妄想女医・藍原香織の診察室

Piggy

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迷走編

11話【off duty】小山内 慎一:ダーツバー(藍原編)

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 ダーツバーなんてしゃれたところに来るのは初めて。周りを見ると、カップルだらけだわ。何だか大人な雰囲気でドキドキしちゃうけど、近くに楓ちゃんと大橋くんもいるし、大丈夫よね……?

「香織ちゃん、もう少しこう腕を高くすると、もっと当たりやすいよ」

 小山内くんが後ろからあたしの腕をそっと掴む。ちょっと近すぎるんじゃない? って思うけど、反対の手があたしのお腹あたりをさりげなく支えて、同時に男性用のコロンみたいな爽やかな匂いが鼻をくすぐって、あたしは身動きが取れない。まくった袖から見える前腕の筋肉が、逞しい。

「ほら、こうして持つと、コントロールよくなるよ」

 小山内くんが、あたしの耳元で囁きながら、あたしの右手の指の上に自分の手を重ねる。優しくなぞるように指を動かされ、思わず体が硬くなる。

「……香織ちゃん、緊張してる?」
「う、うん、そうね……」

 やめて、耳元は禁止。スイッチが入っちゃうから……! もう、四人なら大丈夫と思って来たのに、楓ちゃんと大橋くんたら、あんな遠くでお酒飲んでる。もっとそばにいてよ……。

「ほら、もっと胸張って」

 小山内くんがぐいとあたしの体を後ろから押した。

「ひゃあっ」

 体が密着して、小山内くんの股間があたしの腰にピタッと……。いや別に、新條くんと違って、すでに勃起してるとか、そういうわけではないんだけど。だけど、……何だろう、この違和感……? 

 むずむず。何だか居心地が悪くて腰を動かすと、小山内くんがふふっと笑った。

「ちょっと香織ちゃん、俺のこと誘ってる? そんなに腰動かさないでよ、感じちゃうじゃん」
「えっ、いや、全然そんなつもりじゃっ」
「あ、ごめん。俺の、当たってた?」
「え」
「でかくてごめんね。気にしないで」
「……え」

 ちょっと待って。この違和感……。え、これ、小山内くんの……例のヤツですか? 勃起してないのに、こんなにデカいんですか!?
 思わず振り向くと、小山内くんがにこりと笑った。

「そんなに意識されると、俺のも意識しちゃうよ?」

 そしてもう一度ぐいと腰を押しつけられる。

「あ……っ、ちょ、お、小山内くんっ」
「慎一でいいってば」
「し、慎一くん、ちょっとくっつきすぎ……」
「だってそうしないと教えられないじゃん」

 小山内くんのモノが、さっきより少しだけ大きくなっていて……それだけでも、びっくりするほどの存在感。こんなものくっつけてきて、意識するななんて、無理に決まってるじゃない! これ、完全にスタンバイしたら、いったいどれだけの大きさになっちゃうのかしら!?

「ほら香織ちゃん、ちゃんと構えて……」

 そういって小山内くんが腰を落とす。彼のモノは、ちょうどあたしのお尻の割れ目に密着して……『あっ、ちょっと、何してるの……』『ん? 香織ちゃんに、擦りつけてるの』『や、やめてよ、ダーツ中でしょ……』『うんそうだよ、俺のダーツが、香織ちゃんのブルを狙ってる……』そういう小山内くんの手がするりとあたしの太ももを撫でてスカートの中に入る。下着の寄せてあたしの中心に滑り込んだ指が、ぬるりと入り口を撫でて……『ひゃあっ』『あれ、香織ちゃんのブル、濡れてるね……もう、いつでも当ててって感じ?』『やだ、そんなこと……っ、んんっ』あたしの言葉なんて無視して、小山内くんの太い中指が、つるつるとあたしの中へ侵入した。耳元の小山内くんの声が熱を帯びる。『ふふっ、まずは1本……』小山内くんの指が中でくちゅくちゅとうごめいて、あたしは思わずきゅっと内ももを閉じる。『ああっ、だめ、そんな、動かさないで……っ』『どうして? 動かすほうが、どんどん濡れてくるよ?』ゆっくりと動く1本の指がすっと抜かれたかと思うと、もっと強い圧迫感があたしの下半身を襲う。『ああ……っ、や、慎一くん、なに……っ』『はは。2本目も、ブルズアイ……』小山内くんの中指と薬指が同時に入って、ぐちぐちとあたしの中をかき回す。『あっ、あっ、ダメっ、そんなにしたら……っ』『そんなにしたら、何?』『そんなにしたら、あ……っ、ぬ、濡れちゃう……っ』2本の指から繰り出される快感の波動に、あたしの中は素直に反応する。水音がみるみる大きくなって、もうあたしから溢れる愛液が小山内くんの手を濡らし、滴りそうなほどだ。次第に足に力が入らなくなり、崩れ落ちそうになるあたしを、小山内くんがぐいと支えて壁に押しつけた。あたしは両手を壁に突いて、何とか立とうとするけれど、小山内くんの2本の指の動きが徐々に激しくなり、もう膝が折れそうになる。『ああっ、あっ、ダメっ、そんなに、したら……っ、あっ、いっ、イクっ、イク――ッ!』子宮の入り口まで突き上げるような2本の指の律動に、得も言われぬ快感が一気に広がる。あたしはガクガクと膝を震わせながら、絶頂を迎えた。『あ……ッ、は……、しん、いち、くん……っ』息も絶え絶えに壁に寄り掛かるあたしの腰を、小山内くんがぐいと引っ張った。『え……っ』小山内くんが、熱くたぎる太い楔を、あたしの達した部分に当てがう。『香織ちゃん。まだ、3本目、投げてないよ……?』そういうと、太いものが一気にあたしを貫いた。『あああ……ッ!?』はじめは何が起こったのかわからなかった。何かとてつもなく大きくて太いものがあたしの中を満たし、それから、それが前後に動き始めて、あたしは初めて、彼のモノがあたしの中を蹂躙しているんだとわかった。『ああっ、あっ、やあっ……!』『ああ、香織ちゃんの中、すげぇ締まる……ッ』小山内くんが激しく腰を前後に振る。彼の太く屹立したそれは、とても大きくて、あたしの中は予想を超える快感にすっかり飲みこまれてヒクヒクとその壁を震わす。『んあっ、はあっ、すご……い、ああ、も、壊れそ……っ』パンパンと後ろから激しく腰を打ちつけられ、あたしのアソコは太すぎる彼を咥え込むので必死だ。熱棒が奥を突くたびに、そこから鈍い快感が波のように広がってあたしを満たす。『ああっ、すげ……っ、香織ちゃんの、すげぇ締めつけてくる……っ、もう、ぐちょぐちょで、きゅうきゅうだよ……ッ』あたしはもう夢中で腰を突き出して、必死に快感を受け止める。『ああっ、いいのっ、すごく、太くて、大きい……っ、あっ、もっと、そう、あ、いいっ、また、イッちゃうっ、っあ、ああっ……っ、あああ――ッ!』

 チュチュチュチューン!

『ブルズアーイっ』

「すごいじゃん香織ちゃん、ど真ん中!」

 え? ……え、え? やだ、気がついたらあたし、ダーツ投げてた!? うそ、3本とも真ん中に刺さってるし!?

「すごいね、素質あるよ、香織ちゃん」

 背後から小山内くんに声をかけられる。ひゃあ、まさか妄想で小山内くんがあたしのブルズアイに3本打ち込んでる最中に、自分で本当に3本打ち込んでるなんて! これはもはや、あたしの妄想も達人の域に達しつつあるわね……!

「いやあ、俺も負けてらんねえな」

 小山内くんは何も知らずに自分のダーツを投げ始めるけど、あたしは妄想のおかげで自分のパンツがしっとりと濡れてることに気づいちゃう。ああもうやだ、小山内くんのイチモツがあまりに大きいもんだから、ついこんな妄想を……! トイレ、トイレはどこかしら……あれ、いつの間にか楓ちゃんたちがカウンターにいない。やだ、どこに行ったの? あたしをこんな状態で置いて行かないでよ……。
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