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都市崩壊編
コトミンの力
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「こちらですわ!!付いてきてください!!」
「よし、付いて来い!!」
「がああっ!!」
全員がノルが見つけたという橋の方向に向けて駆け出し、その後を騎士達が追いかける。肉体が衰弱しているとは負えない程に足が速く、老齢であるデブリの元に数人の騎士が迫る。
「うがぁっ!!」
「くたばれぇっ!!」
「ぐうっ……!?」
「ガアアッ!!」
数人の騎士に追い詰められたデブリの元にウルが駆け寄り、巨体を生かして騎士達を吹き飛ばす。その後にデブリの元へ近づき、背中に乗るように促す。
「ウォンッ!!」
「おおっ、すまんな……老体には応えるわい」
「お父様、頑張って下さいまし!!橋が見えてきましたわ!!」
デブリがウルの背中に乗るのを確認するとノルは前方に橋を見えてきたことを後方の人間達に知らせる。橋を確認したコトミンはレナに向けて駆け寄り、自分を先に橋の元へ移動させるように願う。
「レナ、私が先に川に飛び込む……時間稼いで」
「分かった。ダイン!!足止めお願い!!」
「ああ、もうっ……人使い荒いなっ!!」
レナの言葉にダインは立ち止まって杖を地面に突き刺し、自分の影を鞭状に変化させて薙ぎ払う。実体化した影が駆け抜ける騎士達の足元を振り払った。
「シャドウ・スリップ!!」
『うおおっ……!?』
「な、中々やりますわね……」
ダインの影魔法によって騎士達が転倒する光景にノルは感心し、一般的に扱いにくいと思われている影魔法でも使い方によっては大きな力になる事を思い知る。しかし、ダインの影を回避した騎士も数人ん存在し、彼等はダインに目掛けて殺到する。
「死ねっ!!」
「殺すっ!!」
「ひいっ!?」
「させませんわ!!……『精霊よ、守り給えっ』!!」
ノルが両手を突き出した瞬間、彼女の周囲に風の精霊が誕生し、ダインに近づこうとした騎士達に強風を放つ。攻撃を仕掛けようとした騎士達は吹き飛ばされ、その隙にダインは慌てて橋へ向けて走り出す。
「あ、ありがとう!!」
「どういたしましてですわ……でも、流石にこれ以上の時間稼ぎは無理ですわ!!」
『おおおおおっ!!』
起き上がった騎士達が激怒したようにレナ達を追跡し、今度は二人の魔法を警戒したように全員がばらばらに分かれて追跡を開始する。ダインとノルを先に向かわせ、レナは最後尾に移動すると騎士達を足止めするために両手を重ね合わせる。
「喰らえっ!!」
『おおっ……!?』
初級魔術師のアルミナとの戦闘でも利用した「闇夜」と「風圧」の魔法を組み合わせた煙幕を生み出し、黒霧が騎士達の視界を塞ぐ。しかし、既に煙幕の範囲外に存在した騎士も数人存在し、レナの横を潜り抜けてコトミン達の元へ向かう。
「そっちに何人か行った!!なんとかして!!」
「くっ……老体には応えるが、仕方あるまい……『精霊よ、我が敵を薙ぎ払えっ』」
「ウォンッ!?」
ウルの背中にしがみついていたデブリが片手を後方に突き出した瞬間、大量の風の精霊が彼の元へ集い、竜巻を想像させる強烈な突風が誕生する。しかし、後方に存在したダインやノル、そしてレナの元へは風は襲い掛からず、追跡してきた騎士のみに突風が襲い掛かった。
「ぐああっ!?」
「がはぁっ!?」
「うがぁっ!?」
煙幕を逃れた騎士達のみが吹き飛ばされ、その光景を確認したレナは驚くが、デブリの生み出した風はまるで台風の目のようにレナ達を避けて通り抜ける。
(これは……攻撃対象を選べるのか?凄いな……)
ヨツバ王国の国王は王族の中でも魔法の際に優れた人間が継承する事が決まっているという話はレナもリンダから、教わっており、その理屈ならばデブリは王族の中でも最も優れた魔術師という事になる。実際に精霊魔法の扱い方に関してだけなrばデブリははマリアさえも凌駕しているだろう。
(精霊魔法か……強力で使い勝手も良さそうだけど、俺には精霊を呼び寄せる事は出来ないからな)
精霊を視認し、力を扱う事は出来てもレナは精霊を呼び出す事は出来ず、他人の呼び集めた精霊を利用して魔法を強化する程度の事しか出来ない。デブリの魔法の影響で呼び寄せられた風の精霊を発見し、試しにレナは掌を伸ばしても精霊は逃げるように指から逃れてしまう。
(駄目か……精霊を扱えるようになればもっと色々な魔法を使えそうなんだけどな)
人間であるレナが精霊魔法を扱えない事は仕方がなく、気を取り直してレナは橋の方向に向かう。既に他の人間は集まっており、コトミンが橋の上から川に飛び込む姿が見えた。
「だいぶっ」
川の中に水泳選手のように見事なフォームで水中の潜り込んだコトミンは川底に移動し、そのまま円を描くように潜水を行う。鯱や鮫を想像させる速度で彼女は渦巻きが発生する程に速度を加速させ、周囲の水を引き寄せる。
(もっと早く……力を貸して)
コトミンは両手を広げて水中に存在する水の精霊を引き寄せ、やがて彼女の周囲に数十の精霊が集うと、渦の中心部に移動してコトミンはトビウオのように水中から地上へ跳躍した。直後に彼女の後に続くように大量の水が浮上し、津波と化して地上に集まった人間達に襲い掛かった――
カタナヅキ「どうやらここまでが作者の限界のようです……明日からは普通の投稿に戻します……」(; ゚Д゚)がはぁっ!! ←吐血
アイリス「仕方ない人ですね」(´Д`)ノ公開ボタン
「よし、付いて来い!!」
「がああっ!!」
全員がノルが見つけたという橋の方向に向けて駆け出し、その後を騎士達が追いかける。肉体が衰弱しているとは負えない程に足が速く、老齢であるデブリの元に数人の騎士が迫る。
「うがぁっ!!」
「くたばれぇっ!!」
「ぐうっ……!?」
「ガアアッ!!」
数人の騎士に追い詰められたデブリの元にウルが駆け寄り、巨体を生かして騎士達を吹き飛ばす。その後にデブリの元へ近づき、背中に乗るように促す。
「ウォンッ!!」
「おおっ、すまんな……老体には応えるわい」
「お父様、頑張って下さいまし!!橋が見えてきましたわ!!」
デブリがウルの背中に乗るのを確認するとノルは前方に橋を見えてきたことを後方の人間達に知らせる。橋を確認したコトミンはレナに向けて駆け寄り、自分を先に橋の元へ移動させるように願う。
「レナ、私が先に川に飛び込む……時間稼いで」
「分かった。ダイン!!足止めお願い!!」
「ああ、もうっ……人使い荒いなっ!!」
レナの言葉にダインは立ち止まって杖を地面に突き刺し、自分の影を鞭状に変化させて薙ぎ払う。実体化した影が駆け抜ける騎士達の足元を振り払った。
「シャドウ・スリップ!!」
『うおおっ……!?』
「な、中々やりますわね……」
ダインの影魔法によって騎士達が転倒する光景にノルは感心し、一般的に扱いにくいと思われている影魔法でも使い方によっては大きな力になる事を思い知る。しかし、ダインの影を回避した騎士も数人ん存在し、彼等はダインに目掛けて殺到する。
「死ねっ!!」
「殺すっ!!」
「ひいっ!?」
「させませんわ!!……『精霊よ、守り給えっ』!!」
ノルが両手を突き出した瞬間、彼女の周囲に風の精霊が誕生し、ダインに近づこうとした騎士達に強風を放つ。攻撃を仕掛けようとした騎士達は吹き飛ばされ、その隙にダインは慌てて橋へ向けて走り出す。
「あ、ありがとう!!」
「どういたしましてですわ……でも、流石にこれ以上の時間稼ぎは無理ですわ!!」
『おおおおおっ!!』
起き上がった騎士達が激怒したようにレナ達を追跡し、今度は二人の魔法を警戒したように全員がばらばらに分かれて追跡を開始する。ダインとノルを先に向かわせ、レナは最後尾に移動すると騎士達を足止めするために両手を重ね合わせる。
「喰らえっ!!」
『おおっ……!?』
初級魔術師のアルミナとの戦闘でも利用した「闇夜」と「風圧」の魔法を組み合わせた煙幕を生み出し、黒霧が騎士達の視界を塞ぐ。しかし、既に煙幕の範囲外に存在した騎士も数人存在し、レナの横を潜り抜けてコトミン達の元へ向かう。
「そっちに何人か行った!!なんとかして!!」
「くっ……老体には応えるが、仕方あるまい……『精霊よ、我が敵を薙ぎ払えっ』」
「ウォンッ!?」
ウルの背中にしがみついていたデブリが片手を後方に突き出した瞬間、大量の風の精霊が彼の元へ集い、竜巻を想像させる強烈な突風が誕生する。しかし、後方に存在したダインやノル、そしてレナの元へは風は襲い掛からず、追跡してきた騎士のみに突風が襲い掛かった。
「ぐああっ!?」
「がはぁっ!?」
「うがぁっ!?」
煙幕を逃れた騎士達のみが吹き飛ばされ、その光景を確認したレナは驚くが、デブリの生み出した風はまるで台風の目のようにレナ達を避けて通り抜ける。
(これは……攻撃対象を選べるのか?凄いな……)
ヨツバ王国の国王は王族の中でも魔法の際に優れた人間が継承する事が決まっているという話はレナもリンダから、教わっており、その理屈ならばデブリは王族の中でも最も優れた魔術師という事になる。実際に精霊魔法の扱い方に関してだけなrばデブリははマリアさえも凌駕しているだろう。
(精霊魔法か……強力で使い勝手も良さそうだけど、俺には精霊を呼び寄せる事は出来ないからな)
精霊を視認し、力を扱う事は出来てもレナは精霊を呼び出す事は出来ず、他人の呼び集めた精霊を利用して魔法を強化する程度の事しか出来ない。デブリの魔法の影響で呼び寄せられた風の精霊を発見し、試しにレナは掌を伸ばしても精霊は逃げるように指から逃れてしまう。
(駄目か……精霊を扱えるようになればもっと色々な魔法を使えそうなんだけどな)
人間であるレナが精霊魔法を扱えない事は仕方がなく、気を取り直してレナは橋の方向に向かう。既に他の人間は集まっており、コトミンが橋の上から川に飛び込む姿が見えた。
「だいぶっ」
川の中に水泳選手のように見事なフォームで水中の潜り込んだコトミンは川底に移動し、そのまま円を描くように潜水を行う。鯱や鮫を想像させる速度で彼女は渦巻きが発生する程に速度を加速させ、周囲の水を引き寄せる。
(もっと早く……力を貸して)
コトミンは両手を広げて水中に存在する水の精霊を引き寄せ、やがて彼女の周囲に数十の精霊が集うと、渦の中心部に移動してコトミンはトビウオのように水中から地上へ跳躍した。直後に彼女の後に続くように大量の水が浮上し、津波と化して地上に集まった人間達に襲い掛かった――
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