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新しい戸籍を用意するので何枚か書類にサインしてほしい、と副所長から声をかけられたため、徹は副局長とともに隣の部屋へと移動した。
局長室と繋がるドアがパタンと閉まると、新多は御門に質問を投げかけた。
「なあ、親父。なんでミラードームの中にいるにも関わらず、興奮状態の徹を煽ったんだよ。あんな強引な作戦、見た目に似合わず慎重派な親父らしくない」
肩眉を上げた御門は、わからないのかとほくそ笑む。
「息子のトートバッグに仕掛けたGPSを追って土岐寿美子が病室から抜け出した。想定外だったから現場は混沌としていた――って感じかねぇ」
「精神疾患で隔離されている患者のスマートフォンがたまたま患者の手元に渡ったと? トクノウにそんなヘマする人間がいるわけねぇだろ……、聞きたいのはそういうことじゃないんだけど」
新多も御門がわざと寿美子を息子の元に向かわせて、決別させるきっかけを作ったのだということを理解している。
だが、そこまでして徹の能力を欲しているとは思っていなかったのだ。
確かに徹ほど広範囲に強力な攻撃を仕掛けられる者はいないが、常に人手不足のトクノウには、その証拠を隠滅できるほどの資金や労働力はない。
「あっ、そうだわ、忘れてた。お前も徹君と一緒に来月から戦闘班に異動だからよろしく」
「は、はあ⁉」
「徹君が戦闘時に壊した場所を誰が復旧させると思ってるんだ? 能力者の存在は世間一般には知られたくないんだから、瓦礫を一個ずつ丁寧に運んでる暇なんてないよ。それに俺は息子思いだからね。パートナーと離れずにいられる方法を考えてあげたわけだ。徹君が心配なら、お前が彼を守ってやればいいじゃーん」
いけしゃあしゃあと後出しであれこれ言い渡す御門に新多は苛立つ。
最初からすべて御門の手中で踊らされていたのだ。
御門の中では、一年以上前から新多が徹と共に戦闘班に配属される未来を視て知っていた。御門が曲者ぞろいのトクノウの頂点に立つ確固たる理由が、未来視だ。一秒先の未来から、新たな能力者が現れる場所まで、視ることができる。
副反応は、低血糖。遠い未来を視ようとすればするほど、体に負担が掛かる。
「そういうことは最初から言っとけよ……」
新多はガクッとうな垂れる。
「言っちゃうと運命から抗おうとして、未来が変わる可能性もあったからなぁ。それに俺が視たのは、土岐透琉が能力を初めて発動した日と場所。それから十五分後にお前らが仲良く手を繋いで帰るところだよ」
「ぐっ……、ああ~もう!」
新多は腹の底から声を出して叫んだ。
その帰り道。
岡崎徹として生まれたてほやほやの徹は、心なしか足取りがふわふわしていた。
新多は御門新多に戻ってしまったが、土岐透琉と岡崎新多の絆の証は、徹が守っていく。
「はあ、岡崎徹か……。こんにちは、岡崎徹です!」
「そうそう、これからは言い間違えないようにしねぇと」
「うん。頑張る」
「俺も間違えないようにしないとなぁ」
「そうだね。ふふっ、なんか堅苦しい書類にサインして提出して帰ってきたからか、新多君と結婚したみたいな気分で、このまま空まで飛べそうな気分」
徹は弾けるような笑顔を見せる。
今ではすっかりスキンシップにも慣れて、新多の方がたじたじだ。
オフィス街を抜けると、大きな交差点に差し掛かった。
二人は歩道の端っこで信号が変わるのを待つ。
通行量の多いそこは、街灯モニターが二つも設置されていて、正面のモニターは一年前に大ヒットした男性シンガーの曲が流れていた。
「徹さぁ、塾の窓が割れた時のこと覚えてる?」
「新多君と初めてちゃんと話した日のこと?」
「そう。あの時もずっとこの曲が流れてたの、覚えてる?」
「覚えてるよ。一ヶ月くらいずっと流れてたし」
「実はこれ歌ってんの、俺を昔ボコボコにしてたやつ。もう血だけ繋がってる赤の他人だけど」
衝撃の事実に徹は目を丸くした。
何気なく、声が似ていると言ってしまったような気がするが、新多は嫌だったのではないだろうか。
「ご、ごめん! そうとは知らず、僕は酷いことを言ったかもしれない……」
徹が頭を下げると、新多はふっと頬をほころばせた。
「あの男より俺のが良い声だって、好きだって言ってくれたじゃん。あれ、すげぇ嬉しかったんだ……。あの瞬間から、徹に救われていたのかもしんないな」
「僕が新多君を救った……?」
「忘れたはずの嫌な声が街中で響き渡っててさ、家族愛の曲とか歌ってんだよ? まさかすぎ、笑わせんなよって思ってた。それでも、投げられた時計の固さとか、割れた皿で切った足の痛みとか、どうしても思い出しちゃって、未だに俺は弱いままで、過去から逃げらんねぇのかって、焦ってたんだ」
特殊能力は、本人の願望が強く反映されたものだと御門から教えられた。
小さい頃の新多は、投げつけられたものを直そうと必死だったのかもしれない。能力が発現してトクノウに助け出されるまで、どれほど一人で泣いて苦しんできたのだろうか。
徹は、そっと新多の手を握る。
「そうだったんだ……」
「それがさ、徹からサラッと俺の方が良いって肯定されて、ほっとしたっつーか、トラウマをバーンって壊してもらった気がしたんだ。見た目派手でも意外とつまんねぇやつって言われることも多かったけど、望んでこの髪と顔になったわけじゃねぇし? それでも徹は、静かな場所でのんびりしてる俺が、俺らしいって言ってくれて、嬉しかった。ずっと幸せにしてもらってた」
「僕だって、いつも救われてた……。幸せを教えてもらったよ」
新多の悲しみを壊すことができたなら、破壊の能力も悪くないと思える。
この先も、新多の幸福を脅かすものがあれば、徹は何にだって立ち向かうだろう。
いつの間にかノイズだった歌声は消えて、大好きな甘い声だけが心に届いた。
「徹、俺と出会ってくれてありがとう。大好き」
「僕も新多君が大好き……これからもずっと一緒にいようね!」
「ああ、ずっと一緒だ」
徹と新多は顔を見合わせ笑った。
しっかり繋いだ手をぶんぶんと振って、二人は自宅へと帰っていく。
これからは、何もない部屋に好きなものを増やしていっぱいにしよう。幸福な時間を刻む時計も、二人分の全身が映せる大きな鏡も置いて、心が安らげる居場所を作ろう。
この先、笑えない日も訪れるかもしれない。
そんな時は、新多のそばにいたいし、いてほしいと思う。
二人で支え合って生きていこうと、徹と新多は心に誓った。
局長室と繋がるドアがパタンと閉まると、新多は御門に質問を投げかけた。
「なあ、親父。なんでミラードームの中にいるにも関わらず、興奮状態の徹を煽ったんだよ。あんな強引な作戦、見た目に似合わず慎重派な親父らしくない」
肩眉を上げた御門は、わからないのかとほくそ笑む。
「息子のトートバッグに仕掛けたGPSを追って土岐寿美子が病室から抜け出した。想定外だったから現場は混沌としていた――って感じかねぇ」
「精神疾患で隔離されている患者のスマートフォンがたまたま患者の手元に渡ったと? トクノウにそんなヘマする人間がいるわけねぇだろ……、聞きたいのはそういうことじゃないんだけど」
新多も御門がわざと寿美子を息子の元に向かわせて、決別させるきっかけを作ったのだということを理解している。
だが、そこまでして徹の能力を欲しているとは思っていなかったのだ。
確かに徹ほど広範囲に強力な攻撃を仕掛けられる者はいないが、常に人手不足のトクノウには、その証拠を隠滅できるほどの資金や労働力はない。
「あっ、そうだわ、忘れてた。お前も徹君と一緒に来月から戦闘班に異動だからよろしく」
「は、はあ⁉」
「徹君が戦闘時に壊した場所を誰が復旧させると思ってるんだ? 能力者の存在は世間一般には知られたくないんだから、瓦礫を一個ずつ丁寧に運んでる暇なんてないよ。それに俺は息子思いだからね。パートナーと離れずにいられる方法を考えてあげたわけだ。徹君が心配なら、お前が彼を守ってやればいいじゃーん」
いけしゃあしゃあと後出しであれこれ言い渡す御門に新多は苛立つ。
最初からすべて御門の手中で踊らされていたのだ。
御門の中では、一年以上前から新多が徹と共に戦闘班に配属される未来を視て知っていた。御門が曲者ぞろいのトクノウの頂点に立つ確固たる理由が、未来視だ。一秒先の未来から、新たな能力者が現れる場所まで、視ることができる。
副反応は、低血糖。遠い未来を視ようとすればするほど、体に負担が掛かる。
「そういうことは最初から言っとけよ……」
新多はガクッとうな垂れる。
「言っちゃうと運命から抗おうとして、未来が変わる可能性もあったからなぁ。それに俺が視たのは、土岐透琉が能力を初めて発動した日と場所。それから十五分後にお前らが仲良く手を繋いで帰るところだよ」
「ぐっ……、ああ~もう!」
新多は腹の底から声を出して叫んだ。
その帰り道。
岡崎徹として生まれたてほやほやの徹は、心なしか足取りがふわふわしていた。
新多は御門新多に戻ってしまったが、土岐透琉と岡崎新多の絆の証は、徹が守っていく。
「はあ、岡崎徹か……。こんにちは、岡崎徹です!」
「そうそう、これからは言い間違えないようにしねぇと」
「うん。頑張る」
「俺も間違えないようにしないとなぁ」
「そうだね。ふふっ、なんか堅苦しい書類にサインして提出して帰ってきたからか、新多君と結婚したみたいな気分で、このまま空まで飛べそうな気分」
徹は弾けるような笑顔を見せる。
今ではすっかりスキンシップにも慣れて、新多の方がたじたじだ。
オフィス街を抜けると、大きな交差点に差し掛かった。
二人は歩道の端っこで信号が変わるのを待つ。
通行量の多いそこは、街灯モニターが二つも設置されていて、正面のモニターは一年前に大ヒットした男性シンガーの曲が流れていた。
「徹さぁ、塾の窓が割れた時のこと覚えてる?」
「新多君と初めてちゃんと話した日のこと?」
「そう。あの時もずっとこの曲が流れてたの、覚えてる?」
「覚えてるよ。一ヶ月くらいずっと流れてたし」
「実はこれ歌ってんの、俺を昔ボコボコにしてたやつ。もう血だけ繋がってる赤の他人だけど」
衝撃の事実に徹は目を丸くした。
何気なく、声が似ていると言ってしまったような気がするが、新多は嫌だったのではないだろうか。
「ご、ごめん! そうとは知らず、僕は酷いことを言ったかもしれない……」
徹が頭を下げると、新多はふっと頬をほころばせた。
「あの男より俺のが良い声だって、好きだって言ってくれたじゃん。あれ、すげぇ嬉しかったんだ……。あの瞬間から、徹に救われていたのかもしんないな」
「僕が新多君を救った……?」
「忘れたはずの嫌な声が街中で響き渡っててさ、家族愛の曲とか歌ってんだよ? まさかすぎ、笑わせんなよって思ってた。それでも、投げられた時計の固さとか、割れた皿で切った足の痛みとか、どうしても思い出しちゃって、未だに俺は弱いままで、過去から逃げらんねぇのかって、焦ってたんだ」
特殊能力は、本人の願望が強く反映されたものだと御門から教えられた。
小さい頃の新多は、投げつけられたものを直そうと必死だったのかもしれない。能力が発現してトクノウに助け出されるまで、どれほど一人で泣いて苦しんできたのだろうか。
徹は、そっと新多の手を握る。
「そうだったんだ……」
「それがさ、徹からサラッと俺の方が良いって肯定されて、ほっとしたっつーか、トラウマをバーンって壊してもらった気がしたんだ。見た目派手でも意外とつまんねぇやつって言われることも多かったけど、望んでこの髪と顔になったわけじゃねぇし? それでも徹は、静かな場所でのんびりしてる俺が、俺らしいって言ってくれて、嬉しかった。ずっと幸せにしてもらってた」
「僕だって、いつも救われてた……。幸せを教えてもらったよ」
新多の悲しみを壊すことができたなら、破壊の能力も悪くないと思える。
この先も、新多の幸福を脅かすものがあれば、徹は何にだって立ち向かうだろう。
いつの間にかノイズだった歌声は消えて、大好きな甘い声だけが心に届いた。
「徹、俺と出会ってくれてありがとう。大好き」
「僕も新多君が大好き……これからもずっと一緒にいようね!」
「ああ、ずっと一緒だ」
徹と新多は顔を見合わせ笑った。
しっかり繋いだ手をぶんぶんと振って、二人は自宅へと帰っていく。
これからは、何もない部屋に好きなものを増やしていっぱいにしよう。幸福な時間を刻む時計も、二人分の全身が映せる大きな鏡も置いて、心が安らげる居場所を作ろう。
この先、笑えない日も訪れるかもしれない。
そんな時は、新多のそばにいたいし、いてほしいと思う。
二人で支え合って生きていこうと、徹と新多は心に誓った。
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