91 / 182
第91話 吸血鬼の中でも良い子なのですね?
しおりを挟む
「無理を言って申し訳ない。せっかく恋人ができたのに、さっそく離れ離れにしてしまって」
「いいさ。どうせ迷宮内じゃイチャイチャできないし。周辺警戒の他にやることもなくて暇だったしね」
そんな軽口を叩きながら、おれは丈二をダスティンを消滅させた魔法の爆心地に案内した。
地盤が崩落して、第3階層が顔を出してくれているのでは? と期待もしたが、そんなことはなかった。
空間の歪んだ第2階層だ。ここの地下が第3階層に繋がっているとは限らない。
おれは存在を信じているが、そもそも第3階層なんて存在しない可能性だってある。
ともかく、そこにあった廃墟は跡形もなく吹き飛んでおり、地下室の形状をわずかに残したクレーターの上に、瓦礫が積み上がっているだけ。
その他には、なにもない。
――はずだった。
だが、おれたちの目の前には、大きな箱がある。頑丈そうな、装飾の施された箱だ。
「どこから来たんだ、この箱は……」
「吹き飛ばした廃墟の中にあったのでは?」
「威力を抑えたとはいえ元素破壊魔法だよ? 耐えられるはずがない」
「では……転移、でしょうか?」
「この迷宮が現れてからの3年間で、何人か転移してきたんだっけか」
「ええ、周期はバラバラでしたが、そろそろ発生してもおかしくない時期でした」
「おれの魔法が転移のきっかけ……だったりするのかな?」
「さあ? それはなんとも」
おれは警戒しつつ、魔力探査を発動させる。
超音波で周囲の地形を把握する定位魔法とは違い、こちらは周囲の魔力の波動を探知する魔法だ。地形はわからないが、範囲内にいる魔力を持つ存在の位置は特定できる。
「箱の中に、なにかいる」
「人間ですか?」
「魔物の可能性もある」
「私が開けてみます。一条さんは援護を」
「わかった」
おれはナイフを抜いた。他の武器はダスティンとの戦闘中に放棄した挙げ句、元素破壊魔法で吹き飛ばしてしまった。これが手元にある最後の武器だ。
丈二のほうは、今回、魔素をまとった武器は持ってきていない。丈二が開けて、おれが援護するのが一番だろう。
丈二は箱に手をかけ、おれに目で合図する。いつでも踏み込めるように構え、頷きを返す。
そして箱を開けた丈二は、中身を見て動きを止めてしまった。
「これは……。なぜ、こんなところに少女が……?」
「丈二さん、なにが見つかったんだ?」
「少女です。箱の中に美少女がいます」
「なんだって」
おれは丈二の背中越しに覗き込む。確かに女の子だ。
小柄――というより幼い。長い金髪、透き通るような白い肌。人形のように整った顔。ゴシック系の服装で、体を丸めてすやすやと眠っている。
箱の中は、居心地が良さそうにシーツや枕が備え付けられている。
「丈二さん、箱を閉めるんだ。一旦、出直そう」
「なぜです? 異世界人なら保護しなければ」
「こんな箱の中で眠るなんて異常だ。こんなことするのは、上級吸血鬼くらいしか考えられない」
丈二は息をつまらせた。
「……ええ、出直しましょう。万が一のための備えが、今はない」
丈二はそっと箱を閉めようとした。が、その瞬間、金髪の少女はぱっちりと目を開けた。
紅い瞳が丈二を見つめる。誘惑とは違うようだ。敵意ある表情ではない。むしろ混乱や不安の色が強い。
「ここは、どこ? あなたは誰?」
異世界語だ。おれが通訳しようとしたが、それより早く丈二が口を開いた。
「ここは日本という国です。私は、ジョージ。あなたは?」
かなり拙いが、異世界語だった。
「ロザリンデ……。ねえジョージ、わたし、なんでここにいるの? ニホンなんて国、聞いたことない」
「えぇと……すみません、一条さん。これ以上は無理です。通訳をお願いします」
丈二は日本語でそう言った。おれは頷き、ナイフを鞘に納めてから丈二の隣に立つ。
「やあ、ロザリンデちゃん。おれはタクト。丈二さんは、まだリンガブルーム語を上手く話せないんだ。おれが通訳するよ」
「……うん」
「丈二さん、彼女は、なぜここにいるのか疑問に思ってる。日本って国も知らないってさ」
「では、まずは状況を説明しましょうか。いや、その前に……」
丈二は緊張感を持って、言葉を選んだ。
「ロザリンデさん、あなたはなぜ箱の中で眠っていたのですか?」
「だって、あれはわたしのベッドだから。ずっと前からのお気に入りだもの」
おれはふたりの言葉を、極力そのままに通訳する。
「ずっと前から?」
「うん、ずっと前から。あの中にいれば安らげるし……なにより、怖い人たちにも見つからずに済むわ」
「怖い人たちというのは?」
「悪い子を殺す人たちよ。わたしは悪い子じゃないけど、何度も勘違いされたから、いつも隠れていたの。それで気がついたら寝ちゃって、何年も経ってるのよ」
「悪い子というのは、人を襲う吸血鬼のことですね?」
丈二は意を決して、その質問を口にした。
ロザリンデは気にした風でもなく、あっさりと頷く。
「そうよ。悪い子なら、罰を受けて当然だわ」
「ではあなたは、吸血鬼の中でも良い子なのですね?」
「……わかんない。そう言ってくれる人、いたことないから。良い子ってなに?」
「色々ありますが……相手の言葉を尊重し、認め合い、仲良くできる人のことでしょうか」
「ならきっと、わたしは良い子だわ。それにジョージ、あなたも」
ロザリンデは微笑みをもって丈二を見つめる。
「ねえジョージ、わたし、あなたのことがもっと知りたいわ」
「いいですよ。なにから話しましょうか?」
「言葉は要らないわ。ジョージ、こっちへ来て」
丈二は言われるまま、ロザリンデのほうへ踏み込む。おれはいつでも動けるよう、ナイフの柄に手をかけておく。
ロザリンデはおもむろに丈二の額に自分の額を当てた。目をつむって数秒。ロザリンデはハッとまぶたを上げ、怯えに顔を歪めた。
「あなたも怖い人なのねっ。他の吸血鬼を――!」
丈二の記憶を見たらしい。言葉も日本語に変わっていた。
「いえ! あれは、あなたの言う悪い子だったのです。あなたが良い子なら、あのようなことはしません!」
「……本当?」
「本当です。もう一度、私を覗いてみればわかります」
丈二は黙って目をつむり、額を差し出す。ロザリンデは、恐る恐る、また額をくっつけた。
するとロザリンデは、やがて安堵したような表情を浮かべた。
「……ありがとう、ジョージ。あなたは誠実で……ロマンティストなのね」
それから、わずかに頬に赤みが差す。
「わたし、あなたのこと好きだわ」
「いいさ。どうせ迷宮内じゃイチャイチャできないし。周辺警戒の他にやることもなくて暇だったしね」
そんな軽口を叩きながら、おれは丈二をダスティンを消滅させた魔法の爆心地に案内した。
地盤が崩落して、第3階層が顔を出してくれているのでは? と期待もしたが、そんなことはなかった。
空間の歪んだ第2階層だ。ここの地下が第3階層に繋がっているとは限らない。
おれは存在を信じているが、そもそも第3階層なんて存在しない可能性だってある。
ともかく、そこにあった廃墟は跡形もなく吹き飛んでおり、地下室の形状をわずかに残したクレーターの上に、瓦礫が積み上がっているだけ。
その他には、なにもない。
――はずだった。
だが、おれたちの目の前には、大きな箱がある。頑丈そうな、装飾の施された箱だ。
「どこから来たんだ、この箱は……」
「吹き飛ばした廃墟の中にあったのでは?」
「威力を抑えたとはいえ元素破壊魔法だよ? 耐えられるはずがない」
「では……転移、でしょうか?」
「この迷宮が現れてからの3年間で、何人か転移してきたんだっけか」
「ええ、周期はバラバラでしたが、そろそろ発生してもおかしくない時期でした」
「おれの魔法が転移のきっかけ……だったりするのかな?」
「さあ? それはなんとも」
おれは警戒しつつ、魔力探査を発動させる。
超音波で周囲の地形を把握する定位魔法とは違い、こちらは周囲の魔力の波動を探知する魔法だ。地形はわからないが、範囲内にいる魔力を持つ存在の位置は特定できる。
「箱の中に、なにかいる」
「人間ですか?」
「魔物の可能性もある」
「私が開けてみます。一条さんは援護を」
「わかった」
おれはナイフを抜いた。他の武器はダスティンとの戦闘中に放棄した挙げ句、元素破壊魔法で吹き飛ばしてしまった。これが手元にある最後の武器だ。
丈二のほうは、今回、魔素をまとった武器は持ってきていない。丈二が開けて、おれが援護するのが一番だろう。
丈二は箱に手をかけ、おれに目で合図する。いつでも踏み込めるように構え、頷きを返す。
そして箱を開けた丈二は、中身を見て動きを止めてしまった。
「これは……。なぜ、こんなところに少女が……?」
「丈二さん、なにが見つかったんだ?」
「少女です。箱の中に美少女がいます」
「なんだって」
おれは丈二の背中越しに覗き込む。確かに女の子だ。
小柄――というより幼い。長い金髪、透き通るような白い肌。人形のように整った顔。ゴシック系の服装で、体を丸めてすやすやと眠っている。
箱の中は、居心地が良さそうにシーツや枕が備え付けられている。
「丈二さん、箱を閉めるんだ。一旦、出直そう」
「なぜです? 異世界人なら保護しなければ」
「こんな箱の中で眠るなんて異常だ。こんなことするのは、上級吸血鬼くらいしか考えられない」
丈二は息をつまらせた。
「……ええ、出直しましょう。万が一のための備えが、今はない」
丈二はそっと箱を閉めようとした。が、その瞬間、金髪の少女はぱっちりと目を開けた。
紅い瞳が丈二を見つめる。誘惑とは違うようだ。敵意ある表情ではない。むしろ混乱や不安の色が強い。
「ここは、どこ? あなたは誰?」
異世界語だ。おれが通訳しようとしたが、それより早く丈二が口を開いた。
「ここは日本という国です。私は、ジョージ。あなたは?」
かなり拙いが、異世界語だった。
「ロザリンデ……。ねえジョージ、わたし、なんでここにいるの? ニホンなんて国、聞いたことない」
「えぇと……すみません、一条さん。これ以上は無理です。通訳をお願いします」
丈二は日本語でそう言った。おれは頷き、ナイフを鞘に納めてから丈二の隣に立つ。
「やあ、ロザリンデちゃん。おれはタクト。丈二さんは、まだリンガブルーム語を上手く話せないんだ。おれが通訳するよ」
「……うん」
「丈二さん、彼女は、なぜここにいるのか疑問に思ってる。日本って国も知らないってさ」
「では、まずは状況を説明しましょうか。いや、その前に……」
丈二は緊張感を持って、言葉を選んだ。
「ロザリンデさん、あなたはなぜ箱の中で眠っていたのですか?」
「だって、あれはわたしのベッドだから。ずっと前からのお気に入りだもの」
おれはふたりの言葉を、極力そのままに通訳する。
「ずっと前から?」
「うん、ずっと前から。あの中にいれば安らげるし……なにより、怖い人たちにも見つからずに済むわ」
「怖い人たちというのは?」
「悪い子を殺す人たちよ。わたしは悪い子じゃないけど、何度も勘違いされたから、いつも隠れていたの。それで気がついたら寝ちゃって、何年も経ってるのよ」
「悪い子というのは、人を襲う吸血鬼のことですね?」
丈二は意を決して、その質問を口にした。
ロザリンデは気にした風でもなく、あっさりと頷く。
「そうよ。悪い子なら、罰を受けて当然だわ」
「ではあなたは、吸血鬼の中でも良い子なのですね?」
「……わかんない。そう言ってくれる人、いたことないから。良い子ってなに?」
「色々ありますが……相手の言葉を尊重し、認め合い、仲良くできる人のことでしょうか」
「ならきっと、わたしは良い子だわ。それにジョージ、あなたも」
ロザリンデは微笑みをもって丈二を見つめる。
「ねえジョージ、わたし、あなたのことがもっと知りたいわ」
「いいですよ。なにから話しましょうか?」
「言葉は要らないわ。ジョージ、こっちへ来て」
丈二は言われるまま、ロザリンデのほうへ踏み込む。おれはいつでも動けるよう、ナイフの柄に手をかけておく。
ロザリンデはおもむろに丈二の額に自分の額を当てた。目をつむって数秒。ロザリンデはハッとまぶたを上げ、怯えに顔を歪めた。
「あなたも怖い人なのねっ。他の吸血鬼を――!」
丈二の記憶を見たらしい。言葉も日本語に変わっていた。
「いえ! あれは、あなたの言う悪い子だったのです。あなたが良い子なら、あのようなことはしません!」
「……本当?」
「本当です。もう一度、私を覗いてみればわかります」
丈二は黙って目をつむり、額を差し出す。ロザリンデは、恐る恐る、また額をくっつけた。
するとロザリンデは、やがて安堵したような表情を浮かべた。
「……ありがとう、ジョージ。あなたは誠実で……ロマンティストなのね」
それから、わずかに頬に赤みが差す。
「わたし、あなたのこと好きだわ」
16
あなたにおすすめの小説
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない
あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。
素材ガチャで【合成マスター】スキルを獲得したので、世界最強の探索者を目指します。
名無し
ファンタジー
学園『ホライズン』でいじめられっ子の生徒、G級探索者の白石優也。いつものように不良たちに虐げられていたが、勇気を出してやり返すことに成功する。その勢いで、近隣に出没したモンスター討伐に立候補した優也。その選択が彼の運命を大きく変えていくことになるのであった。
A級パーティから追放された俺はギルド職員になって安定した生活を手に入れる
国光
ファンタジー
A級パーティの裏方として全てを支えてきたリオン・アルディス。しかし、リーダーで幼馴染のカイルに「お荷物」として追放されてしまう。失意の中で再会したギルド受付嬢・エリナ・ランフォードに導かれ、リオンはギルド職員として新たな道を歩み始める。
持ち前の数字感覚と管理能力で次々と問題を解決し、ギルド内で頭角を現していくリオン。一方、彼を失った元パーティは内部崩壊の道を辿っていく――。
これは、支えることに誇りを持った男が、自らの価値を証明し、安定した未来を掴み取る物語。
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。
幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』
電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。
龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。
そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。
盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。
当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。
今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。
ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。
ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ
「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」
全員の目と口が弧を描いたのが見えた。
一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。
作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌()
15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26
追放された俺のスキル【整理整頓】が覚醒!もふもふフェンリルと訳あり令嬢と辺境で最強ギルドはじめます
黒崎隼人
ファンタジー
「お前の【整理整頓】なんてゴミスキル、もういらない」――勇者パーティーの雑用係だったカイは、ダンジョンの最深部で無一文で追放された。死を覚悟したその時、彼のスキルは真の能力に覚醒する。鑑定、無限収納、状態異常回復、スキル強化……森羅万象を“整理”するその力は、まさに規格外の万能チートだった! 呪われたもふもふ聖獣と、没落寸前の騎士令嬢。心優しき仲間と出会ったカイは、辺境の街で小さなギルド『クローゼット』を立ち上げる。一方、カイという“本当の勇者”を失ったパーティーは崩壊寸前に。これは、地味なスキル一つで世界を“整理整頓”していく、一人の青年の爽快成り上がり英雄譚!
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる