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第一章 新年の風来る
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「……でも、美味しいから悟空にも食べてほしい」
少しだけ下唇を突き出すように言うと、悟空がふう、と息をついた。そのまま悟空の手が玄奘の手をとりスプーンを口に運ばせる。玄奘の口の中には柔らかいアイスが広がった。
「じゃあ、こうして……一口もらいますね」
一瞬にして悟空の舌が玄奘の口腔内に滑りこんだ。アイスはすでに溶けて口内を漂っている。二人の舌が魅惑の白濁をかき混ぜながら、濃厚な甘さを味わっていく。アイスの甘さなのか、相手の舌の甘さなのかわからない。悟空の舌はクリームが泡立つほど何度も何度も玄奘の舌を舐めあげた。
「ん……、ぁあ……」
唇を開け放したまま舌を絡ませる玄奘からは、極甘の声が漏れ出ている。
「ふふ……。垂れちゃいましたね」
唇を離した悟空は親指で玄奘の顎下を拭ってやった。
「んふぅ……悟空」
玄奘は少し息が上がっている。そして悟空を見つめた。
「なんです?」
「やっぱり……あの」
悟空は片眉を上げただけで先を促した。もう言いたいことなどわかっているだろうに、この恋人は相手の口から言わせたがる。
「……その、……したくなった」
「アイス食べるんじゃなかったですか?」
「……いじわるだな」
火照った瞳の玄奘が睨んだところで可愛いだけでまったく効果はない。悟空は笑った。
「すみません。かわいかったから、つい。ほらもう一口」
悟空は再びアイスをひと匙玄奘に食べさせ、もう一度舌を入れてきた。先程よりもアイスの量が多い。クリームの塊を突き抜けてきた熱い悟空の舌と交わる。口の中が質量で埋まり、息苦しさを感じる。
「ん……んぅ……」
「玄奘……、ゆっくり鼻で息をしてください」
「んふぅ……ふぅ……」
「そう、上手ですよ」
「ん……悟空、口の中ぜんぶ甘い……」
玄奘が悟空の首に腕を回してしがみついた。悟空も玄奘の背に手をやって抱きしめる。
「甘いですね」
少しだけ唇を離した玄奘は悟空の頬に手をやり、気づかわしげに見つめて尋ねた。
「……キス甘いけど、らいじょぶ?」
舌が回っていない玄奘の可愛さに、悟空は思わず息を呑んだ。しかもあまり甘いものを好まない悟空が甘いキスを苦にしてはいないかと心配してくれたのだ。
「玄奘とのキスならいくらでも」
悟空は再び唇を近づけ、アイスにまみれた玄奘の舌を吸った。同時にパジャマの前ボタンを外す。ゆっくりと欲望を伝えるように手のひら全体を預けて悟空がさすっていくと、玄奘の身体はすぐに熱くなる。
少しだけ下唇を突き出すように言うと、悟空がふう、と息をついた。そのまま悟空の手が玄奘の手をとりスプーンを口に運ばせる。玄奘の口の中には柔らかいアイスが広がった。
「じゃあ、こうして……一口もらいますね」
一瞬にして悟空の舌が玄奘の口腔内に滑りこんだ。アイスはすでに溶けて口内を漂っている。二人の舌が魅惑の白濁をかき混ぜながら、濃厚な甘さを味わっていく。アイスの甘さなのか、相手の舌の甘さなのかわからない。悟空の舌はクリームが泡立つほど何度も何度も玄奘の舌を舐めあげた。
「ん……、ぁあ……」
唇を開け放したまま舌を絡ませる玄奘からは、極甘の声が漏れ出ている。
「ふふ……。垂れちゃいましたね」
唇を離した悟空は親指で玄奘の顎下を拭ってやった。
「んふぅ……悟空」
玄奘は少し息が上がっている。そして悟空を見つめた。
「なんです?」
「やっぱり……あの」
悟空は片眉を上げただけで先を促した。もう言いたいことなどわかっているだろうに、この恋人は相手の口から言わせたがる。
「……その、……したくなった」
「アイス食べるんじゃなかったですか?」
「……いじわるだな」
火照った瞳の玄奘が睨んだところで可愛いだけでまったく効果はない。悟空は笑った。
「すみません。かわいかったから、つい。ほらもう一口」
悟空は再びアイスをひと匙玄奘に食べさせ、もう一度舌を入れてきた。先程よりもアイスの量が多い。クリームの塊を突き抜けてきた熱い悟空の舌と交わる。口の中が質量で埋まり、息苦しさを感じる。
「ん……んぅ……」
「玄奘……、ゆっくり鼻で息をしてください」
「んふぅ……ふぅ……」
「そう、上手ですよ」
「ん……悟空、口の中ぜんぶ甘い……」
玄奘が悟空の首に腕を回してしがみついた。悟空も玄奘の背に手をやって抱きしめる。
「甘いですね」
少しだけ唇を離した玄奘は悟空の頬に手をやり、気づかわしげに見つめて尋ねた。
「……キス甘いけど、らいじょぶ?」
舌が回っていない玄奘の可愛さに、悟空は思わず息を呑んだ。しかもあまり甘いものを好まない悟空が甘いキスを苦にしてはいないかと心配してくれたのだ。
「玄奘とのキスならいくらでも」
悟空は再び唇を近づけ、アイスにまみれた玄奘の舌を吸った。同時にパジャマの前ボタンを外す。ゆっくりと欲望を伝えるように手のひら全体を預けて悟空がさすっていくと、玄奘の身体はすぐに熱くなる。
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