3 / 8
再び、ビジュー王国へ
しおりを挟む
あれから、すぐにビジュー王国の国王と王太子宛に異世界の魔術師のことを尋ねる書面を国王から送ってもらった。返事はすぐに届いたが、要領を得ない不明確な内容だった。直接確認が必要だと言うことで、私達特殊部隊は、ビジュー王国に向けて旅立つことになった。異世界の魔術師がどうなっているのか、直に確かめることができるのは、聖女の称号を持つ私か、鍵を握る者の称号を持つアルだけだ。
ビジュー王国側は、私の正体を知らない。2年前は、ベールを着けていた上に、緑葉が認識阻害を掛けてくれたから、アルの番が聖女だと分かっているのは、王太子くらいだろう。あの王太子が気づかないとは思えない。あの人もかなりお腹は黒いと思う。あの時アルは、ベールを着けた聖女をエスコートし、しかも召喚聖女が幽閉された塔まで聖女である私を抱き上げて行った。それを先導したのは、他でもない王太子だ。番のいる獣人は、そんなこと番にしかしないということも、身をもって知っているだろう。私もこの2年でいろいろと知ったのだ。
蒼貴に乗って2日。ビジュー王国との国境にたどり着いた。一旦、森の中に降り、歩いて国境を越える。今回のことは極秘だから、私達は、冒険者の身分を使って入国した。これは、ビジュー王国側も了承している。国境から王都までは蒼貴で飛んで、1日半程度。本来なら、ローゼンタールのお城からビジュー王国の王都までは10日ほどの距離だから、蒼貴の速さが分かるというものだ。
王都の最高級の宿屋を取り、明日王宮を訪ねることになっている。新しい特殊部隊の正装を身に付けての登城だ。出発ギリギリに受け取ったそれは、私の箱庭で飼っているシルク蛾とミスリ蛾の糸を使用した防御力が高い逸品となっている。色は、ゴールド。差し色に黒・グレーが入っている。それを聞いたときは、蜜蜂?と思ったけど、実物は騎士らしくてカッコよかった。隊長のアルは黒のマントを、副隊長のエドガーは深緑のマントを身に付ける。明日、登城するのは、4人。アル、私、緑葉、紅蓮だ。ドレスじゃないのが最高に嬉しい。
翌日、私達は王宮からの迎えの馬車で登城した。態々、王太子殿下自らお出迎えだ。これには、驚いた。アルはそつなく挨拶を交わしていたけど、これ、非公式なのにいいのかな?宿屋の前を陣取る王家の紋章入りの馬車は非常に目立っている。まあ、私が考えることじゃないなとさっさとその馬車に乗り込んだ。
王宮に着くと、貴賓室に案内され、人払いをされた後、事の詳細を求められた。その全てをアルに丸投げだ。もちろん、私はアルと離れない方がいいから、ガッチリと腰を抱き寄せられても文句も言えない。緑葉と紅蓮は、後ろに控えている。私達を生温かく見つめるセルベージ殿下の視線が痛い。
「アルフォンス殿が番殿を連れてこられるなら、私も同行させればよかった」
少し羨ましそうにこちらを見ながら、セルベージ殿下は冗談にも本気にもとれることを呟いた。セルベージ殿下は番のミナリーナ様と、昨年ご結婚されている。
「同じ部隊に所属しているのもありますが、止むに止まれぬ事情もありまして・・・・。私の番がどのような身の上か、察しておられるでしょう?」
セルベージ殿下は訝しげに私に目をやった後、驚きに目を見開いた。
「ああ。成る程。言われるまで気がつきませんでした」
「それは、そうでしょうね。内密に願いますよ。ところで、異世界の魔術師は、あの部屋にいるのですね?」
「もちろん、誰にも言いはしません。・・それなんですが。・・居るように見えるのですが、外からでは明確には判断が難しいのです。見ていただければわかりますよ」
「・・・・。うむ。以前は外からでも黙視できた。やはり何かある、か。どう思う?緑葉、紅蓮」
「何か術が掛かっておるやもしれんな」
「あんまり、近づけたくないなぁ」
「だが、私から離すわけにはいかない。その方が危険だ」
「どういうことですか?」
事情を何も知らないセルベージ殿下は、訝しげにアルを見て、説明を求めた。一方、アルは神獣様達のことは避けて上手く説明している。私には絶対にできない芸当だ。何処かで綻びが出る。セルベージ殿下は、ちらりと私の方を見た後、アルに笑顔を向けた。アルはアルでセルベージ殿下に笑顔で返している。
怖い。
ふたりの笑顔が怖い。
何なの、この人達。
最終的に折れたのは、セルベージ殿下だった。
「まあ、そう言うことにしておきますよ。早速、ご覧になりますか?」
「ええ、お願いします」
やっぱり直接見ないことには埒が明かないようだ。もう会いたくないのになぁ。
深い深い地下の異世界の魔術師が眠る扉の前。ガッチリどころでなく、後ろから包むようにアルがぴったりと引っ付いている。目の前に負の魔力の発生源があるのだから、どれだけ警戒しても足りないだろう。
「どうです?以前と違い、はっきりとはわからないでしょう?」
特殊なガラス張りの扉の先。以前は横たわる異世界の魔術師が見えた。今は・・・・。濃い霧の先にこんもりとした影が見える。その影が何であるかは全くわからない。
「なるほど。これは居るように見えるな。何も知らなければ、これが普通の状態だと思うだろうな」
「やはり、直接確認するしかないようじゃな」
「気は進まないけどね。シェリア、絶対にアルフォンスから離れちゃダメだよ」
「わか、分かってる」
もう、嫌な予感しかしない。前は平気だったのに、今日は足が震えて倒れそうだ。
「奥まで行ったら、扉を見失いそうだな。・・・・紐を括りつけるか。緑葉、これを持っていてくれ。何かあったら引っ張る」
「ああ、わかった。気を付けるんじゃぞ」
「よし。シェリア、行くぞ」
アルは私を抱き上げて部屋の中に踏み入った。
扉の内側も霧のようなものが充満している。こんなに間近に居るのにアルの顔すらうっすらと見えるだけだ。ぴったりと引っ付いて体温を感じると少し安心できる。そんなに広くない部屋なのにいつまでたってもこんもりとした影に近づけない。アルなら10歩も歩けば辿り着けるのに。不意に霧が晴れた。目の前にはベッドがある。そこには、何もない。
「居ないな」
「居な・・・・あ・・れ・・・・」
くらりと眩暈がした。少しずつ意識が遠くなっていく。「・・リア!・・・・シェリア」アルが呼んでるのに、声が出ない。何かに引っ張られるように、闇の中に堕ちてしまった。
「シェリア!シェリア!くそっ!緑葉!紅蓮!聞こえるか!」
返事はない。
すぐ近くにいるはずなのに、聞こえていないのか?不味いな。ここは、危険だ。
突然意識を失ったシェリアをかかえて急いで紐をたどる。すぐそこの距離なのになかなか辿り着けない。秀逸な魔法が掛かっているようだ。よほど優秀な魔術師でなければ解析は難しいだろう。生憎私は戦闘が専門だからな。この手の魔術には詳しくない。
「「うわ!」」
視界が晴れたと思ったら、目の前に紅蓮の心配そうな顔があった。
「どうじゃった?」
「シェリアが意識不明だ。呼吸は安定しているし、眠っているようにも見えるが、意識はここにない。ここからすぐに離れたい」
「分かりました」
急ぎ足でその場を後にし、説明しながら、セルベージ殿の案内で元の貴賓室へと戻ってきた。客室でシェリアを休ませるよう勧められたが、シェリアから離れるわけにはいかないと断った。
「霧の向こうで何があったの?」
「あの部屋は魔術がかけられている。前はなかった。相当緻密に練られているから、私では解析はできなかった。扉からベッドまでの距離もおかしい。紐がなければ、今も部屋をさ迷っていたかもしれない。ベッドには、何もなかった。その周り50cmくらいだけ霧が晴れていたから間違いない。それを視認してすぐにシェリアの意識が途切れた」
「「「!!!」」」
「異世界の魔術師がいなくなった今、何が起こるかわからない。魂のない彼の者がひとりでに動いたとは考えられない。やはり、何者か、この世界に憎悪を抱く者が、異世界の魔術師を復活させたと考えるのが妥当だ。周到に計画を練り、あの部屋に入り込んだ。私の番もまた、その魔術師に狙われています。申し訳ありませんが、私達はすぐにローゼンタールに帰ります」
言い終わるのももどかしく、さっと席を立つとその場を後にした。セルベージ殿もこの逼迫した状況を理解しているが故に、私達を止めることはしない。手回しよく待機していた馬車に乗り込み、宿へ戻ったその足で、ビジュー王国を後にした。
ビジュー王国側は、私の正体を知らない。2年前は、ベールを着けていた上に、緑葉が認識阻害を掛けてくれたから、アルの番が聖女だと分かっているのは、王太子くらいだろう。あの王太子が気づかないとは思えない。あの人もかなりお腹は黒いと思う。あの時アルは、ベールを着けた聖女をエスコートし、しかも召喚聖女が幽閉された塔まで聖女である私を抱き上げて行った。それを先導したのは、他でもない王太子だ。番のいる獣人は、そんなこと番にしかしないということも、身をもって知っているだろう。私もこの2年でいろいろと知ったのだ。
蒼貴に乗って2日。ビジュー王国との国境にたどり着いた。一旦、森の中に降り、歩いて国境を越える。今回のことは極秘だから、私達は、冒険者の身分を使って入国した。これは、ビジュー王国側も了承している。国境から王都までは蒼貴で飛んで、1日半程度。本来なら、ローゼンタールのお城からビジュー王国の王都までは10日ほどの距離だから、蒼貴の速さが分かるというものだ。
王都の最高級の宿屋を取り、明日王宮を訪ねることになっている。新しい特殊部隊の正装を身に付けての登城だ。出発ギリギリに受け取ったそれは、私の箱庭で飼っているシルク蛾とミスリ蛾の糸を使用した防御力が高い逸品となっている。色は、ゴールド。差し色に黒・グレーが入っている。それを聞いたときは、蜜蜂?と思ったけど、実物は騎士らしくてカッコよかった。隊長のアルは黒のマントを、副隊長のエドガーは深緑のマントを身に付ける。明日、登城するのは、4人。アル、私、緑葉、紅蓮だ。ドレスじゃないのが最高に嬉しい。
翌日、私達は王宮からの迎えの馬車で登城した。態々、王太子殿下自らお出迎えだ。これには、驚いた。アルはそつなく挨拶を交わしていたけど、これ、非公式なのにいいのかな?宿屋の前を陣取る王家の紋章入りの馬車は非常に目立っている。まあ、私が考えることじゃないなとさっさとその馬車に乗り込んだ。
王宮に着くと、貴賓室に案内され、人払いをされた後、事の詳細を求められた。その全てをアルに丸投げだ。もちろん、私はアルと離れない方がいいから、ガッチリと腰を抱き寄せられても文句も言えない。緑葉と紅蓮は、後ろに控えている。私達を生温かく見つめるセルベージ殿下の視線が痛い。
「アルフォンス殿が番殿を連れてこられるなら、私も同行させればよかった」
少し羨ましそうにこちらを見ながら、セルベージ殿下は冗談にも本気にもとれることを呟いた。セルベージ殿下は番のミナリーナ様と、昨年ご結婚されている。
「同じ部隊に所属しているのもありますが、止むに止まれぬ事情もありまして・・・・。私の番がどのような身の上か、察しておられるでしょう?」
セルベージ殿下は訝しげに私に目をやった後、驚きに目を見開いた。
「ああ。成る程。言われるまで気がつきませんでした」
「それは、そうでしょうね。内密に願いますよ。ところで、異世界の魔術師は、あの部屋にいるのですね?」
「もちろん、誰にも言いはしません。・・それなんですが。・・居るように見えるのですが、外からでは明確には判断が難しいのです。見ていただければわかりますよ」
「・・・・。うむ。以前は外からでも黙視できた。やはり何かある、か。どう思う?緑葉、紅蓮」
「何か術が掛かっておるやもしれんな」
「あんまり、近づけたくないなぁ」
「だが、私から離すわけにはいかない。その方が危険だ」
「どういうことですか?」
事情を何も知らないセルベージ殿下は、訝しげにアルを見て、説明を求めた。一方、アルは神獣様達のことは避けて上手く説明している。私には絶対にできない芸当だ。何処かで綻びが出る。セルベージ殿下は、ちらりと私の方を見た後、アルに笑顔を向けた。アルはアルでセルベージ殿下に笑顔で返している。
怖い。
ふたりの笑顔が怖い。
何なの、この人達。
最終的に折れたのは、セルベージ殿下だった。
「まあ、そう言うことにしておきますよ。早速、ご覧になりますか?」
「ええ、お願いします」
やっぱり直接見ないことには埒が明かないようだ。もう会いたくないのになぁ。
深い深い地下の異世界の魔術師が眠る扉の前。ガッチリどころでなく、後ろから包むようにアルがぴったりと引っ付いている。目の前に負の魔力の発生源があるのだから、どれだけ警戒しても足りないだろう。
「どうです?以前と違い、はっきりとはわからないでしょう?」
特殊なガラス張りの扉の先。以前は横たわる異世界の魔術師が見えた。今は・・・・。濃い霧の先にこんもりとした影が見える。その影が何であるかは全くわからない。
「なるほど。これは居るように見えるな。何も知らなければ、これが普通の状態だと思うだろうな」
「やはり、直接確認するしかないようじゃな」
「気は進まないけどね。シェリア、絶対にアルフォンスから離れちゃダメだよ」
「わか、分かってる」
もう、嫌な予感しかしない。前は平気だったのに、今日は足が震えて倒れそうだ。
「奥まで行ったら、扉を見失いそうだな。・・・・紐を括りつけるか。緑葉、これを持っていてくれ。何かあったら引っ張る」
「ああ、わかった。気を付けるんじゃぞ」
「よし。シェリア、行くぞ」
アルは私を抱き上げて部屋の中に踏み入った。
扉の内側も霧のようなものが充満している。こんなに間近に居るのにアルの顔すらうっすらと見えるだけだ。ぴったりと引っ付いて体温を感じると少し安心できる。そんなに広くない部屋なのにいつまでたってもこんもりとした影に近づけない。アルなら10歩も歩けば辿り着けるのに。不意に霧が晴れた。目の前にはベッドがある。そこには、何もない。
「居ないな」
「居な・・・・あ・・れ・・・・」
くらりと眩暈がした。少しずつ意識が遠くなっていく。「・・リア!・・・・シェリア」アルが呼んでるのに、声が出ない。何かに引っ張られるように、闇の中に堕ちてしまった。
「シェリア!シェリア!くそっ!緑葉!紅蓮!聞こえるか!」
返事はない。
すぐ近くにいるはずなのに、聞こえていないのか?不味いな。ここは、危険だ。
突然意識を失ったシェリアをかかえて急いで紐をたどる。すぐそこの距離なのになかなか辿り着けない。秀逸な魔法が掛かっているようだ。よほど優秀な魔術師でなければ解析は難しいだろう。生憎私は戦闘が専門だからな。この手の魔術には詳しくない。
「「うわ!」」
視界が晴れたと思ったら、目の前に紅蓮の心配そうな顔があった。
「どうじゃった?」
「シェリアが意識不明だ。呼吸は安定しているし、眠っているようにも見えるが、意識はここにない。ここからすぐに離れたい」
「分かりました」
急ぎ足でその場を後にし、説明しながら、セルベージ殿の案内で元の貴賓室へと戻ってきた。客室でシェリアを休ませるよう勧められたが、シェリアから離れるわけにはいかないと断った。
「霧の向こうで何があったの?」
「あの部屋は魔術がかけられている。前はなかった。相当緻密に練られているから、私では解析はできなかった。扉からベッドまでの距離もおかしい。紐がなければ、今も部屋をさ迷っていたかもしれない。ベッドには、何もなかった。その周り50cmくらいだけ霧が晴れていたから間違いない。それを視認してすぐにシェリアの意識が途切れた」
「「「!!!」」」
「異世界の魔術師がいなくなった今、何が起こるかわからない。魂のない彼の者がひとりでに動いたとは考えられない。やはり、何者か、この世界に憎悪を抱く者が、異世界の魔術師を復活させたと考えるのが妥当だ。周到に計画を練り、あの部屋に入り込んだ。私の番もまた、その魔術師に狙われています。申し訳ありませんが、私達はすぐにローゼンタールに帰ります」
言い終わるのももどかしく、さっと席を立つとその場を後にした。セルベージ殿もこの逼迫した状況を理解しているが故に、私達を止めることはしない。手回しよく待機していた馬車に乗り込み、宿へ戻ったその足で、ビジュー王国を後にした。
46
あなたにおすすめの小説
残念なことに我が家の女性陣は、男の趣味が大層悪いようなのです
石河 翠
恋愛
男の趣味が悪いことで有名な家に生まれたアデル。祖母も母も例に漏れず、一般的に屑と呼ばれる男性と結婚している。お陰でアデルは、自分も同じように屑と結婚してしまうのではないかと心配していた。
アデルの婚約者は、第三王子のトーマス。少し頼りないところはあるものの、優しくて可愛らしい婚約者にアデルはいつも癒やされている。だが、年回りの近い隣国の王女が近くにいることで、婚約を解消すべきなのではないかと考え始め……。
ヒーローのことが可愛くて仕方がないヒロインと、ヒロインのことが大好きな重すぎる年下ヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。
この作品は、別サイトにも投稿しております。
表紙絵は写真ACよりチョコラテさまの作品(写真のID:266115)をお借りしております。
彼女は白を選ばない
黒猫子猫
恋愛
ヴェルークは、深い悲しみと苦しみの中で、運命の相手とも言える『番』ティナを見つけた。気高く美しかったティナを護り、熱烈に求愛したつもりだったが、彼女はどうにもよそよそしい。
プロポーズしようとすれば、『やめて』と嫌がる。彼女の両親を押し切ると、渋々ながら結婚を受け入れたはずだったが、花嫁衣装もなかなか決めようとしない。
そんなティナに、ヴェルークは苦笑するしかなかった。前世でも、彼女は自分との結婚を拒んでいたからだ。
※短編『彼が愛した王女はもういない』の関連作となりますが、これのみでも読めます。
山賊な騎士団長は子にゃんこを溺愛する
紅子
恋愛
この世界には魔女がいる。魔女は、この世界の監視者だ。私も魔女のひとり。まだ“見習い”がつくけど。私は見習いから正式な魔女になるための修行を厭い、師匠に子にゃんこに変えれた。放り出された森で出会ったのは山賊の騎士団長。ついていった先には兄弟子がいい笑顔で待っていた。子にゃんこな私と山賊団長の織り成すほっこりできる日常・・・・とは無縁な。どう頑張ってもコメディだ。面倒事しかないじゃない!だから、人は嫌いよ~!!!
完結済み。
毎週金曜日更新予定 00:00に更新します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
『完結』番に捧げる愛の詩
灰銀猫
恋愛
番至上主義の獣人ラヴィと、無残に終わった初恋を引きずる人族のルジェク。
ルジェクを番と認識し、日々愛を乞うラヴィに、ルジェクの答えは常に「否」だった。
そんなルジェクはある日、血を吐き倒れてしまう。
番を失えば狂死か衰弱死する運命の獣人の少女と、余命僅かな人族の、短い恋のお話。
以前書いた物で完結済み、3万文字未満の短編です。
ハッピーエンドではありませんので、苦手な方はお控えください。
これまでの作風とは違います。
他サイトでも掲載しています。
ただの新米騎士なのに、竜王陛下から妃として所望されています
柳葉うら
恋愛
北の砦で新米騎士をしているウェンディの相棒は美しい雄の黒竜のオブシディアン。
領主のアデルバートから譲り受けたその竜はウェンディを主人として認めておらず、背中に乗せてくれない。
しかしある日、砦に現れた刺客からオブシディアンを守ったウェンディは、武器に使われていた毒で生死を彷徨う。
幸にも目覚めたウェンディの前に現れたのは――竜王を名乗る美丈夫だった。
「命をかけ、勇気を振り絞って助けてくれたあなたを妃として迎える」
「お、畏れ多いので結構です!」
「それではあなたの忠実なしもべとして仕えよう」
「もっと重い提案がきた?!」
果たしてウェンディは竜王の求婚を断れるだろうか(※断れません。溺愛されて押されます)。
さくっとお読みいただけますと嬉しいです。
番が1人なんて…誰が決めたの?
月樹《つき》
恋愛
私達、鳥族では大抵一夫一妻で生涯を通して同じ伴侶と協力し、子育てをしてその生涯を終える。
雌はより優秀な遺伝子を持つ雄を伴侶とし、優秀な子を育てる。社交的で美しい夫と、家庭的で慎ましい妻。
夫はその美しい羽を見せびらかし、うっとりするような美声で社交界を飛び回る。
夫は『心配しないで…僕達は唯一無二の番だよ?』と言うけれど…
このお話は小説家になろう様でも掲載しております。
王弟殿下の番様は溺れるほどの愛をそそがれ幸せに…
ましろ
恋愛
見つけた!愛しい私の番。ようやく手に入れることができた私の宝玉。これからは私のすべてで愛し、護り、共に生きよう。
王弟であるコンラート公爵が番を見つけた。
それは片田舎の貴族とは名ばかりの貧乏男爵の娘だった。物語のような幸運を得た少女に人々は賞賛に沸き立っていた。
貧しかった少女は番に愛されそして……え?
【完】麗しの桃は攫われる〜狼獣人の番は甘い溺愛に翻弄される〜
こころ ゆい
恋愛
※完結しました!皆様のおかげです!ありがとうございました!
※既に完結しておりますが、番外編②加筆しました!(2025/10/17)
狼獣人、リードネストの番(つがい)として隣国から攫われてきたモモネリア。
突然知らない場所に連れてこられた彼女は、ある事情で生きる気力も失っていた。
だが、リードネストの献身的な愛が、傷付いたモモネリアを包み込み、徐々に二人は心を通わせていく。
そんなとき、二人で訪れた旅先で小さなドワーフ、ローネルに出会う。
共に行くことになったローネルだが、何か秘密があるようで?
自分に向けられる、獣人の深い愛情に翻弄される番を描いた、とろ甘溺愛ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる