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第二章 ‐ 迫害と対立と交流と絆
121話 村の初めての外交_7
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オルフェンが真面目な顔をして「先程も申し上げました通り、 『貴国の外交官が再三、村長や外交官に対して庇護下に入るよう促したが、村はこれを拒否した。 それにも関わらず、再び庇護下へと求めるよう交渉するのであれば、龍王国への宣戦布告とみなし、開戦する。龍王国 国王オルフェン』と記しました。」おいおい……グリムファングは、その手紙を見て意味がわからないだろうな。無秩序の森の村へ外交に行って、龍王国の国王から手紙が送られてくるって……。しかも、宣戦布告って……
「でもさぁ、宣戦布告しても大丈夫なの? かなり挑発的と言うか、好戦的な内容だけど……グリムファングが戦争に応じたら、どうするのさ?」心配そうな表情をしてオルフェンに聞いた。
「あぁ、大丈夫ですよ。応じたとしても問題ないですな。これでも我が国は、無敗で無敵ですから。わっははは!」オルフェンがそう言うと、豪快に笑った。
無敗って……。まあ、ドラゴン相手に戦争をする王国はないだろうなぁ……あ、でも。
「俺に負けてると思うけど?」ジト目でオルフェンを見て呟いた。
「あ、あれは、その……戦争じゃないですし! 個人戦ですから!」慌てた様子で言い訳をしてきた。そりゃそうか、個人戦と戦争じゃ別か。個々の力と、国の力じゃ違って戦略とかも絡んでくるしね。
「そぉ~か~納得だよ。一人が飛び抜けて強くても、村人が皆殺しになっちゃったら……負けだもんね。」なんだかイメージをすると腹立たしくて、つい威圧と負のオーラを放って呟いていた。「そうなれば……当然、国ごと滅ぼすけどな……」
慌てた様子でミアが「ちょ、ちょっとぉ……待って、ねぇ……レイニーくん。なにも起きてないからぁ。もお!」俺の腕を揺すって声を掛けてきた。
龍王国の者たちが、恐怖で凍りついて言葉を失っていた。
「レイニー様の村人が皆殺しって、そんな戦力のある王国はないと思われますが……」オルフェンがミアの言葉に付け加えた。
あぁ……ミアが昔に、どこかの王国をドラゴンブレスで滅ぼしたって言ってたっけ。そんなドラゴンばっかりが揃ってるから大丈夫か。
「そうだね。うちの住人は、強いから大丈夫かぁ~えへへ♪ で、その手紙は、どうするのさ?」使者を使い、送り届けるのか?送り届けるとなると……宣戦布告とか書いてあるし、攻撃を受ける恐れもあるよね?大丈夫なのかな?
「……私が、送りますよ……転送をする魔道具がありますし」はぁ……と、顔色を悪くしたアリシアが呟いた。
俺に音声通信の魔道具を置いていったくらいだし、転送する魔道具や音声通信の魔道具を娘に持たせているだろうなとは思ったけど、ちゃっかりと持たせてたのね。
「そうか。頼んだぞ、小娘。」オルフェンが睨み脅すように言ってきた。
「大丈夫だってば。何かの手違いがあっても、次は俺が追い返すしさぁ……。目立ちたくなかったから大人しくしてたけど、ナメられるのは嫌だからさ」同じやつが、森へ入ってきたら通行証を無効にすれば済む話だし。ミアが言うように嫌なヤツだと俺も思うしなぁ。
「あのさぁ、うちの外交官を睨みつけないでよね~。俺も同じ事をするよっ!?」頬を膨らませて可愛く言った。
「あ、はい。すみません……」とオルフェンが気まずそうに言って帰っていった。まあ、心配してくれて言ってるのは分かるけどさ。アリシアも、公文書を隠蔽や書き換えたりしたらオオゴトになるのは分かっているだろうし。
それから翌日、文章よりも早くダミエンから音声通信が入った。
『外交官が大変失礼なことを……すみません!我が王国は、レイニー様の村を庇護下になどと考えてはおりません。外交官の勝手な判断でして……不快な思いをさせてしまい申し訳ございません。当然、国王様が激怒され……あの者たちは謀反と同等の厳罰を受け貴族位の剥奪を受け大罪人となりました。』
『それがウソならば、裏切りと虚偽行為で国交の断絶だな。信用できない王国と交流をしようとは思わないだろ?せっかくアリシアが頑張って公平になるようにと、いろいろと考えてくれていたのにな。勿体ないことをしたな……もう一度だけ、チャンスを作ろう。次も同じようならば……分かってるよね?』と言い途中で通信を一方的に切った。この時点で、村と王国の立場じゃない対応をしちゃってるけどね。
ただの村が、いくら優位な立場でも……この対応をしたら王国としての立場上、村にナメられては困るので力の差を見せつけに潰しに来るだろうけどね。
戦略指揮官のダミエンが、怒り狂ったドラゴンの姿のオルフェンを俺が撃退したのを目撃をしてるし、龍王国が後ろに付いたとしても不思議には思わないかもな。見ていなかったら怪しんでいたかもしれないけど。
まあ、アリシアの母国で両親が住んでいる王国だし……ある程度は我慢するけどさ、限度を超えたらアリシアに相談をして決めるか。
ダミエンの様子からすると、国王が激怒してると言ってるし、村を庇護下にする気はなさそうだよな。彼がウソを言うわけないしな。それに俺との関係を悪くすると娘のアリシアを人質に取られているようなもんだし、信用できると思う。
「でもさぁ、宣戦布告しても大丈夫なの? かなり挑発的と言うか、好戦的な内容だけど……グリムファングが戦争に応じたら、どうするのさ?」心配そうな表情をしてオルフェンに聞いた。
「あぁ、大丈夫ですよ。応じたとしても問題ないですな。これでも我が国は、無敗で無敵ですから。わっははは!」オルフェンがそう言うと、豪快に笑った。
無敗って……。まあ、ドラゴン相手に戦争をする王国はないだろうなぁ……あ、でも。
「俺に負けてると思うけど?」ジト目でオルフェンを見て呟いた。
「あ、あれは、その……戦争じゃないですし! 個人戦ですから!」慌てた様子で言い訳をしてきた。そりゃそうか、個人戦と戦争じゃ別か。個々の力と、国の力じゃ違って戦略とかも絡んでくるしね。
「そぉ~か~納得だよ。一人が飛び抜けて強くても、村人が皆殺しになっちゃったら……負けだもんね。」なんだかイメージをすると腹立たしくて、つい威圧と負のオーラを放って呟いていた。「そうなれば……当然、国ごと滅ぼすけどな……」
慌てた様子でミアが「ちょ、ちょっとぉ……待って、ねぇ……レイニーくん。なにも起きてないからぁ。もお!」俺の腕を揺すって声を掛けてきた。
龍王国の者たちが、恐怖で凍りついて言葉を失っていた。
「レイニー様の村人が皆殺しって、そんな戦力のある王国はないと思われますが……」オルフェンがミアの言葉に付け加えた。
あぁ……ミアが昔に、どこかの王国をドラゴンブレスで滅ぼしたって言ってたっけ。そんなドラゴンばっかりが揃ってるから大丈夫か。
「そうだね。うちの住人は、強いから大丈夫かぁ~えへへ♪ で、その手紙は、どうするのさ?」使者を使い、送り届けるのか?送り届けるとなると……宣戦布告とか書いてあるし、攻撃を受ける恐れもあるよね?大丈夫なのかな?
「……私が、送りますよ……転送をする魔道具がありますし」はぁ……と、顔色を悪くしたアリシアが呟いた。
俺に音声通信の魔道具を置いていったくらいだし、転送する魔道具や音声通信の魔道具を娘に持たせているだろうなとは思ったけど、ちゃっかりと持たせてたのね。
「そうか。頼んだぞ、小娘。」オルフェンが睨み脅すように言ってきた。
「大丈夫だってば。何かの手違いがあっても、次は俺が追い返すしさぁ……。目立ちたくなかったから大人しくしてたけど、ナメられるのは嫌だからさ」同じやつが、森へ入ってきたら通行証を無効にすれば済む話だし。ミアが言うように嫌なヤツだと俺も思うしなぁ。
「あのさぁ、うちの外交官を睨みつけないでよね~。俺も同じ事をするよっ!?」頬を膨らませて可愛く言った。
「あ、はい。すみません……」とオルフェンが気まずそうに言って帰っていった。まあ、心配してくれて言ってるのは分かるけどさ。アリシアも、公文書を隠蔽や書き換えたりしたらオオゴトになるのは分かっているだろうし。
それから翌日、文章よりも早くダミエンから音声通信が入った。
『外交官が大変失礼なことを……すみません!我が王国は、レイニー様の村を庇護下になどと考えてはおりません。外交官の勝手な判断でして……不快な思いをさせてしまい申し訳ございません。当然、国王様が激怒され……あの者たちは謀反と同等の厳罰を受け貴族位の剥奪を受け大罪人となりました。』
『それがウソならば、裏切りと虚偽行為で国交の断絶だな。信用できない王国と交流をしようとは思わないだろ?せっかくアリシアが頑張って公平になるようにと、いろいろと考えてくれていたのにな。勿体ないことをしたな……もう一度だけ、チャンスを作ろう。次も同じようならば……分かってるよね?』と言い途中で通信を一方的に切った。この時点で、村と王国の立場じゃない対応をしちゃってるけどね。
ただの村が、いくら優位な立場でも……この対応をしたら王国としての立場上、村にナメられては困るので力の差を見せつけに潰しに来るだろうけどね。
戦略指揮官のダミエンが、怒り狂ったドラゴンの姿のオルフェンを俺が撃退したのを目撃をしてるし、龍王国が後ろに付いたとしても不思議には思わないかもな。見ていなかったら怪しんでいたかもしれないけど。
まあ、アリシアの母国で両親が住んでいる王国だし……ある程度は我慢するけどさ、限度を超えたらアリシアに相談をして決めるか。
ダミエンの様子からすると、国王が激怒してると言ってるし、村を庇護下にする気はなさそうだよな。彼がウソを言うわけないしな。それに俺との関係を悪くすると娘のアリシアを人質に取られているようなもんだし、信用できると思う。
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