遠矢は小悪魔♡ 同性♂の同級生とラブラブのホモセックスする仲になってしまった!!

クートフ

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Part 1. 良平、後ろの席の遠矢と親しくなる

友達から、恋人へ

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 ケンカの後、良平と吉川との間はあいかわらずぎくしゃくしていたが、かわりに遠矢と喋っていた。
 放課後の予定がなくなったので、遠矢の家に遊びに行くことが多くなった。遠回りになるが、特に気にならない。
 周囲は良平と吉川がこじれているのを感じて遠巻きにしていたが、やがて飽きてきたのか、いつも通りのさわがしさを取り戻していった。

 ま、しばらくしたら吉川との間もなんとかなるだろう。徐々に元に戻せばいいさ。良平はそんな風に楽観視していた。

 教室のホワイトボードに、大きく良平と遠矢の名が入った相合い傘が書かれているときまでは。

 いつも通り談笑しながら良平と遠矢は登校した。
 二人が教室に入ると、ホワイトボードには大きな相合い傘が描かれ、良平と遠矢の名が書かれていた。

「はぁー?」

 良平は思わす声を発した。

「誰だよこれ書いた奴!」

 良平はイレイサーで消しつつ、教室を見回した。
 クラスメイト達は黙って良平を見つめている。

「誰か気をきかせたんじゃねえの?」

 机に脚を乗せ、座った椅子をゆらしていた吉川が言った。

「手前ェか! 相変わらず陰湿な事しやがって!」
「知らねえってばよ! 俺も反省したんだわ。男同士だって、今はアリだろ。照れんな照れんな」
「手前ェ……」

 良平は吉川に詰め寄った。
 そんな良平に、女子のグループの島田が髪を弄りながら言った。

「でもさ、切詰くんと馬宮くん、最近家反対なのに行きも帰りも一緒だよね。仲がいいったって度を超してない?って最近結構言われてるよ。ねー、馬宮くん」

 島田は遠矢の方を見て言った。
 良平はハッとして遠矢をみた。
 遠矢は顔を真っ赤にし、うつむいて震えていた。
 良平の視線に気づくと、顔を隠すように押さえ、教室から走り出て行った。

「おい遠矢!」

 良平は吉川と島田を睨むと、遠矢を追って走り出した。

「待てってば!」

 階段を駆け下りる遠矢に良平が叫ぶ。
 三段飛ばしで駆け下り、遠矢の肩を掴む。遠矢が叫んだ。

「来ちゃだめだよ! 僕がおかしいんだから! ごめんね、気持ち悪かっただろうに……」
「んなことねえって……気にすんなっつったろ?」
「そんなこと言っても、どうせ良平だって僕のそばからいなくなっちゃうんだ! 今までだってみんなそうだったんだから!」

 遠矢の目から大粒の涙が零れる。
 良平はそれをみて、強烈な庇護欲におそわれる。

「お前がおかしいなら、俺はどうなるんだよ……」
「え?」

 良平は遠矢を引き寄せると、その唇に唇を押し当てた。

「んーっ!」

 腕の中で遠矢が暴れる。
 相変わらず、細くて、華奢で、可愛らしくて……。暖かい唇の感触……。
 良平が唇を離すと、遠矢は大声で啼きだした。
 良平は慌てて釈明する。

「すまん! 他にやり方わかんなくて! やっぱ嫌だったか?」
「嫌なわけないよ!」

 遠矢は良平の胸にすがりついた。

「本当に、良平はいなくなったりしない?」
「しないよ。ずっとそばにいるよ。だから泣くな」

 良平は遠矢を抱きしめた。
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