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真・闘技祭 本選編
ゴンゾウVSヨクヒ ※コミカライズ版の更新再開日です!!
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『ええっと……では、続けて一回戦第十一試合を行います』
『巨人国の若獅子と名高いゴンゾウ選手の入場です!!対する相手は和国の暴れん坊ヨクヒ選手です!!』
剣聖であろうロウガがまさかの無名の剣士に敗れた事に観客が動揺を抑えきれぬ中、次の試合の選手が入場する。南門からは気合のこもった表情がゴンゾウ現れると、観客席に座っていたコトミン達が応援を行う。
「ゴンゾウ、がんばっ」
「ぷるぷるっ!!(やっちまえっ!!)」
「ゴンゾウ君、頑張れ~!!」
「負けるんじゃないよ!!」
コトミンの頭の上のヒトミンも激しく身体を震わせ、ティナも元気よく手を振り、バルも声援を送る。そんな彼女達に対してゴンゾウは頷き、ヨクヒの方は蛇矛を振り回しながらゴンゾウと向かい合う。
「ふん、お前がゴンゾウか……噂は聞いているぞ、あの六聖将のクレナイを打ち破った巨人族だってな」
「それは違う、あの時に俺が勝てたのは皆のお陰だ。俺一人の力ではない」
「何だ、がっかりだな……だが、正直な奴は嫌いじゃない。全力で行かせてもらうぞ、姉者の代わりに私が優勝するんだ!!」
「俺も師匠の代わりに優勝しなければならない……最初から全力で行くぞ!!」
『はいは~い、試合開始の合図はまだですよ~勝手に始めないでください』
今にも戦いかねないゴンゾウとヨクヒに対してホネミンは注意を行い、ラビットの方は試合開始の鐘を鳴らす準備を行う。しかし、鐘の音が鳴らされる前にヨクヒは動き出すと、ゴンゾウに向けて蛇矛を振りかざす。
「そんなの待ってられるか!!行くぞ、ゴンゾウ!!」
「ぬうっ!?」
『ちょ、ちょっと!?だから勝手に始めたら駄目ですってば!!』
『え、もうこれ鳴らした方がいいんですか!?』
試合開始の合図を待たずにゴンゾウに攻撃を仕掛けたヨクヒにホネミンは慌てるが、ラビットは困った表情で試合の様子を伺う。振り払われた蛇矛に対してゴンゾウは右腕を構えると、巨人族のみが扱える「硬皮」の戦技を発動させ、刃を生身で受け止める。
「不動!!」
「ちぃっ!?」
防御用の戦技も同時に発動させ、ゴンゾウは微動だにせずにヨクヒの振りかざした蛇矛を弾き返す。そのゴンゾウの行動にヨクヒは舌打ちし、まるで金属の像に叩き込んだような感触に彼女は腕が痺れてしまう。
しかし、攻撃を受けたゴンゾウの方も無傷とはいかず、右腕に切り傷が走る。無理をせずに闘拳で受け止めていれば良かったかもしれないが、予想外にヨクヒの動きが素早く、咄嗟に防御用の戦技を発動してしまった。
(強い……だが、俺は負けられない!!)
ゴンゾウはヨクヒに対して拳を振りかざし、その姿は「金剛力士像」を想像させ、ヨクヒは本能的に危険を察すると下手に受けずに回避に専念する。
「金剛撃!!」
「うわっ!?」
『ちょっ、試合場が……!?』
『凄い威力っす!?』
試合場の石畳にゴンゾウの拳が叩き込まれた瞬間、強烈な振動が走ると試合場に大きな亀裂が発生した。その攻撃力を見てヨクヒは一撃でも直撃すれば自分は死ぬことを予感し、背筋が凍る。しかし、そんな彼女に対してゴンゾウは拳を振り抜く。
「うおおおっ!!」
「くっ、このっ、うわっ!?」
『ゴンゾウ選手の猛攻!!ヨクヒ選手、避け続ける事しか出来ません!!』
『というか、もう試合を勝手に始めちゃってますけどいいんですかね!?』
ゴンゾウが振り下ろす攻撃をヨクヒは躱し続け、彼女は反撃の機会を伺うが、ゴンゾウのあまりの迫力と一撃でも受ければ自分が破れるという事実に下手に動けない。しかし、ゴンゾウの方も自分の攻撃を巧みに躱すヨクヒに対して焦りを抱く。
全力で攻撃を繰り出し続けていたゴンゾウだったが、流石に疲れが見え始め、徐々に振り下ろす拳の勢いが弱まっていく。その隙を見逃さずにヨクヒは蛇矛を握りしめ、戦技を発動させた。
「刺突!!」
「ぐおっ!?」
ヨクヒはすさまじい速度で蛇矛を突き出すと、ゴンゾウの顔面に向かう。反射的にゴンゾウは顔を逸らして回避しようとしたが、完全には避けきれずに右頬に大きな切り傷が走る。ヨクヒはゴンゾウの動きが止まった途端、今度は自分の方から猛攻を繰り出す。
「刺突・乱!!」
「うおおっ!?」
『こ、これはすさまじい!!ヨクヒ選手、目にも止まらぬ速度で槍を繰り出しています!!あまりに早すぎて何本もの槍が同時にゴンゾウ選手を襲っているように見えます!!』
『これは勝負ありましたかね!?』
蛇矛が分裂して増えたかのように錯覚するほど凄まじい速度で繰り出され、ゴンゾウは咄嗟に両腕を交差して防ごうとしたが、次々と身体の各所に刃が突き刺さる。その結果、彼の身体のあちこちから血飛沫が舞い、ヨクヒは更に留めの一撃とばかりに強烈な突きを繰り出す。
「これで止めだ、刺突・閃!!」
「ぐはぁっ!?」
ゴンゾウの両腕の隙間を潜り抜けた蛇矛がが胸元に目掛けて繰り出され、深々と刃が肉体に突き刺さる。その光景を見てヨクヒは勝利を確信したが、ここで手元に違和感を感じた。
※本日はコミカライズ版の更新再開日!!それを記念して連載中の「不遇職とバカにされましたが、それほど悪くない」と「力と魔法も半人前、なら二つ合わせれば一人前ですよね?」を12時まで連続投稿です!!
アイリス「うおおおおっ!!」カチカチカチカチ( ゚Д゚)つ公開ボタン
カタナヅキ「(;´・ω・)ヤ、ヤメロー」←縄で縛りつけられた作者
『巨人国の若獅子と名高いゴンゾウ選手の入場です!!対する相手は和国の暴れん坊ヨクヒ選手です!!』
剣聖であろうロウガがまさかの無名の剣士に敗れた事に観客が動揺を抑えきれぬ中、次の試合の選手が入場する。南門からは気合のこもった表情がゴンゾウ現れると、観客席に座っていたコトミン達が応援を行う。
「ゴンゾウ、がんばっ」
「ぷるぷるっ!!(やっちまえっ!!)」
「ゴンゾウ君、頑張れ~!!」
「負けるんじゃないよ!!」
コトミンの頭の上のヒトミンも激しく身体を震わせ、ティナも元気よく手を振り、バルも声援を送る。そんな彼女達に対してゴンゾウは頷き、ヨクヒの方は蛇矛を振り回しながらゴンゾウと向かい合う。
「ふん、お前がゴンゾウか……噂は聞いているぞ、あの六聖将のクレナイを打ち破った巨人族だってな」
「それは違う、あの時に俺が勝てたのは皆のお陰だ。俺一人の力ではない」
「何だ、がっかりだな……だが、正直な奴は嫌いじゃない。全力で行かせてもらうぞ、姉者の代わりに私が優勝するんだ!!」
「俺も師匠の代わりに優勝しなければならない……最初から全力で行くぞ!!」
『はいは~い、試合開始の合図はまだですよ~勝手に始めないでください』
今にも戦いかねないゴンゾウとヨクヒに対してホネミンは注意を行い、ラビットの方は試合開始の鐘を鳴らす準備を行う。しかし、鐘の音が鳴らされる前にヨクヒは動き出すと、ゴンゾウに向けて蛇矛を振りかざす。
「そんなの待ってられるか!!行くぞ、ゴンゾウ!!」
「ぬうっ!?」
『ちょ、ちょっと!?だから勝手に始めたら駄目ですってば!!』
『え、もうこれ鳴らした方がいいんですか!?』
試合開始の合図を待たずにゴンゾウに攻撃を仕掛けたヨクヒにホネミンは慌てるが、ラビットは困った表情で試合の様子を伺う。振り払われた蛇矛に対してゴンゾウは右腕を構えると、巨人族のみが扱える「硬皮」の戦技を発動させ、刃を生身で受け止める。
「不動!!」
「ちぃっ!?」
防御用の戦技も同時に発動させ、ゴンゾウは微動だにせずにヨクヒの振りかざした蛇矛を弾き返す。そのゴンゾウの行動にヨクヒは舌打ちし、まるで金属の像に叩き込んだような感触に彼女は腕が痺れてしまう。
しかし、攻撃を受けたゴンゾウの方も無傷とはいかず、右腕に切り傷が走る。無理をせずに闘拳で受け止めていれば良かったかもしれないが、予想外にヨクヒの動きが素早く、咄嗟に防御用の戦技を発動してしまった。
(強い……だが、俺は負けられない!!)
ゴンゾウはヨクヒに対して拳を振りかざし、その姿は「金剛力士像」を想像させ、ヨクヒは本能的に危険を察すると下手に受けずに回避に専念する。
「金剛撃!!」
「うわっ!?」
『ちょっ、試合場が……!?』
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「くっ、このっ、うわっ!?」
『ゴンゾウ選手の猛攻!!ヨクヒ選手、避け続ける事しか出来ません!!』
『というか、もう試合を勝手に始めちゃってますけどいいんですかね!?』
ゴンゾウが振り下ろす攻撃をヨクヒは躱し続け、彼女は反撃の機会を伺うが、ゴンゾウのあまりの迫力と一撃でも受ければ自分が破れるという事実に下手に動けない。しかし、ゴンゾウの方も自分の攻撃を巧みに躱すヨクヒに対して焦りを抱く。
全力で攻撃を繰り出し続けていたゴンゾウだったが、流石に疲れが見え始め、徐々に振り下ろす拳の勢いが弱まっていく。その隙を見逃さずにヨクヒは蛇矛を握りしめ、戦技を発動させた。
「刺突!!」
「ぐおっ!?」
ヨクヒはすさまじい速度で蛇矛を突き出すと、ゴンゾウの顔面に向かう。反射的にゴンゾウは顔を逸らして回避しようとしたが、完全には避けきれずに右頬に大きな切り傷が走る。ヨクヒはゴンゾウの動きが止まった途端、今度は自分の方から猛攻を繰り出す。
「刺突・乱!!」
「うおおっ!?」
『こ、これはすさまじい!!ヨクヒ選手、目にも止まらぬ速度で槍を繰り出しています!!あまりに早すぎて何本もの槍が同時にゴンゾウ選手を襲っているように見えます!!』
『これは勝負ありましたかね!?』
蛇矛が分裂して増えたかのように錯覚するほど凄まじい速度で繰り出され、ゴンゾウは咄嗟に両腕を交差して防ごうとしたが、次々と身体の各所に刃が突き刺さる。その結果、彼の身体のあちこちから血飛沫が舞い、ヨクヒは更に留めの一撃とばかりに強烈な突きを繰り出す。
「これで止めだ、刺突・閃!!」
「ぐはぁっ!?」
ゴンゾウの両腕の隙間を潜り抜けた蛇矛がが胸元に目掛けて繰り出され、深々と刃が肉体に突き刺さる。その光景を見てヨクヒは勝利を確信したが、ここで手元に違和感を感じた。
※本日はコミカライズ版の更新再開日!!それを記念して連載中の「不遇職とバカにされましたが、それほど悪くない」と「力と魔法も半人前、なら二つ合わせれば一人前ですよね?」を12時まで連続投稿です!!
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