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入寮です
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月日は流れ、私は、14歳になりました。相変わらずのポッチャリです。とはいっても、健康を損なうほどではありません。それに、幼児体型から少しずつ女性らしい身体になり始めました。レオナルド様が「柔らかくて気持ちいい」と言って、私に触れてくるのは変わりません。
14歳は、王立学園の高等部に通う年です。3の月から11の月まで学園の寮で過ごし、12の月からの社交シーズンに合わせて学園は休暇になります。
お兄様は、3年前に入学し、今年は最高学年です。私たち貴族の中でも高位貴族は8歳からの初等部、11歳からの中等部へは通いません。なぜなら、初等部、中等部には平民も通うため学力の差がありすぎるからです。ですから、高等部に通う平民は、中等部の教師からの推薦が必要になります。
「お父様、お母様。行って参ります」
入学式は明後日ですが、学園は王都から馬車で半日の場所にあり、学生はみんな、寮で暮らすことになります。こういった学園では珍しく、侍女や侍従、護衛を連れてはいけません。自分のことは自分で!をモットーにしているからです。荷物はすでにメイドによって部屋に運び込まれています。
「ああ。今日はクロエが一緒に行ってくれる。あまり目立たないように気を付けなさい。何かあればアレクを頼るように。レオナルドもロッテをよろしく頼むよ?私もお母様も明後日は出席する」
「はい。大丈夫ですよ。私も目立つつもりはありませんから」
「はい。お任せください」
今日は迎えに来てくださったレオナルド様と一緒に学園に向かいます。お父様は私を抱き締めたまま、何処か信用ならないといった顔をしていますが、心外です。私は平凡にのんびりと過ごしたいだけなのに・・・・。
「本当に、くれぐれも自重するように」
何故、お父様がこんなにも心配しているのか?それは、5歳で魔力玉を出してから、8歳の魔力測定までに私のチートな能力が発覚したからです!魔力量が桁違いに多く、測定不能。神様、なんてことしてくれたんですか!!!
私自身も過去世の経験からこの世界にはない考えや見つかっていない現象から魔法を構築出来ることを知り、それが楽しすぎて自重を忘れてしまったのも原因のひとつです。
ですが、お兄様やレオナルド様も大概ですよ?私が創り出した魔法の大半を発動できるのですから。しかも、私もですが、ふたりとも無詠唱まで習得しています。
どんどんと平凡で普通な人生から遠ざかって行っている気がするのは気のせいでしょうか。
お蔭で8歳の魔力測定は、お父様によって入れ換えられた私専用の魔道具で誤魔化しました。今は私が開発した魔道具で、測定できる魔力量をお兄様やレオナルド様と同じくらいにしてあります。
「ロッテ。心配はしていないけど、あなたたちにちょっかいをかけてくるお馬鹿は何処にでもいるわ。ふたりとも優良物件ですもの。何かあったら些細なことでもレオナルドに相談するのよ?」
お母様はそちらの心配ですか。私もレオナルド様も公爵家の者ですからね。
「お母様。大丈夫ですよ?目立たず大人しくしていますから」
お母様はお父様と同じようにため息を吐いています。
「レオナルド、くれぐれもよろしくね?」
「はい。なるべく一緒にいるようにします」
私、そんなに信用ないですか?
馬車に揺られること半日。漸く学園の入り口が見えてきました。お昼を過ぎてから出発した私たちが到着したのは、お日様がだいぶ傾き、夜の帳が降り始めるくらいの時間。それでも2台ほど馬車が停まっています。クロエは明後日、お父様たちと一緒に屋敷に帰るため、今日はここに泊まりです。入学式までの2日間は新入生のみ特別に侍女や侍従、護衛の寮への入室が許されています。宿泊は使用人専用の建家です。
クロエとアーデルに入寮の手続きをお願いし、私たちはソファーで出されたお茶を戴きます。半日も馬車に乗るのはあまり揺れない設計とはいえ、疲れます。
私の部屋は、最上階の西の角部屋。レオナルド様は、同じく最上階の東の角部屋でした。男女は、1階のホールを挟んで左右に別れます。2階に食堂、3階に自習室、4階に談話室があり、そこは男女共用ですが、1階からしか行けません。
「ロッテ、7時に食堂で会おう?」
「分かりました。本日はありがとうございました。また、後程」
私は自室となった部屋は、広めの1LDK。いえ、広め、ではなく、平民なら4人家族がゆったりと住めそうな広さです。さすが、公爵家に用意されただけはあります。公爵邸の私の部屋も相当に広いですから、この広さにも慣れました。
「お嬢様。まず、お召し替えを。・・・・。制服や普段のお洋服はこちらに。洗濯物は、この袋に入れてこちらのボックスに入れてください。ご自分で洗浄なさっても構いません。シーツの交換、部屋の掃除はご自分で。下位貴族のご令嬢を雇うこともできますが、紛失などのトラブルがあった場合の対処はお嬢様がすることになるため、旦那様から禁止されております。あとは、キッチンですね。ご要望のあった食材は魔道庫に入れてあります。使用された分は、構内の商会でも購入できますし、街中でも購入可能です。足りないものはないと思いますが、明後日の朝までにお言いつけくだされば、戻り次第お送りいたします」
「ええ。ありがとう。クロエも今日は大変だったでしょう?私は大丈夫だから、明日の10時くらいにまた来てくれる?」
「畏まりました。では、失礼致します、お嬢様」
クロエも早めに休ませてあげなくてはね。今日は朝から大変だったのだから。部屋のソファーでクロエの淹れてくれたお茶を飲みながら、暫しのんびりします。レオナルド様との約束の時間までにはまだ少し時間があります。
カランカラン
どなたかがこの部屋を訪ねてきたようです。クロエが忘れ物を取りに来たのかもしれませんが、部屋を見回してもそれらしきものは見当たりません。私は公爵令嬢として恥ずかしくない振る舞いを心がけながら、来客の対応へと向かいました。
「どなたかしら?」
扉越しに外の相手に誰何します。いきなり扉を開くことはご法度です。これは、家の自室で散々練習させられました。
「隣の部屋に入寮致しましたラトビアル公爵が息女、ミリーナと申します。お顔合わせ前ですが、お隣ですからご挨拶に参りました。扉は開かなくて結構です。以後、お見知りおきを」
「わざわざご足労いただき、ありがとう存じます。わたくしは、フォンテーヌ公爵が息女、シャルロットと申します。扉越しではございますが、よろしくお願い致します」
「それでは、失礼致します」
この国には公爵家が4家あり、序列が決まっています。我が家はその中でも筆頭にあたり、レオナルド様のバーデンテール公爵家とミリーナ様のラトビアル公爵家、イクリンバル公爵家が並びます。この家はお兄様と同じ年のご令嬢がいたはずです。そして、それぞれが魔法師団・医療師団・騎士団・外交団を纏めています。
つまり、そういうことです。新入生には、自国・他国問わず王女様は在籍しておりませんから、この学年では私が1番身分の高い女子生徒なわけです。
この学園にいる間は、学業の妨げになりますから、建前として身分による区別はありません。しかしそれは、あくまで、学業が関わったときの“建前”でしかありません。なぜなら、クラス分けは身分が1番、続いて成績なのですから。平民が混ざっているとはいえ、これから社交界へと赴く私たちにとって、学園はその前哨戦。小さな社交界なのです。
ですから、扉越しの挨拶というのは奇妙な感じがしますが、お誕生日パーティーで会ったことがあるとはいえ、面識がないも同然ですから無難な選択だと言えますし、好感も持てるやり方だと思います。
これから、こういった面倒なことが続くかと思うとげんなりします。さて、そろそろ時間ですし、食堂へ参りましょうか。
14歳は、王立学園の高等部に通う年です。3の月から11の月まで学園の寮で過ごし、12の月からの社交シーズンに合わせて学園は休暇になります。
お兄様は、3年前に入学し、今年は最高学年です。私たち貴族の中でも高位貴族は8歳からの初等部、11歳からの中等部へは通いません。なぜなら、初等部、中等部には平民も通うため学力の差がありすぎるからです。ですから、高等部に通う平民は、中等部の教師からの推薦が必要になります。
「お父様、お母様。行って参ります」
入学式は明後日ですが、学園は王都から馬車で半日の場所にあり、学生はみんな、寮で暮らすことになります。こういった学園では珍しく、侍女や侍従、護衛を連れてはいけません。自分のことは自分で!をモットーにしているからです。荷物はすでにメイドによって部屋に運び込まれています。
「ああ。今日はクロエが一緒に行ってくれる。あまり目立たないように気を付けなさい。何かあればアレクを頼るように。レオナルドもロッテをよろしく頼むよ?私もお母様も明後日は出席する」
「はい。大丈夫ですよ。私も目立つつもりはありませんから」
「はい。お任せください」
今日は迎えに来てくださったレオナルド様と一緒に学園に向かいます。お父様は私を抱き締めたまま、何処か信用ならないといった顔をしていますが、心外です。私は平凡にのんびりと過ごしたいだけなのに・・・・。
「本当に、くれぐれも自重するように」
何故、お父様がこんなにも心配しているのか?それは、5歳で魔力玉を出してから、8歳の魔力測定までに私のチートな能力が発覚したからです!魔力量が桁違いに多く、測定不能。神様、なんてことしてくれたんですか!!!
私自身も過去世の経験からこの世界にはない考えや見つかっていない現象から魔法を構築出来ることを知り、それが楽しすぎて自重を忘れてしまったのも原因のひとつです。
ですが、お兄様やレオナルド様も大概ですよ?私が創り出した魔法の大半を発動できるのですから。しかも、私もですが、ふたりとも無詠唱まで習得しています。
どんどんと平凡で普通な人生から遠ざかって行っている気がするのは気のせいでしょうか。
お蔭で8歳の魔力測定は、お父様によって入れ換えられた私専用の魔道具で誤魔化しました。今は私が開発した魔道具で、測定できる魔力量をお兄様やレオナルド様と同じくらいにしてあります。
「ロッテ。心配はしていないけど、あなたたちにちょっかいをかけてくるお馬鹿は何処にでもいるわ。ふたりとも優良物件ですもの。何かあったら些細なことでもレオナルドに相談するのよ?」
お母様はそちらの心配ですか。私もレオナルド様も公爵家の者ですからね。
「お母様。大丈夫ですよ?目立たず大人しくしていますから」
お母様はお父様と同じようにため息を吐いています。
「レオナルド、くれぐれもよろしくね?」
「はい。なるべく一緒にいるようにします」
私、そんなに信用ないですか?
馬車に揺られること半日。漸く学園の入り口が見えてきました。お昼を過ぎてから出発した私たちが到着したのは、お日様がだいぶ傾き、夜の帳が降り始めるくらいの時間。それでも2台ほど馬車が停まっています。クロエは明後日、お父様たちと一緒に屋敷に帰るため、今日はここに泊まりです。入学式までの2日間は新入生のみ特別に侍女や侍従、護衛の寮への入室が許されています。宿泊は使用人専用の建家です。
クロエとアーデルに入寮の手続きをお願いし、私たちはソファーで出されたお茶を戴きます。半日も馬車に乗るのはあまり揺れない設計とはいえ、疲れます。
私の部屋は、最上階の西の角部屋。レオナルド様は、同じく最上階の東の角部屋でした。男女は、1階のホールを挟んで左右に別れます。2階に食堂、3階に自習室、4階に談話室があり、そこは男女共用ですが、1階からしか行けません。
「ロッテ、7時に食堂で会おう?」
「分かりました。本日はありがとうございました。また、後程」
私は自室となった部屋は、広めの1LDK。いえ、広め、ではなく、平民なら4人家族がゆったりと住めそうな広さです。さすが、公爵家に用意されただけはあります。公爵邸の私の部屋も相当に広いですから、この広さにも慣れました。
「お嬢様。まず、お召し替えを。・・・・。制服や普段のお洋服はこちらに。洗濯物は、この袋に入れてこちらのボックスに入れてください。ご自分で洗浄なさっても構いません。シーツの交換、部屋の掃除はご自分で。下位貴族のご令嬢を雇うこともできますが、紛失などのトラブルがあった場合の対処はお嬢様がすることになるため、旦那様から禁止されております。あとは、キッチンですね。ご要望のあった食材は魔道庫に入れてあります。使用された分は、構内の商会でも購入できますし、街中でも購入可能です。足りないものはないと思いますが、明後日の朝までにお言いつけくだされば、戻り次第お送りいたします」
「ええ。ありがとう。クロエも今日は大変だったでしょう?私は大丈夫だから、明日の10時くらいにまた来てくれる?」
「畏まりました。では、失礼致します、お嬢様」
クロエも早めに休ませてあげなくてはね。今日は朝から大変だったのだから。部屋のソファーでクロエの淹れてくれたお茶を飲みながら、暫しのんびりします。レオナルド様との約束の時間までにはまだ少し時間があります。
カランカラン
どなたかがこの部屋を訪ねてきたようです。クロエが忘れ物を取りに来たのかもしれませんが、部屋を見回してもそれらしきものは見当たりません。私は公爵令嬢として恥ずかしくない振る舞いを心がけながら、来客の対応へと向かいました。
「どなたかしら?」
扉越しに外の相手に誰何します。いきなり扉を開くことはご法度です。これは、家の自室で散々練習させられました。
「隣の部屋に入寮致しましたラトビアル公爵が息女、ミリーナと申します。お顔合わせ前ですが、お隣ですからご挨拶に参りました。扉は開かなくて結構です。以後、お見知りおきを」
「わざわざご足労いただき、ありがとう存じます。わたくしは、フォンテーヌ公爵が息女、シャルロットと申します。扉越しではございますが、よろしくお願い致します」
「それでは、失礼致します」
この国には公爵家が4家あり、序列が決まっています。我が家はその中でも筆頭にあたり、レオナルド様のバーデンテール公爵家とミリーナ様のラトビアル公爵家、イクリンバル公爵家が並びます。この家はお兄様と同じ年のご令嬢がいたはずです。そして、それぞれが魔法師団・医療師団・騎士団・外交団を纏めています。
つまり、そういうことです。新入生には、自国・他国問わず王女様は在籍しておりませんから、この学年では私が1番身分の高い女子生徒なわけです。
この学園にいる間は、学業の妨げになりますから、建前として身分による区別はありません。しかしそれは、あくまで、学業が関わったときの“建前”でしかありません。なぜなら、クラス分けは身分が1番、続いて成績なのですから。平民が混ざっているとはいえ、これから社交界へと赴く私たちにとって、学園はその前哨戦。小さな社交界なのです。
ですから、扉越しの挨拶というのは奇妙な感じがしますが、お誕生日パーティーで会ったことがあるとはいえ、面識がないも同然ですから無難な選択だと言えますし、好感も持てるやり方だと思います。
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