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第一章 - 出会いと成長
23話 王都の城門近くの警備兵の詰め所
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セリオスには、正直に話して相談するか……
前回と同じように、観覧席から出て訓練場に入り、きつい訓練を始めていたセリオスに大きく手を振った。
セリオスのお付きの兵が気づき、セリオスに声を掛けると、セリオスが訓練を投げ出して俺の元へ駆けつけてくれた。
セリオスは騎士団長になっても鍛えているで、息を切らすことも汗をかくこともなく結構ある距離を走ってきた。お付の兵はまだ半分の場所にいた。
「あのね、暇なんだよね~。エリゼと山に冒険者ごっこをしに行きたいんだけど……ダメ?」可愛く首を傾げて聞いてみた。この後の返事も想像できているので問題ない。
「前回のことがありますし……許可は、できませんね」眉をひそめ目を逸らした。想像した通りの反応と返事をされた。
前回の問題点は、俺が動かずに状況を楽しんじゃったことが問題なんだよね。大人しく拐われちゃったし……逃げ出すこともしなかったし。
「前回は、ちょっとオオゴトになっちゃって困らせちゃったけどさ。今回は、大丈夫だよっ! 盗賊や魔物が出ても俺が責任をもって倒すからさっ♪ それが目的だし~」ニコっと笑い、自信満々に言った。
セリオスがため息を付きエリゼを見つめた。
「エリゼ、お父さんの通った道を覚えているな? 道を逸れることなく案内をして差し上げなさい。それと、レイニー様の言う事を聞くんだぞ」
「はい。わかったー!」エリゼが頷き、元気に返事を返した。
「レイニー様、日没前までには戻ってきて下さいね……」セリオスが困った表情をしていたが、どことなく嬉しそうな表情も混ざっている感じがした。
「はーい。了解でーす♪」俺も、エリゼと同じように元気に返事をした。
俺のお付が、セリオスの許可を得ていることを門兵に説明してくれると、問題なく城の外へ出れた。
「さっ。エリゼ、山まで案内を頼むよ~」また、王城の外へ出てこれるなんてな~♪
「うん。任せてっ♪ こっち、こっち~」エリゼが、張り切って案内をしてくれた。
しばらく歩くが、遠く山は見えるが近づいてる気がしない。
「なぁ~どのくらい掛かるんだ?」
「ん~とぉ……3時間くらいかなぁ~」
マジかぁ……すでに1時間は経過してるんですけど? 片道4時間で、討伐で2時間くらいかなぁ、で……10時間かぁ……ちょ、ちょっと待って……山に着いて帰ってくる感じじゃない?? ……山に着いて、帰ると夜中に帰宅なんですけど。
それと、剣も持ってないじゃん。準備不足に情報不足だなぁ……
明日に変更するしかないか。城の王都の城門を、まだ抜けてすらいなかった。街の警備兵の詰め所に立ち寄った。休憩と情報収集と剣を借りるつもりで寄った。
丁度、街の様子を確かめるのにも良いかなっと思ったりもしている。
うわぁ……城門のほどほど近くの大きめの詰め所なだけあって、捕えられた者や兵士の出入りが激しく混雑をしていた。
「お兄ちゃん、兵士の人の邪魔になっちゃうんじゃないかなぁ……」エリゼが不安そうな表情をして、俺の服を掴み言ってきた。
そうだよなぁ……邪魔になるけど、用事があるし、手早く済ませて立ち去りたいんだけど。ん? でも、暇そうにしてる人いるじゃん。詰め所のカウンターの中で偉そうな人が事務作業員の女の子と楽しそうに話をして盛り上がっていた。ん……父親の改革って進んでるのか?
「あのぉ~ちょっと良い?」カウンターの中の人に声を掛けた。
「……なんだ、ガキか。何のようだ? 見ての通り忙しいんだがな」兵士の男が、悪党面の男を引っ張ってきていた。それの俺の格好は、動きやすいように冒険者の格好をしていた。
「あ……だよねぇ~。じゃあさ、あそこに暇そうな人いるじゃん。呼んできてよ」
「は?あの方は、ここの詰め所の所長だぞ? 俺が怒られるっての! どうしてもって言うなら自分で呼ぶか、他のやつに頼んでくれ……俺はゴメンだ」
どんな人か聞こうかと思ったけど、見ての通りだと思う……。周りが忙しくしているのに、楽しくおしゃべりをしているようなヤツだし。
はぁ……。声を掛けるか……面倒い。
「なぁ~そこの、偉そうなおっちゃん!! 話があるんだけどぉ~っ!」
俺が大声で話し掛けると、兵士の動きが止まり俺と所長を交互に見て静かになった。エリゼは、俺の後ろに隠れた。
偉そうなオッサンがムスッとした表情をすると近くにいた兵士にボソッと命令を伝えると、俺の方へ来た。
「何のようだガキ……? 所長様はお忙しいんだ、くだらない用だったら捕らえるぞ」所長のお付きもご機嫌斜めですかぁ~?
こんなところじゃ困った人が相談に来れないじゃん? 完全に犯罪者を捕らえるためだけの場所になってるのは問題でしょ……未然に防ぐものじゃないの? それに街の人と仲良くなって情報を集めたりしないとだと思うけどなぁ。
って、事で……所長さんを解任したいですなぁ~♪ お父さまも改革を進めるって言ってたしぃ。
「そうそう……用があったからきたんだよね。忙しいようには見えないんだけど? 楽しく話をしているだけじゃないの? あれで給金を貰ってるって……ダメでしょ」
「は? 生意気なガキだな……そんな事を聞かれたら俺まで被害を被るじゃねぇかよ……」
「あーそれは、大丈夫。これから偉そうな人は、普通の一般兵に降格するから♪ 副所長は、だれなの?」
「は、はい? 俺だけど……意味わからないことを言ってると捕まるぞ。さっさと用件を言ってもらおうか」信用できないという顔をしているが、対応は明らかに変わった。怒鳴り声から、普通に応対する姿勢になっていた。
「えっとね……剣を2本借りることと、この近くに魔物って出る場所ない? ほんとは休憩もしたかったんだけど……」偉そうなオッサンを見て呟いた。
前回と同じように、観覧席から出て訓練場に入り、きつい訓練を始めていたセリオスに大きく手を振った。
セリオスのお付きの兵が気づき、セリオスに声を掛けると、セリオスが訓練を投げ出して俺の元へ駆けつけてくれた。
セリオスは騎士団長になっても鍛えているで、息を切らすことも汗をかくこともなく結構ある距離を走ってきた。お付の兵はまだ半分の場所にいた。
「あのね、暇なんだよね~。エリゼと山に冒険者ごっこをしに行きたいんだけど……ダメ?」可愛く首を傾げて聞いてみた。この後の返事も想像できているので問題ない。
「前回のことがありますし……許可は、できませんね」眉をひそめ目を逸らした。想像した通りの反応と返事をされた。
前回の問題点は、俺が動かずに状況を楽しんじゃったことが問題なんだよね。大人しく拐われちゃったし……逃げ出すこともしなかったし。
「前回は、ちょっとオオゴトになっちゃって困らせちゃったけどさ。今回は、大丈夫だよっ! 盗賊や魔物が出ても俺が責任をもって倒すからさっ♪ それが目的だし~」ニコっと笑い、自信満々に言った。
セリオスがため息を付きエリゼを見つめた。
「エリゼ、お父さんの通った道を覚えているな? 道を逸れることなく案内をして差し上げなさい。それと、レイニー様の言う事を聞くんだぞ」
「はい。わかったー!」エリゼが頷き、元気に返事を返した。
「レイニー様、日没前までには戻ってきて下さいね……」セリオスが困った表情をしていたが、どことなく嬉しそうな表情も混ざっている感じがした。
「はーい。了解でーす♪」俺も、エリゼと同じように元気に返事をした。
俺のお付が、セリオスの許可を得ていることを門兵に説明してくれると、問題なく城の外へ出れた。
「さっ。エリゼ、山まで案内を頼むよ~」また、王城の外へ出てこれるなんてな~♪
「うん。任せてっ♪ こっち、こっち~」エリゼが、張り切って案内をしてくれた。
しばらく歩くが、遠く山は見えるが近づいてる気がしない。
「なぁ~どのくらい掛かるんだ?」
「ん~とぉ……3時間くらいかなぁ~」
マジかぁ……すでに1時間は経過してるんですけど? 片道4時間で、討伐で2時間くらいかなぁ、で……10時間かぁ……ちょ、ちょっと待って……山に着いて帰ってくる感じじゃない?? ……山に着いて、帰ると夜中に帰宅なんですけど。
それと、剣も持ってないじゃん。準備不足に情報不足だなぁ……
明日に変更するしかないか。城の王都の城門を、まだ抜けてすらいなかった。街の警備兵の詰め所に立ち寄った。休憩と情報収集と剣を借りるつもりで寄った。
丁度、街の様子を確かめるのにも良いかなっと思ったりもしている。
うわぁ……城門のほどほど近くの大きめの詰め所なだけあって、捕えられた者や兵士の出入りが激しく混雑をしていた。
「お兄ちゃん、兵士の人の邪魔になっちゃうんじゃないかなぁ……」エリゼが不安そうな表情をして、俺の服を掴み言ってきた。
そうだよなぁ……邪魔になるけど、用事があるし、手早く済ませて立ち去りたいんだけど。ん? でも、暇そうにしてる人いるじゃん。詰め所のカウンターの中で偉そうな人が事務作業員の女の子と楽しそうに話をして盛り上がっていた。ん……父親の改革って進んでるのか?
「あのぉ~ちょっと良い?」カウンターの中の人に声を掛けた。
「……なんだ、ガキか。何のようだ? 見ての通り忙しいんだがな」兵士の男が、悪党面の男を引っ張ってきていた。それの俺の格好は、動きやすいように冒険者の格好をしていた。
「あ……だよねぇ~。じゃあさ、あそこに暇そうな人いるじゃん。呼んできてよ」
「は?あの方は、ここの詰め所の所長だぞ? 俺が怒られるっての! どうしてもって言うなら自分で呼ぶか、他のやつに頼んでくれ……俺はゴメンだ」
どんな人か聞こうかと思ったけど、見ての通りだと思う……。周りが忙しくしているのに、楽しくおしゃべりをしているようなヤツだし。
はぁ……。声を掛けるか……面倒い。
「なぁ~そこの、偉そうなおっちゃん!! 話があるんだけどぉ~っ!」
俺が大声で話し掛けると、兵士の動きが止まり俺と所長を交互に見て静かになった。エリゼは、俺の後ろに隠れた。
偉そうなオッサンがムスッとした表情をすると近くにいた兵士にボソッと命令を伝えると、俺の方へ来た。
「何のようだガキ……? 所長様はお忙しいんだ、くだらない用だったら捕らえるぞ」所長のお付きもご機嫌斜めですかぁ~?
こんなところじゃ困った人が相談に来れないじゃん? 完全に犯罪者を捕らえるためだけの場所になってるのは問題でしょ……未然に防ぐものじゃないの? それに街の人と仲良くなって情報を集めたりしないとだと思うけどなぁ。
って、事で……所長さんを解任したいですなぁ~♪ お父さまも改革を進めるって言ってたしぃ。
「そうそう……用があったからきたんだよね。忙しいようには見えないんだけど? 楽しく話をしているだけじゃないの? あれで給金を貰ってるって……ダメでしょ」
「は? 生意気なガキだな……そんな事を聞かれたら俺まで被害を被るじゃねぇかよ……」
「あーそれは、大丈夫。これから偉そうな人は、普通の一般兵に降格するから♪ 副所長は、だれなの?」
「は、はい? 俺だけど……意味わからないことを言ってると捕まるぞ。さっさと用件を言ってもらおうか」信用できないという顔をしているが、対応は明らかに変わった。怒鳴り声から、普通に応対する姿勢になっていた。
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