臥れ果てたハルクのお兄様の姿が浮かんだ。これは誰も、ハルクとその家族ですらも知らないことなのだが、お義兄様には同性の恋人がいた。今もパーラーの外で待機をしている騎士がそのお相手だ。本当にたまたま視察に訪れた片田舎外れで、口づけを交わす2人を見た。少し遠目であったことと建物の影であったことが幸いして、私以外にはそれがハルクのお兄様だとは誰も気付いてはいなかったが、騎士たちも侍女たちも「不潔」「世も末」「悍ましい」と怨嗟のようなことを吐いていた。同性愛はこの世界では厳しい。当時、ハルクのお兄様はご結婚されていたから、その時見た心の底からの幸せそうな表情に大きな衝撃を受けたのを覚えている。
「ルークシュベート様。ハルシオンルー様の新しい世界に王族や貴族階級が存在するのかは分かりません。どの世界に送られるのかもわたくしたちの手にはないのです。ですから、どんな結果になろうとも悔いの残らぬよう、この狭間の時間を心のままにお好きな場所で過ごすのもいいのではありませんか?この先、婚約者の方と同じ世界に行けるとは限りませんし、望みが叶う世界に行けるかもしれません」
あの場所で愛する方と過ごす選択肢もあると伝えたかった。お兄様はちょうど学園を卒業したばかりで、ご結婚されてはいなかったはずだ。
「!!!そうか。そんなことも許されるのか」
お兄様の苦悩が少し薄らいだようだ。口に人差し指を当てて、にっこりとお義兄様に微笑んだ。これで通じたはずだ。たくさんの世界があるのだから、きっと、同性愛の許される世界もあると思う。
「ひとつ聞いてもいいかしら?」
お義母様がコテンと首を傾げてハルクを見た。
「ええ。答えられることであれば」
「わたくしたちは、これまでの記憶を持ったまま新しい世界へ行くのかしら?それとも、忘れてしまうのかしら?」
「どうでしょう。僕とパールは、記憶を持ったままハルシオンルー様の新しい世界へ移行しますが、他の方は・・・・」
「何もおっしゃらなかったわね」
どうなのだろうか。記憶があれば、生きづらいこともあるだろう。
『それはね』
「うわぁっ!」「ひゃあ!」
「どうした?!」
「すみません。ハルシオンルー様のお声が」
「ええ。突然!響いてきたものですから」
「そ、そうか」
『いいかな?』
「「はい」」
「あっ。出来れば、皆さまにもハルシオンルー様のお声が聞こえるようにお願いしても宜しいでしょうか」
『いいだろう』
やはり、突然頭に響いたハルシオンルー様の声にみんな驚きを隠せずにいた。その間もハルシオンルー様から説明がはいる。
『知らぬ間に再構築が終わるなら、記憶もその世界に相応しい物に入れ替わる。方舟を起動し、強制的に再構築をしたときには、今までの記憶のままに新たな世界の住人になる』
これは、結構由々しき事態ではないだろうか?だって、この穏やかな世界の記憶を持って、殺伐とした世界に馴染めるのだろうか?或いは、王侯貴族は、平民としてやっていけるのだろうか?愛する人と違う世界に引き離されたら?
「ああ。何と言うことだ。知らぬ間に再構築などされるとは到底思えん」
お義父様に賛成だ。あのリリナフの様子を見てしまえば、強制的に再構築されるとしか思えない。
「もはや、考えるまでもない。ハルシオンルー様から直接お言葉を賜ったのだ。再構築後の世界を見据えて早急に動かねば。ルオンローゼス、私は半年を目処に果樹栽培のために領地へ向かう」
「もちろん、ついて行きますわ。わたくしも肥料作りと裁縫、それに料理も少しくらい出来るようにならなくてはね。それに、実家のお兄様にもこのことをお伝えしなくてはなりませんわ」
「そうだな。我が国の陛下には、ザカルヴィア侯爵、一緒に説明に行ってくれるか?」
「もちろんだ。我々も出来るだけすぐに領地へ向かうつもりだ。この世界に残れるチャンスがあるのだ。王家に従っている場合ではない」
「そうね。カイルークは、お母様たちと一緒に参りましょう。ルークシュベートは、どうしたいのかしら?」
「私は・・・・過ごしたい場所があるから、そこに行く」
「そう。時々は、領地に顔を出しなさい」
お義母様は、私とお義兄様の会話で何か思うところがあったのかもしれない。寂しそうにしながらも、お義兄様の意思を尊重した。
「わたくしとハルクは、お父様と一緒に参りますわ」
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