転生したら王族だった

みみっく

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第一章 - 出会いと成長

64話 なれてきたミーニャ

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 セラフィーナとルフィアに連れられて、ムッとした表情になっていたが、パジャマを見つめてニコニコしていた。

 ここにはお風呂がないので、ミーニャの体を拭いたりするのは……俺には抵抗がある。歳が近いし……なので、セラフィーナとルフィアが代わりに手伝ってくれている。

 三人が入った部屋から、キャッキャと楽しげな声が聞こえてきた。そのうちお風呂も作りたいなぁ……

 着替えが終わり部屋から出てきたミーニャは、想像以上に……可愛い。上着が膝丈くらいあり、袖も折っていてブカブカで大きく、それが可愛らしさを倍増させている。

 そして、上着がワンピースのようになり膝丈なのだが……少し下着が見えそうで見えない感じな時が多々あり、歳下なのだけど……可愛いので目が行ってしまう。

「お兄ちゃん、かわいい?にあうかなぁ?」最近笑顔が増えて、今も笑顔で嬉しそうに聞いてきている。

「うん。可愛いよ」ミーニャの頭を撫でながら言った。前に頭を撫でようとして、ビックリさせ俺の手を傷つけたのを気にしていたので、俺は気にしてないとアピールのために時間があればミーニャの頭を撫でて過ごしていたので、今では警戒をされないどころか、自分から誉めてもらおうとお手伝いをしては、報告しにくるようになっていた。

 ミーニャとおそろいのパジャマで、俺が移動すると嬉しそうにあとを付いてくるのが可愛い。俺のパジャマを見て自分のパジャマを見つめてニヤニヤしている。

「そのパジャマ、ミーニャのお気に入りになったんだ?」後ろについてくるミーニャに話しかけた。

「うんっ!おきにいりっ。おそろい!」自慢気にパジャマを見せてくる姿が可愛い……。「それ、俺も着てるし」と、心の中でツッコミを入れてしまう。

 リリスが、絡んできたり文句を言ってくると思ったけど……屋敷に帰ってからは、頬を赤くさせてボーっとしていた。そして、たまにニヤァと笑い……さっきのことを思い出してるのがバレバレだ。俺とのキスで、喜んでくれるんだぁ~と、俺も嬉しい。

「そうそう、朝起きたら着替えてよ?」パジャマのままで彷徨かれる癖が付いたら……お城の中をパジャマで彷徨きそうだし。

「うにゃぁ……だめぇ?」わっ。やっぱり……着替える気がなかったのか。注意をしておいて良かったっ。

「ダメ。それ、パンツ見えそうだし……。他の人に見られちゃうよ」と言うと、恥ずかしそうにパジャマの裾を引っ張って隠そうとしていた。

「今は、大丈夫だけどさ……」部屋に移動しながら話していた。「だいじょうぶ?お兄ちゃん、いるぅ」あ、そうか。俺がいるかぁ。

「じゃあ、明日は買ったパジャマを着ようか。せっかく可愛いのを選んで買ったんだよ~。いろんな可愛いパジャマを着て見せてよ♪」ミーニャが少し悩んだ表情をした。

「うん。きるぅ♪お兄ちゃんに、みてもらう~」と言うので、ミーニャの箪笥をこの部屋に用意をしてパジャマや着替えを入れておいた。

 あとで、セラフィーナに伝えておこうっと。

 ベッドに座ると、いつも通り俺の隣にちょこんと座ってきた。いつもとは逆に俺が甘えると……どうなるんだろ?いや、手を切った時に甘えたような感じだったけどね♪

 おそろいのパジャマでご機嫌なミーニャの膝の上に頭を乗せた。「にゃ!? う、うにゃぁ……」体をビクッとさせて驚いた表情と声を出したが、優しく微笑み頭を撫でてくれた。あ、これって……気持ち良いし、甘えてるって感じだよね。でも、目が合うと恥ずかしい……。

 ゴロッと回転し部屋の方を見るようにすると、座るとパジャマの丈が短くなり太ももが少し出ていて、直接ミーニャの太ももに俺の頬が触れた。ミーニャの柔らかな太ももの感触が伝わりドキッとしてしまう。

 そんな事を考えていると、ミーニャが優しく頬を撫でてきてガバッと覆いかぶさるように抱きしめてきた。「……ぅ、う、うにゃぁ……すきぃ……。お兄ちゃん……、きょうは、かわいぃ」俺の髪の毛の匂いを嗅いでいる気がする……あれ、今日はオフロに入ってないんじゃない?臭ってないかなぁ……と心配になってしまう。

「えっと……髪の毛臭くない?お風呂に入ってないから……」クンクンと匂いを嗅いでいたミーニャが「お兄ちゃん、の香りすきぃ……。いいニオイ」俺の頭に頬を着けて、しばらく、どっちが甘えているのか分からない状況が続いた。でも、お互いに甘えられたんじゃないかなぁ♪

 抱きしめるのをやめると、ミーニャがジッと俺の横顔を見つめていて……顔を近づけてきた。え!?なに?もしかして……キスとか!?と思っていると。「……カプッ♪ カプッ♪」と俺の頬を甘噛みしてきた。それに、味わうように俺の頬にミーニャの温かく柔らかな舌の感触がにゅるっとしていた。くすぐったい……回復効果があるんだよな、今回は……癒し効果もありそうじゃん? 

「な、なに……?え?」と驚いていると「お兄ちゃん、おいしそう……」意外な返答が返ってきた。

「いや、あのぉ……食べないでよぉ!」慌てて言うと、「ホントには、たべないよ」と真面目な顔をして言ってきた。真面目な顔をしていう場面じゃないと思うよ。こわいってばっ!

 あ、でも……ワイルドなキスみたいな感じなのかな!?前世で飼っていたワンコが、よく俺の顔を舐めてきてたよな~それと同じ感じなのかな?まあ、嫌いじゃないかもっ♪

「いやぁ?」ちょうど考えていた時に質問されたので、戸惑いもなく即答で答えた。「好きかも♪」と答えてしまった。

「わかった。えへへっ」と答えた。俺の頬に頬ずりをしていると眠そうにしていた。それからは、二人でいる時や眠くなると俺の頬を舐めてきたり頬ずりをして甘えてくるようになった。
 
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