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第9章:アルカノア農場戦記 ~器を満たす者~
第148話 食ってよし、塗ってよし!アロエ大作戦③
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「はぁ…はぁ…はぁ……」
「お、お父様!?」
「き、効いてる!効いてるぞ、これ!!」
アリスが涙をこらえながら両手で口をふさぐ。コンバインは泣きながら振り返って、玄太とリオックに親指を立てた。
「ふ…復活きたぁぁぁ!」
「うぉぉぉぉぉぉぉ!」
玄太とリオックの絶叫で、地下の空気が弾け飛ぶように沸騰した。シーダはキャラに似合わず飛び跳ねて喜び、グロウとベータは二人でガッツポーズを決める。
「先程まで焼けた鉄板のようであった隊長のお顔から、みるみる熱が引いていくぞ!」
「はい!赤かった色味も少し落ち着いたみたいだわ!」
意識はまだ朦朧としているが、その変化は誰の目にも明らかだった。
「早速、全身にも塗らせてもらおう。アリス嬢、隊長の身体の包帯をはずしてくれ!」
「は、はい……!」
アリスはラクターの身体に巻かれた包帯へそっと手を伸ばした。汗と薬草と煤で汚れた布が剥がされていくたび、焼けた皮膚が露わになる。
「いざっ…!」
コンバインがアロエのゼリーを両手いっぱいにすくい取った。ごくりと唾を飲み込むと、腕から肩、胸元へと豪快に塗り込んでいく。
その様子を後ろから、なぜか興奮気味に見守るリオック。
「おほぉ…ヌルヌル全身フルコース…」
「いや、言い方ぁ!」
玄太が全力でツッコミを入れると、誰の顔にも笑みが戻っていた。アロエのゼリーが塗られるたびに、じゅわぁ…と音が聞こえそうなほど肌に染み込み、火照っていたラクターの巨体の熱がじわじわと落ち着いていく。
「おい、見ろよ!ラクター様の傷の赤みが引いてる!」
周りで見守っていた包帯姿の患者たちから、どよめきが起こる。
「おいそれ、俺にも塗ってくれないか!」
片腕に大きな火傷を負った男が、立ち上がりながら声を震わせた。
「私も!肩がまだ痛くて夜も眠れないの!」
「わ、わかったわ!順番にね!」
アリスが慌てて声を上げると、そこに――
「それ、メーちゃんの分、貰っていいかモ?」
水桶を下ろしたモーちゃんが、目を真っ赤にしながら手を伸ばしていた。小さな指先には、まだ自分の火傷の痕が痛々しく残っている。
「もちろんよ!はい、手出して!」
アリスが慌ててアロエを絞り、モーちゃんの両手にぷにぷにと乗せてやる。
「ひゃっ…ぷるぷるだモ…!」
モーちゃんの久しぶりの笑顔につられて、アリスも思わず笑顔になった。
「めぇちゃぁぁぁぁん…!お薬だモ~!!」
「…べぇ?……ひ、ひぁ!!つ、つめてぇぇぇぇ!!」
そんなテイマー姉妹のやり取りを見届けると、アリスがサッと腕をまくった。
「よぉし!じゃぁ、どんどん絞り出すわよ!」
「おう!玄太、リオック!持ってきたアロエを全部出してくれるか!」
「承知した!」
「ラジャーっす!!」
玄太とリオックが背負い袋をひっくり返し、青緑色のアロエがドサドサッと床に広がる。
「おぉ…!」
初めに視た時はただ見慣れない植物だったのに、この状況では万能薬に等しいアロエ。今や皆の眼には、キラキラと光って見えた。
「よし!では、しぼり班とぬり班に分かれるぞ!」
グロウとベータはすぐさま葉を裂きはじめ、シーダが横で果肉を搾り取る。
「そこ!こぼすなって!もったいない!」
「わははっ!俺は床に落ちたやつでも構わねえ!それ、塗ってくれや」
地下は一瞬でアロエ診療所と化した。みんなが笑い、泣きながら、ありがとうが飛び交う。
(てんぱい見えてますか?)
その中心で、額の汗をぬぐった玄太は一息つくと、ぎゅっと拳を握った。
(てんぱいが守りたかったもの、ちゃんと無事っすよ!)
ついさっきまで呻き声しか出せなかった人たちが、「もっと塗ってくれ!」なんて順番待ちしてる。焦げ臭かった地下が、少しずつ「希望の匂い」に塗り替えられていくのを、玄太はじっと見つめていた。
その肩に、そっと大きな手が置かれる。振り返るとリオックがキッチンの方へ親指を向けた。
「うまくいったな、玄太」
「リオックさん…」
リオックは満足そうに頷きながらも、すぐに真剣な目に戻った。
「しかし、だ。ラクター殿が完全に回復するまでは時間がかかる。次の手を考えねばならんぞ」
「はいっす。引き続き、クザンの隠れ家…早く探さないと!」
「うむ」
地下の喧騒を背に、二人は小さく視線を交わした。
「…で、リオックさん。次はどこに行けばいいんすかね?」
「それが分かっていれば苦労はせん」
「…すよねぇ」
玄太が苦笑いしたその時、背後から聞き慣れた声がした。
「天ちゃんのいる場所…分かるかもしれないわ」
「ええっ!?」
二人が振り返ると、ノーグが壁にもたれながら立っていた。
「あ、あなたは…」
「ノーグ殿!それはどういうことだ!?」
リオックが身を乗り出すと、ノーグはゆっくりと腰袋をごそごそと探り、なにかを取り出した。
「…これよ」
玄太が目を丸くする。
「なんすか、それ…腕時計?」
「ブルーストライクを精製した時、念のため柄の中に『反応石』を仕込んでおいたの」
「反応石って?」
ノーグが笑って肩をすくめる。
「簡単に言えば発信装置よ。これは、その反応を拾う受信機」
「おおおおおお!それってGPSじゃん!!」
「ジィピーエス…?ふふ、よく分からないけど、なんかその呼び方オシャレね?」
玄太が目を輝かせると、ノーグは胸を張って言った。
「ブルーストライクは希少なエレメタルの塊。もし無くしちゃったら困るでしょう?」
「な、なるほど…!」
リオックが一歩踏み出す。
「ブルーストライクの在処が分かれば、天貴殿の居場所も分かるという事か!」
「そういうことよ!」
てんぱいに届くかもしれない。ここに、もう一つの希望の匂いが生まれた。
「ノーグ殿、ノーグ殿!では早速、使ってみて下され!」
「そうっすよ!早く早く!!」
ふたりの熱血男子にグイグイと迫られるノーグ。「仕方ないわねぇ」と受信機のつまみを軽くひねると、盤面がぼうっと青く光った。
「すっげえ!最先端すね!」
「ふふ~ん!さぁ、ジィピーエスちゃん!天ちゃんの居場所教えて頂戴!」
盤面の中央から波紋が広がり、西の方角に青い光点がぽつりと現れた。
「出たっ!天ちゃんマーカー!」
「おおっ…!」
玄太が思わず身を乗り出す。だが次の瞬間、光点はビクンッと痙攣したように揺れた。
ビリッ――!
青白い光が一瞬、盤面全体を走る。
「おわっ!壊れた!?」
「……いや、違うわ」
ノーグの顔がいつになく真剣になる。
「反応は確かに西に出た。でも、おかしいわね。近いようで…遠い。距離が測れないのよ」
「距離…って?めっちゃ遠いとか?」
玄太が眉をひそめた瞬間、受信機の盤面が二重に揺れた。まるで、二つの場所を同時に示そうとしているように。
「これ…!こっち側と、もう一枚向こう側のレイヤーを…行ったり来たりしているみたいだわ」
「別のレイヤー?何を言ってるんだ、ノーグ殿」
リオックが言った瞬間、ノーグの表情がすっと引き締まった。
「波長だけは確かに受け取ってる。でも…」
その声はさっきまでの軽い雰囲気とは違い、妙に沈んでいた。
「手を伸ばせば触れられるって話じゃないわ。人間の足じゃ、絶対に辿り着けない場所」
玄太は思わずリオックを見る。しかし、リオックもまた言葉を失っていた。
「異世界とも違う…そう、次元が…違うのかも」
それは、今まで聞いたどんな『遠い』よりも、ずっと遠い距離だった。
「次元?ってか、次元ってなんだよ…!」
玄太の背筋に、ぞわりと寒気が走った。ノーグは静かに受信機の光を指先で覆いながら、下を向いた。
「…届かないわ。追うことも、迎えに行くことも」
唖然とする玄太とリオックを置いて、盤面の光がすっと消えた。
「お、お父様!?」
「き、効いてる!効いてるぞ、これ!!」
アリスが涙をこらえながら両手で口をふさぐ。コンバインは泣きながら振り返って、玄太とリオックに親指を立てた。
「ふ…復活きたぁぁぁ!」
「うぉぉぉぉぉぉぉ!」
玄太とリオックの絶叫で、地下の空気が弾け飛ぶように沸騰した。シーダはキャラに似合わず飛び跳ねて喜び、グロウとベータは二人でガッツポーズを決める。
「先程まで焼けた鉄板のようであった隊長のお顔から、みるみる熱が引いていくぞ!」
「はい!赤かった色味も少し落ち着いたみたいだわ!」
意識はまだ朦朧としているが、その変化は誰の目にも明らかだった。
「早速、全身にも塗らせてもらおう。アリス嬢、隊長の身体の包帯をはずしてくれ!」
「は、はい……!」
アリスはラクターの身体に巻かれた包帯へそっと手を伸ばした。汗と薬草と煤で汚れた布が剥がされていくたび、焼けた皮膚が露わになる。
「いざっ…!」
コンバインがアロエのゼリーを両手いっぱいにすくい取った。ごくりと唾を飲み込むと、腕から肩、胸元へと豪快に塗り込んでいく。
その様子を後ろから、なぜか興奮気味に見守るリオック。
「おほぉ…ヌルヌル全身フルコース…」
「いや、言い方ぁ!」
玄太が全力でツッコミを入れると、誰の顔にも笑みが戻っていた。アロエのゼリーが塗られるたびに、じゅわぁ…と音が聞こえそうなほど肌に染み込み、火照っていたラクターの巨体の熱がじわじわと落ち着いていく。
「おい、見ろよ!ラクター様の傷の赤みが引いてる!」
周りで見守っていた包帯姿の患者たちから、どよめきが起こる。
「おいそれ、俺にも塗ってくれないか!」
片腕に大きな火傷を負った男が、立ち上がりながら声を震わせた。
「私も!肩がまだ痛くて夜も眠れないの!」
「わ、わかったわ!順番にね!」
アリスが慌てて声を上げると、そこに――
「それ、メーちゃんの分、貰っていいかモ?」
水桶を下ろしたモーちゃんが、目を真っ赤にしながら手を伸ばしていた。小さな指先には、まだ自分の火傷の痕が痛々しく残っている。
「もちろんよ!はい、手出して!」
アリスが慌ててアロエを絞り、モーちゃんの両手にぷにぷにと乗せてやる。
「ひゃっ…ぷるぷるだモ…!」
モーちゃんの久しぶりの笑顔につられて、アリスも思わず笑顔になった。
「めぇちゃぁぁぁぁん…!お薬だモ~!!」
「…べぇ?……ひ、ひぁ!!つ、つめてぇぇぇぇ!!」
そんなテイマー姉妹のやり取りを見届けると、アリスがサッと腕をまくった。
「よぉし!じゃぁ、どんどん絞り出すわよ!」
「おう!玄太、リオック!持ってきたアロエを全部出してくれるか!」
「承知した!」
「ラジャーっす!!」
玄太とリオックが背負い袋をひっくり返し、青緑色のアロエがドサドサッと床に広がる。
「おぉ…!」
初めに視た時はただ見慣れない植物だったのに、この状況では万能薬に等しいアロエ。今や皆の眼には、キラキラと光って見えた。
「よし!では、しぼり班とぬり班に分かれるぞ!」
グロウとベータはすぐさま葉を裂きはじめ、シーダが横で果肉を搾り取る。
「そこ!こぼすなって!もったいない!」
「わははっ!俺は床に落ちたやつでも構わねえ!それ、塗ってくれや」
地下は一瞬でアロエ診療所と化した。みんなが笑い、泣きながら、ありがとうが飛び交う。
(てんぱい見えてますか?)
その中心で、額の汗をぬぐった玄太は一息つくと、ぎゅっと拳を握った。
(てんぱいが守りたかったもの、ちゃんと無事っすよ!)
ついさっきまで呻き声しか出せなかった人たちが、「もっと塗ってくれ!」なんて順番待ちしてる。焦げ臭かった地下が、少しずつ「希望の匂い」に塗り替えられていくのを、玄太はじっと見つめていた。
その肩に、そっと大きな手が置かれる。振り返るとリオックがキッチンの方へ親指を向けた。
「うまくいったな、玄太」
「リオックさん…」
リオックは満足そうに頷きながらも、すぐに真剣な目に戻った。
「しかし、だ。ラクター殿が完全に回復するまでは時間がかかる。次の手を考えねばならんぞ」
「はいっす。引き続き、クザンの隠れ家…早く探さないと!」
「うむ」
地下の喧騒を背に、二人は小さく視線を交わした。
「…で、リオックさん。次はどこに行けばいいんすかね?」
「それが分かっていれば苦労はせん」
「…すよねぇ」
玄太が苦笑いしたその時、背後から聞き慣れた声がした。
「天ちゃんのいる場所…分かるかもしれないわ」
「ええっ!?」
二人が振り返ると、ノーグが壁にもたれながら立っていた。
「あ、あなたは…」
「ノーグ殿!それはどういうことだ!?」
リオックが身を乗り出すと、ノーグはゆっくりと腰袋をごそごそと探り、なにかを取り出した。
「…これよ」
玄太が目を丸くする。
「なんすか、それ…腕時計?」
「ブルーストライクを精製した時、念のため柄の中に『反応石』を仕込んでおいたの」
「反応石って?」
ノーグが笑って肩をすくめる。
「簡単に言えば発信装置よ。これは、その反応を拾う受信機」
「おおおおおお!それってGPSじゃん!!」
「ジィピーエス…?ふふ、よく分からないけど、なんかその呼び方オシャレね?」
玄太が目を輝かせると、ノーグは胸を張って言った。
「ブルーストライクは希少なエレメタルの塊。もし無くしちゃったら困るでしょう?」
「な、なるほど…!」
リオックが一歩踏み出す。
「ブルーストライクの在処が分かれば、天貴殿の居場所も分かるという事か!」
「そういうことよ!」
てんぱいに届くかもしれない。ここに、もう一つの希望の匂いが生まれた。
「ノーグ殿、ノーグ殿!では早速、使ってみて下され!」
「そうっすよ!早く早く!!」
ふたりの熱血男子にグイグイと迫られるノーグ。「仕方ないわねぇ」と受信機のつまみを軽くひねると、盤面がぼうっと青く光った。
「すっげえ!最先端すね!」
「ふふ~ん!さぁ、ジィピーエスちゃん!天ちゃんの居場所教えて頂戴!」
盤面の中央から波紋が広がり、西の方角に青い光点がぽつりと現れた。
「出たっ!天ちゃんマーカー!」
「おおっ…!」
玄太が思わず身を乗り出す。だが次の瞬間、光点はビクンッと痙攣したように揺れた。
ビリッ――!
青白い光が一瞬、盤面全体を走る。
「おわっ!壊れた!?」
「……いや、違うわ」
ノーグの顔がいつになく真剣になる。
「反応は確かに西に出た。でも、おかしいわね。近いようで…遠い。距離が測れないのよ」
「距離…って?めっちゃ遠いとか?」
玄太が眉をひそめた瞬間、受信機の盤面が二重に揺れた。まるで、二つの場所を同時に示そうとしているように。
「これ…!こっち側と、もう一枚向こう側のレイヤーを…行ったり来たりしているみたいだわ」
「別のレイヤー?何を言ってるんだ、ノーグ殿」
リオックが言った瞬間、ノーグの表情がすっと引き締まった。
「波長だけは確かに受け取ってる。でも…」
その声はさっきまでの軽い雰囲気とは違い、妙に沈んでいた。
「手を伸ばせば触れられるって話じゃないわ。人間の足じゃ、絶対に辿り着けない場所」
玄太は思わずリオックを見る。しかし、リオックもまた言葉を失っていた。
「異世界とも違う…そう、次元が…違うのかも」
それは、今まで聞いたどんな『遠い』よりも、ずっと遠い距離だった。
「次元?ってか、次元ってなんだよ…!」
玄太の背筋に、ぞわりと寒気が走った。ノーグは静かに受信機の光を指先で覆いながら、下を向いた。
「…届かないわ。追うことも、迎えに行くことも」
唖然とする玄太とリオックを置いて、盤面の光がすっと消えた。
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