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真・闘技祭編
ヨクヒの訪問
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「ところでさっきから気になっていたんだけど、その背中に抱えている大剣は何かしら?レナちゃんが持っていた大剣とよく似ているように見えるけど……」
「あ、そうでした……実はレナ様のご友人からこれをレナ様に返すように言付かっています」
「おおっ……やっと改造が終わった」
「何々?わあ、凄く綺麗な剣だね……持ってみてもいい?」
リンダが背負っていた大剣にアイラとティナは興味を抱き、事情を察したコトミンは退魔刀の改良が終わった事を悟る。一方でリンダはどうにかここまで運んできた大剣を下ろすと、改めて銀色に光り輝く刀身を見て冷や汗を流す。
(何と見事な剣でしょうか……これは最早、聖剣や魔剣に匹敵するかもしれません)
レナの退魔刀は聖剣デュランダルの素材にも使用されているアダマンタイトで構成されており、更に小髭族の名工によって打ち直され、果てには白竜の素材で更なる強化を得た。七大聖剣や七大魔剣にも匹敵する武器と化したといっても過言ではなく、きっと持ち主のレナも喜ぶだろうとリンダは確信を抱く。
その一方でホネミンの事に関して他の人間にも彼女の変化の事を話そうとしたとき、不意に彼女は異様な「闘気」を感じ取り、咄嗟に身構える。異変を感じたのは彼女だけではなく、アイラも何かに目つきを鋭くさせた。
「おい、そこの女共!!ここがレナの家か!?」
「貴女は……!?」
「……どなたかしら?」
屋敷の前に集まったリンダ達の元に一人の少女が訪れ、怒鳴りつける。そんな少女の態度にリンダは眉を顰め、アイラはレナの知り合いかと不思議そうに首を傾げると、少女が異様に長い槍を所持している事に気付く。しかも子供が発するとは思えない程の気迫を発していた。
アイラたちの前に現れたのは冒険都市の住民に聞き込みを行い、やっとレナの屋敷を探し出した「ヨクヒ」であった。彼女は新しく作ってみた長槍を手にした状態でレナの居場所を尋ねる。
「おい、質問に答えろ!!ここがレナの屋敷か!?」
「……どなたか存じませんが、まずは質問に答える前に名乗って貰えますか?」
「はあ?何言ってんだお前、どうしてあたしがあんたらに名乗らないといけないんだよ」
「それでしたらお引き取り下さい。素性を明かせない怪しい人物の相手は出来ません」
「へえっ……なるほど、あんた中々強いな。臭いで分かるぜ、姉者と少し似てるな」
「いったい何を言って……」
「お待ちくだされ!!」
リンダは唐突に現れたヨクヒに警戒心を抱いていると、上空から声が響き、驚いた二人は顔を見上げるとそこには黒装束姿のハンゾウが存在した。
「着地!!」
「うわっ!?な、何だお前!?」
「貴女は……ハンゾウさんですか?」
「お久しぶりでござるな、リンダ殿。ヨクヒ殿も和国で顔を合わせて以来でござるな」
「ん?あ、お前ハンゾウか!?」
ハンゾウが二人の間に割って入り、リンダは困惑するがヨクヒはハンゾウの顔を見て驚いた声を上げる。一方でアイラの方も何度かハンゾウに気づいて嬉しい声を出す。
「あら?誰かと思えばハンゾウちゃんじゃない、よく私の部屋に忍び込んできた女の子ね」
「えっ!?」
「ハンゾウ、お前そっちの趣味だったのか……」
「誤解でござる!?拙者がマリア殿の命令でアイラ殿に連絡の手紙を送り届けていただけで……」
アイラの発言にリンダとヨクヒは距離を置き、慌ててハンゾウは否定する。彼女がアイラと顔見知りだったのはまだアイラが王都で監視生活を送っていた時、ハンゾウが定期的に彼女の元に訪れてアイラからの情報を提供していたからである。
意外な縁があったアイラとハンゾウにリンダは驚くが、一方でヨクヒの方はハンゾウに対して面倒そうな表情を浮かべ、自分の邪魔するつもりなのかと怒鳴りつけた。
「ハンゾウ、何しに来たのか知らないが邪魔をするな!!あたしはレナの奴に会いに来ただけだ!!」
「そんな物騒な武器をぶら下げて言われても説得力がないでござるよ、ヨクヒ殿?姉君のカンエン殿から勝手にレナ殿に会いに行くのは禁止されていたのではないでござるか?」
「うっ……ち、違うぞ、あたしは偶々散歩してたらここまで来たんだ!!だから、レナを探していたわけじゃない!!なので姉者との約束は破っていないぞ!!」
「それは少々言い訳が苦しいでござるよ。先ほど、レナ殿に会いに来たと言っていたではないでござるか……」
「えっと、良く分からないけど貴女もレナたんのお友達なの?」
「誰が友達だ!!勘違いするな、あたしはあいつに会いに来たのはこの間の借りを返しに来ただけだ!!」
ヨクヒの事を知らないティナはレナの友人かと尋ねると、彼女は即座に否定する。ヨクヒがレナの屋敷に訪れた理由は前回に和国でレナに痛い目に遭わされたため、その復讐のために訪れた事を告げた。
※ホネミン「私の復活記念です!!今日は5話は投稿しますよ!!」( ゚Д゚)ノ公開ボタン
カタナヅキ「えっ!?」
「あ、そうでした……実はレナ様のご友人からこれをレナ様に返すように言付かっています」
「おおっ……やっと改造が終わった」
「何々?わあ、凄く綺麗な剣だね……持ってみてもいい?」
リンダが背負っていた大剣にアイラとティナは興味を抱き、事情を察したコトミンは退魔刀の改良が終わった事を悟る。一方でリンダはどうにかここまで運んできた大剣を下ろすと、改めて銀色に光り輝く刀身を見て冷や汗を流す。
(何と見事な剣でしょうか……これは最早、聖剣や魔剣に匹敵するかもしれません)
レナの退魔刀は聖剣デュランダルの素材にも使用されているアダマンタイトで構成されており、更に小髭族の名工によって打ち直され、果てには白竜の素材で更なる強化を得た。七大聖剣や七大魔剣にも匹敵する武器と化したといっても過言ではなく、きっと持ち主のレナも喜ぶだろうとリンダは確信を抱く。
その一方でホネミンの事に関して他の人間にも彼女の変化の事を話そうとしたとき、不意に彼女は異様な「闘気」を感じ取り、咄嗟に身構える。異変を感じたのは彼女だけではなく、アイラも何かに目つきを鋭くさせた。
「おい、そこの女共!!ここがレナの家か!?」
「貴女は……!?」
「……どなたかしら?」
屋敷の前に集まったリンダ達の元に一人の少女が訪れ、怒鳴りつける。そんな少女の態度にリンダは眉を顰め、アイラはレナの知り合いかと不思議そうに首を傾げると、少女が異様に長い槍を所持している事に気付く。しかも子供が発するとは思えない程の気迫を発していた。
アイラたちの前に現れたのは冒険都市の住民に聞き込みを行い、やっとレナの屋敷を探し出した「ヨクヒ」であった。彼女は新しく作ってみた長槍を手にした状態でレナの居場所を尋ねる。
「おい、質問に答えろ!!ここがレナの屋敷か!?」
「……どなたか存じませんが、まずは質問に答える前に名乗って貰えますか?」
「はあ?何言ってんだお前、どうしてあたしがあんたらに名乗らないといけないんだよ」
「それでしたらお引き取り下さい。素性を明かせない怪しい人物の相手は出来ません」
「へえっ……なるほど、あんた中々強いな。臭いで分かるぜ、姉者と少し似てるな」
「いったい何を言って……」
「お待ちくだされ!!」
リンダは唐突に現れたヨクヒに警戒心を抱いていると、上空から声が響き、驚いた二人は顔を見上げるとそこには黒装束姿のハンゾウが存在した。
「着地!!」
「うわっ!?な、何だお前!?」
「貴女は……ハンゾウさんですか?」
「お久しぶりでござるな、リンダ殿。ヨクヒ殿も和国で顔を合わせて以来でござるな」
「ん?あ、お前ハンゾウか!?」
ハンゾウが二人の間に割って入り、リンダは困惑するがヨクヒはハンゾウの顔を見て驚いた声を上げる。一方でアイラの方も何度かハンゾウに気づいて嬉しい声を出す。
「あら?誰かと思えばハンゾウちゃんじゃない、よく私の部屋に忍び込んできた女の子ね」
「えっ!?」
「ハンゾウ、お前そっちの趣味だったのか……」
「誤解でござる!?拙者がマリア殿の命令でアイラ殿に連絡の手紙を送り届けていただけで……」
アイラの発言にリンダとヨクヒは距離を置き、慌ててハンゾウは否定する。彼女がアイラと顔見知りだったのはまだアイラが王都で監視生活を送っていた時、ハンゾウが定期的に彼女の元に訪れてアイラからの情報を提供していたからである。
意外な縁があったアイラとハンゾウにリンダは驚くが、一方でヨクヒの方はハンゾウに対して面倒そうな表情を浮かべ、自分の邪魔するつもりなのかと怒鳴りつけた。
「ハンゾウ、何しに来たのか知らないが邪魔をするな!!あたしはレナの奴に会いに来ただけだ!!」
「そんな物騒な武器をぶら下げて言われても説得力がないでござるよ、ヨクヒ殿?姉君のカンエン殿から勝手にレナ殿に会いに行くのは禁止されていたのではないでござるか?」
「うっ……ち、違うぞ、あたしは偶々散歩してたらここまで来たんだ!!だから、レナを探していたわけじゃない!!なので姉者との約束は破っていないぞ!!」
「それは少々言い訳が苦しいでござるよ。先ほど、レナ殿に会いに来たと言っていたではないでござるか……」
「えっと、良く分からないけど貴女もレナたんのお友達なの?」
「誰が友達だ!!勘違いするな、あたしはあいつに会いに来たのはこの間の借りを返しに来ただけだ!!」
ヨクヒの事を知らないティナはレナの友人かと尋ねると、彼女は即座に否定する。ヨクヒがレナの屋敷に訪れた理由は前回に和国でレナに痛い目に遭わされたため、その復讐のために訪れた事を告げた。
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カタナヅキ「えっ!?」
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