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茂人の就職活動
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斎藤さんと一緒に夕食をとった翌朝、
俺はベットから起き上がりリビングに向かう。
リビングにある机の上には昨夜見ていた「株式会社REINA」の名刺が置いたままだった。
とりあえず朝食をとり、服を着替えた。
そして、名刺に書かれている番号に電話を掛けた。
プルルルル…
…株式会社REINAのとあるオフィス…
私の名前は麗奈美咲、今年で25になる独身女性だ。
私が勤めている会社「株式会社REINA」は私の麗奈一族が立ち上げた麗奈財団から派生した会社になっている。
おばあ…いや、祖母麗奈 晴美はもう表舞台からは退き、私の母麗奈 美沙都が今は理事長として活躍している。私は、大学を卒業した後に子会社であるこの会社に社長として入社させられた。
母としては、早く後を継がせる人間を作りたいのだろう。
たまに、母から孫はまだか?まだか?と連絡を入れて、知らないうちにお見合いの予定を組んできたりしてくるときがある。
まあ、どのお見合いも男性が一方的に拒否して破綻していたのだけど。
しかし、2日前にあったあの男性のことを考えるとお見合いの破綻なんてどうでもよく考えられる。
また会えないかなとため息をついているとプルルルルと電話が鳴った。
私は電話と取り通話ボタンを押した。
「はいもしもし、株式会社REINAの社長をしている麗奈美咲ですが」
「もしもし、2日前に名刺をもらった茂人「茂人さん!?」わっ」
いきなり大声をあげたものだから社員の目がこちらに向く。
私は急いで声量を下げ通話する。
「すいません、突然大声をあげてしまいまして」
「いえいえ、いきなりの電話すいません。」
「えっと、この番号にかけてきたってことは、茂人さんはこの会社に入社希望なのでしょうか?」
「はい、その通りです」
「なら、入社試験をしたいので明日に会社に来てくれませんか?」
「はい、わかりました。失礼します」
茂人さんはそう言って通話を切った。
私は椅子の背もたれにもたれて心の中でガッツポーズをとり秘書を呼び、明日特例で入社試験をすることを伝え、その試験には私も同席すると伝えた。
〈あとがき〉
投稿遅れてすいません。
できるだけ、無理のないペースでまた投稿していこうと思いますので暖かく見守っていてほしいです。
俺はベットから起き上がりリビングに向かう。
リビングにある机の上には昨夜見ていた「株式会社REINA」の名刺が置いたままだった。
とりあえず朝食をとり、服を着替えた。
そして、名刺に書かれている番号に電話を掛けた。
プルルルル…
…株式会社REINAのとあるオフィス…
私の名前は麗奈美咲、今年で25になる独身女性だ。
私が勤めている会社「株式会社REINA」は私の麗奈一族が立ち上げた麗奈財団から派生した会社になっている。
おばあ…いや、祖母麗奈 晴美はもう表舞台からは退き、私の母麗奈 美沙都が今は理事長として活躍している。私は、大学を卒業した後に子会社であるこの会社に社長として入社させられた。
母としては、早く後を継がせる人間を作りたいのだろう。
たまに、母から孫はまだか?まだか?と連絡を入れて、知らないうちにお見合いの予定を組んできたりしてくるときがある。
まあ、どのお見合いも男性が一方的に拒否して破綻していたのだけど。
しかし、2日前にあったあの男性のことを考えるとお見合いの破綻なんてどうでもよく考えられる。
また会えないかなとため息をついているとプルルルルと電話が鳴った。
私は電話と取り通話ボタンを押した。
「はいもしもし、株式会社REINAの社長をしている麗奈美咲ですが」
「もしもし、2日前に名刺をもらった茂人「茂人さん!?」わっ」
いきなり大声をあげたものだから社員の目がこちらに向く。
私は急いで声量を下げ通話する。
「すいません、突然大声をあげてしまいまして」
「いえいえ、いきなりの電話すいません。」
「えっと、この番号にかけてきたってことは、茂人さんはこの会社に入社希望なのでしょうか?」
「はい、その通りです」
「なら、入社試験をしたいので明日に会社に来てくれませんか?」
「はい、わかりました。失礼します」
茂人さんはそう言って通話を切った。
私は椅子の背もたれにもたれて心の中でガッツポーズをとり秘書を呼び、明日特例で入社試験をすることを伝え、その試験には私も同席すると伝えた。
〈あとがき〉
投稿遅れてすいません。
できるだけ、無理のないペースでまた投稿していこうと思いますので暖かく見守っていてほしいです。
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