最初から最強ぼっちの俺は英雄になります

総長ヒューガ

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雷帝・第2王国

二百三話 絶望から絶望へ

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英雄ギルドvsブラックナイト

一回戦目 莉乃香、紫織、クレアvs王井美紀

「全力で行くよ!」

融合 皇帝ナポレオン

「え、紫織。あんた、いつからそんな力持ってたのよ?」

「狂人ギルド戦からだよ、あれからずっと持ってる」

「英雄ギルドはまだまだ進化があるって事だね」

「クレアさんの言う通り、英雄ギルドは進化し続けるよ」

「進化し続ける英雄ギルド………そして我が息子っ………良い、実に良いよ。実に面白い」

「狂ってるわね、あんた!」

      斬りかかる莉乃香、完全に母親は狂っている。狂っている場面は息子と似ている。要らない所で息子と似てしまっている、息子を裏切ったのにも関わらず、まだ息子と呼んでいる母親を見て、レンはどう思うのだろうか。やはり恨みを持つのか
      息子と思ったり、息子と思わなかったりと意味の分からない母親である。息子をなんだと思っているのだろうか、物として見てなかったのだろうか。こんな簡単に息子を見捨てて楽しいのだろうか、こんな姿を見て、こんな事を言われて嬉しくなる息子なんていない

スキル グラースシャイニング・スピール

氷と光の槍が莉乃香の後ろから降り掛かってくる

融合スキル 大号令

複数の剣で莉乃香を守った

「ナイス紫織!助かったわ!」

莉乃香の後ろからクレアが斬り掛かる

「ッ!」

「私が居るの、忘れないでね」

「陣形が崩れない若者達だね………!中々のやり手なのね、我が息子の仲間さんは」

「あんたに蓮を息子と呼ぶのを禁じるわ!」

「また更に!」

     莉乃香が斬りかかって、キンッとぶつかり合う。英雄ギルドの絆はそんなに甘くは無い、誰がなんと言おうが、相手が隙を出せば、誰もが油断をすれば、必ず連携は取ってくる。英雄ギルドの力は誰もが予想出来ない事をする。油断をすれば、必ずしもその油断を狙ってくる
     その連携はブラックナイトでも予測不可能、戦っていれば、戦って行く内にどんどんどんどん連携度は上がって行く。英雄ギルドは必ずしもブラックナイトに勝つ、このNo.0の2人はただのスタート地点にすぎない、勝てなければ、他のブラックナイトも勝てないと思った方がいい

連携力は更に上がる

「母親の貴方には”絆”という物を知らない、だから私達の連携力を読めない!」

「3対1にした、アンタの予測負けね」

「ふふ………ふふ、あはははははっ!」

「何を笑ってるの?今、おかしい所あった?」

「元々この人がおかしいだけよ」

「絆………か、知らないよ、知らないから読めない。それがなに?私に勝てる?ふふっ、笑える。第2ラウンドに入る、着いてこれるなら着いてきてみな」

    体から冷気を流して、地面、空間、壁を全て凍らせた。王井美紀は第2ラウンドのステージを作りあげた。凍った地面、空間、かべは滑ったり、寒かったり、冷たかったりと最悪なステージである。滑りやすくなっている地面は特に
    こんな最悪のステージで莉乃香、紫織、クレアはどう戦って行くのだろうか。連携を取れるかどうかも分からない、しかも寒い環境でどう戦い抜くのだろうか。その戦いに正解なんてもんは無いが、絆はまだずっと残っている

まずはクレアが先陣を切る

「まずは君が来たんだね、クレアちゃん」

「はぁっ!」

「でも、そんな無闇に斬りかかろうとしたら、私に届かないかもよ?」

「え?囲まれた!」

「クレア!」

光の槍に囲まれる

スキル グアンゲージ

甘い攻撃の仕方じゃ、王井美紀には辿り着かない。辿り着けない、そんなのは一番分かってる。だから

「ッ!」

「だから、後ろに私が来た!」

(クレアちゃんを囮に使って背後に回った!?どんな思考を持ってるの、この子!)

スキル アブソリュート・ゼロ

兄から受け継いだスキルで王井美紀に斬りかかった

「例え、地面が凍ろうと状況は変わらないわ!」

「超絶連携!思考と思考で繋がりあって連携した、囮作戦」

「ふ、ふふっ、流石に私でも予測不可能、でも、そんな軽すぎる攻撃じゃ敵わない!」

「くっ!」

(ちょっとまだあちらの方が上だったわね…………)

「甘かったね、実力はこちらが一枚上なんだよ?」

「しつこい実力してるね、美紀さんは」

「あら、褒めてくれてありがとう」

    連携力は100%でも実力は王井美紀の方が一枚上だった、一枚上だったため、連携力だけでも適わなかった。しつこすぎる実力を持っている王井美紀には敵わないのだろうか、そんなはずが無いと思っている英雄ギルド。どうやってこのしつこすぎる実力を持つ、王井美紀を倒すのか
    連携力でも敵わない、それより上回る実力。どうしようもならないが、必ず連携力で勝つ方法はある。必ず相手が油断する時は来る、そのために攻撃を仕掛け続ける。それで勝率が上がるかどうかは分からないがやるしかない、やるだけやってみるのが一番良いだろう

滑るフィールドで今度は紫織が攻撃を仕掛ける

「やァっ!」

「ふっ!」

キンッとぶつかり合う

「力で押し切るつもり?無駄だって言ってるのにまだ分からないの?紫織ちゃんは」

「実力で押し切るつもりは無いよ、私は美紀さんと違って実力で押し切る程、強くは無いから」

「へぇ、随分と煽り口調で言ってくるのね」

「そうしないと、まともに攻撃してくれないからね」

融合スキル オールスター大号令

剣、短剣、刀、槍、棍棒、斧、杖、ナックル、弓、盾、全ての武器が王井美紀に襲いかかる

スキル グラースシャイニング・スピール

氷と光の槍が剣、短剣、刀、槍、棍棒、斧、杖、ナックル、弓、盾とぶつかり合う

ぶつかり合った影から紫織が斬りかかる

スキル アブソリュート・ゼロ

凍った剣で斬りかかる

「ふっ!」

「はァっ!」

キンッとぶつかり合う

(紫織、あんなに強くなって、私、戦いの中なのに感動しちゃったわよ。そうよね、辛い中で成長したのよね。紫織は)

「実力じゃ、私に勝てないって美紀さんは、私に言ったよね?」

「言ったよ、でもこれは………くっ!」

「私、こういう戦い方をするようにした。連携力も使って、手に入れた融合の力も使って、押し切る。それが今の私、英雄の妹だよ!」

「っ!」

    押し切り、王井美紀を切り裂いた。だがちょっとかすり傷が入っただけであった、それでも良かった。かすり傷が入っただけでも、紫織は十分な事をやり遂げた。ブラックナイトのNo.0に傷を付けることは誇らしいことだ。紫織はクレアと莉乃香が見ていない所で成長し続けている
    そんな紫織は英雄の妹、英雄の妹だからこそ出来た訳では無い、紫織自身が強くなったから出来た事である。強くなったからこそ、出てくる戦い方、戦いに戦い抜いてからじゃ、出来ないことだってある、天才なら一気に実力は上がるが、紫織はそれを好まない

だからこの戦い方を選んだ、だから実力に打ち勝てる

「中々やるね………!紫織ちゃん、今の攻撃の仕方良いよ、私は好きだよ?私が好む戦いだから」

「私は嫌いだよ、美紀さんみたいな裏切る人は」

「でも生意気な所は嫌い、莉乃香ちゃんもクレアちゃんも」

「生意気じゃないわよ、単なる仇よ、蓮をぶち壊したのは貴方なのよ?美紀さん」

「美紀さんがやってる事、意味分からないよ。レンを見捨てたり、息子って言ったり」

「私が見捨てる理由?そうだね、蓮を見捨てる理由はただ単に英雄になろうとする息子にイラついてるだけ」

「イラついてる?頭おかしいんじゃないの?あんた、英雄になろうとしてる蓮を見守る事も出来ないのかしら?」

「ふふ、あはははは、あっはははは!おかしい?そう、おかしい!私はおかしいんだ、けどね、君達には関係無い、だから問答無用で消えてもらう!」

    そう言った瞬間、更に空間は寒くなってきてた。綺麗だった雲は凍り始めた、壁も床も完全に凍ってしまった。それと同時に王井美紀は光り始めた。いや、変形し始めた、光の羽を生やし、光の剣、氷の剣も持ち始めた。まるで息子のレンのようになり始めた、何が起きたのか、むしろ本性なのだろうか
     息子にイラついて息子を裏切った、、、、という理由だけで息子のレンの感情をぶっ壊した。そんなことは許されやしないことである、そんなを許してしまったら、日本中そうなってしまう、当たり前になっては行けない、その当たり前を消すために

「絶望の第3ラウンドと行こう、更に絶望へと引きずり下ろしてあげる」

絶望の第3ラウンド・・・開幕
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