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よろずの冒険者編
第四十話:真相苦虫エピローグ2
しおりを挟む石神様を通じてケイの記憶に上乗せされていた、一周目のコウの記憶の読み取りは続く。
民宿・万常次でのケイとの邂逅。部屋に案内されてからの活動内容は、二周目時点でケイから読み取っていた通り、お堂巡りや商店街歩きのコウ視点のものだった。
お堂巡りが一段落すると、ケイは昼食を貰いに万常次に戻った。コウと美鈴は商店街で昼食を済ませる予定でお堂に関する聞き込み取材を続行。
昼食がてら入った食堂では、お隣で雑貨屋を営んでいるというお喋りおばちゃんから良い話が聞けた。
「あたしが子供の頃からあってねぇ。昔はここのお祭りの時にお堂を巡る練り歩きとかもしてた時期があったんだけど、いつの間にかやらなくなってねぇ。寂れたせいかしらねぇ」
町の彼方此方にある小さなお堂は、昔この町がまだ集落だった頃から、新しい住人が増えたり工場が立つなど発展がある度に追加されていたそうだ。
トンネルが開通し、鉄道が敷かれたのを最後に目立った発展は無く、お堂もそれから増えていないらしい。
商店街周辺でのお堂に関する取材が粗方終わり、万常次に戻る前に雑貨屋のおばちゃん情報で得た『駅向こうの風景』を撮影に行く。
鉄道が敷かれる前は、今は線路の走る土手の向こう側まで町から見通せていたという。そしてそこには、仙洞谷町の名に相応しい谷山の雄大な景色が広がっているのだとか。
「来る時は気が付かなかったわね」
「でんしゃも駅もぎゅうぎゅう詰めだったもんね」
小道から駅に赴き、撮り鉄グループの群れを越えて土手の向こう側の道に入れば、そこを境目に突然視界が開けて、まるで人の手が入っていないかの如く樹木あふれる山の斜面が見られた。
「これは中々……」
美鈴がさっそくカメラを構えて景色の撮影をしていると、道の奥から地元民らしき年寄りの男女が歩いて来るのが見えた。
コウがさらっと思考を読み取ったところ、夫婦でいつも散歩をしているようだ。
「いんたびゅーする?」
「そうね、ここの景色の事とか聞いてみたいわね」
美鈴がそう言って老夫婦に声を掛けるべくそちらへ踏み出そうとしたその時、土手の線路が消えるトンネルから電車が現れた。瞬間、後方より一斉に怒声が上がる。
何事かと驚いた美鈴が振り返ってみれば、遠くから走って来る電車にカメラを構えている撮り鉄グループの何人かが、老夫婦に向かってがなり声をあげている。
「おいーー! そこ歩くなよーー!」
「どけジジィーー!」
「じゃまーーー!」
あまりの傍若無人ぶりに呆気にとられた美鈴が固まっているうちに、老夫婦はマイペースで歩いてくると、そのまま脇を通り過ぎていった。
完全に声を掛けるタイミングを逃してしまい、美鈴は仕方なくこの場から引き揚げた。
駅周辺では取材もままならないと、商店街の近くに移動して住人へのインタビューを試みるも、悪質な撮り鉄グループの評判が出回っている影響か、話を聞いて貰えない。
声を掛けた相手から『あんたら迷惑だよ』などと詰られる始末であった。コウの読心で、撮り鉄達と混同されている事は確認済みだ。
「はあ……今日はもう無理ね。戻りましょうか」
「だねー」
万常次に帰って来ると、入れ違いに潟辺が出掛けるところだった。昨日はホテルの受け付けで、今朝はこの通りの先で騒いでいた人物が、いつの間にか万常次の宿泊客になっている。
美鈴が潟辺に胡乱げな目を向けていると、それに気付いたケイが『どうしたの?』と訊ねるような視線を向けて来たので、美鈴は表情を緩めて駅周辺での出来事を軽く説明した。
一部のマナーの悪い人達のとばっちりで不利益を被った、という話をしていたところに美奈子も加わり、潟辺の宿泊を許可した理由などを話題に雑談に興じる。
なんでも、潟辺は公園での野宿中に酷い嫌がらせを受けたらしい。今朝ホテルで見掛けた時、やけに煤けた雰囲気で草臥れていたのは、それらが原因だろうと察した。
悪質かつ危険な悪戯をする者がいる事に関しては、青年団なり駐在所なりに報告をしておいた方が良いかもなどと話し合った。
その後は万常次内で民宿を宣伝するような取材をして、美奈子がホテルに出向く時間には皆で一緒に出掛けた。
廃線イベントで予想以上に人が集まった事に商機を見出した町内会の意向で、商店街にお祭りの時などに使われる屋台が並び始めているとあって、そちらの取材も兼ねている。
「送ってくれてありがとう。それじゃあまた後で」
「はーい、ヘルプ頑張ってねー」
「彩辻さんも取材ガンバ」
美奈子を商店街のホテルに送り届けた後、美鈴が屋台の取材に取り掛かる。
ここまでの道中、周囲の思念を探っていたコウは、ケイや美鈴が万常次の看板娘と仲良く話しながら歩く様子を目にした屋台のおじさん達から、警戒度が著しく下がるのを感じ取っていた。今なら取材にも応じてもらえそうであった。
時刻は夕方の十七時頃。
夜店祭りのような雰囲気を醸し出している商店街の屋台で、少しの食べ歩きも堪能しながら取材を続ける美鈴。コウも商品を見て回る。
(浮かぶ風船は冒険者にも需要ありそう)
狼煙代わりに上げたり、目印として浮かせておくなどして使えるのではないだろうか。などと考えていると、駅の方から怒鳴り声が響いてきた。
何だか非常に聞き覚えのある声に、美鈴とケイは潟辺を思い浮かべている。
コウがそちらに意識を集中させると、辺りに反響する怒鳴り声の言葉は不明瞭ながら、声の主の思念は読み取れた。
『――後から来た癖に――こいつホテルで横槍入れて来た輩――ガラ悪い――』
潟辺のそんな感情と内心が込められている。そして、潟辺の声に反応した周囲の人々からも、同時に色々な情報が読み取れた。
『またあいつ等か』という、他の撮り鉄グループの迷惑そうな感情に交じって、潟辺達の歪な関係について囁かれている。
グループリーダーがメンバーから疎まれており、陰湿な嫌がらせをされているらしい。
それらを耳にしたケイは、潟辺のグループ内のポジションをもしや『裸の王様』なのか? と推察していた。
やがて陽が沈み、辺りもすっかり暗くなった。時刻は凡そ十八時半。
屋台が並ぶ商店街を橙色に照らし出す電球の明かりで、ノスタルジックな気分に浸っている美鈴やケイと並んで、コウもノンビリした時間を過ごす。
頻繁に子連れの若夫婦と間違えられながら万常次までの帰り道を歩いていた時、ケイが何かに気付いたような思考を浮かべたので、コウもそちらに注視してみた。
ケイが気付いたのは、商店街の人混みを一人で歩く潟辺の姿。酷く不機嫌そうな表情で足早に通り過ぎた潟辺は、そのままホテルに入って行った。
この時ケイは、潟辺のグループメンバーはホテルに泊まっているらしいので合流するのかもしれないと考えていたが、コウは潟辺の思考を読み取り、メンバーの不在と彼の目的を把握した。
(今が盗聴器を仕掛けるチャンス? 仲間の動向を探ってるのか……)
他のメンバーは商店街の食堂で夕食をとっているらしい。潟辺はその食堂までは一緒に行動していたが、今泊まっている宿で食事が出るからと嘘を吐いて一人出てきたようだ。
その後、万常次に戻ったコウ達は、ケイの部屋に集まって夕食をとった。
食事を済ませれば、また商店街に出向いて銭湯に入る予定なので、一緒に行動しようと時間を合わせるべく部屋に招かれていた。
「ここに泊まってると銭湯の利用も料金分に含まれるんで、フリーパスなんですよ」
「うわーそうなんだ? 初日から泊まれれば良かったのに」
ケイから万常次と商店街の銭湯との連携について説明を受ける。
本来は宿泊が決まった時に美奈子から説明される内容なのだが、あの時は周りが少しごたついていた為、そちらに気を取られてか省かれたままになっていた。
その時、廊下をドスドスと鳴らしながら歩く足音が響いた。潟辺が帰って来たらしく、彼は宛がわれている奥の部屋に入ると、窓際でごそごそと作業を始めた。
「ホテルの仲間の所には泊まらないのか。夕食は向こうで済ませて来たのかな」
「まあ、既にこっちに泊まらせて貰ってるもんね」
声を潜めた美鈴とケイは、潟辺達の動向について色々と推察しているが、コウは潟辺の内心に意識を集中して、直接記憶と思考から彼の行動内容を読み取る。
どうやらメンバーが泊まっている部屋に首尾よく盗聴器を仕掛けられたので、さっそく傍受しようと受信機の調整やら周波数の設定などをやっているようだった。
(わざわざ美鈴やケイに説明するような事じゃないかな)
何でもかんでも暴いた内容を人に教えるような行為は自重する。
コウは潟辺の思考に意識を傾けつつ、ケイ達とのお喋りと夕食を楽しんだ。それから三人で銭湯に出掛ける。
潟辺の事が少し気になったコウだったが、彼はまだ受信機の調整に手古摺っているようだ。
盗聴の成果がどうだったかは帰って来てから確かめればいいかと、コウは潟辺の思考に傾けていた意識を外した。
夜の八時頃。銭湯から戻ると、コウは美鈴の取材レポートの纏め作業を手伝う。
ケイの中部屋で雑談に興じながらの作業は楽しくて捗ったと、美鈴は上機嫌だった。レポートも纏め終えたので、コウと美鈴は自分達の小部屋へと戻る。
ケイは特にする事がないからと直ぐに寝床に就いたようだ。しばらく布団の中で携帯を弄っている様子が窺えた。
時間の空いたコウは、潟辺の様子はどうかと意識を向けると、まだ起きて活動していた。部屋の明かりは消しているが、相変わらず窓辺で受信機を操作していた。
調整が済んでホテルの部屋に居るメンバー達の会話が聞こえるようになったらしく、持ち込んだ夜食を齧りながら受信機に繋いだイヤホンに耳を澄ませている。
潟辺が傍受できた情報の中には、彼が探ろうとしている『メンバー達の自分に対する誹謗中傷』という内容はまだ捉えられていないようだった。
メンバーが自分の悪口を言い始めたなら、それを録音して後日問い詰めるつもりでいるらしい。
潟辺は、自分が率いるグループのメンバーが十全な働きをしない事に、以前から不満を抱いていた。
具体的には、グループ活動中に潟辺がリーダーとして何か行動しても、メンバーが殆どサポートに動かない。
行き先を選んだり予定を決めたり、グループ資金の管理まで全て潟辺に任せきりにしているので、負担が多いのだ。
活動の度にその不満を訴えているのだが、一向に改善されないまま。その内、潟辺があれこれ指示を出しては、メンバーが緩く従うというスタイルが出来上がった。
この緩く従うという部分が曲者で、概ね言うとおりにはするが、毎回誰かしら勝手に動いて予定を狂わせる。
それが原因で潟辺は何時も怒鳴り声が絶えないし、メンバーはのらりくらりしながらも人前で罵られるのは嫌らしく、潟辺に対して『傲慢だ』と鬱憤を募らせている。
ケイが疑問に思っていたように、何故グループとして成立できているのか分からないほど噛み合っていないという事が、潟辺や時々すれ違うメンバー達の記憶情報から読み取れた。
(くされ縁なのかな? それとも共依存的な?)
噛み合わないのにウマが合う為、いつも喧嘩をしながらつるんでいるような関係は珍しくないし、お互いの存在に甘え合っているような付き合い方もある事を知っているコウは、潟辺達はどちらかに当てはまるのだろうかと考える。
しかし、メンバーが潟辺に仕掛けた悪戯は、もはや一線を踏み越えているとも思えた。向こうの世界だったなら、内部崩壊で死人が出ていてもおかしくなかっただろう。
そんな風に歪んだまま関係を成立させている潟辺達を、コウは興味深い対象例として観察する。京矢と交信が繋がっていれば、『悪趣味だぞ』と突っ込まれていたかもしれない。
ホテルの部屋を盗聴する潟辺と、その記憶越しにグループメンバー達の動向を観察し続けて数時間。時刻は夜の十時を回る頃、動きがあった。
メンバー達は一つの部屋に集まって酒盛りを楽しんでいたようなのだが、潟辺の話題が上がる事は無く、今回の廃線イベントについて撮影ポイントや見所を中心に話し合っていた。
最終電車は外から撮るのか内から撮るのかといった議題に、潟辺も明日以降の撮影予定と最終日にグループを分けるか否か考えるなどしていたところへ、何者かが部屋を訪ねて来た。
『――! ……っ! お』
『な――を……! わ――』
盗聴器で拾える声が遠く、応対に出たメンバーが何を話しているのかは聞き取れなかったが、何やら揉めている様子に、他のメンバー達も動揺しているのが分かった。
潟辺は受信機の調整つまみを弄りながら耳をそばだて、どうにか音を拾おうとしている。やがて、言い争うような声が近付いて来た。
『おう、お前らも同罪じゃ!』
『はあ? なんですかあんた等』
『ぁあ? んだその態度、舐めてんのかくら!』
『いや、何なん?』
『なんなんじゃなんじゃこらぉお!!』
というような感じで、戸惑うメンバー達に対して随分と威圧的に怒鳴っている声が数人。潟辺も「なんだコイツら?」と困惑していたが、その中に覚えのある声を聞いて反応する。
『おい、アイツどこだ』
『アイツって……?』
『とぼけんな、お前らのリーダー居んだろ』
それは宗近の声だった。潟辺にとっては、ホテルのカウンターで理不尽な扱いを受けて強い憤りを覚える切っ掛けになった因縁の相手。
今日の夕方頃にも、駅の近くで彼の者のグループと揉めたところだった。その時の事を思い出している潟辺の思考から、何があったのかを読み取るコウ。
その内容は、潟辺達が駅の向こう側に良い場所を見つけて撮影台を組み立て、いざ被写体待ちをしていたところ、後から来た宗近のグループに横取りされたという内容だった。
(土手向こうの一番いい場所って、ムネチカがカタベから横取りしてたのか)
場所は人数差による強引な割り込みで乗っ取られたが、撮影台の基礎部分になる持参した脚立は力尽くで取り返したらしい。その時に宗近と少しやり合ったようだ。
『うちの社長に怪我させといて詫びも入れに来ないとはねぇ』
『はあ? あんたら怪我なんかしてないでしょ』
『ぁあ”!? なんだコラ糞コラァガキ舐めたくち聞いとったら言わすぞ! ォオン!』
『何なん……?』
そのやり取りは、二周目の時間軸でコウ達が夜の帰り道に、宗近達に囲まれた時のソレにそっくりだった。一周目では潟辺達がターゲットになっていたようだ。
宗近達と潟辺のグループメンバーのやり取りは続く。
『いいからアイツ出せや』
『だから居ないって』
『どこ泊まってるか知らんもんなぁ?』
『ほ~ん、じゃあ手ぇついて謝れ』
『は? 意味が分からんし』
『じゃあって何な――ふごっ』
宗近達の恫喝をのらりくらりと躱していた潟辺のグループメンバーだったが、宗近が遂に手を出したらしい。
『なに……っ! 痛てっ 何すんだ――』
『何なん――この人っ! てっ……頭おかしいだろっ!』
『ヴラァ!! ゴラァ!! なめんなぁゴルァア!!』
『社長! 社長! それは待って! おい止めろ止めろ!』
『ちょっちょっ宗さん、ヤバいって!』
『うるぁああああ!』
ドスンバタンと人の暴れる音に、カップでも落としたのかガラスの割れる音。揉み合いになっている様子が窺える。
「あいつ等!!」
受信機を弄っていた潟辺は、イヤホンを耳から抜いて立ち上がると、鞄の中から護身用のラバーナイフを取り出して懐に収め、上着を羽織り直しながら部屋を飛び出した。
(あんなの持ってたんだ?)
二周目の時間軸で荷物の中身を入れ替えた時は気が付かなかった。
潟辺はかなり頭に血が昇っているようだ。ドスドスと踏み鳴らすような足音が廊下に響く。コウが部屋を出ると、潟辺が階段を下りていくところだった。
放っておくと危険かもしれない。階段を見下ろしながら、後を追うべきか考える。そこへ、足音で起きたのかケイも部屋から出てきた。
暗い廊下に佇むコウを見つけて、「うお、コウ君か」と少し驚いている。
「あの人、ちょっと危ないかも」
「え?」
コウは、ケイが潟辺に注意を向けている事を確認すると、それだけ告げて後を追う事にした。この時間に潟辺が動いた事を覚えておいてくれれば、何かあった時に証言して貰える。
階段を下りながら少年型を解除し、甲虫ゴーレムに憑依して玄関の扉を隙間から抜けると、風の魔術で加速しつつ商店街方面に飛ぶ。
間もなく、ホテルに向かう潟辺の後ろ姿を捉えた。
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