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蛇足編
褐色美少女剣士(嘘じゃないです)
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「はっはっはっ!!吾輩の剣を受けて立っている奴は久々だな!!」
「これは……戦うしかないかな」
「逃げられそうな感じではないですね……仕方ありません、死なない程度にやっちゃってください」
「たくっ、仕方ないな」
大剣を構えたレナはゴウライと向き合い、彼女はうきうきとした態度で大剣を振り回す。この時にレナは改めてゴウライの持っている大剣が金属ではなく、巨大な木刀である事に気が付いた。恐らくはアイラが使用していた木刀と同じ素材だと思われるが、彼女の大剣は大きさが何倍もある。
「んっ!?何だ、そっちは真剣を使うのか?今日は木刀で戦えと言われてたのに……」
「え、いやこれは……」
「まあいい!!真剣の方が調子が出るなら構わん!!さあ、行くぞ!!」
「この時代でも人の話を聞きませんね!!」
ゴウライはレナが真剣を持っている事など意に介さずに突っ込み、彼に目掛けて再び跳躍を行う。それに対してレナは大剣を構えると、ゴウライは空中で回転しながら大剣を繰り出す。
「どりゃあっ!?」
「くっ!?」
「えっ!?今の技は……回転!?」
レナ達の時代のゴウライは滅多な事では戦技は使わないが、この時代のゴウライは全力で戦技を繰り出す。縦回転を加えた大剣の一撃は先ほどよりも重く、危うくレナは構えを崩されそうになった。
(強い!?手加減する余裕なんてない!!)
アイラも相当な腕前だったが、この時代のゴウライは剛剣の剣士としては完成された領域に立っており、攻撃を防がれるとすぐに距離を取る。彼女は自分の攻撃を二度も受けたレナに笑みを浮かべ、次は横薙ぎに大剣を振り払う。
迫りくる巨大な木刀に対してレナは受け流そうとしたが、不意に嫌な予感を抱く。木刀を大剣で弾き返した瞬間、ゴウライは勢いよく踏み込んでレナに蹴りを繰り出す。
「どらぁっ!!」
「うわっ!?」
「ちょ、パンツ見えますよ!!」
大剣を受け流された瞬間にゴウライは蹴りを放ち、格闘家のリンダ並の凄まじい蹴りを放つ。危うくレナは頭が吹き飛ばされそうになるが、どうにか寸前で回避する。
(体術!?)
ゴウライが剣術だけではなく、体術を仕掛けてきた事にレナは驚く。大剣を軽々と振り回すゴウライは腕力だけではなく、重量のある武器を支える下半身も良く鍛えられている。彼女の脚力ならば岩石をも砕く破壊力を誇り、まともに受けたら無事では済まない。
「はははっ!!これはいい、想像以上だ!!」
「くそっ……舐めんなっ!!」
現代のゴウライとは戦い方が大きく異なるために困惑したが、レナは即座に大剣を構えると今度は自分から攻撃を繰り出す。全力で力を込めながら大剣を横薙ぎに振り払う。
「どりゃあっ!!」
「ぬおっ!?」
レナの繰り出した一撃にゴウライは咄嗟に大剣で受け止めようとしたが、予想以上の衝撃に彼女の身体が大きく吹き飛ぶ。だが、空中でゴウライは体勢を整え直して地面に着地する。自分が吹き飛ばされた事にゴウライは驚くが、今度は満面の笑みを浮かべてレナに語り掛けた。
「凄い!!吾輩をここまで吹き飛ばした奴は今まで一人もいなかった!!大人も含めてだ!!」
「そ、そう……」
「なら吾輩も本気で行くぞ!!ぬおりゃあああっ!!」
「えっ!?今まで本気じゃなかったんですか!?」
雄叫びを上げながらゴウライは突っ込み、その移動速度はこれまでの比ではなかった。恐らく彼女は「縮地」などの技能は身に付けていないはずだが、それに勝る速度でレナの周囲を移動する。
現実のゴウライは腕力に偏った戦い方を好むが、この時代のゴウライは力だけではなく移動速度も素早い。恐らくは現実のゴウライも重たい甲冑を抜けばここまで動けるのだろうが、それにしても戦い方が違いすぎる事にレナは戸惑う。
(速い……だけど、粗がある!!)
ゴウライの動きは早いが、レナは剣鬼として培われた直感で彼女の攻撃を先読みする。ゴウライは正面から切りかかろうとしてきたが、それに対してレナは大剣を振りかざして打ち合う。
「とうっ!!」
「甘いっ!!」
二人の大剣と木刀が衝突し、あまりの衝撃に地面に亀裂が走った。二人はお互いに鍔迫り合いの状態に陥るが、ゴウライは全力を出して押し込む。
「おおおおおおっ!!」
「ぐぐっ……!!」
徐々にレナがゴウライの腕力に押し込まれていくが、ここで彼は限界強化の魔法を発動させた。ここまでの戦闘でレナは身体能力を強化する魔法は使わずに戦っていたが、遂に全力で戦う。
「うおりゃあっ!!」
「のわぁっ!?」
身体能力を限界まで引き出したレナはゴウライの木刀を弾き返し、自分が力負けした事に驚愕したゴウライに隙が生まれる。そんな彼女にレナは大剣を振りかざし、刃の腹の部分を頭に叩きつける。
「御免!!」
「はぐぅっ!?」
「うわ、容赦ないっ……」
「ウォンッ……(痛そう)」
「ぷるんっ(死んだんじゃね?)」
頭に強烈な衝撃を受けたゴウライは目が回り、そのまま地面に倒れ込んだ。慌ててレナはゴウライの様子を確かめると、頭を打って気絶しただけで特に異常はなかった。彼女が無事だと確認するとレナは額の汗を拭い、念のために回復魔法も施す。
「これは……戦うしかないかな」
「逃げられそうな感じではないですね……仕方ありません、死なない程度にやっちゃってください」
「たくっ、仕方ないな」
大剣を構えたレナはゴウライと向き合い、彼女はうきうきとした態度で大剣を振り回す。この時にレナは改めてゴウライの持っている大剣が金属ではなく、巨大な木刀である事に気が付いた。恐らくはアイラが使用していた木刀と同じ素材だと思われるが、彼女の大剣は大きさが何倍もある。
「んっ!?何だ、そっちは真剣を使うのか?今日は木刀で戦えと言われてたのに……」
「え、いやこれは……」
「まあいい!!真剣の方が調子が出るなら構わん!!さあ、行くぞ!!」
「この時代でも人の話を聞きませんね!!」
ゴウライはレナが真剣を持っている事など意に介さずに突っ込み、彼に目掛けて再び跳躍を行う。それに対してレナは大剣を構えると、ゴウライは空中で回転しながら大剣を繰り出す。
「どりゃあっ!?」
「くっ!?」
「えっ!?今の技は……回転!?」
レナ達の時代のゴウライは滅多な事では戦技は使わないが、この時代のゴウライは全力で戦技を繰り出す。縦回転を加えた大剣の一撃は先ほどよりも重く、危うくレナは構えを崩されそうになった。
(強い!?手加減する余裕なんてない!!)
アイラも相当な腕前だったが、この時代のゴウライは剛剣の剣士としては完成された領域に立っており、攻撃を防がれるとすぐに距離を取る。彼女は自分の攻撃を二度も受けたレナに笑みを浮かべ、次は横薙ぎに大剣を振り払う。
迫りくる巨大な木刀に対してレナは受け流そうとしたが、不意に嫌な予感を抱く。木刀を大剣で弾き返した瞬間、ゴウライは勢いよく踏み込んでレナに蹴りを繰り出す。
「どらぁっ!!」
「うわっ!?」
「ちょ、パンツ見えますよ!!」
大剣を受け流された瞬間にゴウライは蹴りを放ち、格闘家のリンダ並の凄まじい蹴りを放つ。危うくレナは頭が吹き飛ばされそうになるが、どうにか寸前で回避する。
(体術!?)
ゴウライが剣術だけではなく、体術を仕掛けてきた事にレナは驚く。大剣を軽々と振り回すゴウライは腕力だけではなく、重量のある武器を支える下半身も良く鍛えられている。彼女の脚力ならば岩石をも砕く破壊力を誇り、まともに受けたら無事では済まない。
「はははっ!!これはいい、想像以上だ!!」
「くそっ……舐めんなっ!!」
現代のゴウライとは戦い方が大きく異なるために困惑したが、レナは即座に大剣を構えると今度は自分から攻撃を繰り出す。全力で力を込めながら大剣を横薙ぎに振り払う。
「どりゃあっ!!」
「ぬおっ!?」
レナの繰り出した一撃にゴウライは咄嗟に大剣で受け止めようとしたが、予想以上の衝撃に彼女の身体が大きく吹き飛ぶ。だが、空中でゴウライは体勢を整え直して地面に着地する。自分が吹き飛ばされた事にゴウライは驚くが、今度は満面の笑みを浮かべてレナに語り掛けた。
「凄い!!吾輩をここまで吹き飛ばした奴は今まで一人もいなかった!!大人も含めてだ!!」
「そ、そう……」
「なら吾輩も本気で行くぞ!!ぬおりゃあああっ!!」
「えっ!?今まで本気じゃなかったんですか!?」
雄叫びを上げながらゴウライは突っ込み、その移動速度はこれまでの比ではなかった。恐らく彼女は「縮地」などの技能は身に付けていないはずだが、それに勝る速度でレナの周囲を移動する。
現実のゴウライは腕力に偏った戦い方を好むが、この時代のゴウライは力だけではなく移動速度も素早い。恐らくは現実のゴウライも重たい甲冑を抜けばここまで動けるのだろうが、それにしても戦い方が違いすぎる事にレナは戸惑う。
(速い……だけど、粗がある!!)
ゴウライの動きは早いが、レナは剣鬼として培われた直感で彼女の攻撃を先読みする。ゴウライは正面から切りかかろうとしてきたが、それに対してレナは大剣を振りかざして打ち合う。
「とうっ!!」
「甘いっ!!」
二人の大剣と木刀が衝突し、あまりの衝撃に地面に亀裂が走った。二人はお互いに鍔迫り合いの状態に陥るが、ゴウライは全力を出して押し込む。
「おおおおおおっ!!」
「ぐぐっ……!!」
徐々にレナがゴウライの腕力に押し込まれていくが、ここで彼は限界強化の魔法を発動させた。ここまでの戦闘でレナは身体能力を強化する魔法は使わずに戦っていたが、遂に全力で戦う。
「うおりゃあっ!!」
「のわぁっ!?」
身体能力を限界まで引き出したレナはゴウライの木刀を弾き返し、自分が力負けした事に驚愕したゴウライに隙が生まれる。そんな彼女にレナは大剣を振りかざし、刃の腹の部分を頭に叩きつける。
「御免!!」
「はぐぅっ!?」
「うわ、容赦ないっ……」
「ウォンッ……(痛そう)」
「ぷるんっ(死んだんじゃね?)」
頭に強烈な衝撃を受けたゴウライは目が回り、そのまま地面に倒れ込んだ。慌ててレナはゴウライの様子を確かめると、頭を打って気絶しただけで特に異常はなかった。彼女が無事だと確認するとレナは額の汗を拭い、念のために回復魔法も施す。
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