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第6章 神の器の奮闘記 ~王国復興編~
第88話 リオックという男 後半
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【帰り道・夜の馬車の中】
馬車の中は、さっきまでの騒がしさが嘘みたいに静かだった。俺はシートにだらんと体をもたれて、馬車の天幕をぼんやり見つめる。
「はぁ…疲れた」
今日一日、詰め込みすぎだろ。玉座も取り戻して、雪も降らせた。拍手喝采もらって、うん、だいぶ頑張った。けど、最後の最後で、俺の精神は粉々にされた。──記憶が勝手に蘇る…。やめろ、再生すんな脳内プレイヤー!
「さあ器様!リオックという席はいつでも空いておりますぞ!」
「いや、なんで太腿なんだよ!?椅子いっぱいあるだろ!?」
「器様を守る為、いつでも手の届く所に置いておかねば!」
「座らんわ!俺は立ってるのが好きなんだよ!立ちの民なんだよ俺は!」
意味不明なワードで全力拒否をして振り返った瞬間…!
「っとわっ!!」
絨毯の端っこに足を取られて、俺は体勢を崩す。
「危ない!器様!!」
で、気づいたときには。
──ドスンッ!!
見事に背中からリオックの大股のど真ん中へ尻から着地。しかも、勢いよく全体重沈み込むっていう最悪のかたち。あまりにもベタすぎるアクシデント。だが、現実…っ!
ズムッ…!
「ぬ……ぬぉおぉぉぉぉぉ!?」
「あふっ……!いきなり本命ど真ん中に来られるとは…想定外のご褒美…!」
「ち、違うわぁ!!!」
ふざけんな!ぴちぴちの正装のせいで、太腿どころか俺の尻に妙な感触があっただろうが!!
「うっ…!そのように動かれては…!これはもはや一心同体の儀式!」
「やめろ!!変な言葉選ぶんじゃねえ!」
遠目から一部始終を見ているアリスと王女達。
「っぷ!…やだぁ、天貴ったら!!」
「ふふ…あははは!」
クールなリザリア王女さえ、腹を抱えて笑ってやがる。
……こうして、高貴な方々の前で、俺の尊厳は無事死んだ。
──そして今。馬車の中で俺はただ黙って膝を抱えている。グイグイとモテるのってこんなに体力と精神力削られるのかよ。
「うぅ…」
横では、玄太が満腹でうなされてる。
「…ビフカツとプリン…ビーフカレー…」
うん、こいつは完全に食い倒れ。
「おい玄太!さすがに食いすぎ!大丈夫かよ……ったく!」
「てんぱいは…おれが守るっす……」
「っち!良く言うぜ!」
そんな俺たちを、向かいに座るアリスがちょっとだけ笑いながら見ていた。
「まぁ、なんだかんだで悪くない夜だったんじゃない?」
「そうかぁ?俺のHP、ゼロだぜ?もうしばらく王宮は勘弁だ」
「でも天貴のおかげで王女様達、すごく楽しそうに笑ってた!」
「笑われてた、の間違いだろ?」
「ふふっ。じゃあ、神の器様の次のご来訪は未定ってことで?」
「その呼び方ぁ!」
叫んでから、ふっと力が抜けた。まぁ、なんだかんだで、王宮の連中はいい人たちだったし。あんな騒がしいのも、たまにはありかもな。
「ま、それで国が守れるってんなら悪くないけどさ」
馬車の窓から外を見ると、王都の明かりが遠ざかってく。
「聖騎士リオック。いや、もはや性騎士だろあれ。まぁ、もう会う事もない」
こうして、俺はいつもの日常を手に入れた。
【アルカノア農場】
……の、はずだった。
「ただいま~ぁあああ、やっと帰ってきたぁ!」
俺はリビングに入るなり、ソファの上にごろ寝した。やっぱここが落ち着く。もうここが俺の帰る場所!
「ふぃ~っす…マジで、あんな量もう二度と食えないっす…」
玄太は少し休むと言ってフラフラと先に部屋に戻っていった。アリスは帰るなりテキパキと「洗濯するから服脱いでおいて~」なんて言ってた。いや、さすがすぎる。
と、そんな時だった。
「戻ったか、天貴!」
別の馬車で先に着いていたラクターさんがお出迎え。後ろの大きい人影は…コンバインさんか。
「農場に新しい仲間が増えた!よろしくやってくれ!」
「無事に戻られましたか!天貴殿!」
「ん?仲間?天貴…殿?」
視線の先に、見覚えのある顔が立っていた。鎧こそ脱いでいるが、あの獅子のような赤茶の髪と太腿!俺の緊急センサーが反応してる!!
「また会えて嬉しいですぞ!」
「……へ?」
「リ、リオックゥゥゥ!?」
農場で見るはずのない聖堂騎士が、なんで、どうして、なぜ、ここに?
「ご安心を!神の器を守る任務を王より拝命し、ここに常駐することとなりました」
「いや心配してねぇし!ってか常駐って!?」
「今後は、アルカノア農場にて寝食を共にし、器様を命をかけてお守りするという事です!どんなことがあっても、この身を盾に!」
「いや、城に戻って王様守ってて!」
俺は叫んだ。逃げたつもりが、逆に先回りされてやんの。
「自身の身を差し置いて、王を気遣う心……流石です。さぁ!これからは、朝も夜もずっと一緒!」
「わぁぁ!誰か!頼むから大成功って看板持って現れてくれ!」
叫びながらソファから這い上がる俺。なんで!?なんで帰ってきて一番最初に見る顔が性騎士なんだよ!?
「ちなみに、天貴殿の部屋はどちらで?」
「あ?あぁ、二階に上がってすぐ…っは!?」
しまった!と慌てて口を塞いだが時すでに遅し。
「では、俺は二階に上がってすぐの隣の部屋を!異変があればすぐに対応出来ますから!」
「いや、いま一番の異変はお前だよ!!」
俺の絶叫が響いたその時。背後から、コンバインさんがひょっこり顔を出してきた。
「おっと、ボディガードならもう同じ部屋にいるじゃないか?」
「……はい?ボディガードとは?」
リオックが首を傾げた。コンバインさんが指差すその視線の先には…。
「てんぱぁい……」
リビングのドアから、髪ボサボサの玄太が眠そうなクータンを抱えて顔を出してた。
「腹、だいぶ落ち着きましたぁ…って、みんな何を騒いでんすか?」
「くぁ……我は甘乳パンを所望する…」
お前ら…こういう時だけ、まるで平常運転みたいな顔して出てくんなよ。
「なんと!?まさか、この付き人と器様が同室と!?」
リオックがギュッと拳を握りしめる。なんかもう、勝手に玄太をライバル認定してねえかコイツ。
「付き人…う、羨ましいぃぃ!」
玄太がようやく目をこすりながら状況を把握しはじめる。
「誰か来てるんすかぁ?…って、お前さっきの!」
そして、目の前の人物を認識すると、表情がジワっと曇っていく。
「ま、まさか、てんぱいの体を狙ってここまで追ってきたっすか!?」
「それは誤解だ。俺は器様を護衛する任務にて参上したまで!」
「ふ~ん、護衛っすか…で、本当は?」
「天貴殿と一緒に過ごしたく……いや、コホン!王より勅命にて!」
「やっぱりっすね!てんぱいはおれが守るんで、お引き取り願うっす!」
「器様の御身は、もはやご神体……付き人だけでは役不足であろう!」
「甘乳…」
忠犬と獅子がにらみ合いながら、一触即発。ああ、面倒くさい展開。お先真っ暗!
「と、に、か、くっ!!」
俺はソファからガバッと立ち上がって、二人の間に手を突っ込む。
「リオック!王様からの任務なのは分かった。だから農場にいるのは、まぁ…ギリOKだとして!」
「さすが、器様はお心が広い!」
「でもな!?『普通に』暮らしてくれ!俺を敬うとか付きっきりとか世話するとか、夜に詩を詠むとか、ぜーんぶナシ!」
「ポエムまでは考えていませんでしたが…わかりました。では普通にて、24時間見守らせていただきます」
「それがフツーじゃないんだってば!」
まぁいい。今ので分かった。“普通”の定義がすでに食い違ってるけど、今ここで深く突っ込むと面倒が倍速で広がりそうなので、もうスルーでいいや。
「じゃあ!そういうことで、俺は風呂に入って寝る!」
「おぉ!風呂!早速の胸熱イベント!では、器様のお背中を洗浄する役目、是非…!」
「ストップ!てんぱいの背中は俺が流すって決まってるんすよ!」
「いや付き人よ!これは譲れませぬ!」
「てんぱいの背中は取扱注意なんすから!素人が手を出しちゃダメなんで!」
ほら始まった!言ったそばからバチバチの二人。俺の背中が、今、思った以上に争われてる。そんなに価値あったの!?まぁ、怪しげな刻印あるけど。
「リオック!俺はいつも通り普通に過ごすからな!玄太!クータン!風呂行くぞ!」
「はーい!うししっ。じゃあそういう事で~」
「ぐぬぉぉぉ…まだ信仰が足りぬというのか…」
致命傷でも喰らったかのようにうなだれるリオックを置いて、俺たちはその場を離脱した。
「ぬしら……甘乳はまだかの…」
明日から俺の平穏な農場ライフ……普通に続けられるよな?
馬車の中は、さっきまでの騒がしさが嘘みたいに静かだった。俺はシートにだらんと体をもたれて、馬車の天幕をぼんやり見つめる。
「はぁ…疲れた」
今日一日、詰め込みすぎだろ。玉座も取り戻して、雪も降らせた。拍手喝采もらって、うん、だいぶ頑張った。けど、最後の最後で、俺の精神は粉々にされた。──記憶が勝手に蘇る…。やめろ、再生すんな脳内プレイヤー!
「さあ器様!リオックという席はいつでも空いておりますぞ!」
「いや、なんで太腿なんだよ!?椅子いっぱいあるだろ!?」
「器様を守る為、いつでも手の届く所に置いておかねば!」
「座らんわ!俺は立ってるのが好きなんだよ!立ちの民なんだよ俺は!」
意味不明なワードで全力拒否をして振り返った瞬間…!
「っとわっ!!」
絨毯の端っこに足を取られて、俺は体勢を崩す。
「危ない!器様!!」
で、気づいたときには。
──ドスンッ!!
見事に背中からリオックの大股のど真ん中へ尻から着地。しかも、勢いよく全体重沈み込むっていう最悪のかたち。あまりにもベタすぎるアクシデント。だが、現実…っ!
ズムッ…!
「ぬ……ぬぉおぉぉぉぉぉ!?」
「あふっ……!いきなり本命ど真ん中に来られるとは…想定外のご褒美…!」
「ち、違うわぁ!!!」
ふざけんな!ぴちぴちの正装のせいで、太腿どころか俺の尻に妙な感触があっただろうが!!
「うっ…!そのように動かれては…!これはもはや一心同体の儀式!」
「やめろ!!変な言葉選ぶんじゃねえ!」
遠目から一部始終を見ているアリスと王女達。
「っぷ!…やだぁ、天貴ったら!!」
「ふふ…あははは!」
クールなリザリア王女さえ、腹を抱えて笑ってやがる。
……こうして、高貴な方々の前で、俺の尊厳は無事死んだ。
──そして今。馬車の中で俺はただ黙って膝を抱えている。グイグイとモテるのってこんなに体力と精神力削られるのかよ。
「うぅ…」
横では、玄太が満腹でうなされてる。
「…ビフカツとプリン…ビーフカレー…」
うん、こいつは完全に食い倒れ。
「おい玄太!さすがに食いすぎ!大丈夫かよ……ったく!」
「てんぱいは…おれが守るっす……」
「っち!良く言うぜ!」
そんな俺たちを、向かいに座るアリスがちょっとだけ笑いながら見ていた。
「まぁ、なんだかんだで悪くない夜だったんじゃない?」
「そうかぁ?俺のHP、ゼロだぜ?もうしばらく王宮は勘弁だ」
「でも天貴のおかげで王女様達、すごく楽しそうに笑ってた!」
「笑われてた、の間違いだろ?」
「ふふっ。じゃあ、神の器様の次のご来訪は未定ってことで?」
「その呼び方ぁ!」
叫んでから、ふっと力が抜けた。まぁ、なんだかんだで、王宮の連中はいい人たちだったし。あんな騒がしいのも、たまにはありかもな。
「ま、それで国が守れるってんなら悪くないけどさ」
馬車の窓から外を見ると、王都の明かりが遠ざかってく。
「聖騎士リオック。いや、もはや性騎士だろあれ。まぁ、もう会う事もない」
こうして、俺はいつもの日常を手に入れた。
【アルカノア農場】
……の、はずだった。
「ただいま~ぁあああ、やっと帰ってきたぁ!」
俺はリビングに入るなり、ソファの上にごろ寝した。やっぱここが落ち着く。もうここが俺の帰る場所!
「ふぃ~っす…マジで、あんな量もう二度と食えないっす…」
玄太は少し休むと言ってフラフラと先に部屋に戻っていった。アリスは帰るなりテキパキと「洗濯するから服脱いでおいて~」なんて言ってた。いや、さすがすぎる。
と、そんな時だった。
「戻ったか、天貴!」
別の馬車で先に着いていたラクターさんがお出迎え。後ろの大きい人影は…コンバインさんか。
「農場に新しい仲間が増えた!よろしくやってくれ!」
「無事に戻られましたか!天貴殿!」
「ん?仲間?天貴…殿?」
視線の先に、見覚えのある顔が立っていた。鎧こそ脱いでいるが、あの獅子のような赤茶の髪と太腿!俺の緊急センサーが反応してる!!
「また会えて嬉しいですぞ!」
「……へ?」
「リ、リオックゥゥゥ!?」
農場で見るはずのない聖堂騎士が、なんで、どうして、なぜ、ここに?
「ご安心を!神の器を守る任務を王より拝命し、ここに常駐することとなりました」
「いや心配してねぇし!ってか常駐って!?」
「今後は、アルカノア農場にて寝食を共にし、器様を命をかけてお守りするという事です!どんなことがあっても、この身を盾に!」
「いや、城に戻って王様守ってて!」
俺は叫んだ。逃げたつもりが、逆に先回りされてやんの。
「自身の身を差し置いて、王を気遣う心……流石です。さぁ!これからは、朝も夜もずっと一緒!」
「わぁぁ!誰か!頼むから大成功って看板持って現れてくれ!」
叫びながらソファから這い上がる俺。なんで!?なんで帰ってきて一番最初に見る顔が性騎士なんだよ!?
「ちなみに、天貴殿の部屋はどちらで?」
「あ?あぁ、二階に上がってすぐ…っは!?」
しまった!と慌てて口を塞いだが時すでに遅し。
「では、俺は二階に上がってすぐの隣の部屋を!異変があればすぐに対応出来ますから!」
「いや、いま一番の異変はお前だよ!!」
俺の絶叫が響いたその時。背後から、コンバインさんがひょっこり顔を出してきた。
「おっと、ボディガードならもう同じ部屋にいるじゃないか?」
「……はい?ボディガードとは?」
リオックが首を傾げた。コンバインさんが指差すその視線の先には…。
「てんぱぁい……」
リビングのドアから、髪ボサボサの玄太が眠そうなクータンを抱えて顔を出してた。
「腹、だいぶ落ち着きましたぁ…って、みんな何を騒いでんすか?」
「くぁ……我は甘乳パンを所望する…」
お前ら…こういう時だけ、まるで平常運転みたいな顔して出てくんなよ。
「なんと!?まさか、この付き人と器様が同室と!?」
リオックがギュッと拳を握りしめる。なんかもう、勝手に玄太をライバル認定してねえかコイツ。
「付き人…う、羨ましいぃぃ!」
玄太がようやく目をこすりながら状況を把握しはじめる。
「誰か来てるんすかぁ?…って、お前さっきの!」
そして、目の前の人物を認識すると、表情がジワっと曇っていく。
「ま、まさか、てんぱいの体を狙ってここまで追ってきたっすか!?」
「それは誤解だ。俺は器様を護衛する任務にて参上したまで!」
「ふ~ん、護衛っすか…で、本当は?」
「天貴殿と一緒に過ごしたく……いや、コホン!王より勅命にて!」
「やっぱりっすね!てんぱいはおれが守るんで、お引き取り願うっす!」
「器様の御身は、もはやご神体……付き人だけでは役不足であろう!」
「甘乳…」
忠犬と獅子がにらみ合いながら、一触即発。ああ、面倒くさい展開。お先真っ暗!
「と、に、か、くっ!!」
俺はソファからガバッと立ち上がって、二人の間に手を突っ込む。
「リオック!王様からの任務なのは分かった。だから農場にいるのは、まぁ…ギリOKだとして!」
「さすが、器様はお心が広い!」
「でもな!?『普通に』暮らしてくれ!俺を敬うとか付きっきりとか世話するとか、夜に詩を詠むとか、ぜーんぶナシ!」
「ポエムまでは考えていませんでしたが…わかりました。では普通にて、24時間見守らせていただきます」
「それがフツーじゃないんだってば!」
まぁいい。今ので分かった。“普通”の定義がすでに食い違ってるけど、今ここで深く突っ込むと面倒が倍速で広がりそうなので、もうスルーでいいや。
「じゃあ!そういうことで、俺は風呂に入って寝る!」
「おぉ!風呂!早速の胸熱イベント!では、器様のお背中を洗浄する役目、是非…!」
「ストップ!てんぱいの背中は俺が流すって決まってるんすよ!」
「いや付き人よ!これは譲れませぬ!」
「てんぱいの背中は取扱注意なんすから!素人が手を出しちゃダメなんで!」
ほら始まった!言ったそばからバチバチの二人。俺の背中が、今、思った以上に争われてる。そんなに価値あったの!?まぁ、怪しげな刻印あるけど。
「リオック!俺はいつも通り普通に過ごすからな!玄太!クータン!風呂行くぞ!」
「はーい!うししっ。じゃあそういう事で~」
「ぐぬぉぉぉ…まだ信仰が足りぬというのか…」
致命傷でも喰らったかのようにうなだれるリオックを置いて、俺たちはその場を離脱した。
「ぬしら……甘乳はまだかの…」
明日から俺の平穏な農場ライフ……普通に続けられるよな?
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