69 / 270
第7章 テラ・ワールド編
707.リンダの手腕
しおりを挟む
私達は、リンダに会って、「テラ・ワールド」について、説明をした。それから、リンダの常駐している服の工房に、テラ・ワールドへ転移魔法で移動できるように、ブースを作った。このブースは、テラ・ワールドとの1対1の移動しか出来ない。
試しに、リンダに使ってもらって、私達3人は、テラ・ワールドに移動した。
「テラ、凄いね。一瞬で移動できるのね」
「そうだよ。リンダ。これからは、リンダは、好きな場所にある支店に自由に行き来できるよ」
「本当に、私が自由に使っていいの」
「もちろんだよ。リンダには、テラ・ワールドの中心で、管理して貰いたいから」
「本当に、ありがとう。こんなことって、信じられないわ」
「でも、これからが大変だよ。リンダに頑張って貰わないとね」
「はい、頑張るよ」
「一つ、リンダに知恵を出して貰いたいのだけど。いいかな?」
「何?」
「実は、今リンダに作って貰っている服は、布の買い付けをしたから、それを捌くために、創って貰っているの」
「それは、知っているわ。それで?」
「布を買ったときに、穀物も買い上げたんだよ。それをどう捌いたらいいか、知恵を出して欲しんだ」
「何だ、そんなことだったの」
「リンダは、すぐに、アイデアが浮かんだの?」
「そんなこと、考えるまでもないよ」
「そんなに、簡単なことなの?」
「そうだよ。いままで、商業ギルドで働いてきたから、そのような相談は、よく聞いたよ」
「そうなんだ。そしたら、リンダにお任せしてもいい?」
「いいわよ。服の方は、試作品も出来たから、これからは、ルーチンワークのような感じになって来るわ。だから、余裕ができたから、任せてよ」
「はい、リンダに一任します。任せます」
「結果は、また、報告するね。それじゃ、工房に戻るね」
リンダは、早速、転移魔法で移動した。
私達は、穀物の事をリンダに丸投げ出来たので、別のことを処理することにした。まずは、テラ・ワールドの改良だ。もっと、楽しいものにしていきたいと思っている。
まだ、敷地内をすべて見ていないので、スピアと一緒に探検することにした。
「スピア、森の中を探検するよ」
「うん。テラと一緒。探検する」
私は、まず、スキル探索で、森の中を調べてみた。地上には、特に危険な魔物はいないようだ。薬草が至る所に生えて居た。この地は、薬草の農園にも向いていそうだ。
森の中には、洞穴が3つあった。それらを一つずつ、見て回ることにした。
まず、一つ目の洞窟に私達は入っていった。この洞窟の中には、低レベルの魔物が居るようだ。
私達は、最初に、スライムの群れに遭遇した。それから、角ウサギと、順番に魔物が出て来た。
下に降りて行く前に、スキル探索で、魔物を調べてみた。すると、この洞窟は、地下5階層までで、存在する魔物も角ウサギ程度で、ゴブリンすらいなかった。
この洞窟は、これ以上調べてみても仕方がないので、次の洞窟に向かった。
次の洞窟も最初の洞窟と同じく、低レベルの魔物しかいなかった。また、階層も全く同じ地下5階層だった。
私達は、最後の洞窟に向かった。この洞窟も同じだと思っていると、少し、異なっていた。私は、スキル探索で魔物を調べてみた。すると、地下30階層もあり、第20階層以下では、ゴブリンの群れも感知した。
ゴブリンは、普通の住民には、厄介な魔物だ。ただ、今は、まだ、普通の住民は一人も住んでいないが。
将来のことを考えて、普通の住民にとって、危険な魔物を討伐しておくことにした。
ちょっと、階層も深いので、取り敢えず、今日は、第20階層までの討伐に留めて、その下は、封印しておくことにした。
「スピア、悪いけど、私を乗せて、第20階層まで、大至急で行ってくれる?」
「うん。いいよ」
私は、スピアの背に乗った。すると、一気に風を切るように、スピアが走り、いつの間にか、第20階層に到達していた。
私は、第21階層への階段を闇魔法で、封鎖して、魔物が出てこないようにした。
次に、地上まで、魔物を狩りながら、上がっていった。ただし、角ウサギとスライムには、手を出さないでいた。
3つの洞窟も、ダンジョン擬きで、それほど、危険はないが、念のため、私は、大きく取り囲むように土魔法で、壁を作った。ここは、角ウサギが飛び出さないほどの高さでいいので、高さ3mぐらいに留めた。
それから、出入口用に門を作り、その横に、人が待機できるように場所を作った。それから、転移魔法用の魔法陣も描いておいた。
「スピア、ちょっと、お願いがあるの」
「うん。何。テラ」
「スピアの仲間を連れて来て欲しいの。私では、速さについていけないから、スピアに、お願いしたいの」
「うん、分かった。どれだけ?」
「できれば、多い方がいいのだけど。どうかなぁ?」
「うん。分かった。沢山連れてくる」
「お願いしていい?」
「うん。いいよ。行くよ」
「ちょっと、待って、何かあったら、思念伝達で、連絡してね」
「うん。大丈夫。行くよ」
「バイバイ」
これからの事を考えると、敵からの攻撃を防ぐための仲間が必要になる。私には、仲間が増えて来た。リンダやシルバは、当然だけど、オースネ、ウイドールも、私達の一員だ。守らないと。でも、皆を私とスピアだけで守るのは無理だ。
そのために、戦うことのできる仲間が必要だ。多分、すぐにでも、必要になりそうだ。
試しに、リンダに使ってもらって、私達3人は、テラ・ワールドに移動した。
「テラ、凄いね。一瞬で移動できるのね」
「そうだよ。リンダ。これからは、リンダは、好きな場所にある支店に自由に行き来できるよ」
「本当に、私が自由に使っていいの」
「もちろんだよ。リンダには、テラ・ワールドの中心で、管理して貰いたいから」
「本当に、ありがとう。こんなことって、信じられないわ」
「でも、これからが大変だよ。リンダに頑張って貰わないとね」
「はい、頑張るよ」
「一つ、リンダに知恵を出して貰いたいのだけど。いいかな?」
「何?」
「実は、今リンダに作って貰っている服は、布の買い付けをしたから、それを捌くために、創って貰っているの」
「それは、知っているわ。それで?」
「布を買ったときに、穀物も買い上げたんだよ。それをどう捌いたらいいか、知恵を出して欲しんだ」
「何だ、そんなことだったの」
「リンダは、すぐに、アイデアが浮かんだの?」
「そんなこと、考えるまでもないよ」
「そんなに、簡単なことなの?」
「そうだよ。いままで、商業ギルドで働いてきたから、そのような相談は、よく聞いたよ」
「そうなんだ。そしたら、リンダにお任せしてもいい?」
「いいわよ。服の方は、試作品も出来たから、これからは、ルーチンワークのような感じになって来るわ。だから、余裕ができたから、任せてよ」
「はい、リンダに一任します。任せます」
「結果は、また、報告するね。それじゃ、工房に戻るね」
リンダは、早速、転移魔法で移動した。
私達は、穀物の事をリンダに丸投げ出来たので、別のことを処理することにした。まずは、テラ・ワールドの改良だ。もっと、楽しいものにしていきたいと思っている。
まだ、敷地内をすべて見ていないので、スピアと一緒に探検することにした。
「スピア、森の中を探検するよ」
「うん。テラと一緒。探検する」
私は、まず、スキル探索で、森の中を調べてみた。地上には、特に危険な魔物はいないようだ。薬草が至る所に生えて居た。この地は、薬草の農園にも向いていそうだ。
森の中には、洞穴が3つあった。それらを一つずつ、見て回ることにした。
まず、一つ目の洞窟に私達は入っていった。この洞窟の中には、低レベルの魔物が居るようだ。
私達は、最初に、スライムの群れに遭遇した。それから、角ウサギと、順番に魔物が出て来た。
下に降りて行く前に、スキル探索で、魔物を調べてみた。すると、この洞窟は、地下5階層までで、存在する魔物も角ウサギ程度で、ゴブリンすらいなかった。
この洞窟は、これ以上調べてみても仕方がないので、次の洞窟に向かった。
次の洞窟も最初の洞窟と同じく、低レベルの魔物しかいなかった。また、階層も全く同じ地下5階層だった。
私達は、最後の洞窟に向かった。この洞窟も同じだと思っていると、少し、異なっていた。私は、スキル探索で魔物を調べてみた。すると、地下30階層もあり、第20階層以下では、ゴブリンの群れも感知した。
ゴブリンは、普通の住民には、厄介な魔物だ。ただ、今は、まだ、普通の住民は一人も住んでいないが。
将来のことを考えて、普通の住民にとって、危険な魔物を討伐しておくことにした。
ちょっと、階層も深いので、取り敢えず、今日は、第20階層までの討伐に留めて、その下は、封印しておくことにした。
「スピア、悪いけど、私を乗せて、第20階層まで、大至急で行ってくれる?」
「うん。いいよ」
私は、スピアの背に乗った。すると、一気に風を切るように、スピアが走り、いつの間にか、第20階層に到達していた。
私は、第21階層への階段を闇魔法で、封鎖して、魔物が出てこないようにした。
次に、地上まで、魔物を狩りながら、上がっていった。ただし、角ウサギとスライムには、手を出さないでいた。
3つの洞窟も、ダンジョン擬きで、それほど、危険はないが、念のため、私は、大きく取り囲むように土魔法で、壁を作った。ここは、角ウサギが飛び出さないほどの高さでいいので、高さ3mぐらいに留めた。
それから、出入口用に門を作り、その横に、人が待機できるように場所を作った。それから、転移魔法用の魔法陣も描いておいた。
「スピア、ちょっと、お願いがあるの」
「うん。何。テラ」
「スピアの仲間を連れて来て欲しいの。私では、速さについていけないから、スピアに、お願いしたいの」
「うん、分かった。どれだけ?」
「できれば、多い方がいいのだけど。どうかなぁ?」
「うん。分かった。沢山連れてくる」
「お願いしていい?」
「うん。いいよ。行くよ」
「ちょっと、待って、何かあったら、思念伝達で、連絡してね」
「うん。大丈夫。行くよ」
「バイバイ」
これからの事を考えると、敵からの攻撃を防ぐための仲間が必要になる。私には、仲間が増えて来た。リンダやシルバは、当然だけど、オースネ、ウイドールも、私達の一員だ。守らないと。でも、皆を私とスピアだけで守るのは無理だ。
そのために、戦うことのできる仲間が必要だ。多分、すぐにでも、必要になりそうだ。
0
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
無能勇者の黙示録~勝手に召喚されて勝手に追放されたので勝手に旅に出ます~
枯井戸
ファンタジー
力も強くない、足も速くない、魔法も使えないし、頭も大してよくない、どこにでもいるちょっとオタク趣味の主人公・東雲真緒が白雉国に勇者として転生する。
同期の勇者はそれぞれ力が強かったり、魔法が使えたり、回復ができたりと各々の才能を開花させ頭角を現していくのだが、真緒に与えられた才能は異世界転生モノでよく見る〝ステータスオープン〟のみだった。
仲間には使えないと蔑まれ、ギルドには落第勇者の烙印を押され、現地人には殺害されかけ、挙句の果てに大事な人を亡くし、見ず知らずの土地の最底辺で生きていくことになった真緒だったが、彼女はまだ〝ステータスオープン〟の可能性に気づいていないだけだった。
─────────────
※投稿時間は多少前後しますが毎日投稿は続けていくつもりです。
※タイトルは予告なしにガラリと変わる場合があるのでご了承ください。
※表紙は現在の主人公のイメージ図です。もしまた別の国へ行く場合、彼女の装いも変化するかもしれません。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国の辺境で、ただ静かに生き延びたいと願う少年、ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、前世の記憶と、母が遺した『物理法則を応用した高圧魔力』という危険な理論だけだ。
敵の大軍が迫る中、ヴァンは剣も振るわず、補給線と心理を切り裂く。
結果、敵軍は撤退。代償も、喝采も、彼には無意味だった。
だが、その「効率的すぎる勝利」は帝国の目に留まり、彼は最高峰の『帝国軍事学院』へと引きずり出される。
「英雄になりたいわけじゃない。生き残りたいだけだ」
謎の仮面メイド『シンカク』、命を取引に差し出した狼耳の少女『アイリ』。
少年は選択する。正義ではなく、最も費用対効果の高い道を。
これは、合理が英雄譚を侵食していく、学園ミリタリーファンタジー。
【※作者は日本語を勉強中の外国人です。翻訳ソフトと辞書を駆使して執筆しています。至らない点もあるかと思いますが、物語を楽しんでいただければ幸いです。】
ギルドの受付嬢はうごかない ~定時に帰りたいので、一歩も動かず事件を解きます~
ぱすた屋さん
ファンタジー
ギルドの受付嬢アイラは、冒険者たちから「鉄の女」と呼ばれ、畏怖されている。
絶世の美貌を持ちながら、常に無表情。そして何より、彼女は窓口から一歩も動かない。
彼女の前世は、某大手企業のコールセンター勤務。
営業成績トップを走り抜け、最後には「地獄のクレーム処理専門部署」で数多の暴言を鎮めてきた、対話術の怪物。
「次の方、どうぞ。……ご相談ですか?(クローズド・クエスチョン)」
転生した彼女に備わったのは、声の「真偽」が色で見える地味な能力。
だが、彼女の真の武器は能力ではなく、前世で培った「声のトーン操作」と「心理誘導」だった。
ある日、窓口に現れたのは「相棒が死んだ」と弔慰金をせしめようとする嘘つきな冒険者。
周囲が同情し、ギルドマスターさえ騙されかける中、アイラは座ったまま、静かにペンを走らせる。
「……五秒だけ、沈黙を差し上げます。その間に、嘘を塗り直すおつもりですか?」
戦略的沈黙、オウム返し、そして逃げ場を塞ぐイエス・セット。
現代のコールセンター術を叩きつけられた犯人は、自らその罪を吐き散らし、崩れ落ちる。
「あー、疲れた。一五分も残業しちゃった。……マスター、残業代三倍でお願いしますね」
これは、一歩も動きたくない受付嬢が、口先だけで悪を断罪し、定時退勤を目指す物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる