錬金術師の召喚魔法 ゴーレム擬きで世界征服?

無似死可

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 第4章 サルビア編

408.リンダのリフォーム

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 私は、商業ギルドに行き、中に入っていった。

 「リンダ姉、こんにちは!」

 「あら、テレ、こんな時間にどうしたの?」

 「ちょっと、相談したいことがあるの」

 「何?」

 「今、サルビアも一緒に店で生活しているの」

 「仲良しなんだね」

 「それで、今までは、スピアと私だけだったので、店では、寝るだけで、 後は、ダンジョンに潜っていたの」

 「そうね。店も無人販売用の機械任せだったものね。
 テラとスピアの生活は、ダンジョンの中みたいなものだったね」

 「そうなの。でも、サルビアは違うの」

 「そうか。サルビアは、まだまだ、冒険者として、生活できないものね」

 「そこで、リンダ姉に部屋に必要な物を教えて欲しいの」
 
 「いいわよ」

 「それじゃ、一緒に来て!」

 「そうね。もうすぐ、昼休みになるから、少し、待っていて」
 
 「はい、ここで、待っている」

 私は、リンダに相談できてほっとしていた。少し、暇なので、冒険者向けの依頼ボードを見に行った。

 いつも、勝手にダンジョンに潜って、魔物を狩っているだけだ、依頼を受けたことがなかった。
 だから、この依頼ボードを見るのも、ほとんど、初めてだった。
 
 『ワーウルフの駆除』『洞窟の調査』『大量のスライムの駆除』『村長の警護』『農場の雑草の駆除』『村の防衛』『盗賊団アジトへの侵入』

 「色々あるね。『盗賊団アジトへの侵入』や『洞窟の調査』も面白そうだ。
 でも、色々と条件が付いているみたいだ。
 結構、面倒そうだな」

 「テラ、お待たせ。それでは、行きましょう」

 「はい、リンダ姉、お願いします」

 私達は、スピアとサルビアが待っている店の2階に上がって行った。

 「リンダ姉、ここなんです」

 「本当に、何もないのね。殺風景だね」

 「どうしたら、いいですか?」

 「テラ、料理はどうする?」

 「本格的な物は必要ないですが、朝食ぐらいは、作りたいです」

 「そうね。そうそう、風呂場は、あるの?」

 「こっちにあります。まだ、何も使っていない、書斎もあります」

 「この倉庫みたいな部屋は、何に使っているの?」

 「そこも、何も使っていません」

 「そうか、結構部屋が余っているのね。それに、寝室が大きいね。寝ているだけでしょ」

 「はい、そうです」

 「大体、分かったわ。それじゃ、買いに行きましょ」

 「えっ、昼休み、終わってしまいますよ」

 「そんなに、掛からないわ」

 私は、リンダの後について、色んな店に入って、言われるままに商品を購入した。すべて、アイテムボックスに入れて行った。

 「やれやれ、大体、買い終わったわ。
 後は、配置するだけね。
 でも、もう、昼休みが終わってしまうわ。
 申し訳ないけど、後は、仕事が終わってからよ」

 「いいですよ。いつでも」

 「そういう訳には、いかないわ。今日、帰りに寄るからね」

 「はい、お願いします」

 私は、リンダと別れて、店に戻った。

 「只今、留守番、ご苦労様」

 「特に、何もなかったよ。お客もなかったし」

 「そうか。今日、夜にリンダが来るって」

 「そうなの。迷惑かけてない?昼休み、多分潰れちゃったしね」

 「そうだね。何か、食べて貰えるように、買ってこようか」

 「うん。買う」

 「サルビアは、どうする。一緒に、買いに行く?」

 「はい、行きます。店を見て回るのが、好きです」

 「なら、いいわ。行きましょう。スピアもおいで」

 3人で、色んな店を覗きながら、夕食の用意を済ませた。

 3人で、店で待っていると、リンダがやって来た。

 「こんばんわ。遅くなって、ごめんなさい」

 「いいえ。迷惑じゃなかった?」

 「テラの頼みだから、姉としては、張り切らなくちゃね」

 「すみません。頼り切ってしまって」

 「気にしないでね。好きで、やっているんだから。それじゃ、買って来た家具から並べて行きましょう。配置する場所を言うから、置いて行ってね」

 「はい、力仕事なら、すべて、スピアに任せてください」

 私とスピアは、リンダが言うとおりに、家具を並べ、器具を出し、その他、言われた通りに作業をしていった。

 「ふぅ、やっと終わったわ。これで、いいわ」

 「「ありがとう」」

 「リンダ姉、お手数をおかけしました。
 夕食を買って来ているので、一緒に食べてください。お酒もありますよ」

 「えぇ、そうなの。それじゃ、遠慮なしで、頂くわ」

 「どうぞ、この部屋で、食べましょう」

 私達は、リンダとお酒を飲みながら、色んな話をした。

 リンダは、他の街から、この街にやってきて働いている。出稼ぎ、みたいな感じだけど。

 どちらかというと、口減らしのような感じかも分からない。

 この街での生活は長くなっているけど、親密に付き合える人は、いままで、居なかったようだ。

 だから、頼られて嬉しかったみたい。私のことを本当の妹みたいに感じているようだ。
 
 詳しくは、聞けないが、本当に田舎に妹がいるのかもしれない。

 リンダは、一人で暮らしているが、家族への仕送りは必要ないようだ。

 また、仕送りを貰ったこともないようだ。この街に着てから、一度も連絡を取っていないようだ。

 リンダとスピアは、キリがないほど、お酒を飲んでいる。そのせいで、リンダは、口が軽くなっているようだ。

 私は、いつも寝ている寝室にもう一つベッドを創って、リンダが泊まれるように、準備した。

 私とサルビアは、適当に席を立って、寝ることにした。

 「サルビア、おいで」

 「はい。初めてね。二人だけで寝るって」

 「私は、誰かを抱いていないと寝れないの。サルビア、抱いてもいい?」

 「いいよ。そっちに行くね」

 私とサルビアは、抱き合って、寝てしまった。後の事は、分からない。
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