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おでかけ
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そして次の休みの日。あの後キャスの目撃情報はなく、いちよう俺自身は何事もなく過ごせた、
待ち合わせ場所の噴水広場でベンチに座ってシリウスを待っている。待ち合わせ時間まで後15分はある。
そういえばシリウスとプライベートで会うのは初めてな気がするな。
シリウスの奴、買い物に付き合って欲しいと言っていたが何を買うつもりだ?
なんて考えてると隣のベンチに座っていた男の元に恋人らしき女が寄ってきた。どうやら彼らも待ち合わせをしていたらしい。
「待たせちゃった?」
「いや全然、じゃあさっそく行こうか。」
「うん!」
彼女は彼氏の腕を組み、何処かに行ってしまった。
「(デートか、羨ましい限りだ。」
どこか微笑ましい光景に思わずその恋人を見送っていた。
というか、よく見たら周りカップルばかりじゃないか?確かに待ち合わせ場所としてはわかりやすいと思うが…
もしシリウスが来たら俺らもカップルと周りに思われるんじゃないか…?
そう思った瞬間、顔がものすごく熱くなった。
「(ば、馬鹿野郎!男同士だ!そんな風に見られる訳ないだろうが!考えすぎだ俺!」
俺は赤くなった顔に手を当てて周りに見られないようにした。
と、いうか。仮に勘違いされたとして、なんで俺は顔を赤くしてるんだ?別にシリウスは女じゃないし…
いや違うな、シリウスと付き合ってると思われるのが癪なだけだ!うん!そうだそうに違いない!
「何やってるんだお前。」
知ってる声が聞こえて手を退けるとシリウスが眉を下げてこちらを見ている。
「な、なんでもない!!ようやく来やがったか!」
「ようやくって、待ち合わせ時間より15分も早く着いたはずだが…むしろお前がオレより早く着いていて驚いた。楽しみにしてたのか?」
揶揄うようにシリウスは眉を上げてきた。
「ち、違う!15分前行動が当たり前なだけだ!むしろお前が遅刻するんじゃないかと思っていたけどな!ま、まぁそれより早く行動するぞ!」
「はいはい。」
なんだがこれからってのにどっと疲れた気がする。
「それで、何を買うんだ。服か?靴か?」
「家族へのプレゼントを買いに、だな。お前の意見も聞かせてほしい。」
家族のプレゼントとは意外な理由だった。
シリウスはヒライアカル家という貴族の次男だ。
そもそもには俺達が所属している騎士団は主に平民がほとんどだ。かくいう俺も平民である。
貴族はだいたい別の騎士団に所属している。
だから貴族であるシリウスはウチの騎士団の中では異質なタイプである。周りはなぜわざわざここを選んだのか疑問に思っているらしいが、シリウスが貴族だろうか関係はない。純粋に俺はシリウス自身を嫌ってるからだ。
と、まぁ。そんなことはさておき、家族と仲が悪いとか聞いたことがなかっただけで別におかしくはない。
「そうか。ちなみに誰になんだ?」
「妹にだ、誕生日が近いんでな。」
「……言っとくが女性が喜びそうな物なんて俺はわからないぞ。」
「ははっ、わかってるよ。とりあえずアクセサリー屋にでも行ってみて決めるさ。」
そのまま俺達は街角にあるアクセサリー屋に向かう。
意外にもそのアクセサリー屋は庶民にも気楽に入りやすい感じの雰囲気であり、置かれているアクセサリーもシンプルなデザインが多い。
逆を言えば貴族の娘が気にいるような物は置いて無さそうだが。
「おいシリウス、本当にここでいいのか?もっとこう、派手な物が置いてある場所の方が…」
「ん?お前は派手な物が好みなのか?」
「いやそうじゃなくて…」
「参考としてお前はどんなアクセサリーが好きだ?」
なんで俺を参考しようとするんだコイツ。意外にシリウスの妹は俺みたいなタイプなのか?なら俺とは気が合うと思うが。
とはいえ元々アクセサリーなんてそこまで興味を持ってこなかったからどれが良いのかわからないのだが。
なんて思いながらとりあえず置かれているアクセサリーを眺める。その時ふと一つの指輪が目に入った。
シルバーリンクで星座が彫られていた。
正直なんの星座なのかわからないがシンプルながらも力強さを感じられるデザインだった。
「この星座が彫られてるコレとか良いと思うが。」
「…へぇ、コレがいいんだな?」
なんか意味ありげな返事をしてきた。まぁ女が付けるには地味すぎるか。第一これメンズ用だろうし。
「そっ、それより早く妹のプレゼント探せ!ほらアレとかどうだ?!花のアクセサリーとか。」
「あぁ、そうだな。」
それから妹に渡すプレゼントが決まって購入していた。赤とピンクのクローバーが沢山付いた派手なカチューシャを選んでいた。
「(結局俺の好みとは真逆だったし参考になってないだろうが…」
とはいえプレゼントが決まったのならばそれで良い。
「買い物はこれで終いか?なら俺はそろそろ帰るぞ。」
「ま、待て。付き合ってくれたお礼に昼飯奢る。近くに美味いカフェがあるんだ。男でも気楽に入りやすい雰囲気だから気にいるはずだ。」
「…まぁ、構わないが。あ、でも飯ぐらい自分で出す。」
このまま帰っても良かったが、まだ明るいし腹も減ってきたからっていうのとそのカフェが気になった。ただそれだけだ。
そのままカフェに向かった。
「ここだ。なかなか良い店だろ?」
シリウスが案内したカフェはこれまたシンプルながら親しみやすい落ち着きのある雰囲気のカフェだった。ランチタイムだからか人が沢山いる。
なんというか、さっきのアクセサリー屋といいここのカフェといい、貴族にしては庶民寄りなんだよな。
バルコニーに案内されてサンドイッチセットを頼んだ。しばらくしてハムとレタス、チーズをバケット挟むタイプのサンドイッチが運ばれてきた。
「お、思ったより大きいな。」
さっそくそれを口に頬張る。レタスのシャキシャキ感と甘さのあるソースとチーズのしょっぱさがマッチして実に食べ応えのあるサンドイッチだった。
「上手いな、コレ。」
「あぁ、値段も高くないからな。」
シリウスは肘をテーブルについて食べている俺の姿を眺めていた。
「み、見てないでシリウス!お前も食べろ!」
「ははっ。」
笑いながらシリウスもサンドイッチを口に運んだ。
意外に仕草が丁寧だった。こういうところは貴族なんだと実感させられる。
そしてボリュームがあったがペロリとサンドイッチを平らげてしまった。
「ごちそうさま。ふぅ、結構腹に溜まったな。また食べたいな。」
「気に入ってくれたようで何よりだ。あ、そうだライアン。お前に渡したい物があるんだ。」
さっきプレゼント用で買っていた紙袋からさらに小さい紙袋を出してそれを俺に差し出してきた。
「…は?なんで俺に?」
「いいから。」
何故かグイグイと紙袋を押してくるから仕方なくソレを受け取った。
「取り出してみろよ。」
紙袋を覗くと銀色の光が反射した。取り出すとそれはさっき気になっていた星座が彫られているシルバーリンクだった。
「なっ、おまこれっ…」
「プレゼント。」
「は?!なんでだよ?!」
なんでシリウスが俺にプレゼントを渡してくるのか疑問だった。別に親しい仲じゃないのに。
「気に入らないなら捨てても構わない。受け取ってくれたならオレはそれで満足だからな。」
「……受け取ってやる。」
このままポケットにしまっても良かったが、嫌いな奴からもらったとはいえこのリンクには罪はない。せっかくだから今付けてみることにした。
「ん?入らないな…」
とりあえず利き手じゃない方が良いだろうと
左手の人差し指にリンクをはめてみたが途中で入らなくなった。
「あー、サイズ合ってないのか。」
「待て、薬指なら入るかもしれない。」
なんとか薬指にリンクを押し込めてみたら完全に入った。
「よしっ、入ったぞ!」
「……あぁ…」
手をかざしシルバーリングを見る。やっぱり良いデザインだ。けど普段付けてないから違和感を感じてしまう。
そのままリンクを外そうとしたが、無理矢理押し込んだからか抜けなかった。
「なっ、ぐぐっ…は、外せない…」
力ずくで外そうとしたが外せなかった。
「あはは!それはないだろっ、あはは!」
シリウスはそんな俺を見て笑い出した。
「わ、笑うな!くそっ…仕方ない…抜けるまでこのままでいるしかないか…」
シリウスからのプレゼントを付けているってのはなんだか釈に触るが仕方がない。
「やっぱりお前は面白い奴だな。」
未だに笑っているシリウス。眉が下がっていた。
コイツがこんな風に笑うのは初めて見たかもしれない。
…そもそもコイツの表情なんて今まで気にしたことはなかった。
それだけじゃない、俺はコイツを知ろうとしなかった。確かに訓練にやる気は出さないし手合わせしていると時はわざと手を抜いたりしている。
けどキャスが作り出した空間に閉じ込められてからシリウスの一面が次々と知るようになってきた。
俺が勝手に嫌っていただけで、シリウスは悪い奴じゃないかもしれないな。
ってん?面白い奴?俺が?
「おいっ!シリウス!面白いってなんだ?!」
どういう意味なのか聞こうとした時、隣の席が注文する客の声が聞こえた。
この声って……?
そっちの方を見ると、キャスが堂々と店員にメニューを言っていた。
待ち合わせ場所の噴水広場でベンチに座ってシリウスを待っている。待ち合わせ時間まで後15分はある。
そういえばシリウスとプライベートで会うのは初めてな気がするな。
シリウスの奴、買い物に付き合って欲しいと言っていたが何を買うつもりだ?
なんて考えてると隣のベンチに座っていた男の元に恋人らしき女が寄ってきた。どうやら彼らも待ち合わせをしていたらしい。
「待たせちゃった?」
「いや全然、じゃあさっそく行こうか。」
「うん!」
彼女は彼氏の腕を組み、何処かに行ってしまった。
「(デートか、羨ましい限りだ。」
どこか微笑ましい光景に思わずその恋人を見送っていた。
というか、よく見たら周りカップルばかりじゃないか?確かに待ち合わせ場所としてはわかりやすいと思うが…
もしシリウスが来たら俺らもカップルと周りに思われるんじゃないか…?
そう思った瞬間、顔がものすごく熱くなった。
「(ば、馬鹿野郎!男同士だ!そんな風に見られる訳ないだろうが!考えすぎだ俺!」
俺は赤くなった顔に手を当てて周りに見られないようにした。
と、いうか。仮に勘違いされたとして、なんで俺は顔を赤くしてるんだ?別にシリウスは女じゃないし…
いや違うな、シリウスと付き合ってると思われるのが癪なだけだ!うん!そうだそうに違いない!
「何やってるんだお前。」
知ってる声が聞こえて手を退けるとシリウスが眉を下げてこちらを見ている。
「な、なんでもない!!ようやく来やがったか!」
「ようやくって、待ち合わせ時間より15分も早く着いたはずだが…むしろお前がオレより早く着いていて驚いた。楽しみにしてたのか?」
揶揄うようにシリウスは眉を上げてきた。
「ち、違う!15分前行動が当たり前なだけだ!むしろお前が遅刻するんじゃないかと思っていたけどな!ま、まぁそれより早く行動するぞ!」
「はいはい。」
なんだがこれからってのにどっと疲れた気がする。
「それで、何を買うんだ。服か?靴か?」
「家族へのプレゼントを買いに、だな。お前の意見も聞かせてほしい。」
家族のプレゼントとは意外な理由だった。
シリウスはヒライアカル家という貴族の次男だ。
そもそもには俺達が所属している騎士団は主に平民がほとんどだ。かくいう俺も平民である。
貴族はだいたい別の騎士団に所属している。
だから貴族であるシリウスはウチの騎士団の中では異質なタイプである。周りはなぜわざわざここを選んだのか疑問に思っているらしいが、シリウスが貴族だろうか関係はない。純粋に俺はシリウス自身を嫌ってるからだ。
と、まぁ。そんなことはさておき、家族と仲が悪いとか聞いたことがなかっただけで別におかしくはない。
「そうか。ちなみに誰になんだ?」
「妹にだ、誕生日が近いんでな。」
「……言っとくが女性が喜びそうな物なんて俺はわからないぞ。」
「ははっ、わかってるよ。とりあえずアクセサリー屋にでも行ってみて決めるさ。」
そのまま俺達は街角にあるアクセサリー屋に向かう。
意外にもそのアクセサリー屋は庶民にも気楽に入りやすい感じの雰囲気であり、置かれているアクセサリーもシンプルなデザインが多い。
逆を言えば貴族の娘が気にいるような物は置いて無さそうだが。
「おいシリウス、本当にここでいいのか?もっとこう、派手な物が置いてある場所の方が…」
「ん?お前は派手な物が好みなのか?」
「いやそうじゃなくて…」
「参考としてお前はどんなアクセサリーが好きだ?」
なんで俺を参考しようとするんだコイツ。意外にシリウスの妹は俺みたいなタイプなのか?なら俺とは気が合うと思うが。
とはいえ元々アクセサリーなんてそこまで興味を持ってこなかったからどれが良いのかわからないのだが。
なんて思いながらとりあえず置かれているアクセサリーを眺める。その時ふと一つの指輪が目に入った。
シルバーリンクで星座が彫られていた。
正直なんの星座なのかわからないがシンプルながらも力強さを感じられるデザインだった。
「この星座が彫られてるコレとか良いと思うが。」
「…へぇ、コレがいいんだな?」
なんか意味ありげな返事をしてきた。まぁ女が付けるには地味すぎるか。第一これメンズ用だろうし。
「そっ、それより早く妹のプレゼント探せ!ほらアレとかどうだ?!花のアクセサリーとか。」
「あぁ、そうだな。」
それから妹に渡すプレゼントが決まって購入していた。赤とピンクのクローバーが沢山付いた派手なカチューシャを選んでいた。
「(結局俺の好みとは真逆だったし参考になってないだろうが…」
とはいえプレゼントが決まったのならばそれで良い。
「買い物はこれで終いか?なら俺はそろそろ帰るぞ。」
「ま、待て。付き合ってくれたお礼に昼飯奢る。近くに美味いカフェがあるんだ。男でも気楽に入りやすい雰囲気だから気にいるはずだ。」
「…まぁ、構わないが。あ、でも飯ぐらい自分で出す。」
このまま帰っても良かったが、まだ明るいし腹も減ってきたからっていうのとそのカフェが気になった。ただそれだけだ。
そのままカフェに向かった。
「ここだ。なかなか良い店だろ?」
シリウスが案内したカフェはこれまたシンプルながら親しみやすい落ち着きのある雰囲気のカフェだった。ランチタイムだからか人が沢山いる。
なんというか、さっきのアクセサリー屋といいここのカフェといい、貴族にしては庶民寄りなんだよな。
バルコニーに案内されてサンドイッチセットを頼んだ。しばらくしてハムとレタス、チーズをバケット挟むタイプのサンドイッチが運ばれてきた。
「お、思ったより大きいな。」
さっそくそれを口に頬張る。レタスのシャキシャキ感と甘さのあるソースとチーズのしょっぱさがマッチして実に食べ応えのあるサンドイッチだった。
「上手いな、コレ。」
「あぁ、値段も高くないからな。」
シリウスは肘をテーブルについて食べている俺の姿を眺めていた。
「み、見てないでシリウス!お前も食べろ!」
「ははっ。」
笑いながらシリウスもサンドイッチを口に運んだ。
意外に仕草が丁寧だった。こういうところは貴族なんだと実感させられる。
そしてボリュームがあったがペロリとサンドイッチを平らげてしまった。
「ごちそうさま。ふぅ、結構腹に溜まったな。また食べたいな。」
「気に入ってくれたようで何よりだ。あ、そうだライアン。お前に渡したい物があるんだ。」
さっきプレゼント用で買っていた紙袋からさらに小さい紙袋を出してそれを俺に差し出してきた。
「…は?なんで俺に?」
「いいから。」
何故かグイグイと紙袋を押してくるから仕方なくソレを受け取った。
「取り出してみろよ。」
紙袋を覗くと銀色の光が反射した。取り出すとそれはさっき気になっていた星座が彫られているシルバーリンクだった。
「なっ、おまこれっ…」
「プレゼント。」
「は?!なんでだよ?!」
なんでシリウスが俺にプレゼントを渡してくるのか疑問だった。別に親しい仲じゃないのに。
「気に入らないなら捨てても構わない。受け取ってくれたならオレはそれで満足だからな。」
「……受け取ってやる。」
このままポケットにしまっても良かったが、嫌いな奴からもらったとはいえこのリンクには罪はない。せっかくだから今付けてみることにした。
「ん?入らないな…」
とりあえず利き手じゃない方が良いだろうと
左手の人差し指にリンクをはめてみたが途中で入らなくなった。
「あー、サイズ合ってないのか。」
「待て、薬指なら入るかもしれない。」
なんとか薬指にリンクを押し込めてみたら完全に入った。
「よしっ、入ったぞ!」
「……あぁ…」
手をかざしシルバーリングを見る。やっぱり良いデザインだ。けど普段付けてないから違和感を感じてしまう。
そのままリンクを外そうとしたが、無理矢理押し込んだからか抜けなかった。
「なっ、ぐぐっ…は、外せない…」
力ずくで外そうとしたが外せなかった。
「あはは!それはないだろっ、あはは!」
シリウスはそんな俺を見て笑い出した。
「わ、笑うな!くそっ…仕方ない…抜けるまでこのままでいるしかないか…」
シリウスからのプレゼントを付けているってのはなんだか釈に触るが仕方がない。
「やっぱりお前は面白い奴だな。」
未だに笑っているシリウス。眉が下がっていた。
コイツがこんな風に笑うのは初めて見たかもしれない。
…そもそもコイツの表情なんて今まで気にしたことはなかった。
それだけじゃない、俺はコイツを知ろうとしなかった。確かに訓練にやる気は出さないし手合わせしていると時はわざと手を抜いたりしている。
けどキャスが作り出した空間に閉じ込められてからシリウスの一面が次々と知るようになってきた。
俺が勝手に嫌っていただけで、シリウスは悪い奴じゃないかもしれないな。
ってん?面白い奴?俺が?
「おいっ!シリウス!面白いってなんだ?!」
どういう意味なのか聞こうとした時、隣の席が注文する客の声が聞こえた。
この声って……?
そっちの方を見ると、キャスが堂々と店員にメニューを言っていた。
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