最初から最強ぼっちの俺は英雄になります

総長ヒューガ

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未知の世界

百四十一話 心を打たれた2人

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~前回の話~

食堂を探し回っている時に優しく声を掛け、食堂は無く、朝昼晩のご飯が部屋に届くと言われた。それを聞いた紫織は急いで部屋に戻って行った、紫織は優しく教えてくれた人を見た瞬間にこの人だと思った。そして紫織はその子を仲間にするため、紫織とカノンはその子を誘うため、探し始める。だがあの子の部屋が分からず、何処から出てくるのか分からない。分からないため、紫織とカノンはあの子を待ち続ける

待ち続けること、30分。ようやく部屋からあの子が出てきた、あの子の友達であるヒュリンデは紫織達に驚いていた。語尾がッスって言う子は紫織達のこと覚えていた、紫織達はッス語尾のシャレイナ・キャルンに話があり、部屋へご案内される。部屋を案内され、まずは自己紹介から始まる、英雄ギルドの事はどうやら噂で聞いていて知っていたのこと。そして本題に入る、友人を助けるために英雄ギルドに入ってくれないかと、時間はいっぱいあるため、考えさせる時間を与えた

自分を見直すための3日間、英雄ギルドに着いていき、危険に足を踏み入れるか、ハロウィン社に居て平和に過ごすかを判断する3日間、紫織とカノンはシャレイナとヒュリンデが判断を下すまで待ち続けた

そして3日後

シャレイナとヒュリンデは部屋に呼び出され、彼女達の決断が下される、その答えとは

「「私達は英雄ギルドには入らない(ッス)(ウサ)」」

彼女達は平和の決断をした、英雄ギルドには着いていかなく、ハロウィン社に居る、平和の決断を下した

「分かった、無理矢理危険に行かせる訳にはいかないからね」

「ごめんなさい!急に危険に誘ってしまって」

「大丈夫ッス!」

「友人の無事を祈っているウサよ」

紫織とカノンは部屋から出た

当たり前、当たり前だった。昨日会ったばかりの子に危険に誘えるはずがない、当たり前だって分かってた。狂人ギルドの本拠地へ行って危険と戦うなんて嫌に決まってる。

誘えなかった、私とカノンで乗り込んで戦うしかない。2人でじゃ、多分キツイけど、友達を救うためなら命をかけても救う

シャレイナside

シャレイナとヒュリンデは紫織達の勧誘を断った、危険に遭遇せず平和に過ごしたい2人、だが勧誘を断った瞬間、紫織達の顔は覚悟を決めた顔であった。紫織とカノンは本気で狂人ギルドの本拠地へ乗り込もうとしている

「やっぱりっ………もうちょっと考えてみないッスか?」

「私も思ったウサ、もうちょっと紫織とカノンの様子を見て考えるウサよ」

「はいッス!」

もう少し紫織達の様子を見てから考えて見ることにする、もし、心を動かされるような事があれば英雄ギルドに入って危険に足を踏み入れることとする。紫織とカノンと共に友人を救いに行く事にする

紫織side

シャレイナとヒュリンデを勧誘することは出来なかった紫織とカノン、そのまま自分の部屋へと戻った。

「やっぱりダメだったかぁ~まぁ、まだ会ったばかりの子だからいきなり危険に誘ってもダメだよね………」

「諦めちゃダメですよ!まだ時間がありますから!気が変わって入ってくれる事を待ちましょう!それまでは狂人ギルドとの決戦に向けて特訓です!」

「そうだね!今はただ強くなることだけに集中しよう、私達は狂人ギルドに勝ってムェイナを取り戻さなきゃ!」

勧誘についてあーだこーだ言う前にカノンを強くさせなければならない、紫織も自分自身を強くさせるために特訓をする。狂人ギルドからムェイナを取り返さなきゃならない、狂人ギルドは強い、レンでも苦戦した相手である。

そして

ムェイナside

あれから約1週間は経った、誘拐されて、謎の場所に連れ去られた。ムェイナは知らない場所の地下に監禁されている

そして目を覚ます

「こ、ここは何処………?紫織さん……?カノンさん……?ど、何処に居るの………ねぇ………」

周りを見るが誰も居ない、紫織もカノンも周りに居ない、魔法国の時に連れ去られてそれから記憶が無いムェイナ

紫織さんとカノンさんが傍に居ない

お母さんが傍に居ない

寂しい………寂しいよぉ………怖い……

怖いと寂しいという感情が混じり合う、何処も分からないこの場所にまだ間もない学院生が一人で居るなんて怖いに決まってる

すると暗闇から誰かが現れる

「こんにちはぁ~ムェイナちゃん~」

「あ、貴方は……あ、あの時の私を誘拐した人……!」

「せぇ~かぁ~い!それよりもぉ~良い顔してるねぇ~!」

「ひっ………」

シャル・エクサルシスの狂った態度に怯えるムェイナ、誘拐されたことについてははっきりと覚えていた。シャル・エクサルシスの思考は読めない、読めない程に狂っている。だがムェイナは怯えすぎてシャル・エクサルシスの思考を読む所では無い。狂人ギルドへ加入させるために誘拐したシャル・エクサルシスは今は何がどうなっているかを説明してくれる

何がどうなっているかというと

「今はねぇ~魔法国からぁ~とぉ~く~離れた所にぃ~居るからぁ~誰も助けに来れないよぉ~」

「嫌………嫌だ………帰りたいっ………」

「あっは~良い顔するねぇ~見るだけでゾクゾクゾクゾクゾクゾクするぅ~!!もっとそういう顔してぇ~!」

「ひっ……怖い………怖いよぉ………」

狂いすぎてるこの態度にずっと怯えている、狂人ギルドはムェイナを誘拐した理由は3つある

・学院の決闘を見て惚れた

・英雄ギルドの仲間と認識

・狂人ギルドより段違いの魔法を持っている

この3つの理由でムェイナを誘拐し、狂人ギルドへ迎え入れた

「た、例え強くても私はそ、そんなに狂ってません!」

「私達みたいに狂って無くてもぉ~!私達は君のこと誘うつもりだったよぉ~?それともなにぃ~私達に足掻く気ぃ~?」

(逆らったり、無駄に足掻いたり、助けを求めたりするだけ無駄だよね………それは相手が怒るだけ、怒ったら怖い、今も少し怒ってる)

どう足掻くことも出来ないムェイナ、ムェイナの発言に対してシャル・エクサルシスは少し怒っている様子、この時、ムェイナは発言に気をつけようと思った。怒らせたら何されるか分からない、狂人ギルドに熱を付けてはならない、狂人ギルドに熱を付けたら決して叶う相手では無い。

ただ捕まって大人しくする

紫織side

狂人ギルドへ立ち向かうために訓練所で練習中の紫織とカノン、だが一つ忘れている、狂人ギルドが一番厄介な理由

「そういえばカノン!一番厄介な情報があった!」

「厄介な情報……?もう既に厄介なのにまだあるんですか!」

「うん、狂人ギルドが一番厄介な理由はね」

狂人ギルドが一番厄介理由

狂人ギルドに熱を入れてしまうと攻撃が通らなくなる、攻撃を気持ちよく受け止める。受けると痛むのではなく、気持ちよくなって興奮し出すという、厄介な特殊耐性

これは紫織が一番経験している、それで油断が出来、一人仲間を失った。あの時倒したはずだが、まだ生きている

「な、なんなんですか、その特殊耐性………狂人ギルドは興奮すると攻撃が通らなくなる……?そ、そんなおかしな話があるんですか!」

「あるよ、私が一番知ってる。しつこいほどに興奮して立ち上がってくる、強力な魔法を撃っても立ち上がってきたからね」

「熱が上がる前に仕留めないと厄介ということですね……!」

「うん、そうしないと私達の攻撃は一切効かなくなる」

それは一番知っている紫織、それを経験して絶望した。これは倒せないんじゃないかと紫織は思った。

あの時狂人を倒したのは奇跡でしかない

今度は容赦なく、殺してくる

だから私も容赦なく殺す

あの時の復讐は終わってない、殺さなきゃ、殺さなきゃ私の気持ちは晴れない、だけど怖い、怖い、また油断したら

不安になり始めた、それに気付いたカノンは手を握った

「え……?カノン?」

こちらを向いて優しく笑顔で

「大丈夫ですよ、私は絶対に死にません、紫織さんが隣に居る限り、私は死にません!」

「でも………それはお姉ちゃんから一度聞いた!それでも、失った……私の油断で………だからききたく「紫織さん!!」っ………」

不安に追い詰められている紫織に呼び掛ける

肩を掴み、紫織の目をじっと見つめる、その目は本気で、絶対約束するという目、カノンがこんなに怒鳴るのは初めて、だらしなくて情けない紫織にカノンは言った

「私は絶対、絶対!絶対!絶対っっ!!死にません!!だらしなくて情けない紫織さんは見たくありません!私を信じてください!絶対に約束します!!」

「カ……ノンっ………」

肩を掴んでこんなにも真剣に、かっこよく、真っ直ぐに言われた紫織は涙を流した。感情が籠った説教は紫織に届き、心の何処かでつっかえていた何かが取れた気がした

紫織は涙を拭き、自分に今出来ること、狂人ギルドに勝てる対策を全て考え始める。

それを見ていた2人は

シャレイナside

たまたま見ていたシャレイナとヒュリンデは心を打たれた、紫織達がどれだけ真剣か、どんな思いで仲間を助けようとしているか、恐怖があるはずの戦いに前を向いて立ち向かおうとしている紫織達に心を打たれた2人の決断は

「私達も危険に立ち向かうッスよ!今、気付いたッス、どんな恐怖にも立ち向かおうとする紫織さん達は凄いって!私はその恐怖、危険に協力するッス!」

「私も同感ウサよ、行くウサ、キャルン」

「はいッス!」

紫織side

恐怖、危険に立ち向かうために訓練所で練習をし、カノンは練習メニューをこなし、疲れた時はちゃんと休む

そして翌日

シャレイナとヒュリンデが部屋に来た

「「私達を英雄ギルドに入れて欲しい(ッス)(ウサ)」」

覚悟を決めた彼女達は英雄ギルドへ

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