電車の男ー社会人編ー番外編

月世

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仕事始め

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〈倉知編〉

「倉知先生、結婚したの?」
 新年最初の朝礼が終わった瞬間、駆け寄ってきた西村先生が叫ぶように言った。
 視線が集中し、「結婚?」「うそ」「誰が?」「倉知先生だって」と波紋のように、教室全体がざわついていく。
 という夢を見た。
 軽く頬をつねると、ちゃんと痛い。夢ではなさそうだ。
「ほんとだ、指輪」
 英語の杉浦先生が口に手を当て、俺の左手を指差した。
「えーっ、おめでとう」
 彼女が手を打つと、拍手の連鎖が始まった。みんなが口々に「おめでとう」と祝福の声をかけてくれる。
 かすれた声で、ありがとうございますと返事をするのがやっとで、俺の頭の中は、真っ白だった。
 帰国してからの一日は、ずっと家にいて、二人でひたすらイチャイチャしていた。幸せはいつまでも尾を引いていて、だから、単純に、指輪を外すのを忘れていたのだ。
「まだ若いのに、もう結婚って、やるなあ」
 校長が感心したようにうなり、となりの教頭が目にも止まらぬ速さで手を叩いている。
「あ、あの」
 結婚はしていません、この指輪はなんでもなくて。
 そう弁解すればいい。今ならまだ、取り返しがつく。
 言いかけたが、続きは出てこなかった。
 だって俺は結婚した。この指輪はなんでもなくない。大切な、結婚指輪だ。
「付き合って長いの?」
 西村先生が訊いた。うなずいてから、心臓を押さえ、口を開く。
「……はい、長いです」
「式は挙げるの?」
 無邪気に質問を続ける西村先生に、馬鹿正直に返答した。
「去年の年末に、ハワイで」
 キャー、ヒュー、と歓声が上がる。
「素敵じゃない、ハワイ。写真ないの?」
 見たい見たいハワイハワイと女性陣が群がってくる。
「あの……、籍を入れてなくて……、というか、入れる予定はなくて」
「へー、事実婚ってやつ? それで写真は?」
 写真を諦めない西村先生が「スマホは?」と手を出してくる後ろで、校長がまったりとした口調でニコニコして言った。
「いいじゃない、いるよ、そういう人。法律や制度にとらわれない生き方っていうの? 何、奥さん稼いでる人?」
「働いてます、はい」
 言いながら、浅見先生を探した。人の輪から外れたところから、困った顔でこっちを見ている。目が合うと、彼は肩をすくめてから親指を立てて、うなずいた。いけ、という合図だ。
 この場をなんとか乗り切って、あとで校長にだけでも真実を話すとか。
 いや、もう、言ってしまいたい。いずれは言わなければいけないときがくる。それならもう、ごまかすのはやめにしたい。
 せっかく、新しい年の始まりだ。
 蔑んだ目で見られようと、迫害されようと、構わない。
 何かあれば、戦ってみせる。それだけだ。
「写真は?」
 西村先生が、今度は両手を出してくる。
「見てくれますか?」
「見たい!」
 見たい、見たい、とみんなが押し寄せてくる。
「校長、少しお時間いただいてもよろしいですか?」
 今日はまだ新学期前だ。つまり、生徒は登校していない。授業はないからみんな余裕を見せているが、このあと職員会議がある。
 教頭が職員室の時計を見上げ、「十分後に会議室ですよ」と急かした。
「会議室で写真回覧するのもいいねえ」
 校長が提案すると、他の教員が「プロジェクター用意します?」と悪乗りする。
 盛り上がっている。この熱が、引いていくのが怖かった。
 でも、後戻りはできない。
 意を決し、デスクの引き出しからスマホを取り出した。
「私が最初だから、順番ね。みなさん、ちゃんと並んで。整列!」
 西村先生が仕切ると、彼女の後ろに列ができた。
 一度深呼吸をして、胸を張ってスマホを差し出した。
「驚くと思います。どうぞ」
「何、そんなに美人さんなの?」
 スマホを受け取った西村先生が、画面に視線を移した。
「んまあ、素敵、タキシード、タキシー……えっ」
 目が、見開いていく。ハッと顔を上げ、俺を見る。スマホと俺を見比べて、口をパクパクさせたあと、魂の抜けたような声で言った。
「うん、美人さんだわ」
「はいはい、次の人に回して、見たらすぐ回して」
 西村先生の次にちゃっかり並んでいた教頭が、ひょいとスマホを奪う。
 少しの間があった。教頭は画面に顔を近づけ、咳ばらいをする。
「確かに美人ですね」
 そう言って、次の杉浦先生にスマホを渡す。
「え? あっ、……え? ほんとだ、美人……」
 放心した声だが、目は輝いたままだった。次の人も、その次の人も、まるで伝言ゲームのように「美人」「美人」とつぶやいていく。
「待って、もう一回見せて。すごいイケメンじゃなかった?」
 先頭にいた西村先生が列を乱すと、みんながスマホを持った校長の周りに集結する。ざわついていく職員室に、いたたまれなくなり、腹の底から声を振り絞る。
「お騒がせしてすみません」
 みんなが俺を見た。
「不快に思われる方もいらっしゃるかもしれません。みなさんに理解して欲しいとか認めて欲しいとかは、言いません。権利を主張する気持ちも一切ないです。ただ、僕にはこの人しかいなくて、生涯添い遂げます。何があっても離れない覚悟があります。だから、静かに見守っていただけるとありがたいです。お願いします」
 声を張り、深く、頭を下げた。
 静寂。
 耳鳴りがした。
 怖くて、手が震える。両手を握り締めたとき、手を打つ音が、鳴った。
 顔を上げた。浅見先生が、満足そうにうなずいている。
「いいぞ、立派」
 みんなが同調し、拍手が膨れ上がっていく。おめでとう、おめでとう、と再び投げかけられるたくさんの祝福の言葉。
 職員室を見回した。一人ひとりと目を合わせ、安堵する。驚いてはいたが、嫌悪は見当たらない。奇跡だと思った。
「うん、いいじゃない。すごく幸せそうだもん」
 校長が言って、俺にスマホを返してくれた。
「結婚のことは指輪でバレちゃうから、生徒たちには本人から報告してもらおうかな。お相手の件は教職員のみの極秘事項にしましょう。全校生徒に騒がれるのも不本意でしょ。いい? みなさん、わかりましたか?」
 校長が人差し指を唇に当てると、はい、はい、とあちらこちらで返事が飛んだ。
「はいはい、じゃあそういうことで、会議室に移動してくださいね。倉知先生、おめでとう」
 教頭が俺の肩を叩いてから、早足で職員室から出ていった。
 気まずさはない。ぎこちなさもない。何事もなかったように、通常運転に切り替わった瞬間だった。
 なるほどそうか。
 みんな、それほど他人のプライベートに重点を置いていない。そんなに暇じゃないのだ。仕事モードに切り替わった人々が、解散する。
「校長」
 職員室を出て、廊下を歩く校長を追いかけた。 
「あの、指輪は、着けていてもいいんでしょうか」
「え?」
 校長が足を止めて振り返る。
「結婚指輪を外せなんて、パワハラもいいとこだよ」
「でも」
「倉知先生、真面目だねえ。今はもういろんなカップルがいるじゃない? 結婚の形も様々だし、同性同士でも珍しくない時代なんだから。そんなに卑下しないで、堂々としてたらいいよ」
 俺を見上げる校長の目は、優しかった。喉が詰まる。泣き出しそうなるのを、堪える。
「ただね、箝口令《かんこうれい》を敷いたからってどこからかは漏れちゃうだろうし、そのときはそのとき、もし何かあったら、一緒に考えようか」
 なるようになるよ、とのんびりした口調で言って、にっこりとほほ笑んだ。
「会議が大好きな教頭が待ってるよ。行こう」
 踵を返し、鼻歌を口ずさむ校長の後姿に深く、礼をした。
「倉知先生」
 西村先生の声が俺を呼ぶ。頭を下げた俺の顔を下から覗き込んできて、あっと声を上げた。
「泣いてるの? 私のせい? ごめんね、なんか、なんて言っていいか、ごめんね」
「いえ、違います、大丈夫です。謝らないでください」
 おろおろする西村先生に、もう一度「大丈夫です」と繰り返す。
 職員室からぞくぞくと出てくる教職員たちが、おめでとうと俺の腕やら背中やら頭やらを叩きながら、会議室へと向かう。
「嫌な顔されたり、責められたり、何か言われるかもって考えてた自分が情けないです。みんな、そんな人たちじゃないのに」
「確かに。見くびってたかも」
 最後に出てきた浅見先生が、無精ひげの生えた顎を撫でながら言った。
「上手くいってよかったね」
「はい、……ありがとうございます」
 上手くいったらしい。浅見先生がそういうのだから、そうなのだ。肩に入っていた力が、すっと抜けていく。
「指輪、気づいてやらなくてすまん。改めて、結婚おめでとう」
「ありがとうございます」
 こぶしを向けてくる浅見先生にこぶしを返すと彼はほんの少し、目の錯覚かもしれないが、口の端を持ち上げたように見えた。
「あれ? まさか浅見先生、知ってたの?」
 西村先生が小さな体をわななかせ「もう」と吠えて、浅見先生を可愛いげんこつでポカポカし始めた。
「ずるいずるい、私だって倉知先生と仲良しなのに、なんでなの?」
「ふっふっふ、彼にお会いしましたよ、すでに」
「え? どうして? いつ? 実物もやっぱり美人さん?」
「ええもう。めちゃくちゃいい男です」
「へええ、いいなあ」
 廊下を歩きながら会話する二人の背中をぼんやり見送っていると、西村先生が振り返った。
「私にも今度会わせてくれる?」
 顔を伏せ、目元を拭う。
「はい、ぜひ」
 笑って、力強く応えた。
 その日はほぼ会議で一日が潰れ、気づくと窓の外は暗くなっていた。
 浅見先生は奥さんが帰国しているからと、定時に帰っていった。お疲れさま、お先に、と言い置いて、一人二人と職員室から姿を消していく。
 帰ることにした。
「お先に失礼します」
 残っていた数名が、「お疲れー」と手を振った。
 今朝の出来事はやはり夢だったのかと疑いたくなるほど、みんな普通だった。他の写真も見せてくれとせがまれたり、ハワイの土産はないのかと冗談めかしてねだられたりはしたが、ネガティブな視線や言葉を向けられることはなかった。
 深刻に考えすぎていたのかもしれない。というか、浅見先生の言う通り、「見くびっていた」のだ。俺はいつでも、悪い方向にばかり物事を想像してしまう。
 でも、最悪を想定していたからこそ、なんでもなかった今の状況が、幸せで恵まれていると実感できる。
 外し忘れてよかったとミスを前向きにとらえたとき、ハッと気がついた。
 加賀さんも、指輪をしたまま出勤した。
 慌ててスマホを取り出すと、加賀さんからLINEが届いていた。
『指輪、大丈夫だった?』
 送られたのは昼を少し過ぎた頃。外し忘れていましたが、大丈夫です、まで入力して、思い直し、削除する。
『お疲れ様です。帰宅後にお話しします。今から帰ります。』
 メッセージを送信し、家路を急ぐ。
 帰宅して着替えを済ませ、冷蔵庫と相談の末、オムライスに決めた。チキンライスが完成すると同時に、加賀さんが帰ってきた。
「ただいま」
「おかえりなさい」
「この匂いは、オムライス」
「正解です」
「可愛い」
 得意技の「可愛い」が飛び出した。加賀さんはすぐになんでも可愛いと言う。小さく笑い、「また」とつぶやいて、フライパンに卵液を流し入れる。
 加賀さんは半熟でとろとろの卵より薄焼きが好きだ。俺も薄焼き派だ。なぜなら薄焼きのほうが、ケチャップでいろいろ描きやすい。
「腹減った」
 着替えを終え、寝室から戻ってきた加賀さんが、冷蔵庫のドアを開けて「指輪」と思い出したように言った。
「外すの忘れてただろ。いつ気づいた?」
「朝礼のときに指摘されて、正直に話しました」
「……え? 外さなかったってこと? 話したって、誰に?」
「教職員全員です」
 加賀さんが黙ってビールのプルタブを開けた。少し振り向くと目が合った。にこ、と笑うとビールに口をつけた加賀さんが、目で笑みを返してくれる。
 薄焼き卵にチキンライスを包み皿に盛り付けると、完成したオムライスにケチャップで絵を描いた。
「クマ? いや、うさぎ?」
 加賀さんが俺の手元を覗き込んで言った。
「猫です。ちょっと失敗したけどこれは俺のだから気にしないで」
「画伯可愛い」
「加賀さんのは、こう」
 もう一つのオムライスには、大きなハートを描く。
「可愛い。倉知君ビールは?」
「じゃあいただきます」
 オムライスをダイニングテーブルに置いて、席に着く。
「なんかすげえ穏やかだし、全然落ち込んでるふうじゃないってことは、大丈夫だったの?」
 手を合わせた状態で待っていると、加賀さんが俺の前にビールの缶を置いて言った。
「はい。奇跡的に」
「いじめられなかった?」
「なかったです。みんなおめでとうって言ってくれて、あ、加賀さんに謝らないと」
「え、何」
 椅子を引いて腰を下ろした加賀さんが、手を合わせた。いただきます、と声を揃えてから、頭を掻く。
「挙式の写真、みんなに見せちゃったんです。勝手にすいません」
「あー、俺も会社の連中に見せたわ。勝手にごめん」
 オムライスを口に放り込みながら、加賀さんが俺を見る。咀嚼する口元が、笑っている。俺も、笑顔が止まらない。
「校長が、指輪、外さなくてもいいって言ってくれたんです」
「マジか」
「さすがに生徒には本当のことは言えないけど、今はそれでもいいかなって。大きな一歩です」
「うん」
「俺、もう二度と、指輪を外しません」
「うん」
「加賀さん、好きです」
「うん、俺も」
 俺が喋っている間、加賀さんは相槌を打ちながら、手を休めなかった。よほど空腹だったのか、がつがつと貪っている。俺はこの気持ちのいい食べっぷりを見るのが好きだった。
 視線は加賀さんに釘付けのまま、オムライスの上の猫を伸ばす。
「オムライスめっちゃ美味い」
「よかったです」
「倉知君食べないの?」
「なんか、胸がいっぱいで」
 ケチャップをスプーンで撫で続けて、苦笑する。安心したし、幸せなのだが、あまり現実味がなく、体がふわふわした状態だ。
「ちなみに俺も、今日指輪着けたまま出社したんだけど」
「え?」
「運転中に気づいて、でもまあいっかって」
 ビールを呷る加賀さんの喉仏を見つめて唖然とする。
「なんか、俺らが思ってるより周囲は柔軟だよな」
「はい……、それは……俺も、そう思います。あの、それで、平気でした?」
「俺の場合、もうほとんどみんなわかってるから。運動会のあれでとっくに確定してるわけだし」
 去年の運動会の借り物競争で「好きな人」のお題が出た。加賀さんは俺を連れてゴールしたが、その後嘆く女性や好奇の目を向ける人は少なからずいたらしい。
 でも、嫌な目に遭うことはない、全然大したことじゃないと加賀さんはいつでも平然としていた。
「挙式だけで結婚したとか無理あるかなって思ったけど、他にもいるらしくてさ。男同士はまあ俺が初だけど、これはちゃんと結婚指輪認定されたから」
 加賀さんが左手を振る。
「じゃあ」
「うん」
「外さなくてもいいんですね」
「うん。倉知君、好き」
 思わず椅子から立ち上がる。
 加賀さんが笑う。
 座ったまま両手を大きく広げて俺を待ち構えた。
 抱きしめる。
 幸せだ。
 もう二度と、指輪を外さない。

〈おわり〉
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