33 / 80
Ⅱ 幽閉
14. 繰り返し、掻き立てられる欲情
しおりを挟む
あらかじめ人形に命じていた通り、浴槽には温かい湯が満たされ、洗い場には防水処理が施された長椅子が用意されていた。
その長椅子にレイを座らせると、魔王は石鹸を泡立て、欲望の名残にまみれたレイの体を洗い始めた。
その途端、眠りかけていたレイが、ビクッと震え、目を覚ます。
「ん……うんんっ………」
淫薬によって高められた体は、まだその効果を色濃く残し、些細な刺激にも敏感に反応した。レイの萎えていたものが、股の間からたちまち起き上がるのを見て、魔王はレイの脚を左右に大きく開いた。そして、その脚の間に自分の体を割り込ませると、股座に顔をうずめ、レイのものを口に含んだ。
魔王の舌先がちろちろと、先端の感じやすい部分を刺激する。人間の常識では考えられないほど、魔族の舌は柔軟に動く。その舌はやがて、亀頭部分のくびれに、半ば巻き付くように這わされ、その場所を重点的に、ずるずると舐め回った。
「はっ……ああっ! んっ、んんっ……」
されるがままに翻弄され、繰り返し掻きたてられる欲情――それに抗うすべを何一つ持たず、レイは淫らな声を上げて、身を任せる他なかった。
「ううぁ……はあっ、はあっ、んくっ、ん……あああ!」
花や小鳥をかたどった、美しい装飾の施された浴室内の壁に、レイの喘ぎ声が反響する。
自らの発するその淫らな声に羞恥を覚え、レイは震える両手で自分の口を塞いだ。
「んっ……むっ……ふっう! ……んんんんっ!」
荒い呼吸音の合間に、くぐもった声が漏れる。
今にも爆発しそうなレイの欲望を口に含みながら、魔王は目元を綻ばせた。
(本当に……可愛いな……私のレイは……)
声を上げまいと必死になっている、レイの純情な反応が、愛おしさを倍増させる。
魔王はレイの尻の下に手を差し入れると、先程まで自身の欲望を押し込んでいた箇所を指でなぞった。
「はうっ! うあっ、あああっ!」
声を抑えることもできず、レイはびくびくと体を痙攣させて、快楽の支配にその身を任せた。
大量に注ぎ込まれた魔王の欲望のしるしが、とろりと溢れ出す。濡れそぼった秘所は、抵抗もなく魔王の指を呑み込んでいった。
「あっ、ううっ……んあぁ……は……」
レイの声が次第に小さくなり、頭が前後にぐらぐらと揺れ始める。上体を支えることさえ困難なその様子に、魔王はレイの体力が尽きかけているのを感じ取った。
(無理もない……)
魔力を使い果たして眠り込んでいるところを襲い、束縛の術で負荷をかけた上、淫薬を使い何度も達かせたのだから、いつ体力が尽きても不思議はない。
そろそろ休ませてやらねばレイの体が持たないと思い、魔王は喉奥までレイの欲望を呑み込むと、口内で引き絞るようにしごき始めた。
「んんぅ、ううっ、ふっ……はあっ、はあっ、うっ、ああああ!」
とどめとばかりに激しい刺激を与えられ、レイは魔王の髪を掴んで絶頂を迎えた。
何度も搾り取られた精液は薄く、量も少なかったが、魔王は最後の一滴を飲み込むまで、レイを口内から解放しなかった。
「はっ……はあっ…はあっ…魔…王……もう、離して……くれ……」
苦しげに息を弾ませたレイの上体が、ぐらりと倒れ掛かってくる。
魔王はやっと、レイのものを口から引き抜くと、力なく崩れ落ちようとしていた体を抱きとめた。
「……大丈夫か、レイ? 眠ってしまってもよいぞ。私が体を清め、寝台に寝かしつけてやるから、後は任せるがよい」
「んん……」
レイにかけられていた緩い束縛の術は、もうとっくに効力が切れていたが、疲れきった体は鉛のように重く感じられ、レイはもう今更、抵抗する気にもなれなかった。
意識が朦朧とする中、レイは魔王に体を洗われ、いつのまにか太い腕に抱きしめられながら、温かい湯の中に浸されていた。
――信じ難いことに、ひどく、心地が良かった。
レイはその感覚に逆らおうとしたが、結局あきらめて、魔王の分厚い胸元に寄りかかった。
(いいさ……今はもう……何も考えられない……。考えるのは……明日だ……明日……)
魔王の手がいたわるように優しく、レイの髪を撫で上げる。
レイはうっとりと目を閉じ、魔王にもたれかかったまま、心地よい眠りに落ちていった。
その長椅子にレイを座らせると、魔王は石鹸を泡立て、欲望の名残にまみれたレイの体を洗い始めた。
その途端、眠りかけていたレイが、ビクッと震え、目を覚ます。
「ん……うんんっ………」
淫薬によって高められた体は、まだその効果を色濃く残し、些細な刺激にも敏感に反応した。レイの萎えていたものが、股の間からたちまち起き上がるのを見て、魔王はレイの脚を左右に大きく開いた。そして、その脚の間に自分の体を割り込ませると、股座に顔をうずめ、レイのものを口に含んだ。
魔王の舌先がちろちろと、先端の感じやすい部分を刺激する。人間の常識では考えられないほど、魔族の舌は柔軟に動く。その舌はやがて、亀頭部分のくびれに、半ば巻き付くように這わされ、その場所を重点的に、ずるずると舐め回った。
「はっ……ああっ! んっ、んんっ……」
されるがままに翻弄され、繰り返し掻きたてられる欲情――それに抗うすべを何一つ持たず、レイは淫らな声を上げて、身を任せる他なかった。
「ううぁ……はあっ、はあっ、んくっ、ん……あああ!」
花や小鳥をかたどった、美しい装飾の施された浴室内の壁に、レイの喘ぎ声が反響する。
自らの発するその淫らな声に羞恥を覚え、レイは震える両手で自分の口を塞いだ。
「んっ……むっ……ふっう! ……んんんんっ!」
荒い呼吸音の合間に、くぐもった声が漏れる。
今にも爆発しそうなレイの欲望を口に含みながら、魔王は目元を綻ばせた。
(本当に……可愛いな……私のレイは……)
声を上げまいと必死になっている、レイの純情な反応が、愛おしさを倍増させる。
魔王はレイの尻の下に手を差し入れると、先程まで自身の欲望を押し込んでいた箇所を指でなぞった。
「はうっ! うあっ、あああっ!」
声を抑えることもできず、レイはびくびくと体を痙攣させて、快楽の支配にその身を任せた。
大量に注ぎ込まれた魔王の欲望のしるしが、とろりと溢れ出す。濡れそぼった秘所は、抵抗もなく魔王の指を呑み込んでいった。
「あっ、ううっ……んあぁ……は……」
レイの声が次第に小さくなり、頭が前後にぐらぐらと揺れ始める。上体を支えることさえ困難なその様子に、魔王はレイの体力が尽きかけているのを感じ取った。
(無理もない……)
魔力を使い果たして眠り込んでいるところを襲い、束縛の術で負荷をかけた上、淫薬を使い何度も達かせたのだから、いつ体力が尽きても不思議はない。
そろそろ休ませてやらねばレイの体が持たないと思い、魔王は喉奥までレイの欲望を呑み込むと、口内で引き絞るようにしごき始めた。
「んんぅ、ううっ、ふっ……はあっ、はあっ、うっ、ああああ!」
とどめとばかりに激しい刺激を与えられ、レイは魔王の髪を掴んで絶頂を迎えた。
何度も搾り取られた精液は薄く、量も少なかったが、魔王は最後の一滴を飲み込むまで、レイを口内から解放しなかった。
「はっ……はあっ…はあっ…魔…王……もう、離して……くれ……」
苦しげに息を弾ませたレイの上体が、ぐらりと倒れ掛かってくる。
魔王はやっと、レイのものを口から引き抜くと、力なく崩れ落ちようとしていた体を抱きとめた。
「……大丈夫か、レイ? 眠ってしまってもよいぞ。私が体を清め、寝台に寝かしつけてやるから、後は任せるがよい」
「んん……」
レイにかけられていた緩い束縛の術は、もうとっくに効力が切れていたが、疲れきった体は鉛のように重く感じられ、レイはもう今更、抵抗する気にもなれなかった。
意識が朦朧とする中、レイは魔王に体を洗われ、いつのまにか太い腕に抱きしめられながら、温かい湯の中に浸されていた。
――信じ難いことに、ひどく、心地が良かった。
レイはその感覚に逆らおうとしたが、結局あきらめて、魔王の分厚い胸元に寄りかかった。
(いいさ……今はもう……何も考えられない……。考えるのは……明日だ……明日……)
魔王の手がいたわるように優しく、レイの髪を撫で上げる。
レイはうっとりと目を閉じ、魔王にもたれかかったまま、心地よい眠りに落ちていった。
17
あなたにおすすめの小説
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
心からの愛してる
マツユキ
BL
転入生が来た事により一人になってしまった結良。仕事に追われる日々が続く中、ついに体力の限界で倒れてしまう。過労がたたり数日入院している間にリコールされてしまい、あろうことか仕事をしていなかったのは結良だと噂で学園中に広まってしまっていた。
全寮制男子校
嫌われから固定で溺愛目指して頑張ります
※話の内容は全てフィクションになります。現実世界ではありえない設定等ありますのでご了承ください
番解除した僕等の末路【完結済・短編】
藍生らぱん
BL
都市伝説だと思っていた「運命の番」に出逢った。
番になって数日後、「番解除」された事を悟った。
「番解除」されたΩは、二度と他のαと番になることができない。
けれど余命宣告を受けていた僕にとっては都合が良かった。
2026/02/14 累計30万P突破御礼バレンタインSS追加しました
2026/02/15 累計いいね♡7777突破御礼SS 19時に公開します。
様々な形での応援ありがとうございます!
君に望むは僕の弔辞
爺誤
BL
僕は生まれつき身体が弱かった。父の期待に応えられなかった僕は屋敷のなかで打ち捨てられて、早く死んでしまいたいばかりだった。姉の成人で賑わう屋敷のなか、鍵のかけられた部屋で悲しみに押しつぶされかけた僕は、迷い込んだ客人に外に出してもらった。そこで自分の可能性を知り、希望を抱いた……。
全9話
匂わせBL(エ◻︎なし)。死ネタ注意
表紙はあいえだ様!!
小説家になろうにも投稿
すべてを奪われた英雄は、
さいはて旅行社
BL
アスア王国の英雄ザット・ノーレンは仲間たちにすべてを奪われた。
隣国の神聖国グルシアの魔物大量発生でダンジョンに潜りラスボスの魔物も討伐できたが、そこで仲間に裏切られ黒い短剣で刺されてしまう。
それでも生き延びてダンジョンから生還したザット・ノーレンは神聖国グルシアで、王子と呼ばれる少年とその世話役のヴィンセントに出会う。
すべてを奪われた英雄が、自分や仲間だった者、これから出会う人々に向き合っていく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる