6 / 95
5 これから
しおりを挟む
「妹がいたら、こんな感じなんですかね」
「にゃーん」
「娘の間違いじゃないかって? 娘っていうには年齢的に違うでしょ」
寝て、起きて、ご飯を食べて、泣いて、また寝てしまった。
そんな一日を何度も繰り返してきた。
あどけない寝顔を見ていると、自然と頬がゆるむ。
どこか現実味がないくらい、可愛い。
シャワー……そろそろ浴びさせてあげたいな。身体の汚れも、きっと心の疲れも、少しは落ちるかもしれない。
子供用の布団も必要になるだろう。
モモがどこから来たのかは、まだ何もわからない。
けど、体の傷が語っていた。
少なくとも、この場所のほうが彼女にとっては『まし』だと。
こんな幼い子が、いったいどんな目に遭ってきたんだろう。
「にゃーん」
「そうですね。このままここにいるなら、服も食事も、全部ちゃんと用意してやらないと」
姉さんに「優しい子だ」と言われて、思わず照れくさくなる。
でも、優しいなんて立派なもんじゃない。
目の前の子が苦しんでたら、手を差し伸べる。それだけのことなのに。
明日も早い。今日はしっかり寝て、また畑を耕さないとな。
畳の上で寝たせいか、体が少し痛い。寝返りを打つたびにギシ、と音が鳴った。
横を見ると、モモが大福にしがみついて、幸せそうな顔で寝ている。
子供と犬、この破壊力は反則だな。
「モモ、起きられるか?」
軽く肩を揺すると、ぱちりと目を開けた。寝起き、かなりいいタイプだ。
でもまた、起きるなり土下座しそうになるのを、抱き上げて止める。
やっぱり、この子は反射的に「許しを乞う」動作をしてしまうんだな、胸が痛む。
「シャワーの時間だ」
「しゃわですか?」
この可愛い生物はなんですか? モモです。
「にゃーん」
「水浴びですか?」
「そうそう、そんなもんだ」
スウェットと下着を洗濯機に入れ、俺はパンツ一丁でシャワー室へ向かう。
モモの身長ではシャワーに届かない。だから、操作は俺が全部引き受けた。
家そのものもアップグレードできるらしいし、そのうちちゃんとした風呂を設置してやりたいな。
モモはキョロキョロと、好奇心いっぱいにシャワーやシャンプーを見ている。
無邪気だな……これが『普通の子供』の姿だ。
「それじゃ、まず体から洗うぞ」
「……はい」
「怖がらなくていい。熱すぎたり痛かったら、すぐ言ってくれ」
でもこの子は、痛くてもきっと黙ってる。
だから余計に気を配る必要がある。
ぬるめのお湯をかけていく。
スポンジでそっと擦ると、どんどん黒ずんでいく。
……どれだけの間、まともに洗えてなかったんだ。
これがこの世界のスタンダードなのかね。
何度か洗ってみるけど、全部を落とし切るのは難しい。
ある程度で切り上げて、髪へ。
長い髪……絡まって、手が止まる。
女子は毎日これやってんのか、すごいな。
シャンプー二回、リンス一回。
流し終えると、ほんのり石鹸の香りが広がる。
「モモ、終わったぞ。まだ目、閉じててな」
タオルで水分を丁寧に拭き取り、用意していた淡い色のワンピースを着せる。
ドライヤーを取り出して、髪を乾かしはじめると——
「……私、死んでしまったのでしょうか?」
静かな声で、震えもなく、ただ不思議そうに言った。
言葉の意味をすぐに理解できず、数秒固まってしまった。
「にゃーん」
「天界じゃ、ないんですか。こんなに気持ちいいのが、現実なんて……」
どれだけ辛い日々を送っていたら、こんなことを思うんだろう。
「ここは現実だよ、モモ。それはそうと、言葉遣いがしっかりしてるね。今は何歳なんだい?」
「正確にはわかりません。年齢は……もうすぐ成人だって言われてました」
「せ、成人!」
驚きで声が裏返った。見た目が幼すぎる。
風呂、一緒に入っちゃったけど……大丈夫かな。
「わん」
「にゃーん」
「成人って、この世界では13なんだ……モモは10歳と。なるほど」
痩せすぎてるせいで、余計に小さく見える。
身長も低いし、食べ物すら満足に与えられてなかったのかもしれない。
大福の言葉を姉さんが翻訳してくれた。
神獣って人の年齢とか見るだけでわかるのか。
「髪、さらさらです」
白銀の髪が光を受けて、宝石のようにきらめく。
「気に入ってくれてよかった。それじゃ、俺はもう一度シャワー浴びてくるから、ちょっと待っててな」
「わん!」
そのタイミングで、大福がブラシをくわえて突撃してきた。
「ダメだぞ、大福」
「わん!」
「私がやります」
真剣な目。やらせてください、じゃなくて『やらなきゃ』って目だった。
落ち着かないんだろう。なにかしていないと、不安になるのかもしれない。
「じゃあ、お願いするよ」
「はい」
「わん!」
シャワーを浴びながら、考える。
女の子って、想像以上に必要な物が多い。
金銭面も考えないとなー。
それに、いつか「帰りたい」って言い出すかもしれない。
ちゃんと、送り出せる準備もしておかないと。
ただあんな仕打ちをする連中のとこに帰りたいとは言わないだろうけど。
「ここ……ですか?」
「わん!」
涎を垂らしながら、腹を見せて喜んでる大福。
なんでモモのブラッシングはあんなに気持ちよさそうなんだ。
俺の時は数分で逃げるのに……納得いかん。
目で合図すると、モモはうなずいてそのまま続ける。
俺は髪を乾かし、朝食の準備に取り掛かった。
「ここが、好きなんですね」
「わん」
「にゃーん」
「……え? モモ、大福とも話せてたの?」
「にゃーん」
はえー、すごいな。
俺も喋ってみたいな。
「大福、ごはんの時間だ。今日も悪いけど、狩りでお願いな」
「わん!」
器用に扉を開けて飛び出していく大福。
また誰か拾ってこないといいけど。
姉さんのご飯を用意し、モモには昨日の残りのお粥を温めて器に盛る。
俺はいつもの安食パン二枚。これが現実。
「それじゃあ、いただきましょうかね」
「あの……一緒に、食べていいんですか?」
「もちろんだよ。こっちは大人用、モモのは子供用。ちゃんと分けてあるから、いただきます」
「いた? だきます」
ぎこちなく真似するその姿が、可愛らしい。
俺の動きを見て、それから自分のを口に運ぶ。
反応を見てから動くのは、きっと身につけた処世術。
だけど、ちゃんと人を見てる子だ。
食べ終わると、俺のマネをしてモモは自分の器を手に取って立ち上がる。
まだ食べたいんじゃない。片付けようとしてくれてる。
「ありがとう、モモ」
「はい」
俺が洗っている間、モモはシンクを覗き込んで、じっと観察していた。
物の流れや仕組みを見て、学ぼうとしているのがわかる。
「モモ、少し話そうか」
「……はい」
緊張が伝わってくる。この先の話になるって、ちゃんと察してる。
姉さんと俺がちゃぶ台の前に座ると、モモも静かに向かいに座った。
「モモ、これからのことなんだけど——」
「——はい、ご主人様! ここで働かせてください!」
「にゃーん」
「娘の間違いじゃないかって? 娘っていうには年齢的に違うでしょ」
寝て、起きて、ご飯を食べて、泣いて、また寝てしまった。
そんな一日を何度も繰り返してきた。
あどけない寝顔を見ていると、自然と頬がゆるむ。
どこか現実味がないくらい、可愛い。
シャワー……そろそろ浴びさせてあげたいな。身体の汚れも、きっと心の疲れも、少しは落ちるかもしれない。
子供用の布団も必要になるだろう。
モモがどこから来たのかは、まだ何もわからない。
けど、体の傷が語っていた。
少なくとも、この場所のほうが彼女にとっては『まし』だと。
こんな幼い子が、いったいどんな目に遭ってきたんだろう。
「にゃーん」
「そうですね。このままここにいるなら、服も食事も、全部ちゃんと用意してやらないと」
姉さんに「優しい子だ」と言われて、思わず照れくさくなる。
でも、優しいなんて立派なもんじゃない。
目の前の子が苦しんでたら、手を差し伸べる。それだけのことなのに。
明日も早い。今日はしっかり寝て、また畑を耕さないとな。
畳の上で寝たせいか、体が少し痛い。寝返りを打つたびにギシ、と音が鳴った。
横を見ると、モモが大福にしがみついて、幸せそうな顔で寝ている。
子供と犬、この破壊力は反則だな。
「モモ、起きられるか?」
軽く肩を揺すると、ぱちりと目を開けた。寝起き、かなりいいタイプだ。
でもまた、起きるなり土下座しそうになるのを、抱き上げて止める。
やっぱり、この子は反射的に「許しを乞う」動作をしてしまうんだな、胸が痛む。
「シャワーの時間だ」
「しゃわですか?」
この可愛い生物はなんですか? モモです。
「にゃーん」
「水浴びですか?」
「そうそう、そんなもんだ」
スウェットと下着を洗濯機に入れ、俺はパンツ一丁でシャワー室へ向かう。
モモの身長ではシャワーに届かない。だから、操作は俺が全部引き受けた。
家そのものもアップグレードできるらしいし、そのうちちゃんとした風呂を設置してやりたいな。
モモはキョロキョロと、好奇心いっぱいにシャワーやシャンプーを見ている。
無邪気だな……これが『普通の子供』の姿だ。
「それじゃ、まず体から洗うぞ」
「……はい」
「怖がらなくていい。熱すぎたり痛かったら、すぐ言ってくれ」
でもこの子は、痛くてもきっと黙ってる。
だから余計に気を配る必要がある。
ぬるめのお湯をかけていく。
スポンジでそっと擦ると、どんどん黒ずんでいく。
……どれだけの間、まともに洗えてなかったんだ。
これがこの世界のスタンダードなのかね。
何度か洗ってみるけど、全部を落とし切るのは難しい。
ある程度で切り上げて、髪へ。
長い髪……絡まって、手が止まる。
女子は毎日これやってんのか、すごいな。
シャンプー二回、リンス一回。
流し終えると、ほんのり石鹸の香りが広がる。
「モモ、終わったぞ。まだ目、閉じててな」
タオルで水分を丁寧に拭き取り、用意していた淡い色のワンピースを着せる。
ドライヤーを取り出して、髪を乾かしはじめると——
「……私、死んでしまったのでしょうか?」
静かな声で、震えもなく、ただ不思議そうに言った。
言葉の意味をすぐに理解できず、数秒固まってしまった。
「にゃーん」
「天界じゃ、ないんですか。こんなに気持ちいいのが、現実なんて……」
どれだけ辛い日々を送っていたら、こんなことを思うんだろう。
「ここは現実だよ、モモ。それはそうと、言葉遣いがしっかりしてるね。今は何歳なんだい?」
「正確にはわかりません。年齢は……もうすぐ成人だって言われてました」
「せ、成人!」
驚きで声が裏返った。見た目が幼すぎる。
風呂、一緒に入っちゃったけど……大丈夫かな。
「わん」
「にゃーん」
「成人って、この世界では13なんだ……モモは10歳と。なるほど」
痩せすぎてるせいで、余計に小さく見える。
身長も低いし、食べ物すら満足に与えられてなかったのかもしれない。
大福の言葉を姉さんが翻訳してくれた。
神獣って人の年齢とか見るだけでわかるのか。
「髪、さらさらです」
白銀の髪が光を受けて、宝石のようにきらめく。
「気に入ってくれてよかった。それじゃ、俺はもう一度シャワー浴びてくるから、ちょっと待っててな」
「わん!」
そのタイミングで、大福がブラシをくわえて突撃してきた。
「ダメだぞ、大福」
「わん!」
「私がやります」
真剣な目。やらせてください、じゃなくて『やらなきゃ』って目だった。
落ち着かないんだろう。なにかしていないと、不安になるのかもしれない。
「じゃあ、お願いするよ」
「はい」
「わん!」
シャワーを浴びながら、考える。
女の子って、想像以上に必要な物が多い。
金銭面も考えないとなー。
それに、いつか「帰りたい」って言い出すかもしれない。
ちゃんと、送り出せる準備もしておかないと。
ただあんな仕打ちをする連中のとこに帰りたいとは言わないだろうけど。
「ここ……ですか?」
「わん!」
涎を垂らしながら、腹を見せて喜んでる大福。
なんでモモのブラッシングはあんなに気持ちよさそうなんだ。
俺の時は数分で逃げるのに……納得いかん。
目で合図すると、モモはうなずいてそのまま続ける。
俺は髪を乾かし、朝食の準備に取り掛かった。
「ここが、好きなんですね」
「わん」
「にゃーん」
「……え? モモ、大福とも話せてたの?」
「にゃーん」
はえー、すごいな。
俺も喋ってみたいな。
「大福、ごはんの時間だ。今日も悪いけど、狩りでお願いな」
「わん!」
器用に扉を開けて飛び出していく大福。
また誰か拾ってこないといいけど。
姉さんのご飯を用意し、モモには昨日の残りのお粥を温めて器に盛る。
俺はいつもの安食パン二枚。これが現実。
「それじゃあ、いただきましょうかね」
「あの……一緒に、食べていいんですか?」
「もちろんだよ。こっちは大人用、モモのは子供用。ちゃんと分けてあるから、いただきます」
「いた? だきます」
ぎこちなく真似するその姿が、可愛らしい。
俺の動きを見て、それから自分のを口に運ぶ。
反応を見てから動くのは、きっと身につけた処世術。
だけど、ちゃんと人を見てる子だ。
食べ終わると、俺のマネをしてモモは自分の器を手に取って立ち上がる。
まだ食べたいんじゃない。片付けようとしてくれてる。
「ありがとう、モモ」
「はい」
俺が洗っている間、モモはシンクを覗き込んで、じっと観察していた。
物の流れや仕組みを見て、学ぼうとしているのがわかる。
「モモ、少し話そうか」
「……はい」
緊張が伝わってくる。この先の話になるって、ちゃんと察してる。
姉さんと俺がちゃぶ台の前に座ると、モモも静かに向かいに座った。
「モモ、これからのことなんだけど——」
「——はい、ご主人様! ここで働かせてください!」
122
あなたにおすすめの小説
優の異世界ごはん日記
風待 結
ファンタジー
月森優はちょっと料理が得意な普通の高校生。
ある日、帰り道で謎の光に包まれて見知らぬ森に転移してしまう。
未知の世界で飢えと恐怖に直面した優は、弓使いの少女・リナと出会う。
彼女の導きで村へ向かう道中、優は「料理のスキル」がこの世界でも通用すると気づく。
モンスターの肉や珍しい食材を使い、異世界で新たな居場所を作る冒険が始まる。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
中年オジが異世界で第二の人生をクラフトしてみた
Mr.Six
ファンタジー
仕事に疲れ、酒に溺れた主人公……。フラフラとした足取りで橋を進むと足を滑らしてしまい、川にそのままドボン。気が付くとそこは、ゲームのように広大な大地が広がる世界だった。
訳も分からなかったが、視界に現れたゲームのようなステータス画面、そして、クエストと書かれた文章……。
「夢かもしれないし、有給消化だとおもって、この世界を楽しむか!」
そう開き直り、この世界を探求することに――
異世界に降り立った刀匠の孫─真打─
リゥル
ファンタジー
異世界に降り立った刀匠の孫─影打─が読みやすく修正され戻ってきました。ストーリーの続きも連載されます、是非お楽しみに!
主人公、帯刀奏。彼は刀鍛冶の人間国宝である、帯刀響の孫である。
亡くなった祖父の刀を握り泣いていると、突然異世界へと召喚されてしまう。
召喚されたものの、周囲の人々の期待とは裏腹に、彼の能力が期待していたものと違い、かけ離れて脆弱だったことを知る。
そして失敗と罵られ、彼の祖父が打った形見の刀まで侮辱された。
それに怒りを覚えたカナデは、形見の刀を抜刀。
過去に、勇者が使っていたと言われる聖剣に切りかかる。
――この物語は、冒険や物作り、によって成長していく少年たちを描く物語。
カナデは、人々と触れ合い、世界を知り、祖父を超える一振りを打つことが出来るのだろうか……。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
弓術師テイマー少女の異世界旅 ~なぜか動物系の魔物たちにめちゃくちゃ好かれるんですけど!?~
妖精 美瑠
ファンタジー
高校弓道部の部長・赤上弓美は、大学合格発表の日に異世界クラシディアへ突然転移してしまう。
弓道一筋で真面目な彼女には密かな悩みがあった。それは“動物にだけはなぜか嫌われてしまう体質”――。
異世界で女神様に謝罪されながら三つの能力と「テイマー」という職業を与えられ、さらに容姿まで10歳の赤髪少女に変わってしまった弓美。
それなのに、なぜか動物系の魔物たちにはやたらと懐かれまくって……?
弓術師+テイマーという職業を駆使し、回復・鑑定・アイテムボックスまで兼ね備えた万能少女となったユミは、
この世界で出会いと冒険を重ねながら、魔物たちに囲まれて異世界旅を始めていく!
弓術師&テイマーになった幼女、癒しスキルでモフモフ魔物に囲まれてます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
※素人ですが読んでくれると嬉しいです。感想お待ちしています。
毎週月曜日12時公開です。
【本編完結済み/後日譚連載中】巻き込まれた事なかれ主義のパシリくんは争いを避けて生きていく ~生産系加護で今度こそ楽しく生きるのさ~
みやま たつむ
ファンタジー
【本編完結しました(812話)/後日譚を書くために連載中にしています。ご承知おきください】
事故死したところを別の世界に連れてかれた陽キャグループと、巻き込まれて事故死した事なかれ主義の静人。
神様から強力な加護をもらって魔物をちぎっては投げ~、ちぎっては投げ~―――なんて事をせずに、勢いで作ってしまったホムンクルスにお店を開かせて面倒な事を押し付けて自由に生きる事にした。
作った魔道具はどんな使われ方をしているのか知らないまま「のんびり気ままに好きなように生きるんだ」と魔物なんてほっといて好き勝手生きていきたい静人の物語。
「まあ、そんな平穏な生活は転移した時点で無理じゃけどな」と最高神は思うのだが―――。
※「小説家になろう」と「カクヨム」で同時掲載しております。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる