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第七章:狂気の食卓、あるいは終焉の抱擁
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ルタムは、まるで壊れ物を運ぶような手つきで、ぐったりとしたリュシアンを自身の作業小屋へと連れ去った。
そこは、森の湿った土の匂いと、鉄錆のような血の香りが混じり合う、彼だけの聖域。
部屋の中央に置かれた古びた木製の食卓には、常軌を逸した「献立」が並んでいた。
椅子へとリュシアンの四肢を縛り付けてテーブルの用意をしたルタムが微笑む。
「さあ、リュリュ。あの方に汚された身体を内側から清めるには、私の一部を、私の愛を、直接取り込んでいただくのが一番です」
ルタムは微笑み、湯気の立つスープ皿をリュシアンの前に置いた。
それは、粗く挽かれた内臓が浮き沈みする、赤黒く濃厚なスープだった。鉄分を含んだ独特の臭気が鼻腔を突き、リュシアンは吐き気を堪えて身悶えする。
「お行儀が悪いですよ。──飲みなさい」
拒絶を許さぬ冷徹な命令。口を割られて、ロートを咥えさせられる。無理やり流し込まれた温い液体が喉を焼き、リュシアンの胃を不浄な重みで満たしていく。
追い打ちをかけるように、ルタムは銀のフォークで、ねっとりと脂の乗った脳髄のソテーを切り分けた。
「これはあの方よりもずっと賢かった者の名残です。さあ、口を開けて。そう、良い子だ」
無理やり完遂させられた食事により、リュシアンの瞳からは光が失われ、ただ絶望だけが濁った膜のように張り付いた。
その瞬間、ルタムの丁寧な仮面が、音を立てて崩れ落ちる。
「うん、よく頑張りましたね、リュシアン。これでようやく、あなたは私と一つになる準備が整った」
突如、ルタムの口角が吊り上がり、剥き出しになった牙が月光にぎらりと光った。
彼はリュシアンを乱暴に作業台へと押し倒すと、太い粗縄で手足を、皮膚が裂けるほどの強さで縛り上げる。
自由を奪われたリュシアンの身体を、ルタムはもはや一人の人間としてではなく、一塊の肉として見つめていた。
「ああ、素晴らしい! 私だけの、私だけの糧だ……!」
ルタムは獰猛な獣のように、リュシアンの剥き出しの肩へと食らいついた。
肉を断ち切る鋭い音が響き、熱い鮮血がルタムの顔を赤く染め上げる。リュシアンの絶叫は、ルタムの喉を鳴らす恍惚の唸りにかき消された。
蹂躙はそれだけに留まらない。
ルタムは自身の剛直を突き立て、リュシアンの腹の底を、内側から食い破るかのような暴力的な速度で突き上げた。
それは結合という名の捕食だった。一突きごとに、リュシアンの生は削り取られ、代わりにルタムの濁った狂気が注ぎ込まれていく。ルタムの雄は醜く膨れた節くれだったそれだった。太さも長さもリュシアンのそれに比べ物にならない。小児の腕ほどもあろうかというそれを愛しいものとするようなきれいな正常位で突き立てる。内臓ごと押し上げられ、人が踏み込んで良いとは思えぬ深みまで押し入られる。
死に体となり、白目を剥いて震えるだけのリュシアン。
ルタムはその首筋に鼻を埋め、溢れ出す血の匂いと、恐怖に震える最期の鼓動を、骨の髄まで堪能し尽くしていた。
「美味しいです、リュリュ。あなたは、世界で一番美味しい……」
泥と血と、得体の知れない愛にまみれたルタムの眼差しは、永遠に溶けることのない暗闇そのものだった。
そこは、森の湿った土の匂いと、鉄錆のような血の香りが混じり合う、彼だけの聖域。
部屋の中央に置かれた古びた木製の食卓には、常軌を逸した「献立」が並んでいた。
椅子へとリュシアンの四肢を縛り付けてテーブルの用意をしたルタムが微笑む。
「さあ、リュリュ。あの方に汚された身体を内側から清めるには、私の一部を、私の愛を、直接取り込んでいただくのが一番です」
ルタムは微笑み、湯気の立つスープ皿をリュシアンの前に置いた。
それは、粗く挽かれた内臓が浮き沈みする、赤黒く濃厚なスープだった。鉄分を含んだ独特の臭気が鼻腔を突き、リュシアンは吐き気を堪えて身悶えする。
「お行儀が悪いですよ。──飲みなさい」
拒絶を許さぬ冷徹な命令。口を割られて、ロートを咥えさせられる。無理やり流し込まれた温い液体が喉を焼き、リュシアンの胃を不浄な重みで満たしていく。
追い打ちをかけるように、ルタムは銀のフォークで、ねっとりと脂の乗った脳髄のソテーを切り分けた。
「これはあの方よりもずっと賢かった者の名残です。さあ、口を開けて。そう、良い子だ」
無理やり完遂させられた食事により、リュシアンの瞳からは光が失われ、ただ絶望だけが濁った膜のように張り付いた。
その瞬間、ルタムの丁寧な仮面が、音を立てて崩れ落ちる。
「うん、よく頑張りましたね、リュシアン。これでようやく、あなたは私と一つになる準備が整った」
突如、ルタムの口角が吊り上がり、剥き出しになった牙が月光にぎらりと光った。
彼はリュシアンを乱暴に作業台へと押し倒すと、太い粗縄で手足を、皮膚が裂けるほどの強さで縛り上げる。
自由を奪われたリュシアンの身体を、ルタムはもはや一人の人間としてではなく、一塊の肉として見つめていた。
「ああ、素晴らしい! 私だけの、私だけの糧だ……!」
ルタムは獰猛な獣のように、リュシアンの剥き出しの肩へと食らいついた。
肉を断ち切る鋭い音が響き、熱い鮮血がルタムの顔を赤く染め上げる。リュシアンの絶叫は、ルタムの喉を鳴らす恍惚の唸りにかき消された。
蹂躙はそれだけに留まらない。
ルタムは自身の剛直を突き立て、リュシアンの腹の底を、内側から食い破るかのような暴力的な速度で突き上げた。
それは結合という名の捕食だった。一突きごとに、リュシアンの生は削り取られ、代わりにルタムの濁った狂気が注ぎ込まれていく。ルタムの雄は醜く膨れた節くれだったそれだった。太さも長さもリュシアンのそれに比べ物にならない。小児の腕ほどもあろうかというそれを愛しいものとするようなきれいな正常位で突き立てる。内臓ごと押し上げられ、人が踏み込んで良いとは思えぬ深みまで押し入られる。
死に体となり、白目を剥いて震えるだけのリュシアン。
ルタムはその首筋に鼻を埋め、溢れ出す血の匂いと、恐怖に震える最期の鼓動を、骨の髄まで堪能し尽くしていた。
「美味しいです、リュリュ。あなたは、世界で一番美味しい……」
泥と血と、得体の知れない愛にまみれたルタムの眼差しは、永遠に溶けることのない暗闇そのものだった。
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