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神々の間では異世界転移がブームらしいです。第4部《新たなる神話》
38話 わたしと褒賞
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「次に大賢者イナミ殿、Aランク冒険者ユウ、魔族の戦士ザシ」
次はわたし達の番です。
わたしとザシさんは返事をすると前に進みでます。
ん?
イナミさんが動きませんね?
「だ、大賢者様、どうぞ前の方にお越しください」
進行役の貴族も戸惑いながらイナミさんを呼びます。
しかし、イナミさんは薄く微笑みながら身動き一つしません。
「あ!」
突然近くに居たマーリンさんが声を上げました。
小走りでイナミさんに近づいたマーリンさんは恐る恐るイナミさんの頬を指で突きます。
ポンッ!
するとイナミさんの身体がポップな感じに弾けて何処からともなく声が聞こえます。
『ははは、俺は300年も前の人間だからな。
今回は遠慮させて貰うよ。
勇者エリオが連れ帰ってくれたヒロシの治療もあるからな。
それと、邪神の封印が解けたとこで俺はもう不老不死では無くなったから大賢者も辞めて隠居する事にした。
探すなよ?
大賢者の名はマーリンに譲るよ、ガンバ』
おお、なんと言う自由人!
憧れますね。
マーリンさんは何だか怒っているようですが……
騒つく会場を落ち着かせた後、改めて皇帝陛下が仕切り直します。
「うぉほん、改めてユウ、ザシ其方の活躍は勇者達の活躍に勝るとも劣らない物である。
よって褒美を取らす。
望みを申すが良い」
その言葉にザシが進み出て頭を下げました。
「恐れながら、今後の魔族への配慮を願いたく思います」
「ふむ、良かろう。
今後の魔族の国との取り引きについて今一度見直す事を約束しよう」
「有難き幸せ」
魔族は言わば敗戦国ですからね。
本来なら不平等な条約を結ばされたり、植民地にされたり、奴隷にされたりしてもおかしくは有りませんでした。
しかし、邪神討伐への協力とシルバリエさんの政治力で何とかなりそうです。
まぁ、魔族の領域は魔境の中に有りますから植民地にしたりするにはリスクが高すぎるのでしょう。
それなら生かさず殺さずで取り引き相手にする方が良いです。
そして、今回の褒賞で『生かさず』の部分がかなりマシになるはずです。
さて、次はわたしの番ですね。
わたしは前に出ると頭を下げます。
「わたしは……自由を願います」
「ふむ、自由か」
「はい、何者にも縛れる事のない自由を賜りたく思います」
皇帝陛下は悩んでいる様子ですが、アレは演技です。
既に事前の相談でわたしに自由が与えられる事は決まっています。
しかし、これはポンと決めて良い事ではないのです。
何者にも縛れる事のない自由……つまり一切の権力を持ってしてもわたしを縛る事は出来ないと言う事です。
例えば『法』と言う権力を持ってしても……
勿論、無法を働く積りは有りませんが、もしわたしが略奪や殺戮をしたとしてもそれを罪に問う事は出来なくなるのです。
何故ならわたしは一切の法に縛られないからです。
しかし、これを願った時、皇帝陛下やフリード様は二つ返事でOKしてくれました。
そして、各国の人達を説得してくれたのです。
「あい、わかった。
これより、冒険者ユウの自由を我ら大陸連合が保証する物とする」
周囲の人々は、わたしの願いが認められだ事に驚いていますね。
「そして、ユウとザシにも褒賞金と大精霊勲章を与えよう」
わたしとザシさんがエリオさん達と同じ勲章を貰い、式典が終了しました。
これで、今回の戦争からの出来事は全て終了ですね。
次はわたし達の番です。
わたしとザシさんは返事をすると前に進みでます。
ん?
イナミさんが動きませんね?
「だ、大賢者様、どうぞ前の方にお越しください」
進行役の貴族も戸惑いながらイナミさんを呼びます。
しかし、イナミさんは薄く微笑みながら身動き一つしません。
「あ!」
突然近くに居たマーリンさんが声を上げました。
小走りでイナミさんに近づいたマーリンさんは恐る恐るイナミさんの頬を指で突きます。
ポンッ!
するとイナミさんの身体がポップな感じに弾けて何処からともなく声が聞こえます。
『ははは、俺は300年も前の人間だからな。
今回は遠慮させて貰うよ。
勇者エリオが連れ帰ってくれたヒロシの治療もあるからな。
それと、邪神の封印が解けたとこで俺はもう不老不死では無くなったから大賢者も辞めて隠居する事にした。
探すなよ?
大賢者の名はマーリンに譲るよ、ガンバ』
おお、なんと言う自由人!
憧れますね。
マーリンさんは何だか怒っているようですが……
騒つく会場を落ち着かせた後、改めて皇帝陛下が仕切り直します。
「うぉほん、改めてユウ、ザシ其方の活躍は勇者達の活躍に勝るとも劣らない物である。
よって褒美を取らす。
望みを申すが良い」
その言葉にザシが進み出て頭を下げました。
「恐れながら、今後の魔族への配慮を願いたく思います」
「ふむ、良かろう。
今後の魔族の国との取り引きについて今一度見直す事を約束しよう」
「有難き幸せ」
魔族は言わば敗戦国ですからね。
本来なら不平等な条約を結ばされたり、植民地にされたり、奴隷にされたりしてもおかしくは有りませんでした。
しかし、邪神討伐への協力とシルバリエさんの政治力で何とかなりそうです。
まぁ、魔族の領域は魔境の中に有りますから植民地にしたりするにはリスクが高すぎるのでしょう。
それなら生かさず殺さずで取り引き相手にする方が良いです。
そして、今回の褒賞で『生かさず』の部分がかなりマシになるはずです。
さて、次はわたしの番ですね。
わたしは前に出ると頭を下げます。
「わたしは……自由を願います」
「ふむ、自由か」
「はい、何者にも縛れる事のない自由を賜りたく思います」
皇帝陛下は悩んでいる様子ですが、アレは演技です。
既に事前の相談でわたしに自由が与えられる事は決まっています。
しかし、これはポンと決めて良い事ではないのです。
何者にも縛れる事のない自由……つまり一切の権力を持ってしてもわたしを縛る事は出来ないと言う事です。
例えば『法』と言う権力を持ってしても……
勿論、無法を働く積りは有りませんが、もしわたしが略奪や殺戮をしたとしてもそれを罪に問う事は出来なくなるのです。
何故ならわたしは一切の法に縛られないからです。
しかし、これを願った時、皇帝陛下やフリード様は二つ返事でOKしてくれました。
そして、各国の人達を説得してくれたのです。
「あい、わかった。
これより、冒険者ユウの自由を我ら大陸連合が保証する物とする」
周囲の人々は、わたしの願いが認められだ事に驚いていますね。
「そして、ユウとザシにも褒賞金と大精霊勲章を与えよう」
わたしとザシさんがエリオさん達と同じ勲章を貰い、式典が終了しました。
これで、今回の戦争からの出来事は全て終了ですね。
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