音痴の俺が転移したのは歌うことが禁じられた世界だった

改 鋭一

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第五幕 告白

雨降って地固まる

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 キャンプ中の黙呪兵を掃除し終わった時にはかなり時間が経っていた。その頃にはもう人々は落ち着きを取り戻し、グランドの黙呪兵の残骸は一ヶ所に集められているところだった。

 グランドに戻ってきた俺をニコが笑顔で迎えてくれた。しかし俺のだらんと垂れた左手を見て彼女の表情は曇った。

「ソウタ、さっきからずっと気になってたけど、その手、大丈夫?」

 彼女は俺の左手にそっと触れた。

「うん、たぶん」

「動かないの?」

「うーん、ちょっとは動くよ」

 指先を動かして見せようとしたが、あれ? ほとんど動かないや。

「痛い?」

「ちょっとね」

 実は痛みはずーっと続いてる。動き回ってるとそれほど気にならないが、こうやってジッとしてるとうずいてくる。

「ごめんなさい。私のせいでこんなことになって……」

 ニコの目には涙が浮かんでいる。しかしこれは彼女のせいじゃない。あの馬鹿と、まだまだ歌術のレパートリーが少ない俺自身のせいだ。

「気にしなくてもいいよ。これはニコのせいじゃない」

 彼女は両手をかざして何度も何度も癒歌を歌ってくれた。俺が「もういいよ、ありがとう」と言っても止めない。結局、小一時間歌い続けてくれた。



 しかし、さっきハルさんが歌ってくれた時はもう効果が頭打ちだったのが、ニコが繰り返し歌ってくれると、少しずつ手が動くようになってきた。

「ニコ! 動くよ。動くようになってきたよ、ほら」

 俺は彼女の目の前で手を握ったり開いたりしてみせた。ゆっくりだが、ちゃんと動く。

「良かった……」

 彼女の声は歌い過ぎで少しかすれている。

「ありがとう、ニコ」

 俺は思わず彼女を抱き寄せた。そして左腕をゆっくり持ち上げて彼女の頭を撫でようとしたんだが……うまく腕を動かせない。

 俺が悪戦苦闘していると、彼女は両手で俺の左手を捕まえ、自分の頬にあてた。まだその柔らかい感触は分からないが、不思議と温かさだけは伝わってくる。

「ソウタ、ごめんね。私、馬鹿なことした。本当にごめんなさい」

「謝らなくってもいいよ。元はと言えば俺がニコをそこまで追い込んだんだ。謝るのは俺の方だ。本当にごめん、ニコ」

 その時、彼女はクスッと笑った。

「私たち、また謝り合ってるね」

「そうだな」

「ソウタの癖がうつっちゃったみたい」

「嫌か?」

「ううん、全然嫌じゃないよ」

 そう言って、ニコは俺の左手に頬ずりしてくれた。

 俺は言おうかどうか迷っていたことを思い切って口にした。

「ニコ……あの……もう一度キスしていい?」

 彼女は赤くなりながらOKしてくれた。

「……いいよ、何度でも」

 そして頬にあてていた俺の左手をゆっくり下におろし、目を閉じた。俺は右手で彼女の身体をさらに抱き寄せ、そっと唇を重ねた。



 そのまましばらく時が経つのを忘れていた。

「おほん、ほん。おっほん、ほん」

 後でわざとらしい咳払いが聞こえた。俺とニコはびっくりして顔を離した。

「熱烈キッスの途中でごめんなさいね。でもあなたたち、ちょっと周りを見てごらんなさい」

 咳払いはハルさんだった。言われたように周囲を見回して驚いた。さっきまで黙呪兵の残骸を片付けていた人たちが全員手を休めニヤニヤしながら俺たちを見ている。

 え! みんな、見てたの?

 その途端、みんなから拍手が起こった。「ひゅーひゅー!」「熱いね!」「子供は男の子と女の子と一人ずつがいいわ!」……またいろいろ野次も飛んでくる。

「仲直りついでに二人の関係が進んだのはめでたいけど、いきなりバカップルにならないでね」

 ハルさんにも冷やかされた。

 ニコは真っ赤になってうつむいてしまった。ごめん、ニコ。キスする前に周囲をきちんと確認しとくべきだった。



 その時、ハルさんの後からひょっこりノボさんが顔を出した。

「ソウタさん、いろいろご報告したいことがあるんで司令部まで来ていただけますか?」

 もちろん。あ、そうだ。ガイさんはどうなったんだろう。

「あの、ガイさんは?」

「ええ、そのことも含めてご報告します」

 え……何だか悪い予感がするが……とにかく司令部に行こう。



 司令部には、ガイさんとゾラを除いたキャンプの幹部がみな集まっていた。それだけでなく、若手の講師連中もほぼ全員が来ていた。

「それじゃまず、被害の報告をしてくれ」

 ノボさんが前に立ち、担当の幹部を指名して各部署の被害報告をまとめていく。

 豪放磊落だが雑な感じのガイさんと比べて、ノボさんは『智将』というイメージだ。雑談してる時にはのんびりした雰囲気なのに、こうやって前に立つとピリッとしてる。申し訳ないが、リーダーとしてはガイさんよりよほど有能に見える。

 幸い、黙呪兵との戦闘ではスタッフにも訓練生にも重傷を負った者はいなかった。

 ただし行方不明者が3名いた。

 ゾラとその腹心2人。そのうち一方はあの剣術の講師だ。こいつらは黙呪兵との戦いの最中に姿をくらましたらしい。キャンプ中どこにもおらず、行き先も全く不明。

 また、三歌試合では重傷者が2名出た。言うまでもない。俺とガイさんだ。

 俺の被害については、自分で報告した。自らの歌術で片腕が使えなくなるなんてマヌケだが、震衣について説明するとみな熱心に聞き入っていた。

 ガイさんの病状はハルさんが報告した。

 容態は良くない。どうにか出血は止まったが、大量の血液を失ったため心臓が何度も停まりかけた。その都度癒歌で蘇生しているが、脳にダメージを負った可能性もあるとのこと。まだ意識も戻らない。

 頼りないパパだったが、俺たちの身代わりになって、奴の投げた剣を受けてくれたんだ。身体を張って馬鹿息子に正しい道を示したと言える。俺とニコからは、感謝しても感謝してもしきれないぐらいだ。できることがあったら何でもしてあげたい。



「よし。各自分担に戻る前に、私から一言……」

 癖なんだろう、ノボさんはダンディなあごヒゲに手をやりながら話し出した。

「みんな知っての通り、ここ数年、このボナ・キャンプは異常な状態にあった。若手とベテラン勢が対立し、いがみ合っていた。しかしその中心人物だったゾラが多数の黙呪兵を召喚したあげくに失踪し、その後を真の歌い手であるソウタさんがきれいに片付けて下さった」

 いや、あれは俺一人がやったことじゃない。ニコがいたからできたことだ。

「全てをリセットする良い機会だ。我々はもう一度初心に戻り、心を一つにして再出発しなければならない。我々の存在理由は、歌い手様を助け、共に戦うことだ。ヒーローは要らない。ヒーローは歌い手様、ソウタさん一人でいい」

 いやいや、俺はヒーローなんかなりたくない。歌い手そのものは続けるにしても、本音は黙呪王と戦いたいわけじゃない。できればニコと二人で逃げ切りたいんだ。

「そんなわけでソウタさん」

 ノボさんは俺の方を向いた。

「一連の不愉快な出来事、心よりお詫びします。ほら、お前たちも」

 ノボさんに促され、全員立ち上がった。そして

「申し訳ありませんでした!」

 声をそろえて謝ってくれた。いや、もう、こっちは恐縮しまくりだ。

 その上、

「我々は歌い手様の手足にも、武器にも、防具にもなります。どうぞ良いように使ってやって下さい。せーの」

「よろしくお願いします!」

 声をそろえてお願いされてしまった。やれやれだ。



 ただ、今回の事件をきっかけに、というか、単に分断をあおっていた人間が消えたためか、若手とベテランの対立は一気に解消された。キャンプのあちこちにできた穴ぼこを、若手とおっさんが仲良く協力して埋め戻し、踏み固めている。

 俺とニコの距離も近くなった。一時はどうなるかと思ったが、お互いの気持ちを確認し、どうにかキスができるようにはなった。

 自分の気持ちもよく分かった。彼女がいなくなるだけで自分があそこまでダメになるとは思ってなかった。彼女を取り戻すためになら自分があそこまでできる、それも予想外だった。

 一連の騒動でいろいろなものがしっかり固まったような気がする。新たな気持ちで再スタートだ。



 黙呪兵の残骸がグランドの一角に集められ燃やされていた。

 それにしても黙呪兵って、ああやって地面から湧いてくるんだ。

「黙呪兵は植物の一種だという説があるぐらいよ。親衛隊が種みたいな物を播いている場面も目撃されてるわ」

 ハルさんは言う。ちょうどツタ植物を歌術で操るみたいなものか。あの野郎も黙呪兵を召喚する時、何か歌術を使ってたもんな。

「でも植物っていうのは間違いよ。黙呪兵は根を張るわけでもないし、花が咲いて実がなるわけでもないわ。親衛隊が播いているのは『卵』だというのが現時点でのレジスタンスの統一見解よ」

 ふうん。いずれにせよ誰かがその『黙呪兵のもと』をあらかじめキャンプ中の地面に播いてたっていうことだよな。まあ誰がやったのかは明白だが。

「奴はどこからその卵を手に入れたんでしょうね」

「おそらく親衛隊からでしょうね。他にルートはないはずよ。ただ黙呪兵の詳細については連中の中でも極秘事項みたいで、黙呪兵の卵を扱えるのはごく一部の上級隊員だけのようね」

「奴は親衛隊の上の方とつながりを持っていた、そういうことですね」

「考えたくないけど、そういうことね。これまで私たちの情報がどのくらい向こうに流れてたのか分からないけど、内通者がいたということで説明がつくこともあるわ」

「あ、そういえば、ガイさんが意識を失う前、武器商人が何とかって言ってました。ある武器商人のせいでゾラはおかしくなった、って」

「あら? その話、ノボと私に詳しく教えてくれる?」



「なるほど、やっぱりそうか」

 もう一度司令部に戻ってその話をすると、ノボさんは何か合点がいったようだ。

 武器商人の中にはレジスタンスと親衛隊と両方を相手に商売しているのもいる。ナナさんが目を光らせてる頃は変な商人もいなかったが、彼女亡き後、ゾラがサブリーダーに昇格して物品の購入を担当するようになると、怪しい連中が群がってきた。

 頭が悪い上に自分がヒーローになるためなら手段を選ばない奴だ。おそらく武器商人を介して親衛隊とつながりができ、自分が全て支配してるつもりで、むしろ向こうのコントロール下に入ってしまったのだろう。

「どこかから情報が漏洩していることは分かってたんですが、こんな身近な所だったとは……残念です」

 ノボさんはがっくりとうなだれた。



 その時、ずっと黙っていたニコが口を開いた。

「あの……あの……役に立つ話かどうか分からないんですけど……」

「いいわよ。何でも聞かせてちょうだい」

 ハルさんに言われてニコはおずおず話し出した。

「あのゴリラ……いえ、ゾラさんが何度も『ニルの街へ行く』『ニルで俺たちは覚醒する』って言ってたんです。お前もついて来いって言われました。もちろん断りましたけど」

 そう言って俺をチラッと見た。ニルの街? どこだ? そりゃ。

 しかしノボさんとハルさんはハッとしたようだ。

「ニルか……なるほど」

 話について行けなくなった俺は思わず尋ねる。

「あの……ニルってどこですか?」

「古都ニルはここからはるか東、この大陸の東岸にある大きな街だ。黙呪王が大陸を征服してジャコに遷都するまで、ずっと首都だった所だ」

 ノボさんが教えてくれる。っていうか今の首都がジャコっていうのすら知らなかったぞ、俺は。

「ニルの街は黙呪兵がらみでいろいろある所でね。今ジゴとナギが向かってるのもたぶんニルの街よ」

 ハルさんも教えてくれた。ああそうか。ジゴさんナギさんも黙呪兵の秘密を暴くために東に向かったって手紙に書いてたもんな。

 そういえばジゴさんナギさん、元気でやってるんだろうか。もうぼちぼちこっちから書いた手紙が着いてる頃だが。
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