道楽草

十三岡繁

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降圧剤

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※もちろん私は医学の専門家ではないし、完全に門外漢だと言ってもいい。ここに書いている事は間違っているかも知れないし、他にも多くの高血圧による弊害があるかもしれない。だからあくまでこれは個人的な考えだという事で読んで欲しい。

 知り合いが内視鏡手術をすることになった。手術の内容自体は難しいものではないようだが、全身麻酔をするとの事だ。

 よく全身麻酔をしてそのまま目覚めない事があるという言う話を聞く。麻酔自体効く仕組みが解明されていないので、そんな事もあるのかなと思っていたが、どうも勘違いだった様だ。

 麻酔の作用事態で目が覚めないなんて事はないそうだ。ではどうしてそんな噂があるのかと言えば、麻酔の作用の一つで血圧低下というものがあるそうだ。血圧が下がるので血栓が詰まりやすくなる。それで脳梗塞を起こす人がいるらしいのだ。これは結構確率としては高いらしい。

 普段血圧が高いというのは確かに褒められた話ではない。しかしそれを改善するために降圧剤を飲んだりするの個人的にはおかしな理屈だと思っている。血圧が高くなるのには高くなった理由があるはずだ。まずはそこを改善しなければ、単に血圧だけを下げれば脳梗塞を起こす確率が上がるだけだろう。

 一言で脳卒中と言っても、血管が破れる脳出血と詰まってしまう脳梗塞がある。栄養が十分でない時代に成長期を迎えた今の高齢者世代であれば、血管が薄くて脳出血の危険があるので、降圧剤で血圧を下げるというのは分からなくもない。しかし現在の中高年にはそれは当てはまらない。実際にこの世代の脳卒中の大半は脳梗塞である。降圧剤は脳梗塞を起こす確率を上げているんじゃないかとすら思う。

 高血圧の診断基準も国内外で色々と相違がある様だ。降圧剤を処方されている方は、是非ご自分の目でも色々と調べてみて欲しい。薬は基本的には毒と変わらない。毒をもって毒を制すことは時には必要だと思うので、その存在意義をどうこう言うわけではないが、あまりにも気軽に服用するのもどうかと思う。

 最後に知人の手術の成功を祈って終わりとしたい。

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