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15歳で無事就職!
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15歳のエリザちゃんは、王都の中央街で、一人暮らしを開始。
長兄が住む家の近所をすすめられたけれど、結婚した兄は、妻子と暮らすため、家族用アパートーナが立ち並ぶエリアに引っ越していて、近くには一人用の部屋がなかったらしい。
だから、トップリー出版社の紹介で会社に近い場所にある女性専用アパートーナに入ることにしたそうな。少し家賃は高めだけれど、個室にストーブ兼調理器具を備えていて、寮内に水浴び施設があるところが、気に入ったんですって。
異世界転生人から地球の近代建築の存在を教えてもらっても、この世界ではまだ、高層建築とか、キッチンバスつきワンルームマンションは技術的に作るのは無理みたい。
なので、この王国の各家庭に湯船ありのお風呂なんてものはない。でも、中流以上の家庭や清潔にしなきゃいけない職場にはシャワーナがある。記者も身だしなみが大切だよね!
貧乏な実家では、井戸の水と、沸かしたお湯に浸したタオルで凌いでいたから、エリザちゃんはこの世界では初体験のシャワーナでの水浴びに感動したらしい。
まあ、人力というか、空気圧ポンプなので、使用中ずっと足踏みしてなくちゃならないけど、大変そうなタンクの水入れは管理人さんに頼めるんだって。寒い季節にはタンクにお湯を混ぜてぬるま湯にできるらしいし、井戸よりいいよね。
16歳の勤労少女エリザちゃんは、あの6歳の時の衝撃を超える事件に遭遇。
王都の上流階級の子女たちが通う学園で、逆ハーレムを目指すヒロインと、ヒロインに洗脳、いや、脳汚染されたヒーローらしき少年たちによる、婚約破棄騒動があったのだって。
上流階級の子供達は15歳で就職などしないので、15歳で入学して18歳で卒業という異世界方式の学園に通う人が多いらしい。
そして、学園でよろしくない相手と仲良くならないよう、入学前に婚約者を定めておく家が多いとか。
ラノベの異世界っぽいよね。
うん、学園の名前も、まさか、まさかの、「王都学園ッポイ」。
……異世界が関わる物への名付けルールは、ここでも適用。本当にまさか、だよね。
で、そのヒロインとヒーローによる大騒ぎがそれはもうほんとに、マジで酷い騒ぎでして。あ、「マジ」という言葉はこの世界に浸透しているよ。使いやすいよね。
話が逸れたね。
「王都学園ッポイ」での騒ぎだけど、目新しいものを発見して紹介する、トップリー出版社の「週刊情報誌」の記者が、無視することなどできるわけもなく。
当然敏腕記者を目指すエリザちゃんは、先頭に立って取材していたよ。
正面からの突撃だけじゃなく、横からも裏からも、あらゆるところからね。内心不安になりながらも、記者として頑張ったんだって。
そんな流れで、わかりやすい転生者だったヒロインとか、ヒロインさえいなければバレずに潜伏し続けられていただろう悪役令嬢数人が、黒い制服を着た、異世界研究所の管理官に捕縛されるシーンも、その後漏れ出したニュースなんかも、知ることになってしまい。
いち勤労少女としてなら目に入ることも耳にすることもなかったのだろうけど。
とりあえず。
とりあえず、ね。
「怖かったぁああああああ!」ガクブル!
と、本気で怯えていたよ。可哀想だよね。
夢に見ちゃうけど、悪夢を見て叫んで身バレなんて絶対嫌なので、3ヶ月ほど、寝るときには自作のマウスピースを装着してたんだって。
口元に布を巻いただけに見えたけど、効果はあったのかな?まあ、捕まらなくてよかったよね。
長兄が住む家の近所をすすめられたけれど、結婚した兄は、妻子と暮らすため、家族用アパートーナが立ち並ぶエリアに引っ越していて、近くには一人用の部屋がなかったらしい。
だから、トップリー出版社の紹介で会社に近い場所にある女性専用アパートーナに入ることにしたそうな。少し家賃は高めだけれど、個室にストーブ兼調理器具を備えていて、寮内に水浴び施設があるところが、気に入ったんですって。
異世界転生人から地球の近代建築の存在を教えてもらっても、この世界ではまだ、高層建築とか、キッチンバスつきワンルームマンションは技術的に作るのは無理みたい。
なので、この王国の各家庭に湯船ありのお風呂なんてものはない。でも、中流以上の家庭や清潔にしなきゃいけない職場にはシャワーナがある。記者も身だしなみが大切だよね!
貧乏な実家では、井戸の水と、沸かしたお湯に浸したタオルで凌いでいたから、エリザちゃんはこの世界では初体験のシャワーナでの水浴びに感動したらしい。
まあ、人力というか、空気圧ポンプなので、使用中ずっと足踏みしてなくちゃならないけど、大変そうなタンクの水入れは管理人さんに頼めるんだって。寒い季節にはタンクにお湯を混ぜてぬるま湯にできるらしいし、井戸よりいいよね。
16歳の勤労少女エリザちゃんは、あの6歳の時の衝撃を超える事件に遭遇。
王都の上流階級の子女たちが通う学園で、逆ハーレムを目指すヒロインと、ヒロインに洗脳、いや、脳汚染されたヒーローらしき少年たちによる、婚約破棄騒動があったのだって。
上流階級の子供達は15歳で就職などしないので、15歳で入学して18歳で卒業という異世界方式の学園に通う人が多いらしい。
そして、学園でよろしくない相手と仲良くならないよう、入学前に婚約者を定めておく家が多いとか。
ラノベの異世界っぽいよね。
うん、学園の名前も、まさか、まさかの、「王都学園ッポイ」。
……異世界が関わる物への名付けルールは、ここでも適用。本当にまさか、だよね。
で、そのヒロインとヒーローによる大騒ぎがそれはもうほんとに、マジで酷い騒ぎでして。あ、「マジ」という言葉はこの世界に浸透しているよ。使いやすいよね。
話が逸れたね。
「王都学園ッポイ」での騒ぎだけど、目新しいものを発見して紹介する、トップリー出版社の「週刊情報誌」の記者が、無視することなどできるわけもなく。
当然敏腕記者を目指すエリザちゃんは、先頭に立って取材していたよ。
正面からの突撃だけじゃなく、横からも裏からも、あらゆるところからね。内心不安になりながらも、記者として頑張ったんだって。
そんな流れで、わかりやすい転生者だったヒロインとか、ヒロインさえいなければバレずに潜伏し続けられていただろう悪役令嬢数人が、黒い制服を着た、異世界研究所の管理官に捕縛されるシーンも、その後漏れ出したニュースなんかも、知ることになってしまい。
いち勤労少女としてなら目に入ることも耳にすることもなかったのだろうけど。
とりあえず。
とりあえず、ね。
「怖かったぁああああああ!」ガクブル!
と、本気で怯えていたよ。可哀想だよね。
夢に見ちゃうけど、悪夢を見て叫んで身バレなんて絶対嫌なので、3ヶ月ほど、寝るときには自作のマウスピースを装着してたんだって。
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