55 / 418
神々の間では異世界転移がブームらしいです。 第1部 《漆黒の少女》
51話 竜種とわたし
しおりを挟む
「あ、その、お、お食事中失礼しました。
わたしは直ぐに帰りますので、
お構いなく……」
いけましたか?
「ぐるらぁぁあ!」
無理でした!
ストーンドレイクはAランク下位、竜種としては低いですが魔力をあまり扱えない代わりにフィジカル面に特化した魔物だったはずです。
つまり、遠距離攻撃はないと考えられます。
「ぐぉぉお!」
ストーンドレイクの突進を躱し、右側に回り込みます。
「はっ!」
わたしの戦斧による斬撃はストーンドレイクの右脚に完璧な角度とタイミングで吸い込まれました。
ガギィ
しかし、魔力で強化された戦斧の一撃を持ってしてもストーンドレイクの右脚に僅かに傷を付ける事しか出来ませんでした。
「硬いですね」
迫り来る鋭い牙をバックステップで回避するとカウンターでストーンドレイクの顔に戦斧の連撃を叩き込みますが、大して効いているようには見えません。
ただ怒らせるだけの様です。
こうなったらアレを試してみましょう。
「凍てつき 連なれ アイスピラー」
白雪姫を取り出したわたしはストーンドレイクを取り囲む様に氷柱を作り出しました。
ストーンドレイクは氷柱に体当たりを繰り返し、こちらに怒りの咆哮を上げています。
氷柱が破壊されるのも時間の問題です。
ストーンドレイクが拘束から抜け出すまでの間に準備しなくてはいけません。
戦斧の刃に手を添えたわたしは魔力を付与します。
今までは、刃に魔力を纏わせるだけでしてが、今回は付与した魔力をどんどん凝縮して行きます。
リゼさんの光の剣は武器(あの時は木剣)を触媒にして魔力を凝縮して作り出したものだと言っていました。
つまり、魔力付与の先にある技なのです。
戦斧に次々と魔力を付与し、凝縮を繰り返すと、僅かに戦斧が発光し始めました。
これは、あまりに高密度に凝縮された魔力が可視化したものです。
魔力が可視化したあたりから格段と魔力制御が難しくなりました。
リゼさんはあれほどの魔力を完璧に制御していたのですから正にバケモノです。
「もう少し……もう少し……あ、ヤバい! ストップ! ストップ!」
戦斧にはかなりの魔力が付与され、僅かに発光していますが『光り輝く』と言える程ではありません。
これが今のわたしに制御出来るギリギリの魔力です。
ストーンドレイクの拘束ももう持たない様ですしこれで決めます。
氷柱に体当たりを繰り返しているストーンドレイクの顔側に回り、戦斧を振り上げます。
少しでも集中を切らせば、集めた魔力が霧散してしまう様なギリギリの状態です。
永くは持ちません。
数秒だけ超身体強化を使い、渾身の斬撃をストーンドレイクの顔に叩き込みました。
「があぁぁあ!」
ストーンドレイクは咆哮と共に氷柱ごと吹き飛びました。
「やりましたか?」
つい、声を上げてしまいましたが、これはやってないフラグです。
「ぐるらぁぁあ!」
土煙の中から、顔に大きな傷を付け、血を流しながら怒りに支配されたストーンドレイクが現れました。
「でも、効いていますね。
ん? あぁぁあ!?」
なんとかまともなダメージを与え、活路を見出したと思った時、手に持つ戦斧に違和感を感じて見てみると、なんと魔鋼の戦斧の刃が砕け散っていました。
これではただの棒です。
メイン武器として使って来た戦斧の破壊にショックを受けます。
流石にこのまま戦うのはマズイです。
「縛れ 束縛の蔦 グリーンバインド」
ストーンドレイクを蔦でぐるぐる巻きにして、モモを召喚、逃走……戦略的撤退を行います。
わたしの目的はストーンドレイクの討伐ではなく風魔石の入手ですから無駄な戦いをする意味は無いのです。
全速力で走るモモの後ろから蔦の拘束を引きちぎった、怒れるストーンドレイクが追いかけて来ます。
超怖いです。
背後から体長5メートルを越える肉食生物が追いかけてくるのです。
某ゲームの狩人達はこんなバケモノに武器1つと猫1匹で挑んでいるのですね。
尊敬します。
流石、フィジカルに特化した竜種、かなり速いです。
このままでは追いつかれますね。
「縛れ 束縛の蔦 グリーンバインド」
拘束の木属性魔法を唱えますが、勢いのついたストーンドレイクに絡みつく端から引きちぎられてしまいます。
それならこれです。
「凍てつけ 凍えろ 大地の全てを 白へと染めろ アイス・フィールド」
「ぐろぉぉお」
突如、氷ついた地面に脚を滑らせたストーンドレイクはすっ転びました。
「縛れ 束縛の蔦 グリーンバインド」
畳み掛ける様には拘束するとわたしは全速力で逃げ……戦略的に撤退したのでした。
わたしは直ぐに帰りますので、
お構いなく……」
いけましたか?
「ぐるらぁぁあ!」
無理でした!
ストーンドレイクはAランク下位、竜種としては低いですが魔力をあまり扱えない代わりにフィジカル面に特化した魔物だったはずです。
つまり、遠距離攻撃はないと考えられます。
「ぐぉぉお!」
ストーンドレイクの突進を躱し、右側に回り込みます。
「はっ!」
わたしの戦斧による斬撃はストーンドレイクの右脚に完璧な角度とタイミングで吸い込まれました。
ガギィ
しかし、魔力で強化された戦斧の一撃を持ってしてもストーンドレイクの右脚に僅かに傷を付ける事しか出来ませんでした。
「硬いですね」
迫り来る鋭い牙をバックステップで回避するとカウンターでストーンドレイクの顔に戦斧の連撃を叩き込みますが、大して効いているようには見えません。
ただ怒らせるだけの様です。
こうなったらアレを試してみましょう。
「凍てつき 連なれ アイスピラー」
白雪姫を取り出したわたしはストーンドレイクを取り囲む様に氷柱を作り出しました。
ストーンドレイクは氷柱に体当たりを繰り返し、こちらに怒りの咆哮を上げています。
氷柱が破壊されるのも時間の問題です。
ストーンドレイクが拘束から抜け出すまでの間に準備しなくてはいけません。
戦斧の刃に手を添えたわたしは魔力を付与します。
今までは、刃に魔力を纏わせるだけでしてが、今回は付与した魔力をどんどん凝縮して行きます。
リゼさんの光の剣は武器(あの時は木剣)を触媒にして魔力を凝縮して作り出したものだと言っていました。
つまり、魔力付与の先にある技なのです。
戦斧に次々と魔力を付与し、凝縮を繰り返すと、僅かに戦斧が発光し始めました。
これは、あまりに高密度に凝縮された魔力が可視化したものです。
魔力が可視化したあたりから格段と魔力制御が難しくなりました。
リゼさんはあれほどの魔力を完璧に制御していたのですから正にバケモノです。
「もう少し……もう少し……あ、ヤバい! ストップ! ストップ!」
戦斧にはかなりの魔力が付与され、僅かに発光していますが『光り輝く』と言える程ではありません。
これが今のわたしに制御出来るギリギリの魔力です。
ストーンドレイクの拘束ももう持たない様ですしこれで決めます。
氷柱に体当たりを繰り返しているストーンドレイクの顔側に回り、戦斧を振り上げます。
少しでも集中を切らせば、集めた魔力が霧散してしまう様なギリギリの状態です。
永くは持ちません。
数秒だけ超身体強化を使い、渾身の斬撃をストーンドレイクの顔に叩き込みました。
「があぁぁあ!」
ストーンドレイクは咆哮と共に氷柱ごと吹き飛びました。
「やりましたか?」
つい、声を上げてしまいましたが、これはやってないフラグです。
「ぐるらぁぁあ!」
土煙の中から、顔に大きな傷を付け、血を流しながら怒りに支配されたストーンドレイクが現れました。
「でも、効いていますね。
ん? あぁぁあ!?」
なんとかまともなダメージを与え、活路を見出したと思った時、手に持つ戦斧に違和感を感じて見てみると、なんと魔鋼の戦斧の刃が砕け散っていました。
これではただの棒です。
メイン武器として使って来た戦斧の破壊にショックを受けます。
流石にこのまま戦うのはマズイです。
「縛れ 束縛の蔦 グリーンバインド」
ストーンドレイクを蔦でぐるぐる巻きにして、モモを召喚、逃走……戦略的撤退を行います。
わたしの目的はストーンドレイクの討伐ではなく風魔石の入手ですから無駄な戦いをする意味は無いのです。
全速力で走るモモの後ろから蔦の拘束を引きちぎった、怒れるストーンドレイクが追いかけて来ます。
超怖いです。
背後から体長5メートルを越える肉食生物が追いかけてくるのです。
某ゲームの狩人達はこんなバケモノに武器1つと猫1匹で挑んでいるのですね。
尊敬します。
流石、フィジカルに特化した竜種、かなり速いです。
このままでは追いつかれますね。
「縛れ 束縛の蔦 グリーンバインド」
拘束の木属性魔法を唱えますが、勢いのついたストーンドレイクに絡みつく端から引きちぎられてしまいます。
それならこれです。
「凍てつけ 凍えろ 大地の全てを 白へと染めろ アイス・フィールド」
「ぐろぉぉお」
突如、氷ついた地面に脚を滑らせたストーンドレイクはすっ転びました。
「縛れ 束縛の蔦 グリーンバインド」
畳み掛ける様には拘束するとわたしは全速力で逃げ……戦略的に撤退したのでした。
30
あなたにおすすめの小説
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
出戻り勇者は自重しない ~異世界に行ったら帰って来てからが本番だよね~
TB
ファンタジー
中2の夏休み、異世界召喚に巻き込まれた俺は14年の歳月を費やして魔王を倒した。討伐報酬で元の世界に戻った俺は、異世界召喚をされた瞬間に戻れた。28歳の意識と異世界能力で、失われた青春を取り戻すぜ!
東京五輪応援します!
色々な国やスポーツ、競技会など登場しますが、どんなに似てる感じがしても、あくまでも架空の設定でご都合主義の塊です!だってファンタジーですから!!
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる