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神々の間では異世界転移がブームらしいです。 第2部 《精霊の紋章》
116話 ダンジョン潜入
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ダンジョンに潜る為、装備を点検しているとソフィアがやって来た。
しかし、彼女はいつも付けていた要所を鉄で補強した皮鎧ではなく、兜こそ被ってはいないが全身鎧を身に付けている。
「ソフィア、その鎧は?」
マーリンも疑問に思ったのだろう。
ソフィアに問い掛ける。
「ダンジョンで使っていた鎧です。
私はソロの時期が長かったので不意打ちなどを警戒して全身鎧を使っていたんですよ」
「そう言う物なのか?」
「私は罠などを防御力で無理やり突破していましたからね。
もちろん、スカウト系かレンジャー系のスキルを持っていれば罠を避けたり解除できますけど」
「俺達には無いからな」
「私は一応、知識としては知っているわ」
「じゃあ、マーリンが斥候でソフィアが中心でフォロー、俺が殿で良いかな?」
「ダメよ」
「ダメです」
「だが、パーティのバランスを考えればこれが1番いい編成だと思うぞ」
マーリンとソフィアに隊列の案を即、却下されてしまった。
しかし、この案に自信があった俺は、2人に食い下がった。
「エリオ、あんたは今魔力を使えないのよ。
正面から戦うだけなら剣術でどうにかなるけど、殿は背後を警戒する必要があるわ」
「そうですよ。
身体強化が使えない状態で不意打ちを受ければ命の危険があります。
エリオは真ん中で援護に徹するべきです」
…………反論のしようがなかった。
ダンジョン内での隊列が決まり、保存食やロープなどの道具の確認を終えた俺達はダンジョンへと向かった。
ダンジョンの入り口の周りには臨時のパーティメンバーを募集する者達や仲間と待ち合わせている奴など、朝から多くの冒険者がたむろしていた。
そして、冒険者が集まれば、それを狙った屋台などが集まって来る。
「なんか思ったより賑やかね」
「ダンジョンの周りは自然と人が集まり、人が集まると活気が生まれますからね」
俺達は人波を抜けてダンジョンの入り口へ向かう。
「このダンジョンにはまだ名前がないみたいですね」
「名前?」
「はい、調査が進んだダンジョンには名前が与えられ、ランクが設定されます」
「ダンジョンにもランクがあるのか?」
「そうです。
ダンジョンランクは、同ランクの冒険者パーティが最深部に到達して無事生還できるくらいの難易度とされています。
その為、最深部が確認されていないダンジョンはAランクダンジョンとなります」
「じゃあ、ここのダンジョンもAランクダンジョンなの?」
「一応、そうですね。
最深部はまだ確認されていませんから」
「もしかしたら奥にお宝が眠っているかもな」
「あんたね、私達の目的はあくまでも《溢れる盃》の2人を探すことなのよ」
「わ、わかってるって。
もしもだよ、もしも」
「もしもダンジョンを攻略出来たらダンジョンに名前をつける事が出来るかも知れませんよ」
「名前を?」
「はい、管理しているのが領主様などだと無理ですが、ここは冒険者ギルドが管理していますからね。
冒険者ギルドが管理する名無しのダンジョンは基本的に攻略した冒険者に名付けの権利が与えられます。
もっとも、何年も攻略されなければギルドが名前をつけてしまいますけど」
ソフィアからダンジョンの話を聞きながら入り口へ向かう。
入り口の前には警備の冒険者が立っていて、ダンジョンから魔物があふれ出さないように見張っている。
その冒険者と一言二言言葉を交わし、俺達はダンジョンへと足を踏み入れるのだった。
しかし、彼女はいつも付けていた要所を鉄で補強した皮鎧ではなく、兜こそ被ってはいないが全身鎧を身に付けている。
「ソフィア、その鎧は?」
マーリンも疑問に思ったのだろう。
ソフィアに問い掛ける。
「ダンジョンで使っていた鎧です。
私はソロの時期が長かったので不意打ちなどを警戒して全身鎧を使っていたんですよ」
「そう言う物なのか?」
「私は罠などを防御力で無理やり突破していましたからね。
もちろん、スカウト系かレンジャー系のスキルを持っていれば罠を避けたり解除できますけど」
「俺達には無いからな」
「私は一応、知識としては知っているわ」
「じゃあ、マーリンが斥候でソフィアが中心でフォロー、俺が殿で良いかな?」
「ダメよ」
「ダメです」
「だが、パーティのバランスを考えればこれが1番いい編成だと思うぞ」
マーリンとソフィアに隊列の案を即、却下されてしまった。
しかし、この案に自信があった俺は、2人に食い下がった。
「エリオ、あんたは今魔力を使えないのよ。
正面から戦うだけなら剣術でどうにかなるけど、殿は背後を警戒する必要があるわ」
「そうですよ。
身体強化が使えない状態で不意打ちを受ければ命の危険があります。
エリオは真ん中で援護に徹するべきです」
…………反論のしようがなかった。
ダンジョン内での隊列が決まり、保存食やロープなどの道具の確認を終えた俺達はダンジョンへと向かった。
ダンジョンの入り口の周りには臨時のパーティメンバーを募集する者達や仲間と待ち合わせている奴など、朝から多くの冒険者がたむろしていた。
そして、冒険者が集まれば、それを狙った屋台などが集まって来る。
「なんか思ったより賑やかね」
「ダンジョンの周りは自然と人が集まり、人が集まると活気が生まれますからね」
俺達は人波を抜けてダンジョンの入り口へ向かう。
「このダンジョンにはまだ名前がないみたいですね」
「名前?」
「はい、調査が進んだダンジョンには名前が与えられ、ランクが設定されます」
「ダンジョンにもランクがあるのか?」
「そうです。
ダンジョンランクは、同ランクの冒険者パーティが最深部に到達して無事生還できるくらいの難易度とされています。
その為、最深部が確認されていないダンジョンはAランクダンジョンとなります」
「じゃあ、ここのダンジョンもAランクダンジョンなの?」
「一応、そうですね。
最深部はまだ確認されていませんから」
「もしかしたら奥にお宝が眠っているかもな」
「あんたね、私達の目的はあくまでも《溢れる盃》の2人を探すことなのよ」
「わ、わかってるって。
もしもだよ、もしも」
「もしもダンジョンを攻略出来たらダンジョンに名前をつける事が出来るかも知れませんよ」
「名前を?」
「はい、管理しているのが領主様などだと無理ですが、ここは冒険者ギルドが管理していますからね。
冒険者ギルドが管理する名無しのダンジョンは基本的に攻略した冒険者に名付けの権利が与えられます。
もっとも、何年も攻略されなければギルドが名前をつけてしまいますけど」
ソフィアからダンジョンの話を聞きながら入り口へ向かう。
入り口の前には警備の冒険者が立っていて、ダンジョンから魔物があふれ出さないように見張っている。
その冒険者と一言二言言葉を交わし、俺達はダンジョンへと足を踏み入れるのだった。
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