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第1章 子爵家の次男
エイルとたのしいお風呂② *リュカリオ視点
ポチャン。
「ぁぁ、気持ちのいい温度だな……」
少しぬるめの湯が、かけっこのあとの火照った身体へじんわり染み込む。
湯船に身を沈めた瞬間、思わず息がこぼれた。
と、そのとき俺はひとつ思いついた。
さっきあれだけ耳と尻尾を揉みしだかれたんだ。やられっぱなしじゃ癪ってものだ。
よし、今度は俺の番だ。仕返しをしてやろう。
「エイル。お前の耳も触らせてくれ」
「うん、いいよぉ」
即答でにっこり。しかも、無防備。警戒心ゼロ。
そして次の瞬間――
「っ!?」
エイルがにこにこしながら俺に身体を寄せてきて、ぴとっとくっついた。
……いや、くっついたなんてもんじゃない。
体ごと、全体重を俺の前面に預けてきた。密着。全面密着!
ちょ、ま――!?
「ね、リュカ様の耳と違うでしょー?見て見て、僕の耳の先に毛がね、ほわって生えてるの!ほわって!」
「ほわっ……? あ、あああ、確かに。赤い毛が……ほわって……生えてるな?」
声が裏返った。動揺しすぎて語尾がどんどん小さくなる。
近い。近すぎる。
エイルの顔、耳、頬……もう目の前。髪がほっぺに触れてて、耳にもかかってて、擽ったいってば!
しかも風呂で足を伸ばして座ってる俺の膝の上になんのためらいもなく、乗ってきたぞ!?
これ、何の修行?試練?エイルは俺をどうしたいんだ!!
「ほわって毛がね、ふわふわでね、僕これ気に入ってるんだ~。兄上が“産毛だね”って言ってたっ」
「う、産毛か……なるほど……」
「触るんでしょ? ほらっ」
さらにぐいっと距離が詰まった。いや密着度が増してる!何これぎゅってしていいの?ぎゅってしちゃうよ?
この状況で「嫌だ」なんて言われたら訴えるレベルだぞ……!?
「ほぉらぁ」
「はぇっ?」
触らせろと言いながら動かない俺に痺れを切らしたのか、エイルが俺の手を取って、自分の耳にぴとっと当ててきた。
そのまま、自分で俺の手を動かして耳をさわさわ撫でる。
毛が細くて、やわらかい。
エイルの耳は人間型だが、先端に産毛がふわっと生えている。ワインレッドのような、赤い、柔らかな毛。
ひとしきり感触を堪能したら、今度は仕返しモード。
さっきの復讐だとばかりに、俺はむぎゅっと一度揉んでから、耳全体をもみもみと揉みしだいた。
ふふふ、どうだ?さっきの俺みたいになるだろう?
「ふぁぁぁ、リュカ様、気持ちぃ~」
その声を聞いた瞬間、俺は思わず手を離した。
いやいやいや!エイルは「気持ちいい」って言っただけなのに、なんでこんな背徳感漂う感じになるんだ!?
「もっとぉ、もっとしてぇ?」
さらに上目遣いでおねだりしてくるエイル。
上目遣いはアウトだろう!!俺の理性が死ぬ!!
理性って何なのかよく分からないけどダメな感じが湧き上がってくる!
「い、いや、もう充分だろ。それよりエイルには尻尾はないのか?」
「尾羽があるよっ!ちっちゃいけど!」
「ま、待てエイルっ」
バシャーン!!
勢いよく立ち上がったエイルが、俺の目の前に尻を……いや、腰を向けた。
なぜ向けた!? 尾羽を見せたいのは分かるが、顔の真ん前に尻を出すな!!
咄嗟に両目を覆ったが、指の隙間からちらっと見える……エイルの腰。腰だ、あれは尻ではない。断じて尻ではない。
たとえぷりぷりしてても、俺が見てるのは尾羽!!
「ね、あるでしょ。尾羽!」
「あ、ああ。掌くらいの長さの尾羽が生えてるな。硬そうに見えるが、触ってみると意外とサラサラだな」
「えへへ、触られると変な感じする~」
そう言ってお尻――いや、腰をよじるなエイル!反応に困るからやめてくれ!!
尾羽は尻尾と勝手が違って、なんか揉んだらマズい気がしてすぐに触るのをやめた。
でも……また俺の思うようにはならなかった……。
なんか悔しい。負けた気分だ。
……いやいや、何の勝負だよこれ。
エイルと一緒にいると、つい全部が競争になる。エイルに完全に感化されてる。
「お風呂気持ちぃね~。あ、リュカ様の尻尾がぺしょんってなってる!?なんでぇ??」
「んぎゃっ!?」
不意に尻尾をぎゅっと掴まれて、また妙な声が出てしまった。容赦なさすぎる!
「ぬ、濡れたらみんなそうなる。……とりあえず手を離してくれ」
「そっかぁ~」
ようやく手を離したエイルは、隣にぴとっと寄り添って座った。
くっついたまま、火照った頬で目を細めている。
ほんのり赤くなったその頬が、なんだか色っぽ……っておい、エイルまだ3歳だぞ!?
あれ、火照ってるって、もしかしてのぼせてるのか……?
「エイル、のぼせてないか?頬っぺたが赤いぞ。そろそろ出ようか」
「えー、やだ~まだ入ってる~」
「のぼせたら、このあと遊べないぞ? いい子だから、もう出ような」
「……うん。リュカ様と遊ぶから、出る……」
少し不服そうにしながらも、なんとか湯船から出てくれた。
ふらっとした足元を支えるように、俺はエイルを抱き寄せる。
……あ、近い。顔が。
ピンク色に染まった頬に、湯気で少し潤んだ瞳のオリーブグリーンが、とても綺麗だ。
「なぁ、キス……していいか?」
……不意に言葉が口から出ていた。
兄上からキスは禁止と言われていた。
頭ではちゃんと分かっていたのに、言葉が、勝手に滑り出ていた。
「あっ」
「いいよ!前と同じここがいい」
そう言って、おでこをぴょこんと差し出してくる。
……同意は得た。だからいいよな?
よく分からない言い訳を心の中で唱えながら、俺はそっと唇を寄せた。額に、ちゅ。
魔力を込めて。
キラキラと光が舞い、エイルはそれを見て嬉しそうに目を輝かせた。
「ねぇ、僕もしたい。おでこ出して!」
……断る理由なんて、あるわけがない。
俺は少し身をかがめて、おでこをエイルに差し出す。
「っ!!」
キスされる直前――またもや、エイルがぴとっと俺にくっついた。
前面密着、再び。
そしてちゅっ。小さな唇が、おでこに触れる。
「あれぇ? 僕のはキラキラ出ない~」
不服そうな声。でも俺はもうそれどころじゃない。
湯船以上の密着度で、思考停止中である。
「もういっかい!」
ちゅっ。またキスされた。
「むぅ~、やっぱり出ない!」
「えっ……あ、ああ。キラキラはな、コツがいるんだ。エイルがもう少し大きくなったら、教えてやる」
「え~、もう少しっていつ~!?」
「今の俺の年齢くらい、かな?」
「なっがーい!!」
まだ心臓がバクバクしてるけど、俺はなんとか平静を装って、そのままエイルと一緒に風呂を後にした。
「ぁぁ、気持ちのいい温度だな……」
少しぬるめの湯が、かけっこのあとの火照った身体へじんわり染み込む。
湯船に身を沈めた瞬間、思わず息がこぼれた。
と、そのとき俺はひとつ思いついた。
さっきあれだけ耳と尻尾を揉みしだかれたんだ。やられっぱなしじゃ癪ってものだ。
よし、今度は俺の番だ。仕返しをしてやろう。
「エイル。お前の耳も触らせてくれ」
「うん、いいよぉ」
即答でにっこり。しかも、無防備。警戒心ゼロ。
そして次の瞬間――
「っ!?」
エイルがにこにこしながら俺に身体を寄せてきて、ぴとっとくっついた。
……いや、くっついたなんてもんじゃない。
体ごと、全体重を俺の前面に預けてきた。密着。全面密着!
ちょ、ま――!?
「ね、リュカ様の耳と違うでしょー?見て見て、僕の耳の先に毛がね、ほわって生えてるの!ほわって!」
「ほわっ……? あ、あああ、確かに。赤い毛が……ほわって……生えてるな?」
声が裏返った。動揺しすぎて語尾がどんどん小さくなる。
近い。近すぎる。
エイルの顔、耳、頬……もう目の前。髪がほっぺに触れてて、耳にもかかってて、擽ったいってば!
しかも風呂で足を伸ばして座ってる俺の膝の上になんのためらいもなく、乗ってきたぞ!?
これ、何の修行?試練?エイルは俺をどうしたいんだ!!
「ほわって毛がね、ふわふわでね、僕これ気に入ってるんだ~。兄上が“産毛だね”って言ってたっ」
「う、産毛か……なるほど……」
「触るんでしょ? ほらっ」
さらにぐいっと距離が詰まった。いや密着度が増してる!何これぎゅってしていいの?ぎゅってしちゃうよ?
この状況で「嫌だ」なんて言われたら訴えるレベルだぞ……!?
「ほぉらぁ」
「はぇっ?」
触らせろと言いながら動かない俺に痺れを切らしたのか、エイルが俺の手を取って、自分の耳にぴとっと当ててきた。
そのまま、自分で俺の手を動かして耳をさわさわ撫でる。
毛が細くて、やわらかい。
エイルの耳は人間型だが、先端に産毛がふわっと生えている。ワインレッドのような、赤い、柔らかな毛。
ひとしきり感触を堪能したら、今度は仕返しモード。
さっきの復讐だとばかりに、俺はむぎゅっと一度揉んでから、耳全体をもみもみと揉みしだいた。
ふふふ、どうだ?さっきの俺みたいになるだろう?
「ふぁぁぁ、リュカ様、気持ちぃ~」
その声を聞いた瞬間、俺は思わず手を離した。
いやいやいや!エイルは「気持ちいい」って言っただけなのに、なんでこんな背徳感漂う感じになるんだ!?
「もっとぉ、もっとしてぇ?」
さらに上目遣いでおねだりしてくるエイル。
上目遣いはアウトだろう!!俺の理性が死ぬ!!
理性って何なのかよく分からないけどダメな感じが湧き上がってくる!
「い、いや、もう充分だろ。それよりエイルには尻尾はないのか?」
「尾羽があるよっ!ちっちゃいけど!」
「ま、待てエイルっ」
バシャーン!!
勢いよく立ち上がったエイルが、俺の目の前に尻を……いや、腰を向けた。
なぜ向けた!? 尾羽を見せたいのは分かるが、顔の真ん前に尻を出すな!!
咄嗟に両目を覆ったが、指の隙間からちらっと見える……エイルの腰。腰だ、あれは尻ではない。断じて尻ではない。
たとえぷりぷりしてても、俺が見てるのは尾羽!!
「ね、あるでしょ。尾羽!」
「あ、ああ。掌くらいの長さの尾羽が生えてるな。硬そうに見えるが、触ってみると意外とサラサラだな」
「えへへ、触られると変な感じする~」
そう言ってお尻――いや、腰をよじるなエイル!反応に困るからやめてくれ!!
尾羽は尻尾と勝手が違って、なんか揉んだらマズい気がしてすぐに触るのをやめた。
でも……また俺の思うようにはならなかった……。
なんか悔しい。負けた気分だ。
……いやいや、何の勝負だよこれ。
エイルと一緒にいると、つい全部が競争になる。エイルに完全に感化されてる。
「お風呂気持ちぃね~。あ、リュカ様の尻尾がぺしょんってなってる!?なんでぇ??」
「んぎゃっ!?」
不意に尻尾をぎゅっと掴まれて、また妙な声が出てしまった。容赦なさすぎる!
「ぬ、濡れたらみんなそうなる。……とりあえず手を離してくれ」
「そっかぁ~」
ようやく手を離したエイルは、隣にぴとっと寄り添って座った。
くっついたまま、火照った頬で目を細めている。
ほんのり赤くなったその頬が、なんだか色っぽ……っておい、エイルまだ3歳だぞ!?
あれ、火照ってるって、もしかしてのぼせてるのか……?
「エイル、のぼせてないか?頬っぺたが赤いぞ。そろそろ出ようか」
「えー、やだ~まだ入ってる~」
「のぼせたら、このあと遊べないぞ? いい子だから、もう出ような」
「……うん。リュカ様と遊ぶから、出る……」
少し不服そうにしながらも、なんとか湯船から出てくれた。
ふらっとした足元を支えるように、俺はエイルを抱き寄せる。
……あ、近い。顔が。
ピンク色に染まった頬に、湯気で少し潤んだ瞳のオリーブグリーンが、とても綺麗だ。
「なぁ、キス……していいか?」
……不意に言葉が口から出ていた。
兄上からキスは禁止と言われていた。
頭ではちゃんと分かっていたのに、言葉が、勝手に滑り出ていた。
「あっ」
「いいよ!前と同じここがいい」
そう言って、おでこをぴょこんと差し出してくる。
……同意は得た。だからいいよな?
よく分からない言い訳を心の中で唱えながら、俺はそっと唇を寄せた。額に、ちゅ。
魔力を込めて。
キラキラと光が舞い、エイルはそれを見て嬉しそうに目を輝かせた。
「ねぇ、僕もしたい。おでこ出して!」
……断る理由なんて、あるわけがない。
俺は少し身をかがめて、おでこをエイルに差し出す。
「っ!!」
キスされる直前――またもや、エイルがぴとっと俺にくっついた。
前面密着、再び。
そしてちゅっ。小さな唇が、おでこに触れる。
「あれぇ? 僕のはキラキラ出ない~」
不服そうな声。でも俺はもうそれどころじゃない。
湯船以上の密着度で、思考停止中である。
「もういっかい!」
ちゅっ。またキスされた。
「むぅ~、やっぱり出ない!」
「えっ……あ、ああ。キラキラはな、コツがいるんだ。エイルがもう少し大きくなったら、教えてやる」
「え~、もう少しっていつ~!?」
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