40 / 53
加賀さんと原田さん
しおりを挟む
※このお話は同棲編番外編「青天の霹靂」以前のお話です。なお、「聖なる夜」を再読いただくとわかりやすいかと思います。
〈原田編〉
俺は、加賀が好きだ。
加賀は、面白い奴だ。だから大好きだ。
人当たりがよく、要領がよく、顔面がよくて、仕事ができた。
社員はみんな、加賀が好きだ。
誇張でもなんでもなく、本当にそうだった。
中には悪く言う奴もいたが、あいつはそういう手合いとも上手くやる。攻撃的だった男を、いつの間にか手なずけているのだ。牙を剥き出しにしてギャンギャン吠えていた狂犬が、腹を見せてクンクン鼻を鳴らす光景を何度も見てきた。
空気清浄機のような男だ。
そういう俺も、牙を抜かれた人間だ。入社当時はがっついていて、営業成績ばかりを気にしていた。何をやっても勝てない加賀に、八つ当たりをしたこともあった。正直言うと、最初は嫌いだった。
女に騒がれても平然としていて、上司からは可愛がられ、取引先からの信頼が厚い。
見た目がいいだけで、ちやほやされる。俺は妬んでいた。
何か、なんでもいいからダメージを与えたい。黒い感情は次第に膨れ上がっていった。
誰かのミスをかぶって、残業をするあいつを見たとき、今だ、と思った。意気揚々と、「バカじゃねえの」と吐き捨てた。
「なんでお前が尻ぬぐいしてんだよ。ほっとけばいいのに、だっさ」
「あー、だよな。腹減った、帰りてえ」
笑ってそう返してきた。意外だった。もっとこう、「仲間だろ、困ったときは助け合わないと」とか「損はしてない。この経験は俺の糧になる」とか、偽善ぶった臭い科白を吐くと思っていたのに。
こぶしを握り締めてぶつかっていっても、まるでクッションのように受け止める。
なぜかほだされてしまい、俺は自発的に残業を手伝っていた。日付が変わる頃、二人で牛丼を食べた。いい思い出だ。
話してみると、加賀は面白かった。思っていたのと違った。もっと「いい子」なのかと思っていたが、全然そんなことはない。
綺麗な顔をしているくせに、気取らないし、下ネタも厭わない。とにかくノリがいい。意外だったのは、女を作らないことだった。
「ゲイなの?」
二人で飲みにいったときに、訊いたことがある。モテないならともかく、異様にモテる。それなのに、つまみ食いさえしないお行儀のよさが俺には理解不能だった。
「ないない、え、なんで? ぽい?」
「総務のかわい子ちゃん、フったらしいじゃん? なんで断るのかって考えると、それしかない。ゲイだな? 別に俺は偏見ないし、いいぞ、カミングアウト歓迎」
「違うって。社内恋愛したくないんだよ。めんどくさいじゃん。あ、違う。社内に限らず恋愛がめんどくさい」
「お前、枯れてんなあ……」
加賀は、ジントニックを飲み干して憂鬱そうに続けた。
「しばらく女はいいわ。仕事と私とどっちが大事とか、言われたくないっていうか、言わせたくないっていうか」
「はあ? そんな科白言われてみてえよ」
「はは」
整った横顔。やけに綺麗な肌。腹が立つくらい、美しい男だった。
「でも、どうだろ。やってみないとわかんねえな」
頬杖をつきながら、加賀が言った。
「何を?」
「男」
肩に手が回る。無造作に、距離を詰めてきた。加賀の顔が眼前に迫り、思わず目をつむる。数秒待ったが唇に感触はない。目を開けると、加賀がバーカウンターに突っ伏していた。
「目ぇ閉じんなよ、気色ワリィ……」
「てめえ、俺の純情を弄ぶなよ」
「あー、鳥肌すげえ。無理、やっぱ無理。男無理。ていうか原田が無理」
「俺も無理だっつーの」
「キス待ちしといて何を」
「うるせえ、ちょっとドキッとしたわ」
戯れていると、加賀の前にピンク色のカクテルが置かれた。
「え、何これ。頼んでないけど」
「あちらのお客様からです」
バーテンが手のひらを向けた先を見ると、女がいた。「あちらのお客様からです」が現実に存在するとは。虚構の産物、都市伝説だと思っていた。女が男にやるなんて、もはや神話と言ってもいい。
スツールから腰を上げ、カクテルを手に持ち、ヒールの音を響かせて、女がこっちに来る。背中が大きく開いた、布地のやたら少ないワンピースを着た女だった。
女は、大ぶりのピアスを揺らして「こんばんは」と加賀のとなりに腰かけた。
「友達にドタキャンされちゃって。楽しそうだから混ぜて?」
マジかよ、そんなことあるんかよ、と舞い上がる俺の横で、加賀が平然と返事をした。
「いいですよ」
しばらく女はいいとぼやいていたくせに。だがわかる。いい女だ。
「やったぁ、嬉しい」
ウフフと体をくねらせる女は、わかりやすく加賀しか見ていない。カクテルも、一つだけ。俺の分は? と内心で苦笑すると、加賀が立ち上がった。
「この人、かなり面白いですよ。楽しんで」
「えっ?」
女が加賀を見上げ、目を丸くする。
「明日も仕事だし、帰るわ。おつかれ」
テーブルに金を置くと、俺の肩を叩いて去っていった。取り残された俺と女は顔を見合わせた。女の顔が、崩れていく。絶望と、羞恥。
俺は咳払いをして、主を失ったスツールに移動した。
「ごめんねー、あいつ本当に仕事人間でさ。こんな美女残して帰るなんて、人生損してるっていうか、男として失格、うん、でも、俺と君の出会いに乾杯」
カクテルグラスを持ち上げて笑ってみせると、女はふてくされた顔で「キモイんですけど」と吐き捨てた。
この女とは半年付き合って、今でもたまに会う。
それはさておき、このことがあったから、俺は思い込んでいた。
男は無理、とはっきり言ったし、嘘をついているようには見えなかった。
加賀は、ゲイじゃない。
数年後、加賀に彼女ができたと噂になったときも、信じて疑わなかった。「彼女」なのだと。
社内運動会の応援に来て、毎年リレーの助っ人をする謎の若者。どこの誰かはわからないが、やけに加賀と仲が良さそうだとは思っていた。
「あの少年、加賀の男じゃない?」
同僚の言葉に、俺は全力で否定した。あいつは絶対にゲイじゃないと、力強くフォローした。確かに、加賀が彼を見る目は特別な優しさにあふれていたが、俺は気づかないふりをした。
だが、いよいよ認めざるを得なくなった。
年を追うごとに濃厚になっていくのだ。
加賀が、彼を見る目。彼が加賀を見る目。
間違いなく、愛し合っている。見ていて恥ずかしくなるくらいのダダ漏れだ。好きという感情が、だくだくと、流れ出ていた。
「認めよう。あれは、付き合ってる」
運動会のあと。仲間内での飲み会で、俺は降参した。ほら見ろ、遅えよと責められながら、「でも」と、性懲りもなくあがく。
「ほんと、ゲイじゃないって断言してたんだよ。俺はそれを信じてたから」
「ゲイじゃないのも、あの子と付き合ってるのも両方真実なんじゃない?」
どういう意味かわからず、首をかしげた。
「ゲイじゃなくても性別に関係なく好きになること、あるだろ」
「あるか?」
「あるんじゃないか? 実際あったんだし」
そんな馬鹿な、と思うがあるのだろう。
もう、その辺のことは議論しても仕方がない。俺たちは加賀という一人の人間を尊重し、今まで通り変わらず付き合っていこうということになった。加賀が誰を好きでも関係ない。マイナス材料にはなりえない。
全員の見解が一致したところで、俺は頭を抱えた。
「待て、やべえぞ……、思い出した」
シークレットサンタだ。
営業部内で、クリスマスのプレゼント交換をやった。あのとき、俺は加賀へのプレゼントを用意した。使う、使わないはどうでもよくて、単なるネタのつもりだった。出オチというか、開けたときにギョッとさせるのが目的で、決して深い意味はなかった。
本当だ。
とりあえず、謝っておこう。
「だいぶ前だけど、クリスマスのプレゼント、ごめんな、なんか」
月曜の朝、出社して開口一番に謝罪をした。謝った直後に、やめればよかったとすぐに後悔した。謝ることによって、妙な気まずさが生じてしまうじゃないか。過去のことを今さら掘り返す意味は、何もなかった。
加賀はポカンとしてから、ああ、と思い至った顔をした。
「あれ、めっちゃ使ってる。サンキュ」
「は? え? 嘘だろ?」
「嘘だよ。毛根引き抜いてやるからそこに正座しろ」
これだから、俺は加賀が好きなのだ。
〈おわり〉
〈原田編〉
俺は、加賀が好きだ。
加賀は、面白い奴だ。だから大好きだ。
人当たりがよく、要領がよく、顔面がよくて、仕事ができた。
社員はみんな、加賀が好きだ。
誇張でもなんでもなく、本当にそうだった。
中には悪く言う奴もいたが、あいつはそういう手合いとも上手くやる。攻撃的だった男を、いつの間にか手なずけているのだ。牙を剥き出しにしてギャンギャン吠えていた狂犬が、腹を見せてクンクン鼻を鳴らす光景を何度も見てきた。
空気清浄機のような男だ。
そういう俺も、牙を抜かれた人間だ。入社当時はがっついていて、営業成績ばかりを気にしていた。何をやっても勝てない加賀に、八つ当たりをしたこともあった。正直言うと、最初は嫌いだった。
女に騒がれても平然としていて、上司からは可愛がられ、取引先からの信頼が厚い。
見た目がいいだけで、ちやほやされる。俺は妬んでいた。
何か、なんでもいいからダメージを与えたい。黒い感情は次第に膨れ上がっていった。
誰かのミスをかぶって、残業をするあいつを見たとき、今だ、と思った。意気揚々と、「バカじゃねえの」と吐き捨てた。
「なんでお前が尻ぬぐいしてんだよ。ほっとけばいいのに、だっさ」
「あー、だよな。腹減った、帰りてえ」
笑ってそう返してきた。意外だった。もっとこう、「仲間だろ、困ったときは助け合わないと」とか「損はしてない。この経験は俺の糧になる」とか、偽善ぶった臭い科白を吐くと思っていたのに。
こぶしを握り締めてぶつかっていっても、まるでクッションのように受け止める。
なぜかほだされてしまい、俺は自発的に残業を手伝っていた。日付が変わる頃、二人で牛丼を食べた。いい思い出だ。
話してみると、加賀は面白かった。思っていたのと違った。もっと「いい子」なのかと思っていたが、全然そんなことはない。
綺麗な顔をしているくせに、気取らないし、下ネタも厭わない。とにかくノリがいい。意外だったのは、女を作らないことだった。
「ゲイなの?」
二人で飲みにいったときに、訊いたことがある。モテないならともかく、異様にモテる。それなのに、つまみ食いさえしないお行儀のよさが俺には理解不能だった。
「ないない、え、なんで? ぽい?」
「総務のかわい子ちゃん、フったらしいじゃん? なんで断るのかって考えると、それしかない。ゲイだな? 別に俺は偏見ないし、いいぞ、カミングアウト歓迎」
「違うって。社内恋愛したくないんだよ。めんどくさいじゃん。あ、違う。社内に限らず恋愛がめんどくさい」
「お前、枯れてんなあ……」
加賀は、ジントニックを飲み干して憂鬱そうに続けた。
「しばらく女はいいわ。仕事と私とどっちが大事とか、言われたくないっていうか、言わせたくないっていうか」
「はあ? そんな科白言われてみてえよ」
「はは」
整った横顔。やけに綺麗な肌。腹が立つくらい、美しい男だった。
「でも、どうだろ。やってみないとわかんねえな」
頬杖をつきながら、加賀が言った。
「何を?」
「男」
肩に手が回る。無造作に、距離を詰めてきた。加賀の顔が眼前に迫り、思わず目をつむる。数秒待ったが唇に感触はない。目を開けると、加賀がバーカウンターに突っ伏していた。
「目ぇ閉じんなよ、気色ワリィ……」
「てめえ、俺の純情を弄ぶなよ」
「あー、鳥肌すげえ。無理、やっぱ無理。男無理。ていうか原田が無理」
「俺も無理だっつーの」
「キス待ちしといて何を」
「うるせえ、ちょっとドキッとしたわ」
戯れていると、加賀の前にピンク色のカクテルが置かれた。
「え、何これ。頼んでないけど」
「あちらのお客様からです」
バーテンが手のひらを向けた先を見ると、女がいた。「あちらのお客様からです」が現実に存在するとは。虚構の産物、都市伝説だと思っていた。女が男にやるなんて、もはや神話と言ってもいい。
スツールから腰を上げ、カクテルを手に持ち、ヒールの音を響かせて、女がこっちに来る。背中が大きく開いた、布地のやたら少ないワンピースを着た女だった。
女は、大ぶりのピアスを揺らして「こんばんは」と加賀のとなりに腰かけた。
「友達にドタキャンされちゃって。楽しそうだから混ぜて?」
マジかよ、そんなことあるんかよ、と舞い上がる俺の横で、加賀が平然と返事をした。
「いいですよ」
しばらく女はいいとぼやいていたくせに。だがわかる。いい女だ。
「やったぁ、嬉しい」
ウフフと体をくねらせる女は、わかりやすく加賀しか見ていない。カクテルも、一つだけ。俺の分は? と内心で苦笑すると、加賀が立ち上がった。
「この人、かなり面白いですよ。楽しんで」
「えっ?」
女が加賀を見上げ、目を丸くする。
「明日も仕事だし、帰るわ。おつかれ」
テーブルに金を置くと、俺の肩を叩いて去っていった。取り残された俺と女は顔を見合わせた。女の顔が、崩れていく。絶望と、羞恥。
俺は咳払いをして、主を失ったスツールに移動した。
「ごめんねー、あいつ本当に仕事人間でさ。こんな美女残して帰るなんて、人生損してるっていうか、男として失格、うん、でも、俺と君の出会いに乾杯」
カクテルグラスを持ち上げて笑ってみせると、女はふてくされた顔で「キモイんですけど」と吐き捨てた。
この女とは半年付き合って、今でもたまに会う。
それはさておき、このことがあったから、俺は思い込んでいた。
男は無理、とはっきり言ったし、嘘をついているようには見えなかった。
加賀は、ゲイじゃない。
数年後、加賀に彼女ができたと噂になったときも、信じて疑わなかった。「彼女」なのだと。
社内運動会の応援に来て、毎年リレーの助っ人をする謎の若者。どこの誰かはわからないが、やけに加賀と仲が良さそうだとは思っていた。
「あの少年、加賀の男じゃない?」
同僚の言葉に、俺は全力で否定した。あいつは絶対にゲイじゃないと、力強くフォローした。確かに、加賀が彼を見る目は特別な優しさにあふれていたが、俺は気づかないふりをした。
だが、いよいよ認めざるを得なくなった。
年を追うごとに濃厚になっていくのだ。
加賀が、彼を見る目。彼が加賀を見る目。
間違いなく、愛し合っている。見ていて恥ずかしくなるくらいのダダ漏れだ。好きという感情が、だくだくと、流れ出ていた。
「認めよう。あれは、付き合ってる」
運動会のあと。仲間内での飲み会で、俺は降参した。ほら見ろ、遅えよと責められながら、「でも」と、性懲りもなくあがく。
「ほんと、ゲイじゃないって断言してたんだよ。俺はそれを信じてたから」
「ゲイじゃないのも、あの子と付き合ってるのも両方真実なんじゃない?」
どういう意味かわからず、首をかしげた。
「ゲイじゃなくても性別に関係なく好きになること、あるだろ」
「あるか?」
「あるんじゃないか? 実際あったんだし」
そんな馬鹿な、と思うがあるのだろう。
もう、その辺のことは議論しても仕方がない。俺たちは加賀という一人の人間を尊重し、今まで通り変わらず付き合っていこうということになった。加賀が誰を好きでも関係ない。マイナス材料にはなりえない。
全員の見解が一致したところで、俺は頭を抱えた。
「待て、やべえぞ……、思い出した」
シークレットサンタだ。
営業部内で、クリスマスのプレゼント交換をやった。あのとき、俺は加賀へのプレゼントを用意した。使う、使わないはどうでもよくて、単なるネタのつもりだった。出オチというか、開けたときにギョッとさせるのが目的で、決して深い意味はなかった。
本当だ。
とりあえず、謝っておこう。
「だいぶ前だけど、クリスマスのプレゼント、ごめんな、なんか」
月曜の朝、出社して開口一番に謝罪をした。謝った直後に、やめればよかったとすぐに後悔した。謝ることによって、妙な気まずさが生じてしまうじゃないか。過去のことを今さら掘り返す意味は、何もなかった。
加賀はポカンとしてから、ああ、と思い至った顔をした。
「あれ、めっちゃ使ってる。サンキュ」
「は? え? 嘘だろ?」
「嘘だよ。毛根引き抜いてやるからそこに正座しろ」
これだから、俺は加賀が好きなのだ。
〈おわり〉
71
あなたにおすすめの小説
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
相性最高な最悪の男 ~ラブホで会った大嫌いな同僚に執着されて逃げられない~
柊 千鶴
BL
【執着攻め×強気受け】
人付き合いを好まず、常に周囲と一定の距離を置いてきた篠崎には、唯一激しく口論を交わす男がいた。
その仲の悪さから「天敵」と称される同期の男だ。
完璧人間と名高い男とは性格も意見も合わず、顔を合わせればいがみ合う日々を送っていた。
ところがある日。
篠崎が人肌恋しさを慰めるため、出会い系サイトで男を見繕いホテルに向かうと、部屋の中では件の「天敵」月島亮介が待っていた。
「ど、どうしてお前がここにいる⁉」「それはこちらの台詞だ…!」
一夜の過ちとして終わるかと思われた関係は、徐々にふたりの間に変化をもたらし、月島の秘められた執着心が明らかになっていく。
いつも嫌味を言い合っているライバルとマッチングしてしまい、一晩だけの関係で終わるには惜しいほど身体の相性は良く、抜け出せないまま囲われ執着され溺愛されていく話。小説家になろうに投稿した小説の改訂版です。
合わせて漫画もよろしくお願いします。(https://www.alphapolis.co.jp/manga/763604729/304424900)
有能課長のあり得ない秘密
みなみ ゆうき
BL
地方の支社から本社の有能課長のプロジェクトチームに配属された男は、ある日ミーティングルームで課長のとんでもない姿を目撃してしまう。
しかもそれを見てしまったことが課長にバレて、何故か男のほうが弱味を握られたかのようにいいなりになるはめに……。
死ぬほど嫌いな上司と付き合いました
三宅スズ
BL
社会人3年目の皆川涼介(みながわりょうすけ)25歳。
皆川涼介の上司、瀧本樹(たきもといつき)28歳。
涼介はとにかく樹のことが苦手だし、嫌いだし、話すのも嫌だし、絶対に自分とは釣り合わないと思っていたが‥‥
上司×部下BL
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる