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外伝 ~ヨツバ王国編~
ライコフ見参
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「よっこいしょういち!!」
『ネタが古すぎて誰も分かりませんよ!!』
アイリスの心の声でツッコミが聞こえたような気がしたが、構わずにレナは大剣を引き抜くとコトミンを追跡する兵士たちの元へ投擲を行う。凄まじい速度で投げ放たれた大剣はコトミンと兵士達の間に突き刺さり、振動が走る。
「うおおっ!?」
「な、何だっ!?」
「何処から降ってきた!?」
「レナ、ありがとう……とうっ!!」
「ぷるるんっ!!」
コトミンとスラミンはそのまま城下町に流れている川の中に飛び込み、水中へと避難を行う。その様子を見てレナは安堵すると、今度はダインの方が悲鳴をあげてレナの元へ駆けつけてきた。
「ぎゃあああっ!!助けてレナぁあああっ!?」
「待てこいつ!!」
「くそ、なんて足の速さだ!?」
「絶対に捕まえろっ!!」
「あらら……弱点、見抜かれちゃったのか」
ダインを追跡する兵士達は手元に「光球」の魔法を発動させ、影魔法を無効化させる準備を整えてダインの後を追う。一応は闇の聖痕で強化されたダインの影魔法だが、相変わらず聖属性の魔法に対しては弱いという弱点は変わっておらず、影魔法の対策を取られると非力なダインでは兵士達に対抗は出来ない。
仕方なく、ダインの元へ向けてレナは右手を構えると意識を集中させ、久しぶりに合成魔術を発動させて攻撃を行う。周囲の被害を考えて威力を調整し、三日月状の火炎の刃を放つ。
「火炎刃!!」
「うわぁっ!?」
『あぢぃいいいっ!?』
ダインを追いかけ回していた兵士達は正面から迫る火炎の刃を浴びて悲鳴をあげ、皮製の鎧を脱ぎ捨てて慌てて近くの川へ飛び込む。その一方でダインは助けてくれたレナに対して礼を告げ、彼の傍に駆け寄る。
「ありがとうレナ!!けど、今度からは事前に攻撃するときは合図しろよ!?僕も焼き殺されるかと思っただろ!!」
「そんなへまはしないよ。それより、まだいける?」
「だ、大丈夫……と言いたいけど、流石にそろそろ限界が近い」
影魔法の連発でダインは額に汗を流し、既に数百人の警備兵は倒したが、まだまだ新手の兵士達が街道へ駆けつけてきて終わりが見えない。そろそろ引き際かとレナが考えた時、上空を跳躍していたハンゾウが注意する。
「レナ殿!!新たな敵部隊が接近中でござる!!数は30名、その内の先頭を走っている男が隊長格だと思われるでござる!!」
「分かった、適当に相手をしたらそろそろ戻ろう!!」
「承知!!」
緑影の隊員を一人で相手にするハンゾウに対してレナはそろそろ退散する事を伝え、彼女の注意した方向に視線を向けると、王城の方角から駆けつける部隊が存在した。全員が子供のユニコーンに跨っており、その先頭を走る男は銀色の鎧を身に着け、ひときわ目立つ格好をしていた。
接近する部隊を見てレナとダインは身構えると、隊長と思われる先頭を走る男は何かに気付いた様に目を見開き、表情を一変させる。そしてレナの方も男の顔を見て驚き、まさかこのような場所でお互い再会するとは想像さえしなかった。
「お前は……ライコフ?」
「貴様は、レナか!!」
――敵の援軍として訪れたのはかつてティナの婚約者であったが、レナの活躍によって婚約破棄され、更に国の機密情報を売り渡そうとした事でミドリ家から追放された「ライコフ」で間違いなかった。彼は囚人として隔離されていたはずだが、カレハが過去にライコフと面識があったので彼女の手回しで恩赦となり、現在はカレハの護衛部隊として働いている。
ライコフは侵入者が現れたと聞いて部隊を連れて街道へ向かったが、まさか相手が自分の因縁深いレナである事を知り、表情を引きつらせる。彼の顔を見るだけで最後に会った夜の事を思い出し、あの時はレナの気迫に圧されて彼は抵抗する事も出来ずに心が折れてしまう。
しかし、今のライコフは忠誠を誓うカレハのためにも逃げる事は出来ず、覚悟を決めてユニコーンに跨った状態でレナに向けて槍を構える。正面から迫る騎馬隊に対してレナは退魔刀を掲げると、二人の声が重なる。
「はああああっ!!」
「……せいっ!!」
馬上から槍を突き出してきたライコフに対してレナは退魔刀を振り翳すと、二人の大剣と槍の刃が重なり、激しい金属音が鳴り響く。結果的にライコフはレナを横を素通りし、彼の後に続いた騎馬隊もレナを横切っていく。その様子をレナの後ろで見たダインは驚いた声を上げた。
「あいつ、レナの攻撃を受けて平気なのか!?」
「……衝撃を殺された。前に会ったときより強くなっている気がする」
攻撃の際にレナはライコフを叩き落とす勢いで振りぬいたが、刃を合わせられた時に衝撃の威力を別方向に流され、衝撃を最小限に抑えられた事に気付く。一方でライコフの方は槍を握り締める右腕が痺れ、もしも受け流す事ができなければ右腕どころか身体全身が砕かれていたのではないかと思う程の攻撃の重さに冷や汗を流す。
※投稿が遅れて申し訳ありません!!OTL それとちょっとした報告があります↓
アイリス「この拳に全てを賭けます!!貫け、はあああっ!!」====( ゚Д゚)つ〉
カタナヅキ「ぐはぁっ!?」))Д`)
レナ「アイリスが勝った!!という事はコミカライズ版では修正無しで普通に姿を出すのか……」
アイリス「やりましたよ皆さん!!これで私の漫画版のモザイク修正は無しです!!」
カタナヅキ「くっ……まだだぁっ!!」( ゚Д゚)つボタン
アイリス「そ、それは!?小説版第四巻の私の挿絵を削除するボタン!?」(;´・ω・)
レナ「奴にボタンを押させるなぁっ!!」(; ̄ω ̄)
カタナヅキ「いいや、限界だ!!押すね、今だ!!」(`ω´)ノポチッ
こうしてアイリスはコミカライズ版の出番を守り通したが、代わりに小説第四巻の挿絵の出番はなくなった……(多分)
『ネタが古すぎて誰も分かりませんよ!!』
アイリスの心の声でツッコミが聞こえたような気がしたが、構わずにレナは大剣を引き抜くとコトミンを追跡する兵士たちの元へ投擲を行う。凄まじい速度で投げ放たれた大剣はコトミンと兵士達の間に突き刺さり、振動が走る。
「うおおっ!?」
「な、何だっ!?」
「何処から降ってきた!?」
「レナ、ありがとう……とうっ!!」
「ぷるるんっ!!」
コトミンとスラミンはそのまま城下町に流れている川の中に飛び込み、水中へと避難を行う。その様子を見てレナは安堵すると、今度はダインの方が悲鳴をあげてレナの元へ駆けつけてきた。
「ぎゃあああっ!!助けてレナぁあああっ!?」
「待てこいつ!!」
「くそ、なんて足の速さだ!?」
「絶対に捕まえろっ!!」
「あらら……弱点、見抜かれちゃったのか」
ダインを追跡する兵士達は手元に「光球」の魔法を発動させ、影魔法を無効化させる準備を整えてダインの後を追う。一応は闇の聖痕で強化されたダインの影魔法だが、相変わらず聖属性の魔法に対しては弱いという弱点は変わっておらず、影魔法の対策を取られると非力なダインでは兵士達に対抗は出来ない。
仕方なく、ダインの元へ向けてレナは右手を構えると意識を集中させ、久しぶりに合成魔術を発動させて攻撃を行う。周囲の被害を考えて威力を調整し、三日月状の火炎の刃を放つ。
「火炎刃!!」
「うわぁっ!?」
『あぢぃいいいっ!?』
ダインを追いかけ回していた兵士達は正面から迫る火炎の刃を浴びて悲鳴をあげ、皮製の鎧を脱ぎ捨てて慌てて近くの川へ飛び込む。その一方でダインは助けてくれたレナに対して礼を告げ、彼の傍に駆け寄る。
「ありがとうレナ!!けど、今度からは事前に攻撃するときは合図しろよ!?僕も焼き殺されるかと思っただろ!!」
「そんなへまはしないよ。それより、まだいける?」
「だ、大丈夫……と言いたいけど、流石にそろそろ限界が近い」
影魔法の連発でダインは額に汗を流し、既に数百人の警備兵は倒したが、まだまだ新手の兵士達が街道へ駆けつけてきて終わりが見えない。そろそろ引き際かとレナが考えた時、上空を跳躍していたハンゾウが注意する。
「レナ殿!!新たな敵部隊が接近中でござる!!数は30名、その内の先頭を走っている男が隊長格だと思われるでござる!!」
「分かった、適当に相手をしたらそろそろ戻ろう!!」
「承知!!」
緑影の隊員を一人で相手にするハンゾウに対してレナはそろそろ退散する事を伝え、彼女の注意した方向に視線を向けると、王城の方角から駆けつける部隊が存在した。全員が子供のユニコーンに跨っており、その先頭を走る男は銀色の鎧を身に着け、ひときわ目立つ格好をしていた。
接近する部隊を見てレナとダインは身構えると、隊長と思われる先頭を走る男は何かに気付いた様に目を見開き、表情を一変させる。そしてレナの方も男の顔を見て驚き、まさかこのような場所でお互い再会するとは想像さえしなかった。
「お前は……ライコフ?」
「貴様は、レナか!!」
――敵の援軍として訪れたのはかつてティナの婚約者であったが、レナの活躍によって婚約破棄され、更に国の機密情報を売り渡そうとした事でミドリ家から追放された「ライコフ」で間違いなかった。彼は囚人として隔離されていたはずだが、カレハが過去にライコフと面識があったので彼女の手回しで恩赦となり、現在はカレハの護衛部隊として働いている。
ライコフは侵入者が現れたと聞いて部隊を連れて街道へ向かったが、まさか相手が自分の因縁深いレナである事を知り、表情を引きつらせる。彼の顔を見るだけで最後に会った夜の事を思い出し、あの時はレナの気迫に圧されて彼は抵抗する事も出来ずに心が折れてしまう。
しかし、今のライコフは忠誠を誓うカレハのためにも逃げる事は出来ず、覚悟を決めてユニコーンに跨った状態でレナに向けて槍を構える。正面から迫る騎馬隊に対してレナは退魔刀を掲げると、二人の声が重なる。
「はああああっ!!」
「……せいっ!!」
馬上から槍を突き出してきたライコフに対してレナは退魔刀を振り翳すと、二人の大剣と槍の刃が重なり、激しい金属音が鳴り響く。結果的にライコフはレナを横を素通りし、彼の後に続いた騎馬隊もレナを横切っていく。その様子をレナの後ろで見たダインは驚いた声を上げた。
「あいつ、レナの攻撃を受けて平気なのか!?」
「……衝撃を殺された。前に会ったときより強くなっている気がする」
攻撃の際にレナはライコフを叩き落とす勢いで振りぬいたが、刃を合わせられた時に衝撃の威力を別方向に流され、衝撃を最小限に抑えられた事に気付く。一方でライコフの方は槍を握り締める右腕が痺れ、もしも受け流す事ができなければ右腕どころか身体全身が砕かれていたのではないかと思う程の攻撃の重さに冷や汗を流す。
※投稿が遅れて申し訳ありません!!OTL それとちょっとした報告があります↓
アイリス「この拳に全てを賭けます!!貫け、はあああっ!!」====( ゚Д゚)つ〉
カタナヅキ「ぐはぁっ!?」))Д`)
レナ「アイリスが勝った!!という事はコミカライズ版では修正無しで普通に姿を出すのか……」
アイリス「やりましたよ皆さん!!これで私の漫画版のモザイク修正は無しです!!」
カタナヅキ「くっ……まだだぁっ!!」( ゚Д゚)つボタン
アイリス「そ、それは!?小説版第四巻の私の挿絵を削除するボタン!?」(;´・ω・)
レナ「奴にボタンを押させるなぁっ!!」(; ̄ω ̄)
カタナヅキ「いいや、限界だ!!押すね、今だ!!」(`ω´)ノポチッ
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