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真・最終章 七魔将編
海底王国からの脱出
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『レナ、今のうちに……』
『むぐぐっ……』
酸欠を引き起こす前にコトミンはレナをは潜水船の中に運び込み、一方でアマネの方は魔導砲に突っ込んだ先王を引きずり出そうとする。その様子を操縦室から確認していたホネミンは注意した。
『そこの人魚族、どうしてこんな場所にいるのか知りませんけど離れてください。これ以上に何か仕出かすつもりなら容赦しませんよ』
『こ、この鮫め!!私の言う事が聞けないのか!?』
『鮫じゃなくて船ですけどね』
アマネは潜水船に描かれた鮫の顔面部分を蹴りつけるが、そんな事で潜水船はびくともしない。それでも彼女は砲台に突っ込んだ先王を救うためにティアラに手を伸ばす。
『こうなったら……』
『おっと、何かするつもりですか?ですがさせませんよ』
『ふがぁっ!?』
砲台に嵌まっていた先王が驚きの声を上げ、その様子に気付いたアマネは一瞬だけ気を取られてしまう。その間にホネミンは操縦室から潜水船の隠された機能を発動した。潜水船には先端部に搭載された魔導砲以外にも攻撃用の兵器は存在し、その一つが鮫の目元の部分に埋め込まれた発光石と呼ばれる特殊な魔石だった。
『必殺、太陽け……ならぬ、太陽眼!!』
『うわぁああっ!?』
潜水船に搭載された発光石から凄まじい閃光が放たれ、潜水船の傍に居たアマネは悲鳴を上げて両目を抑える。至近距離から閃光を受けた彼女は正気を失い、その場で身体を無茶苦茶に振り回す。
本来であれば海の生物の威嚇用に搭載された兵器だが、アマネには絶大な効果を発揮して彼女の視界が一時的に奪われる。今のうちにホネミンは退散するため、彼女は砲台に嵌まった魚人王を吹き飛ばすために魔導砲を稼働させた。
『衝撃波!!』
『ぶほぉおおおっ!?』
砲台から衝撃波が発生すると、砲口に嵌まっていた先王が鼻血を噴き出しながら吹き飛ぶ。顔面に直接に衝撃波を受けた先王は吹き飛び、海底に存在する遺跡の一つに突っ込む。
『どうですか皆さん、この魔導砲は魔力を切り替える事で熱線以外にも衝撃波や雷撃を繰り出せるんですよ!!』
『す、凄いけど……そういう自慢は後にしろよ!!』
『いいから早く逃げなさい、ここにいると面倒な事になりそうよ』
操縦室からダインとマリアの声も響き渡り、二人とも操縦室で様子を伺っていたらしい。ホネミンは二人の言葉に従い、即座に撤退の準備を執り行う。
『それじゃあ、今日の所はここまでにしておきますね。ばいばい〇~ん』
『ばい……何だって?』
『おかしな娘ね……』
地球人にしか分からないネタを振るホネミンにダイン達は困惑するが、魔導砲から発生した衝撃波を利用して潜水船は後退を行う。アマネは視力はまだ回復せず、先王も派手に吹き飛んで戻ってくる様子がない。今が撤退の絶好の好機であり、海底王国を脱出して潜水船は海上へ向かう。
当初の目的であったコトミンの救出が成功した以上は海底王国に留まる理由はなく、ここは引き返して態勢を立て直すのが得策だった。マリアの転移魔法を使えば船内の人間は先に脱出できるが、潜水船を海に放置するわけにはいかないのでホネミンは全速力で逃げ出す。
『方向転換を行います!!揺れますから気をつけてください!!』
『うぷっ……き、気持ち悪くなってきた』
『ああっ!?ゴウライさんが船酔いに!?』
『ちょ、なんでこっちにいるんですか!!この操縦室だけは汚さないでください!!』
『騒がしい子達ね』
『マリア様、落ち着いている場合ではないのでは……』
操縦室から焦ったホネミン達の声が海中に響き渡り、海底王国に潜んでいた魚人族は戸惑いの表情を浮かべる。潜水船が乗り込んでアマネが駆けつけてきたのを見て海底王国に暮らしていた魚人族の集団が集まるが、巨大な鮫の姿をした潜水船を見て圧倒される。
『ギョギョッ!?な、何だあれは!?』
『こ、こんなデカい鮫がいるのか!?』
『違う、良く見ろ!!あれは生き物じゃないぞ!!』
『まさか、人間の乗り物か!?いや、それにしてはデカ過ぎる……うわぁっ!?』
『おらおらっ!!退かないと大変な目に遭いますよ!!』
海底王国からの出入口を塞ごうとしていた魚人族の集団に目掛けて潜水船は突っ込み、操縦者のホネミンは本気で魚人族に当てるつもりで加速した。魚人族の集団は本能で危険を感じ取ると慌てて道を開いて海底王国と外に繋がる洞穴へ潜水船は突っ込む。
『このまま一気に海上に浮上する……と、言いたい所ですがゆっくりと上がりますよ!!』
『はあっ!?な、何でだよ!?』
『急に浮上したら潜水病を引き起こす可能性があるからです!!どうせ何を言っているのか分からないでしょうけど、ともかく急に海上に移動する事はできませんので注意して下さい!!』
『そ、そんな……あいつらに追いつかれるぞ!?』
潜水船が海上に浮上するまで多少の時間は掛かり、その間に魚人族が追いつく可能性も大いにあった。それでも他に逃げ道はなく、ホネミンは舵を切って海中を移動する。
『むぐぐっ……』
酸欠を引き起こす前にコトミンはレナをは潜水船の中に運び込み、一方でアマネの方は魔導砲に突っ込んだ先王を引きずり出そうとする。その様子を操縦室から確認していたホネミンは注意した。
『そこの人魚族、どうしてこんな場所にいるのか知りませんけど離れてください。これ以上に何か仕出かすつもりなら容赦しませんよ』
『こ、この鮫め!!私の言う事が聞けないのか!?』
『鮫じゃなくて船ですけどね』
アマネは潜水船に描かれた鮫の顔面部分を蹴りつけるが、そんな事で潜水船はびくともしない。それでも彼女は砲台に突っ込んだ先王を救うためにティアラに手を伸ばす。
『こうなったら……』
『おっと、何かするつもりですか?ですがさせませんよ』
『ふがぁっ!?』
砲台に嵌まっていた先王が驚きの声を上げ、その様子に気付いたアマネは一瞬だけ気を取られてしまう。その間にホネミンは操縦室から潜水船の隠された機能を発動した。潜水船には先端部に搭載された魔導砲以外にも攻撃用の兵器は存在し、その一つが鮫の目元の部分に埋め込まれた発光石と呼ばれる特殊な魔石だった。
『必殺、太陽け……ならぬ、太陽眼!!』
『うわぁああっ!?』
潜水船に搭載された発光石から凄まじい閃光が放たれ、潜水船の傍に居たアマネは悲鳴を上げて両目を抑える。至近距離から閃光を受けた彼女は正気を失い、その場で身体を無茶苦茶に振り回す。
本来であれば海の生物の威嚇用に搭載された兵器だが、アマネには絶大な効果を発揮して彼女の視界が一時的に奪われる。今のうちにホネミンは退散するため、彼女は砲台に嵌まった魚人王を吹き飛ばすために魔導砲を稼働させた。
『衝撃波!!』
『ぶほぉおおおっ!?』
砲台から衝撃波が発生すると、砲口に嵌まっていた先王が鼻血を噴き出しながら吹き飛ぶ。顔面に直接に衝撃波を受けた先王は吹き飛び、海底に存在する遺跡の一つに突っ込む。
『どうですか皆さん、この魔導砲は魔力を切り替える事で熱線以外にも衝撃波や雷撃を繰り出せるんですよ!!』
『す、凄いけど……そういう自慢は後にしろよ!!』
『いいから早く逃げなさい、ここにいると面倒な事になりそうよ』
操縦室からダインとマリアの声も響き渡り、二人とも操縦室で様子を伺っていたらしい。ホネミンは二人の言葉に従い、即座に撤退の準備を執り行う。
『それじゃあ、今日の所はここまでにしておきますね。ばいばい〇~ん』
『ばい……何だって?』
『おかしな娘ね……』
地球人にしか分からないネタを振るホネミンにダイン達は困惑するが、魔導砲から発生した衝撃波を利用して潜水船は後退を行う。アマネは視力はまだ回復せず、先王も派手に吹き飛んで戻ってくる様子がない。今が撤退の絶好の好機であり、海底王国を脱出して潜水船は海上へ向かう。
当初の目的であったコトミンの救出が成功した以上は海底王国に留まる理由はなく、ここは引き返して態勢を立て直すのが得策だった。マリアの転移魔法を使えば船内の人間は先に脱出できるが、潜水船を海に放置するわけにはいかないのでホネミンは全速力で逃げ出す。
『方向転換を行います!!揺れますから気をつけてください!!』
『うぷっ……き、気持ち悪くなってきた』
『ああっ!?ゴウライさんが船酔いに!?』
『ちょ、なんでこっちにいるんですか!!この操縦室だけは汚さないでください!!』
『騒がしい子達ね』
『マリア様、落ち着いている場合ではないのでは……』
操縦室から焦ったホネミン達の声が海中に響き渡り、海底王国に潜んでいた魚人族は戸惑いの表情を浮かべる。潜水船が乗り込んでアマネが駆けつけてきたのを見て海底王国に暮らしていた魚人族の集団が集まるが、巨大な鮫の姿をした潜水船を見て圧倒される。
『ギョギョッ!?な、何だあれは!?』
『こ、こんなデカい鮫がいるのか!?』
『違う、良く見ろ!!あれは生き物じゃないぞ!!』
『まさか、人間の乗り物か!?いや、それにしてはデカ過ぎる……うわぁっ!?』
『おらおらっ!!退かないと大変な目に遭いますよ!!』
海底王国からの出入口を塞ごうとしていた魚人族の集団に目掛けて潜水船は突っ込み、操縦者のホネミンは本気で魚人族に当てるつもりで加速した。魚人族の集団は本能で危険を感じ取ると慌てて道を開いて海底王国と外に繋がる洞穴へ潜水船は突っ込む。
『このまま一気に海上に浮上する……と、言いたい所ですがゆっくりと上がりますよ!!』
『はあっ!?な、何でだよ!?』
『急に浮上したら潜水病を引き起こす可能性があるからです!!どうせ何を言っているのか分からないでしょうけど、ともかく急に海上に移動する事はできませんので注意して下さい!!』
『そ、そんな……あいつらに追いつかれるぞ!?』
潜水船が海上に浮上するまで多少の時間は掛かり、その間に魚人族が追いつく可能性も大いにあった。それでも他に逃げ道はなく、ホネミンは舵を切って海中を移動する。
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