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第11章 魔法学院(生徒)編
1105.ミュー先生の光魔法
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今日は、もう一つ、授業を受ける。それは、ミュー先生の初級光魔法の講座だ。この講座も受講生は4人だと思う。
私は、いつものように、教室の隅に行こうとしたら、急に腕を掴まれた。
「あっ、レイカか」
「一緒に、座ろう」
「レイカ、後ろに来る?」
「いいよ。テラの横に座る」
私達は、教室の隅で、レイカとスピアと私の3人で座った。
私は、レイカに腕を掴まれたままだったので、3人の真ん中に座ることになった。
すると、何を思ったか、スピアまで、私の腕をつかんだ。いや、つかんだというより、腕を絡ませてきた。
「ねえ、狭くない?」
「テラ、私は、大丈夫よ」
「そうか。それなら、いいよ」
教室に、光魔法の上級教師のミュー先生が入って来た。服装は、白魔導士そのものだ。白いローブと杖、まさに、白魔導士だ。
「私が、この初級光魔法の講座を受け持つ、ミューといいます。よろしくね」
なんだか、雰囲気がいい。甘えたくなるような声だ。やはり、白魔導士、見ているだけで癒されそうだ。
「あっ、痛。
レイカ、何するの? 痛いじゃない」
「テラが、ボーとしているから、起こしてあげたの」
「何言ってるの。起きてるよ」
「ボーとしてたよ。ちょっと、顔が赤くない?」
「そんなことないよ。さぁ、集中しよう。授業が始まるよ」
ミュー先生は、掌の上に光の球を創りながら、話を始めた。
「光魔法の基本は、光です。今、私が光魔法の光の球を作っています。
そのままでは、単に明るい光ですが、これに、癒しの気持ちを加えると、光の球から、温かいものが伝わってきます。それでは、私と同じようにまず、光の球を作ってください」
私は、光の球を作って、誰かの傷を治そうと考えた。すると、光の球は、単に明るいだけでなく、温かく包んでくるように感じ始めた。次に、毒を消そうと考えると、今度は、少し青みがかった爽快な感じがして来た。
同じ光魔法でも、少しずつその感じ方が異なるみたいだ。まるで、色が違うような感覚だった。
「それでは、2人でペアを作ってください。ちょうど、此処には、4人の受講生がいるので、2人ずつになりますね」
前の方に座っていた2人が席を移動して、隣同士に座り直していた。あの2人は、土魔法の講座も受けていた。
「準備が出来たようですね。それでは、2人で、お互いに光魔法で、癒してあげてください。
お互いを見つめあいながら行うと効果的ですよ」
私は、ミュー先生の言われたように、レイカを見つめながら、光魔法で癒そうとした。すると、スピアに腕を引っ張られて、思うように見つめあうことが出来ない。
もう一度、やり直そうとしても、また、スピアに邪魔をされた。
「スピア、どうしたの。演習が出来ないよ」
「テラ、出来なくて、いい」
「そんなことを言わないで」
「テラ、冷たい」
「スピアは、後で、癒してあげるから。待っていてよ」
「うん。分かった。待ってる」
「スピア、ありがとう」
私は、気を取り直して、レイカの目を見つめながら、癒し始めた。レイカも私の目を見つめながら、光魔法で癒し始めた。
お互いの癒しの光が相互作用しているように、癒しの光が大きく広がっていく。気が付くと、部屋全体に癒しの光が広がっていた。太陽の光を浴びているように、だんだんと温かくなってきた。
癒しの効果が、レイカの身体を温めているようで、レイカの顔がほんのりと赤くなってきた。
私が、じっと、目を見つめていると、レイカの顔がどんどんと赤くなってきた。ほてっているようだ。癒しの効果が効きすぎているのかもしれない。
「テラ、もうだめ」
レイカは、顔を私の胸に埋めながら、抱きしめて来た。
「どうしたの? どこか、調子が悪いの?」
私は、レイカに抱きしめられながら、やさしく、頭を撫でてあげた。
「大丈夫だよ。何も、心配はいらないよ」
「少し、このままで居させて」
「いいよ。落ち着くまで、好きなだけ、こうしているよ」
ミュー先生は、私達を見て、心配している、ようには、見えなかった。どうも、呆れているようだった。
「テラ、レイカの面倒を見てあげてね」
ミュー先生は、優しく声を掛けると、そのまま、授業を止めて、教室を出て行ってしまった。
私は、どうすることもできずに、そのまま、暫く、じっとしていた。すると、レイカが顔を上げて私に、声を掛けて来た。
「テラ、もう大丈夫よ」
「そうか。良かった。どうも、授業は、終わってしまったようだね」
「後で、ミュー先生に謝っておくね」
「私も、一緒に行くよ」
「だめよ。私一人で行くからね」
「分かった。レイカに任せるよ」
レイカは、教室を出て、ミュー先生を追いかけて行った。私達は、少し早いが、食堂でお茶することにした。
今度は、スピアがくっ付いて離れない。動きにくいまま、お茶とクッキーを取って、席に着いた。
すると、遅れて、先ほどの授業に出ていた生徒2人も入って来た。
「こんにちは。私は、ルカ。よろしくね」
「こんにちは。私は、オウカといいます。さっきの授業で、一緒でしたね」
「はい、こんにちは。私は、テラ。こっちは、私の相棒のスピアです」
「うん。ルカ、オウカ、よろしく」
「私達もご一緒してもいいですか」
「スピア、いいかい」
「うん。いいよ」
「スピアも、いいと言っているので、構いませんよ」
「テラさんも、全属性に適合しているのですか?」
「えっ、どうして?」
「だって、適合者が少ない、光魔法と土魔法の両方の授業を受講しているから」
「ルカも、オウカも、そのことは、内緒にして貰えますか?」
「どうして? 自慢できることなのに」
「いえ、目立つのが嫌いなので」
「えっ、目立つのが嫌いって、本当ですか?」
「本当ですよ」
「だって、先ほどは、あんなに目立った居たのに。それが、目立つのが嫌いとは」
「本当ですよ。だから、内緒にするって、誓ってくださいよ」
「はい、はい、わかりました。誓いますよ」
「私も、誓います。その代わり、テラ、私の友達になってね」
「はい、ルカも、オウカも、友達です」
「うん。スピア、友達」
私達は、お互いに友達になった。これで、入学成績上位3人の友達になった。
私は、いつものように、教室の隅に行こうとしたら、急に腕を掴まれた。
「あっ、レイカか」
「一緒に、座ろう」
「レイカ、後ろに来る?」
「いいよ。テラの横に座る」
私達は、教室の隅で、レイカとスピアと私の3人で座った。
私は、レイカに腕を掴まれたままだったので、3人の真ん中に座ることになった。
すると、何を思ったか、スピアまで、私の腕をつかんだ。いや、つかんだというより、腕を絡ませてきた。
「ねえ、狭くない?」
「テラ、私は、大丈夫よ」
「そうか。それなら、いいよ」
教室に、光魔法の上級教師のミュー先生が入って来た。服装は、白魔導士そのものだ。白いローブと杖、まさに、白魔導士だ。
「私が、この初級光魔法の講座を受け持つ、ミューといいます。よろしくね」
なんだか、雰囲気がいい。甘えたくなるような声だ。やはり、白魔導士、見ているだけで癒されそうだ。
「あっ、痛。
レイカ、何するの? 痛いじゃない」
「テラが、ボーとしているから、起こしてあげたの」
「何言ってるの。起きてるよ」
「ボーとしてたよ。ちょっと、顔が赤くない?」
「そんなことないよ。さぁ、集中しよう。授業が始まるよ」
ミュー先生は、掌の上に光の球を創りながら、話を始めた。
「光魔法の基本は、光です。今、私が光魔法の光の球を作っています。
そのままでは、単に明るい光ですが、これに、癒しの気持ちを加えると、光の球から、温かいものが伝わってきます。それでは、私と同じようにまず、光の球を作ってください」
私は、光の球を作って、誰かの傷を治そうと考えた。すると、光の球は、単に明るいだけでなく、温かく包んでくるように感じ始めた。次に、毒を消そうと考えると、今度は、少し青みがかった爽快な感じがして来た。
同じ光魔法でも、少しずつその感じ方が異なるみたいだ。まるで、色が違うような感覚だった。
「それでは、2人でペアを作ってください。ちょうど、此処には、4人の受講生がいるので、2人ずつになりますね」
前の方に座っていた2人が席を移動して、隣同士に座り直していた。あの2人は、土魔法の講座も受けていた。
「準備が出来たようですね。それでは、2人で、お互いに光魔法で、癒してあげてください。
お互いを見つめあいながら行うと効果的ですよ」
私は、ミュー先生の言われたように、レイカを見つめながら、光魔法で癒そうとした。すると、スピアに腕を引っ張られて、思うように見つめあうことが出来ない。
もう一度、やり直そうとしても、また、スピアに邪魔をされた。
「スピア、どうしたの。演習が出来ないよ」
「テラ、出来なくて、いい」
「そんなことを言わないで」
「テラ、冷たい」
「スピアは、後で、癒してあげるから。待っていてよ」
「うん。分かった。待ってる」
「スピア、ありがとう」
私は、気を取り直して、レイカの目を見つめながら、癒し始めた。レイカも私の目を見つめながら、光魔法で癒し始めた。
お互いの癒しの光が相互作用しているように、癒しの光が大きく広がっていく。気が付くと、部屋全体に癒しの光が広がっていた。太陽の光を浴びているように、だんだんと温かくなってきた。
癒しの効果が、レイカの身体を温めているようで、レイカの顔がほんのりと赤くなってきた。
私が、じっと、目を見つめていると、レイカの顔がどんどんと赤くなってきた。ほてっているようだ。癒しの効果が効きすぎているのかもしれない。
「テラ、もうだめ」
レイカは、顔を私の胸に埋めながら、抱きしめて来た。
「どうしたの? どこか、調子が悪いの?」
私は、レイカに抱きしめられながら、やさしく、頭を撫でてあげた。
「大丈夫だよ。何も、心配はいらないよ」
「少し、このままで居させて」
「いいよ。落ち着くまで、好きなだけ、こうしているよ」
ミュー先生は、私達を見て、心配している、ようには、見えなかった。どうも、呆れているようだった。
「テラ、レイカの面倒を見てあげてね」
ミュー先生は、優しく声を掛けると、そのまま、授業を止めて、教室を出て行ってしまった。
私は、どうすることもできずに、そのまま、暫く、じっとしていた。すると、レイカが顔を上げて私に、声を掛けて来た。
「テラ、もう大丈夫よ」
「そうか。良かった。どうも、授業は、終わってしまったようだね」
「後で、ミュー先生に謝っておくね」
「私も、一緒に行くよ」
「だめよ。私一人で行くからね」
「分かった。レイカに任せるよ」
レイカは、教室を出て、ミュー先生を追いかけて行った。私達は、少し早いが、食堂でお茶することにした。
今度は、スピアがくっ付いて離れない。動きにくいまま、お茶とクッキーを取って、席に着いた。
すると、遅れて、先ほどの授業に出ていた生徒2人も入って来た。
「こんにちは。私は、ルカ。よろしくね」
「こんにちは。私は、オウカといいます。さっきの授業で、一緒でしたね」
「はい、こんにちは。私は、テラ。こっちは、私の相棒のスピアです」
「うん。ルカ、オウカ、よろしく」
「私達もご一緒してもいいですか」
「スピア、いいかい」
「うん。いいよ」
「スピアも、いいと言っているので、構いませんよ」
「テラさんも、全属性に適合しているのですか?」
「えっ、どうして?」
「だって、適合者が少ない、光魔法と土魔法の両方の授業を受講しているから」
「ルカも、オウカも、そのことは、内緒にして貰えますか?」
「どうして? 自慢できることなのに」
「いえ、目立つのが嫌いなので」
「えっ、目立つのが嫌いって、本当ですか?」
「本当ですよ」
「だって、先ほどは、あんなに目立った居たのに。それが、目立つのが嫌いとは」
「本当ですよ。だから、内緒にするって、誓ってくださいよ」
「はい、はい、わかりました。誓いますよ」
「私も、誓います。その代わり、テラ、私の友達になってね」
「はい、ルカも、オウカも、友達です」
「うん。スピア、友達」
私達は、お互いに友達になった。これで、入学成績上位3人の友達になった。
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