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第一章 - 出会いと成長
17話 エリゼと冒険の相談
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お城での訓練も最近では飽きてきてしまった。というのも、魔法はお城にある書庫の魔術書を全て読破してしまった。それに、魔術師団長のガードナーさんからも「教えられることはもう無い」と言われてしまった。剣術も騎士団長のセリオスから指導を受けるが、魔法の訓練より簡単に習得してしまった。
暇で軍の練習場で訓練を眺めていた。セリオスさんから剣術を教えてもらっている時に知り合った、セリオスさんの娘のエリゼだ。金髪で色白だが健康的で、頬が桃色で可愛く、活発的で元気な娘のエリゼが、パタパタと足音を鳴らしながら駆け寄ってきた。
「レイニーお兄ちゃんっ!」いつもの元気な声と笑顔のエリゼを見ていると、こっちまで元気になる。
「エリゼ、今日も来てるんだ?」
「お兄ちゃん、今日は剣術のお稽古はしないの~?」
エリゼのお父さんの騎士団長が、申し訳無さそうに言ってきた。「すみません、レイニー様。教えられることが無くなってしまいました……」と言われてしまったのだ。もちろん秘密なんだけどね。魔術、騎士の両団長を越えてしまったらしいから、そんなことが公になれば……2人の団長と俺が面倒なことになってしまう。
それとちなみに、エリゼは俺が王子だと気付いていないみたい。自己紹介の時に「俺、レイニー。お父さんから剣術を習ってるんだぁ~♪ よろしくねっ」と軽く自己紹介をしたので、「お兄ちゃん」と呼ばれている。父親のセリオスさんが焦って注意をしたけど、「お兄ちゃんで良いよ~♪」と止めたんだよね。
「今日はね、お休みなんだ~」と、エリゼに笑顔で言った。
「わぁ……ホント!? お休みなのっ? ってことは……一緒に遊べるのかなぁ?」エリゼが桃色の頬を更に赤くして、俯き加減で恥ずかしそうに誘ってきてくれた。
「うん、大丈夫だよ」
とはいえ、軍の練習場で遊ぶわけにはいかない。広大な敷地とはいえ武器の使用、魔法の使用もしているので危ない。王子だからといって権限で入ることは可能だけど……迷惑がかかるからね。
毎日の癖で朝食を摂り、着替えた服装が動きやすい冒険者の格好にしていた。エリゼも冒険者の格好で遊びに来ている。
「お兄ちゃん……あのね、冒険ごっこしよぅ~?」
「良いけど、ここじゃできないよ?危ないしさぁー」
「えぇ……広くて遊べるよー」
「ここは訓練場だからダメだよ。他の所で遊ぼ」
「うん、わかったぁ~♪」
うぅ~ん……どうしようかなぁ……? 王城の中を連れ回すのは非常識を教えちゃうしな~。俺がいない時に侵入して騒ぎにしたら可哀想だし、捕えた兵士にも迷惑をかけるだろうしなぁ。と色々と考え始め、レイニーが困った表情をして頬に指を当てて悩みだした。その姿は中性的であるために見ているととても可愛らしい。隣に座っていたエリゼがボーっと頬を赤くさせてレイニーを眺めていた。
にしっしっ……♪ そうだぁ~エリゼは、王都に詳しいかもじゃない? 俺の知らない知識を持ってるよね? 王都に興味があるっ! 王族なのに王都を知らないって問題だよねぇ……? えへへっ。と考え、突然いたずらっ子っぽい表情に変わりニヤッと笑った。
エリゼが、レイニーの考え事が終わったと思い声を掛けてきた。
「お兄ちゃん、考え事は終わった?」エリゼが、少し残念そうな表情をしてレイニーに尋ねた。
「どこで遊ぼうかと、考えてたんだぁー。エリゼは、王都は詳しいのかな?」
「うぅ~ん……あんまり詳しくはないよ。だって、一人で外に出たらダメだってお父さんに言われてるし……」エリゼが口をとがらせて、いじけた表情をして地面に転がっていた小さな石を軽く蹴りながら言ってきた。
あぁ……そういえばエリゼって、セリオス騎士団長に溺愛されてるって聞いたことあるなぁ……と、思い出した。実際にエリゼが一人で出歩いたら……うん、可愛いし人懐っこいし……優しいから簡単に拐われるだろうな。
「そっかぁ、じゃあムリか……」と俺が残念そうな表情をして言った。
「え? えぇ!? ムリって何が!?」エリゼが前のめりになり、俺に近づき目を丸くして驚いた表情をして聞いてきた。
ん?? 何を驚いてるんだろ? 誘われたのに驚いたのかな? そんなに喜ぶんだったら、もっと早く誘ってあげればよかったな~俺も暇してたんだし。でも、出掛けられないんじゃ、面白くないよね~
「何がって、エリゼと城の外で遊ぼうかなって思ってさっ。でも、俺も王都は詳しくないし……エリゼが詳しくなければ危ないだろ?それに迷子になると思うよ?」まあ、迷子の問題は、王都の警備兵を見つけて声を掛ければ、なんとかなると思う。危険性も無いだろうけど……エリゼが心配になるだろうなと思った。
「……行く。行きたい! お兄ちゃんとお出かけしたい!」エリゼが話に食いついてきて、嬉しそうな表情をして可愛い顔を近づけてて来た。
「勝手に出歩いちゃダメなんだろ? 怒られるよ~?」俺が誘っておきながら、不安になってしまい怒られるということをアピールした。エリゼが怒られるのは嫌だしなぁ。
「勝手にじゃなきゃ良いんじゃない? それに……一人じゃないし!」俺と一緒ならって考えてる?
俺、自分の暮らす王城すらまともに把握できてない人だよ? 俺なんかを当てにしちゃダメだってぇ~。逆に、エリゼを頼りにしようと思ってた人だしさっ。
エリゼが、仕事で訓練中のセリオス騎士団長を見つめて声を掛けようか迷っている様子だった。仕事中のお父さんに声を掛けちゃダメだろ……次回、来るなって言われちゃうよ。
暇で軍の練習場で訓練を眺めていた。セリオスさんから剣術を教えてもらっている時に知り合った、セリオスさんの娘のエリゼだ。金髪で色白だが健康的で、頬が桃色で可愛く、活発的で元気な娘のエリゼが、パタパタと足音を鳴らしながら駆け寄ってきた。
「レイニーお兄ちゃんっ!」いつもの元気な声と笑顔のエリゼを見ていると、こっちまで元気になる。
「エリゼ、今日も来てるんだ?」
「お兄ちゃん、今日は剣術のお稽古はしないの~?」
エリゼのお父さんの騎士団長が、申し訳無さそうに言ってきた。「すみません、レイニー様。教えられることが無くなってしまいました……」と言われてしまったのだ。もちろん秘密なんだけどね。魔術、騎士の両団長を越えてしまったらしいから、そんなことが公になれば……2人の団長と俺が面倒なことになってしまう。
それとちなみに、エリゼは俺が王子だと気付いていないみたい。自己紹介の時に「俺、レイニー。お父さんから剣術を習ってるんだぁ~♪ よろしくねっ」と軽く自己紹介をしたので、「お兄ちゃん」と呼ばれている。父親のセリオスさんが焦って注意をしたけど、「お兄ちゃんで良いよ~♪」と止めたんだよね。
「今日はね、お休みなんだ~」と、エリゼに笑顔で言った。
「わぁ……ホント!? お休みなのっ? ってことは……一緒に遊べるのかなぁ?」エリゼが桃色の頬を更に赤くして、俯き加減で恥ずかしそうに誘ってきてくれた。
「うん、大丈夫だよ」
とはいえ、軍の練習場で遊ぶわけにはいかない。広大な敷地とはいえ武器の使用、魔法の使用もしているので危ない。王子だからといって権限で入ることは可能だけど……迷惑がかかるからね。
毎日の癖で朝食を摂り、着替えた服装が動きやすい冒険者の格好にしていた。エリゼも冒険者の格好で遊びに来ている。
「お兄ちゃん……あのね、冒険ごっこしよぅ~?」
「良いけど、ここじゃできないよ?危ないしさぁー」
「えぇ……広くて遊べるよー」
「ここは訓練場だからダメだよ。他の所で遊ぼ」
「うん、わかったぁ~♪」
うぅ~ん……どうしようかなぁ……? 王城の中を連れ回すのは非常識を教えちゃうしな~。俺がいない時に侵入して騒ぎにしたら可哀想だし、捕えた兵士にも迷惑をかけるだろうしなぁ。と色々と考え始め、レイニーが困った表情をして頬に指を当てて悩みだした。その姿は中性的であるために見ているととても可愛らしい。隣に座っていたエリゼがボーっと頬を赤くさせてレイニーを眺めていた。
にしっしっ……♪ そうだぁ~エリゼは、王都に詳しいかもじゃない? 俺の知らない知識を持ってるよね? 王都に興味があるっ! 王族なのに王都を知らないって問題だよねぇ……? えへへっ。と考え、突然いたずらっ子っぽい表情に変わりニヤッと笑った。
エリゼが、レイニーの考え事が終わったと思い声を掛けてきた。
「お兄ちゃん、考え事は終わった?」エリゼが、少し残念そうな表情をしてレイニーに尋ねた。
「どこで遊ぼうかと、考えてたんだぁー。エリゼは、王都は詳しいのかな?」
「うぅ~ん……あんまり詳しくはないよ。だって、一人で外に出たらダメだってお父さんに言われてるし……」エリゼが口をとがらせて、いじけた表情をして地面に転がっていた小さな石を軽く蹴りながら言ってきた。
あぁ……そういえばエリゼって、セリオス騎士団長に溺愛されてるって聞いたことあるなぁ……と、思い出した。実際にエリゼが一人で出歩いたら……うん、可愛いし人懐っこいし……優しいから簡単に拐われるだろうな。
「そっかぁ、じゃあムリか……」と俺が残念そうな表情をして言った。
「え? えぇ!? ムリって何が!?」エリゼが前のめりになり、俺に近づき目を丸くして驚いた表情をして聞いてきた。
ん?? 何を驚いてるんだろ? 誘われたのに驚いたのかな? そんなに喜ぶんだったら、もっと早く誘ってあげればよかったな~俺も暇してたんだし。でも、出掛けられないんじゃ、面白くないよね~
「何がって、エリゼと城の外で遊ぼうかなって思ってさっ。でも、俺も王都は詳しくないし……エリゼが詳しくなければ危ないだろ?それに迷子になると思うよ?」まあ、迷子の問題は、王都の警備兵を見つけて声を掛ければ、なんとかなると思う。危険性も無いだろうけど……エリゼが心配になるだろうなと思った。
「……行く。行きたい! お兄ちゃんとお出かけしたい!」エリゼが話に食いついてきて、嬉しそうな表情をして可愛い顔を近づけてて来た。
「勝手に出歩いちゃダメなんだろ? 怒られるよ~?」俺が誘っておきながら、不安になってしまい怒られるということをアピールした。エリゼが怒られるのは嫌だしなぁ。
「勝手にじゃなきゃ良いんじゃない? それに……一人じゃないし!」俺と一緒ならって考えてる?
俺、自分の暮らす王城すらまともに把握できてない人だよ? 俺なんかを当てにしちゃダメだってぇ~。逆に、エリゼを頼りにしようと思ってた人だしさっ。
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