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第一章 召喚、とやらをされたらしくて
告白する(1/2)
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入学から早くも半年が経った。
俺とミラは親友と呼べるくらいまで仲良くなって。
ペアでやる授業では必ずミラとペアになるしミラも俺を信頼して自分のことも話してくれるようになった。
それで分かったのがミラには双子の妹がいるらしい。
自分とそっくりらしくてよく間違われるのが悩みでイメチェンでもしようかと言っていた。
そんなミラを可愛く思いながら話を続ける。
「それで、どんな髪型が似合うと思う?」
「そうだなー……ミラなら何でも似合うと思うけど。けど、妖精型は髪が長いイメージある」
「そうだね。髪が長くて綺麗なほど魔力が高いと思われてるから妖精型は髪を伸ばしてる人が多いよ。でも、実際は髪の色なんだよね。そこはどこの種族も共通。一番魔力が高いのは白銀。その次が金、一番低いのは黒、かな」
「そうかー……って、おい!それって俺のことじゃねぇか!」
「しょうがないよ。人間型は元々魔力が低い種族なんだから」
「マジかよー……まさか巨人型より低いのか!?」
「んー……そうかも。まぁ、巨人型も魔力は高い方じゃないよ。その代わり力が凄いけどね。まさにノヴァ先生が巨人型の理想的な見本だよ」
「あー……なんか納得した。小人型は?」
「小人型は一番平均的じゃないかな。どちらかと言えば力が強いかなって感じ」
「ふーん……じゃあさ、獣人型は?」
「シンヤ、魔力講座みたいになってるけど」
「いいからいいから!俺、そう言うの覚えるの苦手なんだよなー」
「仕方ないな……獣人型は両極端だよ。それこそ髪の毛の色で決まるね。髪が白銀に近ければ近いほど魔力が高くて黒に近ければ近いほど力がある。どちらも共通してるものと言えば身体能力の高さだね」
「ふーん……それ聞くと人間型っていいとこねぇな」
「まぁ、一番弱いと思われてるし見下される対象ではあるね。でも、何故か神格を手に入れるのは人間型が多いんだよ」
「神格?」
「大魔法使いってことだよ。確か、人間界では神様って呼ばれる存在だったかな」
「へぇ!神様、ねぇ……」
そう言えば、カナは獣人型だったな……
髪の色は……白銀じゃなかったか!?
アイツ、実はすげぇ奴だったの!?
「ちなみにこの学校の学園長も人間型だよ」
「マジで!?なってるとかじゃなくて!?」
「うん。本物」
「やっぱり、学園長もすげぇ人なのか?」
「当たり前だよ!神格を持ってるし!」
「へぇ!神格持ってても全員が神様になる訳じゃねぇんだな」
「そうだね。だからこの学校では人間型を差別する生徒が少ないんじゃないかな」
「なるほどなー……あ、ちなみにカナエール・ミリアータって知ってるか?」
俺がカナの名前を出すといきなりガタッとミラが立ち上がる。
「知ってるも何も!獣人型で初めて成人後すぐに神格が与えられた伝説の人だよ!人間型になるのは苦手だったみたいで獣人型のまま人間界によく行ってたらしいよ」
「はぁっ!?人間界!?神格持つとそんな簡単に行けるのか!?」
「神様だよ?行けるに決まってるでしょ。あぁ、でも、問題を起こしたらしくて神格は剥奪されちゃったんだよね。今は行方不明扱いになってるよ。噂によるともう死んでるとか。僕も会ってみたかったなぁ……」
いやいや、俺の保護者代わりですけど。
なんて、言えるはずもなく。
つーか、アイツ、全部話すとか言ってたくせに全然話してねぇじゃん!
神様とか初めて知ったぞ!
それに何が時間調整は出来るかも知れないけど保証は出来ない、誰も試したことがない、だよ!
お前、何度も行ってたらしいじゃん!
これは帰ったら即行問い詰めてやる……
そんなことを考えていたらミラが話しかけてくる。
「ところで、どうしてその名前を知ってるの?」
「えっ!?あ、いやー……あ!ま、前にファインたちに聞いたんだよ!尊敬する魔法使いはいるかってそしたらその名前が……」
「へぇ!先輩は会ったことあるんだね!いいなぁ、羨ましいよ」
そう言って笑うミラにドキッとする。
なんか初めて会ったときと変わってときめかなくなってるけどきっとこの顔にも慣れたんだな。
半年も見てるし。
まぁ、ミラが笑う度にドキドキしてたら心臓もたねぇし有難いっちゃ有難い。
放課後、今日はアースが当番らしいのに中々迎えに来ないので俺が代わりに迎えに行くとその途中でミラを見つけた。
声をかけようとしたが他の男と一緒にいて話しかけづらい雰囲気を出してたので思わず壁に隠れてしまった。
その場を離れようとするがどうも体が上手く言うことを聞いてくれない。
こっそりと二人の様子を見ると男の方が口を開いた。
「ミライヤ・フェアリーノ!お前が好きだ!俺と付き合ってくれないか!?」
その言葉を聞いて驚愕する。
告白?
ミラが?
いや、超絶美人だし当たり前だけど!
こんな場面に遭遇してしまうなんて予想外でこんなことなら大人しくアースを自分の教室で待ってればよかったなんて後悔ももう遅くて。
相も変わらず動こうとしない体はそのまま二人の会話を聞く。
「はぁ?正気?有り得ないんだけど。ミレイユと間違えてるんじゃないの?」
「そ、そんなはずない!ま、まさかもう、シンヤ・フォレストールと付き合っているのか!?」
「……ちょっと。それもないよ。でも、まぁ、君と比べればシンヤの方が好きだけどね」
それを聞いた瞬間、ミラ!と飛び出しそうになって誰かに止められた。
俺とミラは親友と呼べるくらいまで仲良くなって。
ペアでやる授業では必ずミラとペアになるしミラも俺を信頼して自分のことも話してくれるようになった。
それで分かったのがミラには双子の妹がいるらしい。
自分とそっくりらしくてよく間違われるのが悩みでイメチェンでもしようかと言っていた。
そんなミラを可愛く思いながら話を続ける。
「それで、どんな髪型が似合うと思う?」
「そうだなー……ミラなら何でも似合うと思うけど。けど、妖精型は髪が長いイメージある」
「そうだね。髪が長くて綺麗なほど魔力が高いと思われてるから妖精型は髪を伸ばしてる人が多いよ。でも、実際は髪の色なんだよね。そこはどこの種族も共通。一番魔力が高いのは白銀。その次が金、一番低いのは黒、かな」
「そうかー……って、おい!それって俺のことじゃねぇか!」
「しょうがないよ。人間型は元々魔力が低い種族なんだから」
「マジかよー……まさか巨人型より低いのか!?」
「んー……そうかも。まぁ、巨人型も魔力は高い方じゃないよ。その代わり力が凄いけどね。まさにノヴァ先生が巨人型の理想的な見本だよ」
「あー……なんか納得した。小人型は?」
「小人型は一番平均的じゃないかな。どちらかと言えば力が強いかなって感じ」
「ふーん……じゃあさ、獣人型は?」
「シンヤ、魔力講座みたいになってるけど」
「いいからいいから!俺、そう言うの覚えるの苦手なんだよなー」
「仕方ないな……獣人型は両極端だよ。それこそ髪の毛の色で決まるね。髪が白銀に近ければ近いほど魔力が高くて黒に近ければ近いほど力がある。どちらも共通してるものと言えば身体能力の高さだね」
「ふーん……それ聞くと人間型っていいとこねぇな」
「まぁ、一番弱いと思われてるし見下される対象ではあるね。でも、何故か神格を手に入れるのは人間型が多いんだよ」
「神格?」
「大魔法使いってことだよ。確か、人間界では神様って呼ばれる存在だったかな」
「へぇ!神様、ねぇ……」
そう言えば、カナは獣人型だったな……
髪の色は……白銀じゃなかったか!?
アイツ、実はすげぇ奴だったの!?
「ちなみにこの学校の学園長も人間型だよ」
「マジで!?なってるとかじゃなくて!?」
「うん。本物」
「やっぱり、学園長もすげぇ人なのか?」
「当たり前だよ!神格を持ってるし!」
「へぇ!神格持ってても全員が神様になる訳じゃねぇんだな」
「そうだね。だからこの学校では人間型を差別する生徒が少ないんじゃないかな」
「なるほどなー……あ、ちなみにカナエール・ミリアータって知ってるか?」
俺がカナの名前を出すといきなりガタッとミラが立ち上がる。
「知ってるも何も!獣人型で初めて成人後すぐに神格が与えられた伝説の人だよ!人間型になるのは苦手だったみたいで獣人型のまま人間界によく行ってたらしいよ」
「はぁっ!?人間界!?神格持つとそんな簡単に行けるのか!?」
「神様だよ?行けるに決まってるでしょ。あぁ、でも、問題を起こしたらしくて神格は剥奪されちゃったんだよね。今は行方不明扱いになってるよ。噂によるともう死んでるとか。僕も会ってみたかったなぁ……」
いやいや、俺の保護者代わりですけど。
なんて、言えるはずもなく。
つーか、アイツ、全部話すとか言ってたくせに全然話してねぇじゃん!
神様とか初めて知ったぞ!
それに何が時間調整は出来るかも知れないけど保証は出来ない、誰も試したことがない、だよ!
お前、何度も行ってたらしいじゃん!
これは帰ったら即行問い詰めてやる……
そんなことを考えていたらミラが話しかけてくる。
「ところで、どうしてその名前を知ってるの?」
「えっ!?あ、いやー……あ!ま、前にファインたちに聞いたんだよ!尊敬する魔法使いはいるかってそしたらその名前が……」
「へぇ!先輩は会ったことあるんだね!いいなぁ、羨ましいよ」
そう言って笑うミラにドキッとする。
なんか初めて会ったときと変わってときめかなくなってるけどきっとこの顔にも慣れたんだな。
半年も見てるし。
まぁ、ミラが笑う度にドキドキしてたら心臓もたねぇし有難いっちゃ有難い。
放課後、今日はアースが当番らしいのに中々迎えに来ないので俺が代わりに迎えに行くとその途中でミラを見つけた。
声をかけようとしたが他の男と一緒にいて話しかけづらい雰囲気を出してたので思わず壁に隠れてしまった。
その場を離れようとするがどうも体が上手く言うことを聞いてくれない。
こっそりと二人の様子を見ると男の方が口を開いた。
「ミライヤ・フェアリーノ!お前が好きだ!俺と付き合ってくれないか!?」
その言葉を聞いて驚愕する。
告白?
ミラが?
いや、超絶美人だし当たり前だけど!
こんな場面に遭遇してしまうなんて予想外でこんなことなら大人しくアースを自分の教室で待ってればよかったなんて後悔ももう遅くて。
相も変わらず動こうとしない体はそのまま二人の会話を聞く。
「はぁ?正気?有り得ないんだけど。ミレイユと間違えてるんじゃないの?」
「そ、そんなはずない!ま、まさかもう、シンヤ・フォレストールと付き合っているのか!?」
「……ちょっと。それもないよ。でも、まぁ、君と比べればシンヤの方が好きだけどね」
それを聞いた瞬間、ミラ!と飛び出しそうになって誰かに止められた。
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