遠矢は小悪魔♡ 同性♂の同級生とラブラブのホモセックスする仲になってしまった!!

クートフ

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Part 3. 遠矢を探して

長谷部薫※

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 薫は、断じて「バルボア」という店については教えてくれなかった。
 バーの客も、薫に口止めされているらしく、誰も教えてくれない。

「オレはそこまで踏み越えてはいないからなあ」

 という人もいたので、ヤバい店だというのはなんとなく分かってきていた。
 だからといって何もしないわけにもいかず、近隣の路地や店を探して回った。
 夜遅くまで探し回り、くたくたになってゲイバー通りに戻ると、そのままテーブルに突っ伏して寝てしまった良平を、薫が連れ帰って寝かせてくれた。
 何度か良平はゲイバーでダウンし、気がつくと薫のベッドで目を覚ました。
 くー、くー、と目の前で寝息を立てている薫の顔をしげしげと見て、つくづく綺麗な人だと思う。

「後は裸で寝る癖さえなければなあ……」
「なによー、いつもこうしてるのよ。潜り込んでるのは良平なんだから、文句言われる筋合いないでしょー」
「起きてたの? 言ってくれよー」
「良平も脱いで抱き枕代わりにしていいよ」

 薫が意地の悪い笑顔を浮かべる。

「う……」

 ぴょこん、と良平のペニスが跳ね上がる。
 そういえば良平のお尻にも、長くて熱いものが当たっていた。
 しばらく悶々としていたが、やがて耐えきれなくなってタオルケットのしたをちらり、と見た。

『長い……ていうか凹凸全然ない』

 遠矢のそれも同じ男のものとは思えないほど綺麗だったが、薫のそれは別の方向の美しさを湛えていた。

『こういう人のって、みんなこんななのかな……』

 良平は少し劣等感を覚える。

「興味ある?」

 薫がにんまりとしてこちらを見ていた。

「遠矢のも凄い綺麗で、なんか……こういう人のってみんなこんなに綺麗なのかな、と」
「あんたねえ……」

 薫が良平の額を小突く。

「こういうときに他の人の話を持ち出すもんじゃないの。君、則子ちゃんと寝てるときもそんなこと言ってるんじゃないでしょうね」
「さすがにそれは……」
「私は男だからいいって?」
「そういうわけじゃないけど……」

 いや、そうかもしれない。結局の所、自分は遠矢をそういう対象と見なしてなかったんだろうか、と思う。薫さんに対しても。

「オレのって不格好なんで」
「そんなのそれこそ個人差よ。みんな違ってみんないいの」

 薫は既に大きくなっていた良平のそれをぎゅっと掴んだ。

「あらあら、感度良好じゃない」

 薫がにっこりと笑った。
 良平はその瞳に吸い込まれそうになる。
 思わず唇を寄せたが、土壇場で顎を引いた。

「一応、彼女いるんで……」
「彼女ってどっち? 則子ちゃん? それとも……」

 どうなのだろう。遠矢の手がかりを掴んでから、則子とはあまり会えていない。
 良平は誤魔化すように言った。

「彼女持ちには手を出さないって言ってなかった?」
「そうね。でも、こっちならいいんじゃない?」

 薫の指が、滑り込むように良平のお尻に入った。

『んっ……!』

 いつ入れられたのかもわからなかった。
 くいっと指が動いて、良平の中をかき回す。

「あの子とは散々してたんでしょ?」

 薫が耳元で囁きかける。

「試しはしたんだけど……途中で怖くなってやめちゃったんで」
「あらあらあらあら! 良平って処女なんだ!」

 薫は目をらんらんと輝かせて、良平の上にまたがった。

「男といけないことしておいて、一番美味しいとこ味わってないんじゃない。それはいけないなあ……」

 薫は良平の首筋にふっと息を吹きかけた。
 良平の全身にぞくぞくっと快感が駆け抜ける。
 それは遠矢との比ではなかった。

「ねえ、良平の処女もらっちゃっていい?」
「それは……んあっ!」

 薫の指が良平の奥の部分をそっと撫で、良平は声を上げた。

「あらぁ、結構開発してあるじゃない。カレ、惜しかったわねえ。やっぱり処女と童貞じゃこんなもんかなあ」

 薫の指と唇が良平の敏感な部分を撫でる。

「んんんっ!」

 良平は気づかない間に、シャツもパンツも脱がされていた。
 薄暗い部屋で、長身で整った薫の影が良平の上にかかる。
 そして、長い髪がオーラのようにその影の背をかたどっていた。
 薫のしなやかで筋肉質な身体が良平を包み、それが触れた良平の肌は電気が走ったように快感に包まれる。
 その長い髪もまた、良平の肌を撫でるようにさわさわと撫でる。
 則子もショートヘアだったから、こういう感覚は初めて味わった。

「なめてみる?」

 良平の眼前に、長くて黒く光ったペニスが差し出される。
 良平は吸いつけられるように、それを口に含んだ。

『長、い……っ!』

 巨大な舌のように、滑らかなそれは良平の口内を蹂躙した。

「んっ、んっ、んっ!」

 良平は一心不乱にそれを舐める。
 薫が短いストロークで良平の喉奥を突いた。

「んがっ……」

 良平は呻いたが、軽い吐き気だけで不快感はほとんどない。
 むしろ、体内が侵されているのを感じる程度のほどよい刺激感。

『上手いんだ……』

 良平は思った。

『俺、遠矢にこんなこと全くできてなかった。自分の気持ちいいようにつつくばっかりで』

(抱いてる/抱かれてるときに、他の相手の事考えてるんじゃないよ)
 良平は薫の言葉を思い出して、その考えを打ち消した。
 良平が落ちついてきたのを見計らって、体内の薫の指が良平の弱いところをきゅ、と触る。

「んんっ!」

 身体の底の快感が喉から飛び出るような嘔吐感。
 見越したように薫が口から抜ける。

「んがっ! ああっ! あああっ!」

 良平は声を発した。

「ほーらほら、どうどうどう?」

 薫の指が良平の弱いところを的確についていく。

「うあっ! ああっ! ああああっ!」

 頂点まで高まりかけたところで、薫の指が抜けていく。

「ああっ! なんでっ! なんでっ!!」
「一応、答えもらわないと」

 薫が耳元で囁きかけた。

「良平の処女、もらっていい?」

 良平の耳に、首筋に、脳内に、ぞくぞくぞくっという感覚が走り抜ける。

「して、ください……」

 良平は息も絶え絶えに言った

「なにを?」

 薫が意地悪に訊く。

「ちんこで奥をついてください! オレの処女、もらって!」
「オッケーッ!」
「ンンッ!」

 薫のそれが何の引っかかりもなく良平の中に滑り込んだ。
 まるで、その形を把握しているかのように曲がり、良平の中は薫で満たされる。
 そしてその先端が良平の弱い部分を掴み、的確について行く。

「アアッ! ンンンンッ! アアーッ!」

 良平は叫んだ。
 そのペニスと睾丸が、いや脊髄から脳も含めて良平の体内の気持ちいい部分が全て薫に握られたようなものだった。

 ブシュッ、シュッ、チュッ!

 良平の先端から液が漏れる。
 その間も薫の全身は良平の全てを包み、撫で、舌で愛撫する。
 イソギンチャクの中に投げ込まれたようだ。
 いや、それは良平の体内もそうだ。
 良平は中から、外から、いや心の内側まで、快楽の園に支配されたようだった。

「アォンッ! ンアッ! アハッ! アハァッ!!」

 良平は身体の底から、快楽だけを突かれ、快楽だけを吐き出す1本の肉棒になって、快楽を吐き出した。

 ドピュッ! ピュッ! ビュッビュッ!

 良平の意識は暗転した。
 気がつくと、良平は赤ん坊のように薫の裸体にしがみついていた。
 筋肉質だが、柔らかさをも併せ持つ身体。どうやったらこんな身体が出来上がるのだろう。
 薫の体温に、良平は母の胎内にいるかのような安らぎを感じた。

『男として抱かれた後だってのに……』

 薫は良平を抱きながら、スマホを眺めていた。
 反対側の手で煙草をくゆらせている。
 良平が起きたのに気づくと、灰皿で煙草を消した。

「まずいとこ見られちゃったな。やめるつもりなんだけどねー」

 薫はばつが悪そうに言った。
 美人がそんな顔をすると、妙に可愛く思える。
 店の男達が薫に執着するわけがわかるような気がした。

「言っとくけど、手加減したからね。学生さんにはまだ早いよ」

 良平の心を見透かしたように薫は言った。

「マジで……」

 良平はベッドに倒れ伏した。
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