道楽草

十三岡繁

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ガソリンスタンド2

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 群馬県でガソリンスタンドの数が、ここ10年で3割減ったというニュースを聞きました。ここで以前書いた『ガソリンスタンド』の中で、車の燃費がここ10年で25%以上伸びているというデータについて書きましたが、それに若者の車離れと人口減を加えるとさもありなんな数字なんじゃないでしょうか?

 3割というとかなり体感できる数字だと思うんですが、1割なんかは実感はわきにくいです。日本人の人口のピークは2008年の1億2808万4千人らしいですが、現在は多分1億2千万人を切っています(外国人を除いた数です)。1億2千万人の1割は1200万人なので、まだそこまでは行ってません。ただ年間で100万人は減って行く勢いなのであと3~4年後には1割減となるのでしょう。2割減となると15年後くらいでしょうか?

 1割引きのクーポンがあってもお得感は薄いです。でも2割減だとちょっと心が動くんじゃないでしょうか? ポテトチップスで中身を1割減らしたステルス値上げは気付きにくいですが、2割だとおやっ?て思うような気がします。人口に関しては極端に若年層が減って高齢者が増えて来るので、単純な頭数以上に悲惨だとは思いますが、二割減ったらかなり体感的に来るものがあるんじゃないでしょうか?バスに乗っても電車に乗っても、街を歩いていても人間が二割減るという事です(実際にはもっと)。

 それがいい事なのか悪い事なのかは、色々と見方や考え方はあるでしょう。ただ現在の社会インフラの2割は不要になるという事です。相変わらずビルを建て直して床面積を増やして道路も作り続けています。行政によっては新幹線誘致なんかも未だにしています。まだ日本の人口が増えていた頃に造り上げた社会システムがそのままなんだから仕方が無いんでしょうね。政治もそっちを向いています。人間が2割減れば社会活動も2割減ります。もしかしたら放っておいてもCO2排出量も2割減るのかもしれません。

 米だけでなく、他の食べ物も需要が2割減ります。ラーメン屋も牛丼屋もハンバーガーチェーンも2割不要になって、小中高、大学はそれ以上に要らなくなります。2100年ぐらいに人口は半分まで減るという予測の様ですが、個人的には全然もっと早いと思っています。少子化は加速してますし、マスコミではあまり報道されていませんが、死者数も異常なほどに増えているからです。

 半分のインパクトは凄いですね。幸か不幸か自分が生きているうちにそこまでは行かないと思いますが、3割減ぐらいまでは見る事になるかもしれないなとは感じています。それがユートピアかと言えば、そんな風には思えません。
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