最初から最強ぼっちの俺は英雄になります

総長ヒューガ

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日本

三百六話 新しい戦法

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ブラックナイト戦までに強くなるため、ブラックナイトに勝つため、修行を始めるカグルとシェラ

「まずはカグルには縛りを体験してもらうね」

「縛り?」

「うん、身動き取れなくするねって事。そこからどう対処するかさカグル自身で考えてみて、シックウッド・ウィップ」

分厚い木の鞭が足と腕をを掴んで身動き取れなくした

カグルは動こうとしても動けない、これがもし起きた時はどうすればいいかを自分自身で考える

「剣も無きゃ何も出来ないよね?出来ない時はどうするの?ただ捕まってるだけ?」

「捕まってる時の対処法………………剣を持ってない時の対処法………思い付かない…………」

「出来ないなら死ぬかもしれないよ?絶望的な状況でどうするの?そのまま放置して殺られる?それとも方法を思い付いて脱出する?」

「このままだと……………ブラックナイトに殺られる……………そう考えると鳥肌もんだな、勝たなきゃな。ブラックナイトには負けたくねぇ!俺がブラックナイトに勝つ方法はこれだ!!」

~回想終了~

「無刀流!!」

炎、白、雷の十字架

「炎白雷・十字架砲ッ!!!!!」

「なにッ!!?ぐぁぁぁぁッ!!!!!!」

吹き飛ばされて行ったと同時にマグマは溶けて行った

カグルは解放された

「ふぅ…………あっぶねぇ、シェラに習っておいて良かったわ。これなかったら、やられてたな」

吹き飛ばされた壁から出てきた

「カグル、君はやってくれたでござるな……………見逃してやろうと思ったでござるのに、君は拙者を攻撃したでござる」

「見逃してもらうつもりもねぇし、やられるつもりもねぇし…………一番に、負けるつもりなんかねぇ!!」

一瞬舐められたイザン・エンデュアーに言ってやった

カグルは一つの魔法だろうと勝ってみせる、そうあの時だけでは魔法を習得するのは不可能だった。ようやく一つ目の魔法を入手したのに中々倒せない

オリジナル魔法を自分で編み出すしかない、あれだけ修行したのにも関わらず、何も出来ずに終わるなんて勿体ないし、絶対にシェラを守ることは不可能

シェラの足を引っ張りっぱなしではいけない、シェラの隣に居られるように、シェラの隣が似合う男になるためにも強くなるしかない。ブラックナイトに勝つには強くなるしかない

「俺はお前らを超えて、誰も勝てないような奴になってやる。シェラを守れる存在に俺はなるんだッ!!!!!」

「ここに来たことが無駄だということを拙者が分からせてあげるでござる!」

クレアside

今度はカグルvsイザン・エンデュアーの戦いを見ている

「シェラさんって……………あの子でしたよね?オーシャン村に居た、あの時の…………」

「何処かで聞いた名前だと思いましたら、オーシャン村の時の……」

「懐かしいな、シェラ。元気にしてるか……………?」

「カグルさんがあんなにシェラさんを大切にしていますの、だから元気ですわ、きっと」

「えっと……………シェラって子は?」

「あ!私が説明しますね」

シェラって子の説明をした、オーシャン村で出会ったこと、出来事、それからのこと、カグルとシェラの関係を全て話した。リンジェはコールド帝国、クレアはマグマ帝国から居なくなっていたため、分からなかった

分からないからミラエルが説明をしてくれた、クレアとリンジェの前では嘘をつく事なんて出来ない。クレアとリンジェに素直に話した、それをセンディアとシフリギヤとアンリデットも聞いていた

避難所の市民はずっと英雄ギルドの無事を祈っている、それと不安の人も居る、後は泣いてる子供もいた

「親友が殺される事があったんだねェ、親友が殺されたのに今になっては立ち直って嬢様って凄いねェ」

「うん……………みんな、辛い過去があるんだね。みんな、失ってる大事な人が居る。それでも乗り越えて前に進んでるのは凄いよ!」

(だから必ず、貴方も行けますよね。シェラの騎士)

カグルside

吹っ飛ばした後はカグルは解放されて、動けるようになった

だがまだイザン・エンデュアーは立ち上がった、あれは解放されるだけの魔法にすぎない

カグルは剣を拾った

「俺を分からせるって?俺は何度も立ち上がってみせるぞ、俺は姫の騎士だ、こんな所で負けてられねぇんだよ」

「姫の騎士…………でござるか、恥ずかしい思いで帰るでござるよ、カグル!」

「嫌だね、かっこいい思いで帰ってやる!!」

両者共に斬りかかった

姫の騎士なのにかっこ悪い結果で帰る訳には行かないし、殺られる訳には行かなかった。だからカグルは必ずかっこいい結果を持ち、必ずシェラの元へ帰る

それ以外は要らない、必要ない。だから戦って勝ってかっこいい所をシェラに見せつける

キンッとぶつかる

「言っておくでござる、君は拙者には勝てもしないでござる。一つの魔法くらいでイキらない方がいいでござる、とてつもなく、ダサいでござる」

「ござるござるうるさいぞ、お前もござるござるって語尾、無くした方がいいかもなッ!!」

弾き返した

カグルはイザン・エンデュアーのござる語尾にうざく感じていた、イザン・エンデュアーにイキっても無いのにイキっていると言われるカグル

本当の姫の騎士になるためには自分が強くなるしかない、イザン・エンデュアーには絶対に負けたくないカグル。負けたくないという意思で強くなれるなんてことは無い

そんな夢物語はある訳が無かった

「いや、夢物語なんて作れ、作り出せ、幻想しろ!お前に勝てる夢物語を今ここでな」

剣が凍る

「オルムストラールッ!!!!!」

氷の交戦を突きで放った

「なにッ!ぐあぁぁぁぁッ!!!!」

吹き飛ばされた

今のはミラエルが使っていた魔法、今はもう使っていない、それをカグルが使用した

「なんっ…………だと…………!」

だいぶダメージがいったのか、痛そうに立ち上がってきた

「これが新戦法 コピーだ」

「今のはノア・ミラエルの技でござるな……………いきなりスタイルを変えてきたでござるな、どういう心境の変化でござるか?」

「女神からの大バフだな」

カグルの女神、シェラから受け取った勝利への道だった。それを受け取ったカグルはスタイルを変えてきた、イザン・エンデュアーに勝つための勝利への道、でも本当に与えられた訳では無い

シェラを守りたいという強い意志で生み出した新スタイル、コピー

今はまだ見た魔法しか、使うことが出来ない

アンリデット、センディア、シフリギヤ、敵以外の魔法はコピーして使える。これだけでも十分な気もするが、カグルにとってはこのコピーはまだまだらしい

イザン・エンデュアーに勝つためにはコピースタイルを強化させる

「ぐあぁぁぁぁッ!!!!!!」

「「ん?」」

誰かの叫び声に反応する、カグルとイザン・エンデュアー

なんとレンが吹き飛んできた

「レン!」

カグルが受け取った

「ぐっ…………す、すまん……………」

「大丈夫か?」

「あ、ああ………………」

「こんなもんか?我が息子は、弱いな」

壊れた建物から出てきたのはレンの父親だった、何があったのかは知らないがレンが負けるなんてことがあるのだろうか。邪魔にならないためにかなり距離を取ったはずなのにも関わらず、かなりの距離から吹き飛んできた。父親の前で油断してしまったのだろうか

油断をしていなかったら、レンが負けるはずがなかった。父親を倒すことは出来ない。ブラックナイトだとしても父親は父親だからだ、なんで戦わなきゃならないのかがレンには理解が出来なかった

吹き飛ばされてきたレンはカグルにキャッチされた、何とかキャッチしてくれたお陰でそれ以上の傷は負わずに済んだ、吹き飛んだ場所がカグルが居る場所で良かったのかもしれない、他は終わっていたからキャッチされなかっただろう

そして始まったのはほんの数分前だった

レンvs王井貴史
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