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番外編
カナエールの学生時代 仲間割れ(1/2)
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進級試験でチーム対抗戦が採用された。
クラスも何も関係ない。
強いチームだけが進級出来る仕組みだ。
そして、この学校に留年はない。
この試験に落ちれば退学となる。
わざわざチームごとに個室が用意されて試験が終わるまでの間はここで作戦会議やら寝泊りをしろと言われた。
部屋には洗面所、脱衣所、風呂場の他にダブルベッドが二つ並んでいるだけで女二人は良いとしても男三人で寝るには狭いと言うかそんな男三人並んで寝るなんてまっぴらごめんだ。
そう思っていたらロキが口を開く。
「これはこれは……お世辞にも良い部屋とは言えないね。ベッドの取り合いが起きそうだ。先にベッドで寝られる条件を決めよう。何か意見は?」
「じゃんけんはどうだ?公平だろう!」
「ヴォルス。残念だけどじゃんけんは公平ではないね。ミサは心が読める。カナエールも心は読めずとも持ち前の身体能力の高さで誰が何を出すか感じ取れるだろうし……却下だ」
「ぬぅ……」
「私とアイリスは二人一緒にベッドで寝るから問題ない。お前らだけで決めてくれ」
「ミサ。それは不公平じゃないかい?確かに男だけの問題ではあるがそこは男女平等だよ」
「えー、ロキのケチー!あたしたちのどっちかは床で寝ろってこと?」
「誰も床で寝ろとは言っていないさ。でも、そうなるようにはしたいね。なるべく公平な方法で」
「……それなら、活躍順にしたら良い。試験はチーム対抗戦。五対五のチーム戦ならそれで問題ない。一対一の試合公式だったら勝ちをおさめた場合はかかった時間が短い順。負けた場合はその逆。かかった時間が長い順でベッドを使えば良い。これなら、ミサとアイリスが最下位にならないだけで二人はずっとベッドを独占出来る」
「うーん……確かに。カナエールの意見は良いかも知れない。もし仮にミサとアイリスのどちらかが最下位になったとしても男側は活躍順で寝るから変なわだかまりも出来ないしね」
「変なわだかまりって?ミサは分かる?」
「私も分からない」
「例えばだよ。ミサたちに俺たちの誰となら寝られるかと聞くとする。すると回答は偏るだろう?俺たちも男だからね。女に選ばれないって言うのは劣等感が生まれるものさ。それに対してカナエールの案を採用すると仮に活躍順が俺、ヴォルス、ミサ、カナエール、アイリスとなったとしよう。この場合は俺とヴォルス、ミサとカナエールがベッドを使う。アイリス、ヴォルス、カナエール、俺、ミサとなった場合はアイリスとヴォルス、カナエールと俺がベッドを使う。しかし、ミサ、カナエール、アイリス、ヴォルス、俺になった場合。活躍順にすればミサとカナエール、アイリスとヴォルスだが、そこはやっぱり女同士男同士の方が気楽だからね。ミサとアイリス、カナエールとヴォルスがベッドを使う。どうだ?公平だろう?つまり、活躍したものほどベッドで寝られると言うことだね」
「あぁ!なるほど!確かに!これならまぁ、公平、かな?カナエール頭良いね!」
「……確かにな。これなら私も異論はない」
「うむ!我も異論はないぞ!カナエールの出した案だからな!」
「それじゃあ、それで決定だね。続いて作戦会議といきたいところだが……邪魔だな」
ロキの言葉に何者かがいることを察した。
全員が警戒態勢に入る。
「なるほど。中々頭が良いね。敵の作戦を聞いて作戦を練る、か。俺たちは負けるなんてこれっぽっちも思っていないから全然思い浮かばなかったよ。見えないけれどよくよく周りの気配を感じればスパイの他に使い魔までいるね。さて、今日のベッド争奪戦は誰が一番多くスパイから情報を聞き出せるか、にしよう。異論はあるかい?」
ロキの案に異論はない。
全員が同時に返事をする。
「「「「なし」」」」
「よし。結界魔法は発動しといた。各自、好きなように行動しろ」
ロキのその言葉を合図にそこまで広くない部屋の中をまずはヴォルスが暴れる。
「うおぉぉぉぉぉおっ!」
恐怖からか少し揺らいだ隙を見計らって僕が一人を捕まえた。
「一人」
「なっ!?カナエール!それは我の獲物ぞ!」
「ははっ!カナエールにやられたな!ヴォルス!横取り、それも一つの良い案だ!有り!」
ヴォルスは悔しそうに次の獲物を探す。
その間にもミサは使い魔をアイリスも一人、ロキに至っては三人も捕まえていた。
数分で全てのスパイ、使い魔を捕まえてそれぞれ情報を聞き出す。
それが終わると吹き飛ばすかのように部屋から追い出し結界魔法をかけなおした。
「さて。では、情報交換といこうか。情報が被ったら一番情報が少ない奴の一ポイントとしよう」
その結果、ロキ、ミサ、僕、アイリス、ヴォルスと言う順番になる。
「じゃあ、今日、ベッドを使うのは俺とカナエール、ミサとアイリスに決まりだね。ヴォルスは対抗戦で頑張ると良い。この勝負は正直、ヴォルスには不利だったからね。さて、これからは本当の作戦会議だけど……俺たちに作戦なんか必要あるかい?」
「えー、そりゃあ、あるでしょ?なんで必要ないと思うの?」
「少なくとも情報を得た二〇チームに関しては俺たちの足元にも及ばないだろう?もし彼らと当たっても対抗戦ではなくただのゲーム、お遊びになるさ」
「……その油断が命取りになるかも知れん。作戦は練っておいて損はないだろう。私たちはこの学校のトップとして決して負けることは許されない」
「がっはっはっ!ミサは頭が固いぞ!カッチカチだ!我らも負けるときは負ける。完璧ではないのだからな。ロキが作戦は不要と言うのなら不要でも良いではないか」
ヴォルスがそう言うとミサが思いっきりヴォルスを睨み付ける。
「貴様のその性格が私は好かん。貴様のような者を脳筋、と言うのだろう?もっとトップと言う自覚を持て」
「我に喧嘩を売っているのか?受けて立とうではないか!妖精型如きが我に勝とうなど片腹痛いわ!」
その瞬間、部屋一面が氷漬けになった。
「……貴様……妖精型を愚弄するとは私を本気で怒らせたいらしいな」
「ちょっ、ちょっと!二人とも!止めなさい!ミサもヴォルスもお互い悪いわよ!」
「何を言っている?アイリス。我は馬鹿にされたのだぞ?女に馬鹿にされるなど屈辱以外の何者でもない」
「か、カナエールの方がミサ以上にヴォルスを馬鹿にしているじゃない!」
「カナエールは我より強い。我より弱ければ捻り潰している。女は男に傅いてれば良いのだ。口答え、反抗など愚かしい!身の程を弁えろ!」
その言葉に仲裁に入ろうとしたアイリスまでミサ側に付く。
「何よ、それ?女ってだけで頼りにもならない男の後ろにいなきゃいけないの?一歩後ろを歩けって?ふざけるんじゃないわよ。あたしはミサ側に付くわ。男女差別は大嫌いなの」
「勝手にしろ。例え二対一だろうと我が女に負けることは有り得んからな」
僕は黙ってその行く末を見守る。
正直、こんなのに割って入りたくない。
ただでさえ良い部屋と言えないこの部屋は一日を過ごすことなく荒れた部屋になるのだろう。
ロキをチラッと見ると怒っているようだった。
いつものように笑っていない。
それに気付いたのは僕だけ。
僕は慌てて口を開いた。
「ま、待って!ロキは決して相手が弱いから作戦を立てない訳じゃない。ミサが言った通り僕たちはトップだから、僕たちなら作戦なんか立てなくても臨機応変に対応出来ると思っての作戦不要なんだよ。下手に作戦を立てるとそれに引っ張られてミスをするかも知れない。それを回避するために作戦不要が作戦。だから、みんなが争う必要はない」
「カナエール。悪いがその話は後回しだ。私は今、この脳筋に愚弄されたことを怒っている」
「そうだよ!女は足手纏いって言われたのよ!?怒らずにいられる!?」
「カナエールの頼みだとしてもこればかりは聞き届けられないな。我は女如きに馬鹿にされ黙っているほど大人しくはないぞ」
「だ、だから……今はロキの質問にちゃんと答えて……」
僕が喋り終わる前にヴォルスが動く。
それに合わせミサとアイリスは警戒態勢を取った。
その瞬間、ロキがいきなりダンッと足を床に降ろす。
ロキの行動にそれかその音に驚いたのか全員が硬直した。
そして、みんなを睨みながらたった一言言葉を零す。
「止めろ」
それは僕たちが聞いたロキの声で一番低いものだった。
クラスも何も関係ない。
強いチームだけが進級出来る仕組みだ。
そして、この学校に留年はない。
この試験に落ちれば退学となる。
わざわざチームごとに個室が用意されて試験が終わるまでの間はここで作戦会議やら寝泊りをしろと言われた。
部屋には洗面所、脱衣所、風呂場の他にダブルベッドが二つ並んでいるだけで女二人は良いとしても男三人で寝るには狭いと言うかそんな男三人並んで寝るなんてまっぴらごめんだ。
そう思っていたらロキが口を開く。
「これはこれは……お世辞にも良い部屋とは言えないね。ベッドの取り合いが起きそうだ。先にベッドで寝られる条件を決めよう。何か意見は?」
「じゃんけんはどうだ?公平だろう!」
「ヴォルス。残念だけどじゃんけんは公平ではないね。ミサは心が読める。カナエールも心は読めずとも持ち前の身体能力の高さで誰が何を出すか感じ取れるだろうし……却下だ」
「ぬぅ……」
「私とアイリスは二人一緒にベッドで寝るから問題ない。お前らだけで決めてくれ」
「ミサ。それは不公平じゃないかい?確かに男だけの問題ではあるがそこは男女平等だよ」
「えー、ロキのケチー!あたしたちのどっちかは床で寝ろってこと?」
「誰も床で寝ろとは言っていないさ。でも、そうなるようにはしたいね。なるべく公平な方法で」
「……それなら、活躍順にしたら良い。試験はチーム対抗戦。五対五のチーム戦ならそれで問題ない。一対一の試合公式だったら勝ちをおさめた場合はかかった時間が短い順。負けた場合はその逆。かかった時間が長い順でベッドを使えば良い。これなら、ミサとアイリスが最下位にならないだけで二人はずっとベッドを独占出来る」
「うーん……確かに。カナエールの意見は良いかも知れない。もし仮にミサとアイリスのどちらかが最下位になったとしても男側は活躍順で寝るから変なわだかまりも出来ないしね」
「変なわだかまりって?ミサは分かる?」
「私も分からない」
「例えばだよ。ミサたちに俺たちの誰となら寝られるかと聞くとする。すると回答は偏るだろう?俺たちも男だからね。女に選ばれないって言うのは劣等感が生まれるものさ。それに対してカナエールの案を採用すると仮に活躍順が俺、ヴォルス、ミサ、カナエール、アイリスとなったとしよう。この場合は俺とヴォルス、ミサとカナエールがベッドを使う。アイリス、ヴォルス、カナエール、俺、ミサとなった場合はアイリスとヴォルス、カナエールと俺がベッドを使う。しかし、ミサ、カナエール、アイリス、ヴォルス、俺になった場合。活躍順にすればミサとカナエール、アイリスとヴォルスだが、そこはやっぱり女同士男同士の方が気楽だからね。ミサとアイリス、カナエールとヴォルスがベッドを使う。どうだ?公平だろう?つまり、活躍したものほどベッドで寝られると言うことだね」
「あぁ!なるほど!確かに!これならまぁ、公平、かな?カナエール頭良いね!」
「……確かにな。これなら私も異論はない」
「うむ!我も異論はないぞ!カナエールの出した案だからな!」
「それじゃあ、それで決定だね。続いて作戦会議といきたいところだが……邪魔だな」
ロキの言葉に何者かがいることを察した。
全員が警戒態勢に入る。
「なるほど。中々頭が良いね。敵の作戦を聞いて作戦を練る、か。俺たちは負けるなんてこれっぽっちも思っていないから全然思い浮かばなかったよ。見えないけれどよくよく周りの気配を感じればスパイの他に使い魔までいるね。さて、今日のベッド争奪戦は誰が一番多くスパイから情報を聞き出せるか、にしよう。異論はあるかい?」
ロキの案に異論はない。
全員が同時に返事をする。
「「「「なし」」」」
「よし。結界魔法は発動しといた。各自、好きなように行動しろ」
ロキのその言葉を合図にそこまで広くない部屋の中をまずはヴォルスが暴れる。
「うおぉぉぉぉぉおっ!」
恐怖からか少し揺らいだ隙を見計らって僕が一人を捕まえた。
「一人」
「なっ!?カナエール!それは我の獲物ぞ!」
「ははっ!カナエールにやられたな!ヴォルス!横取り、それも一つの良い案だ!有り!」
ヴォルスは悔しそうに次の獲物を探す。
その間にもミサは使い魔をアイリスも一人、ロキに至っては三人も捕まえていた。
数分で全てのスパイ、使い魔を捕まえてそれぞれ情報を聞き出す。
それが終わると吹き飛ばすかのように部屋から追い出し結界魔法をかけなおした。
「さて。では、情報交換といこうか。情報が被ったら一番情報が少ない奴の一ポイントとしよう」
その結果、ロキ、ミサ、僕、アイリス、ヴォルスと言う順番になる。
「じゃあ、今日、ベッドを使うのは俺とカナエール、ミサとアイリスに決まりだね。ヴォルスは対抗戦で頑張ると良い。この勝負は正直、ヴォルスには不利だったからね。さて、これからは本当の作戦会議だけど……俺たちに作戦なんか必要あるかい?」
「えー、そりゃあ、あるでしょ?なんで必要ないと思うの?」
「少なくとも情報を得た二〇チームに関しては俺たちの足元にも及ばないだろう?もし彼らと当たっても対抗戦ではなくただのゲーム、お遊びになるさ」
「……その油断が命取りになるかも知れん。作戦は練っておいて損はないだろう。私たちはこの学校のトップとして決して負けることは許されない」
「がっはっはっ!ミサは頭が固いぞ!カッチカチだ!我らも負けるときは負ける。完璧ではないのだからな。ロキが作戦は不要と言うのなら不要でも良いではないか」
ヴォルスがそう言うとミサが思いっきりヴォルスを睨み付ける。
「貴様のその性格が私は好かん。貴様のような者を脳筋、と言うのだろう?もっとトップと言う自覚を持て」
「我に喧嘩を売っているのか?受けて立とうではないか!妖精型如きが我に勝とうなど片腹痛いわ!」
その瞬間、部屋一面が氷漬けになった。
「……貴様……妖精型を愚弄するとは私を本気で怒らせたいらしいな」
「ちょっ、ちょっと!二人とも!止めなさい!ミサもヴォルスもお互い悪いわよ!」
「何を言っている?アイリス。我は馬鹿にされたのだぞ?女に馬鹿にされるなど屈辱以外の何者でもない」
「か、カナエールの方がミサ以上にヴォルスを馬鹿にしているじゃない!」
「カナエールは我より強い。我より弱ければ捻り潰している。女は男に傅いてれば良いのだ。口答え、反抗など愚かしい!身の程を弁えろ!」
その言葉に仲裁に入ろうとしたアイリスまでミサ側に付く。
「何よ、それ?女ってだけで頼りにもならない男の後ろにいなきゃいけないの?一歩後ろを歩けって?ふざけるんじゃないわよ。あたしはミサ側に付くわ。男女差別は大嫌いなの」
「勝手にしろ。例え二対一だろうと我が女に負けることは有り得んからな」
僕は黙ってその行く末を見守る。
正直、こんなのに割って入りたくない。
ただでさえ良い部屋と言えないこの部屋は一日を過ごすことなく荒れた部屋になるのだろう。
ロキをチラッと見ると怒っているようだった。
いつものように笑っていない。
それに気付いたのは僕だけ。
僕は慌てて口を開いた。
「ま、待って!ロキは決して相手が弱いから作戦を立てない訳じゃない。ミサが言った通り僕たちはトップだから、僕たちなら作戦なんか立てなくても臨機応変に対応出来ると思っての作戦不要なんだよ。下手に作戦を立てるとそれに引っ張られてミスをするかも知れない。それを回避するために作戦不要が作戦。だから、みんなが争う必要はない」
「カナエール。悪いがその話は後回しだ。私は今、この脳筋に愚弄されたことを怒っている」
「そうだよ!女は足手纏いって言われたのよ!?怒らずにいられる!?」
「カナエールの頼みだとしてもこればかりは聞き届けられないな。我は女如きに馬鹿にされ黙っているほど大人しくはないぞ」
「だ、だから……今はロキの質問にちゃんと答えて……」
僕が喋り終わる前にヴォルスが動く。
それに合わせミサとアイリスは警戒態勢を取った。
その瞬間、ロキがいきなりダンッと足を床に降ろす。
ロキの行動にそれかその音に驚いたのか全員が硬直した。
そして、みんなを睨みながらたった一言言葉を零す。
「止めろ」
それは僕たちが聞いたロキの声で一番低いものだった。
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