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神々の間では異世界転移がブームらしいです。第4部《新たなる神話》
25話 ワシと鉄槌
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あのクルスとか言う魔族の小僧が邪神に腹を貫かれ濁流に飲まれおった。
ワシはマーリンの様に長い付き合いという訳ではないが、それでも共に行動していた者をやられて何も感じない訳ではない。
ワシは長年愛用している戦鎚を振り上げる。
「どぉらぁあ!!」
その戦鎚を床の石畳へと叩きつける。
大精霊の試練により習得した土の精霊術を使い石を操る。
鋭い石棘が鎌首を持ち上げる蛇の様に起き上がり、邪神の身体を貫かんと飛び掛かる。
しかし、邪神はワシの攻撃に視線を向けることすら無く躱しす。
更にワシと同時に動いたジンの矢を斬り払ってしまう。
「はぁぁあ!!!」
エリオが光の剣を構えて邪神に向かう。
それを追う様にワシやソフィア、ランスの前衛組も走る。
背後からはジンの矢とマーリンの魔法か飛ぶ。
視線の先ではエリオと邪神が激しく剣を振っている。
邪神は右手に剣を左手に槍を持っているら。
変則的な二刀流だが、流れる様に繰り出される剣と槍は少しずつエリオの身体に傷をつけて行く。
「ふんぬ!」
戦鎚を全力で真横に振るう。
ガンッ!
しかし、ワシが振るった戦鎚は軽く持っている様にしか見えない邪神の槍で止めらる。
「ぬ!」
次の瞬間、霞む様な槍捌きで引き直された槍がワシの胸の中心を狙い突き出された。
「バッカス、退がって!」
ワシを庇う様にソフィアが前に出ると大楯構える。
水を纏ったソフィアの盾は邪神の槍を受け止め、その衝撃を受け流す。
「はっ!」
背後に回り込んでいたランスが回し蹴りで邪神の首を狙う。
「プロテクション」
邪神が呟く様に唱えた物理防御の魔法はランスの蹴りを防ぐ。
ワシはもう1度、戦鎚を地面に振り下ろす。
「スパイクロック」
邪神の足元から岩の杭が勢いよく飛び出すが、邪神は僅かに身体をズラすだけで全てを回避してしまった。
「ならば!」
ワシは背後に跳び邪神から距離を取ると魔力を練る。
自身の魔力と精霊の力を最大に高めて行く。
パーティメンバーは、ワシが大技を使おうとしているのを感じ取ったのか、邪神の気を引き、ワシを隠す様に動く。
それでいて決して邪神に近づき過ぎず、すぐに離れる事が可能な距離を保っているのは、ワシの攻撃が大雑把で周りを巻き込む事を考慮しているからだろう。
「おぉぉお!!!!」
精霊術によってワシの戦鎚に次々と岩が張り付いて行く。
そして、ワシの身の丈の倍以上の巨大な岩の戦鎚が出来上がる。
更に、土属性の上位属性である鉄属性魔法を使い岩の戦鎚を鋼に変える。
ワシの戦鎚が完成した途端、皆が邪神から距離をとった。
「タイラント・ハンマー!!!」
ワシは、急に1人になった邪神に巨大な鋼の戦鎚を叩き込む。
その威力に耐えられず足元の石畳が崩壊し、濁流の中へと落ちていった。
既に元の整った石畳の面影はまるで無く、瓦礫の山と化したその場には、視界を遮る土煙とワシが肩で息をする音のみが有った。
ワシはマーリンの様に長い付き合いという訳ではないが、それでも共に行動していた者をやられて何も感じない訳ではない。
ワシは長年愛用している戦鎚を振り上げる。
「どぉらぁあ!!」
その戦鎚を床の石畳へと叩きつける。
大精霊の試練により習得した土の精霊術を使い石を操る。
鋭い石棘が鎌首を持ち上げる蛇の様に起き上がり、邪神の身体を貫かんと飛び掛かる。
しかし、邪神はワシの攻撃に視線を向けることすら無く躱しす。
更にワシと同時に動いたジンの矢を斬り払ってしまう。
「はぁぁあ!!!」
エリオが光の剣を構えて邪神に向かう。
それを追う様にワシやソフィア、ランスの前衛組も走る。
背後からはジンの矢とマーリンの魔法か飛ぶ。
視線の先ではエリオと邪神が激しく剣を振っている。
邪神は右手に剣を左手に槍を持っているら。
変則的な二刀流だが、流れる様に繰り出される剣と槍は少しずつエリオの身体に傷をつけて行く。
「ふんぬ!」
戦鎚を全力で真横に振るう。
ガンッ!
しかし、ワシが振るった戦鎚は軽く持っている様にしか見えない邪神の槍で止めらる。
「ぬ!」
次の瞬間、霞む様な槍捌きで引き直された槍がワシの胸の中心を狙い突き出された。
「バッカス、退がって!」
ワシを庇う様にソフィアが前に出ると大楯構える。
水を纏ったソフィアの盾は邪神の槍を受け止め、その衝撃を受け流す。
「はっ!」
背後に回り込んでいたランスが回し蹴りで邪神の首を狙う。
「プロテクション」
邪神が呟く様に唱えた物理防御の魔法はランスの蹴りを防ぐ。
ワシはもう1度、戦鎚を地面に振り下ろす。
「スパイクロック」
邪神の足元から岩の杭が勢いよく飛び出すが、邪神は僅かに身体をズラすだけで全てを回避してしまった。
「ならば!」
ワシは背後に跳び邪神から距離を取ると魔力を練る。
自身の魔力と精霊の力を最大に高めて行く。
パーティメンバーは、ワシが大技を使おうとしているのを感じ取ったのか、邪神の気を引き、ワシを隠す様に動く。
それでいて決して邪神に近づき過ぎず、すぐに離れる事が可能な距離を保っているのは、ワシの攻撃が大雑把で周りを巻き込む事を考慮しているからだろう。
「おぉぉお!!!!」
精霊術によってワシの戦鎚に次々と岩が張り付いて行く。
そして、ワシの身の丈の倍以上の巨大な岩の戦鎚が出来上がる。
更に、土属性の上位属性である鉄属性魔法を使い岩の戦鎚を鋼に変える。
ワシの戦鎚が完成した途端、皆が邪神から距離をとった。
「タイラント・ハンマー!!!」
ワシは、急に1人になった邪神に巨大な鋼の戦鎚を叩き込む。
その威力に耐えられず足元の石畳が崩壊し、濁流の中へと落ちていった。
既に元の整った石畳の面影はまるで無く、瓦礫の山と化したその場には、視界を遮る土煙とワシが肩で息をする音のみが有った。
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