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アミー水を欲する同志
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【校舎裏】
「亜沙美を脅した女子生徒を知ってるの?」
突然、見知らぬ男児生徒から声を掛けられたロミータ。【服部 破目蔵】というぶっ飛んだ名前を名乗った彼だが…
「偶然見掛けてな。亜沙美殿がイジメられているなど、本来なら見過ごせるハズはないのでござるが…外野である拙者がチカラを振るっても、根本的な解決には至らぬであろうと思ってな。機会を待っていたという訳だ」
「何でアンタが亜沙美を助けてくれるのよ?…ロミーの知る限りでは亜沙美の友達は少ないし、アンタが知り合いだとは思えないのだけど?」
今の世の中では、全ての学校で同じとまでは言わないが…我関せず!を貫いて無難に学生生活を乗り切ろうと考えて生きている者が多いだろう。その考え方は学生のみに留まらず、社会人であっても同じことが言えてしまうのが寂しい世の中を象徴していると言える
しかし、そんな中で亜沙美もロミータも知り合いではない服部という男が、亜沙美を助ける為に協力してくれると言うのだ。正直ロミータは彼に何か企みが有るのでは?と疑った
「ねぇアンタ。正直言って協力してくれるのは非常に有難いし助かるわ。でも、何で友達でもない亜沙美を助けようとしてくれるのよ?」
ロミータは性格的にもそうだし、解決するならスマートに向き合う方が得策だと判断し、遠回しな言い方はせずに直球で彼に質問した
「これは意なことを申されるのだな…拙者たちはアミー水を欲する同志だと認識していたのだが…もしや、違うと言うのか?」
「Σ(*oωo艸;)エェ!?ちょっと待って!…何でアンタ亜沙美が【VTuberの浅宮アミ】だって知ってるのよ!?」
亜沙美が【浅宮アミ】だと言うことは、本人とロミータ、梨香と太一の4人しか知らない極秘情報なのだが…初対面の服部にズバリ!と言い当てられてしまい動揺が隠せないロミータ
「そうでござるな…コチラだけがソチラの秘密を知っているのは平等ではないでござるな。これを…その名刺に拙者の携帯番号が書いてござる。登録されたら処分されたし…くれぐれも拙者の事は他言無用にお願いする。ソナタから電話が来たらソレを合図とし、亜沙美殿を助ける為に動くと約束するぞ…では!」
そう言うと服部は、足速に校舎の中へ姿を消した。彼を見送ったロミータは、渡された名刺に目を通した
「伊賀流服部正当後継者【服部破目蔵】警察や国家権力をアテに出来ない依頼は当方へ。電話番号………………」
読み終えたロミータは書かれてある携帯番号を登録すると、中庭にある焼却炉にその名刺を破いて入れた
「国家権力がアテにならない場合の依頼を引き受ける。って何者なのよアイツ…伊賀流って…忍者なの?…その能力で亜沙美が【浅宮アミ】だって調べたって言うの?」
ロミータは、ソコに書かれている秘匿的な組織だから亜沙美がアミだという情報を掴んでいるのだと予想したが…実は…
【竹取家の夜】
「どうしたのロミータちゃん、浮かない顔してるね?私より悩んでいるように見えるけど…何かあったの?」
「う、ううん。何でも無いのよ…」
9月の1回目の週末、元から泊まりに来る約束をしていたロミータだが、今となってはイジメに近いモノにあい、落ち込んでいる亜沙美を慰める事が1番の目的だったのだが…
あまりにもロミータが口数を少なく悩んでいたので、流石の亜沙美もソレ気が付き心配しているようだ
「そうなの?…ロミータちゃん、そろそろお肉焼けてきたよ。食べよう?」
「そうね!嫌なことがあった後は、美味しいものをお腹いっぱい食べるに限るわっ!高いお肉を奮発したんだから、美味しく食べないと承知しないわよっ!」
「あはは♪(˶ᐢᗜᐢ˶)分かってるよ!こんな良いお肉を奢ってくれてありがとうね、ロミータちゃん。いただきまーす♪」
前々から亜沙美と焼き肉屋に行きたかったロミータだったのだが、落ち込んでいる亜沙美を慰める為に竹取家での焼き肉大会に変更したようだ
音楽を聴きながら2人で、100グラム500円の高い松阪牛を堪能する亜沙美とロミータ。美味しい物で胃を満たせば元気も回復する!というロミータの自論は正解だった!
「そりゃーさ!私も今和泉くんの告白をアッサリ断ったのは悪かったかな~?とは思ったよ。けどさ、男の子との恋愛に少しも興味も無い状態で、お付き合いする方がよっぽど失礼だよね!そうは思わないロミータちゃん?」
「(゜ー゜)(。_。)ウンウン!そりゃそーよ!亜沙美は間違ってないわ。間違ってない………ねぇ亜沙美」
「( „❛ ֊ ❛„)んっ?なぁにロミータちゃん?」
「亜沙美は今回の件、キッチリと後始末しておきたいよね?」
亜沙美の元気が回復したのを確認したロミータは、焦らないように亜沙美に質問した。亜沙美の心に強い刺激を加えたくないのだ
「………う、うん。今回みたいな事がもう起きないように出来るなら…そうしたいよ。もしかしてロミータちゃん、何か良い方法でもあるの?」
「ちょっとしたコネがあってね。絶対に上手く行く!とまでは保証出来ないけど…亜沙美の為にロミーにも協力させて!」
ロミータは大好きな亜沙美の為に、今日知り合ったばかりで亜沙美の正体を知る服部に、電話して協力を頼むことを決めた!果たして上手くいくのだろうか?
続く
「亜沙美を脅した女子生徒を知ってるの?」
突然、見知らぬ男児生徒から声を掛けられたロミータ。【服部 破目蔵】というぶっ飛んだ名前を名乗った彼だが…
「偶然見掛けてな。亜沙美殿がイジメられているなど、本来なら見過ごせるハズはないのでござるが…外野である拙者がチカラを振るっても、根本的な解決には至らぬであろうと思ってな。機会を待っていたという訳だ」
「何でアンタが亜沙美を助けてくれるのよ?…ロミーの知る限りでは亜沙美の友達は少ないし、アンタが知り合いだとは思えないのだけど?」
今の世の中では、全ての学校で同じとまでは言わないが…我関せず!を貫いて無難に学生生活を乗り切ろうと考えて生きている者が多いだろう。その考え方は学生のみに留まらず、社会人であっても同じことが言えてしまうのが寂しい世の中を象徴していると言える
しかし、そんな中で亜沙美もロミータも知り合いではない服部という男が、亜沙美を助ける為に協力してくれると言うのだ。正直ロミータは彼に何か企みが有るのでは?と疑った
「ねぇアンタ。正直言って協力してくれるのは非常に有難いし助かるわ。でも、何で友達でもない亜沙美を助けようとしてくれるのよ?」
ロミータは性格的にもそうだし、解決するならスマートに向き合う方が得策だと判断し、遠回しな言い方はせずに直球で彼に質問した
「これは意なことを申されるのだな…拙者たちはアミー水を欲する同志だと認識していたのだが…もしや、違うと言うのか?」
「Σ(*oωo艸;)エェ!?ちょっと待って!…何でアンタ亜沙美が【VTuberの浅宮アミ】だって知ってるのよ!?」
亜沙美が【浅宮アミ】だと言うことは、本人とロミータ、梨香と太一の4人しか知らない極秘情報なのだが…初対面の服部にズバリ!と言い当てられてしまい動揺が隠せないロミータ
「そうでござるな…コチラだけがソチラの秘密を知っているのは平等ではないでござるな。これを…その名刺に拙者の携帯番号が書いてござる。登録されたら処分されたし…くれぐれも拙者の事は他言無用にお願いする。ソナタから電話が来たらソレを合図とし、亜沙美殿を助ける為に動くと約束するぞ…では!」
そう言うと服部は、足速に校舎の中へ姿を消した。彼を見送ったロミータは、渡された名刺に目を通した
「伊賀流服部正当後継者【服部破目蔵】警察や国家権力をアテに出来ない依頼は当方へ。電話番号………………」
読み終えたロミータは書かれてある携帯番号を登録すると、中庭にある焼却炉にその名刺を破いて入れた
「国家権力がアテにならない場合の依頼を引き受ける。って何者なのよアイツ…伊賀流って…忍者なの?…その能力で亜沙美が【浅宮アミ】だって調べたって言うの?」
ロミータは、ソコに書かれている秘匿的な組織だから亜沙美がアミだという情報を掴んでいるのだと予想したが…実は…
【竹取家の夜】
「どうしたのロミータちゃん、浮かない顔してるね?私より悩んでいるように見えるけど…何かあったの?」
「う、ううん。何でも無いのよ…」
9月の1回目の週末、元から泊まりに来る約束をしていたロミータだが、今となってはイジメに近いモノにあい、落ち込んでいる亜沙美を慰める事が1番の目的だったのだが…
あまりにもロミータが口数を少なく悩んでいたので、流石の亜沙美もソレ気が付き心配しているようだ
「そうなの?…ロミータちゃん、そろそろお肉焼けてきたよ。食べよう?」
「そうね!嫌なことがあった後は、美味しいものをお腹いっぱい食べるに限るわっ!高いお肉を奮発したんだから、美味しく食べないと承知しないわよっ!」
「あはは♪(˶ᐢᗜᐢ˶)分かってるよ!こんな良いお肉を奢ってくれてありがとうね、ロミータちゃん。いただきまーす♪」
前々から亜沙美と焼き肉屋に行きたかったロミータだったのだが、落ち込んでいる亜沙美を慰める為に竹取家での焼き肉大会に変更したようだ
音楽を聴きながら2人で、100グラム500円の高い松阪牛を堪能する亜沙美とロミータ。美味しい物で胃を満たせば元気も回復する!というロミータの自論は正解だった!
「そりゃーさ!私も今和泉くんの告白をアッサリ断ったのは悪かったかな~?とは思ったよ。けどさ、男の子との恋愛に少しも興味も無い状態で、お付き合いする方がよっぽど失礼だよね!そうは思わないロミータちゃん?」
「(゜ー゜)(。_。)ウンウン!そりゃそーよ!亜沙美は間違ってないわ。間違ってない………ねぇ亜沙美」
「( „❛ ֊ ❛„)んっ?なぁにロミータちゃん?」
「亜沙美は今回の件、キッチリと後始末しておきたいよね?」
亜沙美の元気が回復したのを確認したロミータは、焦らないように亜沙美に質問した。亜沙美の心に強い刺激を加えたくないのだ
「………う、うん。今回みたいな事がもう起きないように出来るなら…そうしたいよ。もしかしてロミータちゃん、何か良い方法でもあるの?」
「ちょっとしたコネがあってね。絶対に上手く行く!とまでは保証出来ないけど…亜沙美の為にロミーにも協力させて!」
ロミータは大好きな亜沙美の為に、今日知り合ったばかりで亜沙美の正体を知る服部に、電話して協力を頼むことを決めた!果たして上手くいくのだろうか?
続く
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