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蛇足編
レナ&ホネミンVSキラウ
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「聖属性の魔力の光だから人体には悪影響は与えないんですよ!!これなら相手に見られずに戦えるでしょう!?」
「でも、眩しすぎて姿が良く見えないんだけど……」
「レナさんなら見えなくても相手の位置ぐらい探れるでしょう!!何のための技能ですか!!」
「あ、そうか」
言われてみればレナは目が見えない状況でも戦えるように覚えて置いた「心眼」の技能を思い出し、五感を研ぎ澄まして周囲の状況を把握する。更に気配感知と魔力感知の技能を発動させ、キラウの正確な位置を特定した。
聖属性の魔力の光は普通の人間には影響を与えないが、キラウのような死霊使いなどは最も忌み嫌う。死霊使いの操る魔法は闇属性のため、聖属性とは非常に相性が悪い。だから光で覆われた通路内では影魔法は使えないはずだった。
(今が好機か!!)
魔法さえ使えわれなければキラウに後れを取らず、レナは光に紛れて彼女の元へ向かう。キラウは目を閉じながら忌々し気な表情を浮かべ、彼女は身に着けいていた神器を発動させる。
「ウィング!!」
「ちっ!?」
キラウは神器を所有しており、彼女は背中に光の翼を形成して空を飛ぶ事ができる。未来の世界ではマリアが回収した神器だが、この時代の彼女はまだ神器を所持している。
後退したキラウを追いかけてレナは駆け出そうとするが、あまりに離れ過ぎるとホネミンの放つ光に身を隠す事はできない。その一方でキラウは距離を置くと、彼女は影の触手を生み出して服の中に隠していた短剣を放つ。
「喰らいなさい」
「そんな攻撃が当たると思って……!?」
「レナさん!!防御してください!!」
放たれた短剣を見てレナは避けようとしたが、ホネミンが注意を行う。この時にレナは目を閉じていたので分からなかったが、投擲された短剣には糸のように細められた影の触手が絡みついており、それを利用してキラウは短剣の軌道を変えてレナの顔面を狙う。
「死になさい!!」
「うざいっ」
「なっ!?」
しかし、途中で軌道を変えて向かってきた短剣をレナは難なく掴み取り、影の触手を手刀で切り裂く。影魔法で実体化させた影はあらゆる物理攻撃を無効化するはずだが、それを簡単に切り裂いたレナにキラウは驚く。
(どういう事!?どうして私の影がこんなにも呆気なく……まさか!?)
短剣に絡みついていた影の触手を切り裂いたレナの手には何時の間にか魔鎧術の応用で造り出した魔力の刃を纏っており、それを利用してレナは影を切り裂いた。あくまでも影魔法が防げるのは魔法の力以外の物理攻撃だけであり、魔力の刃ならば切り裂く事は容易かった。
「……中々器用ね、気に入ったわ。貴方を私の眷属にして僕として従えてあげる」
「断る」
「あら、反抗的な子は好きよ」
キラウは自分の攻撃を防いだレナに強い興味を抱き、舌なめずりしながら彼に近付く。まだ通路内にホネミンが放つ光が覆われているので近付けば近づく程に彼女の不利となるが、構わずに彼女は接近してきた。
自分に近付いてくるキラウにレナは不審に思い、未来の世界で戦った彼女の戦法を思い返す。戦法といっても死霊使いであるキラウは本来ならば死霊人形を使役して襲わせるのが普通なのだが、今の所は彼女以外の存在は感じ取れない。
(大迷宮の魔物を死霊人形に変える事ができるのかは知らないけど、ホネミンがこんなに輝いているなら死霊人形を作り出したとしても近寄る事もできないはず……何を考えているんだ?)
マリアと戦った時のキラウや闇属性と他の属性の掛け合わせた魔法も使っていたが、それらの魔法は闇属性が主軸になっていたので仮に今の状況で繰り出しても脅威にはならない。ホネミンの放つ光によって闇属性の魔法は弱体化されるため、仮に魔法を繰り出してもレナの脅威にはならない。
この時点でレナは武器を取り出そうと空間魔法を発動させようとしたが、とんでもない事に気が付いてしまう。レナの空間魔法も闇属性に属されるため、ホネミンが光り輝く間は異空間から武器を取り出せない。
(あ、しまった……仕方ない、氷装剣で何とかするか)
異空間から大剣を取り出せない事に気付いたレナは氷装剣を作り出そうとしたが、ここで彼はホネミンの後方から近寄る気配を感じ取った。レナはホネミンの方へ振り返ると、彼女の放つ光でよく見えないが何者かが後ろか迫っている事を警告する。
「ホネミン!!後ろだ!!」
「えっ!?」
レナの言葉を聞いてホネミンは振り返ると、そこには冒険者に連行されて外へ脱出したはずのエルフの男が迫っていた。その手には矢が握りしめられ、彼女に目掛けて直に突き刺そうとした。
「死ねぇっ!!」
「うわわっ!?」
「ホネミン!!」
「一瞬の油断が命取りよ」
男の振り下ろした矢をホネミンは咄嗟に両手で受け止めるが、それを見たレナは彼女を救い出そうとした。だが、レナの後方にもキラウが迫っており、彼女は隠し持っていた吹き矢を取り出すとレナに目掛けて毒針を放つ。
「でも、眩しすぎて姿が良く見えないんだけど……」
「レナさんなら見えなくても相手の位置ぐらい探れるでしょう!!何のための技能ですか!!」
「あ、そうか」
言われてみればレナは目が見えない状況でも戦えるように覚えて置いた「心眼」の技能を思い出し、五感を研ぎ澄まして周囲の状況を把握する。更に気配感知と魔力感知の技能を発動させ、キラウの正確な位置を特定した。
聖属性の魔力の光は普通の人間には影響を与えないが、キラウのような死霊使いなどは最も忌み嫌う。死霊使いの操る魔法は闇属性のため、聖属性とは非常に相性が悪い。だから光で覆われた通路内では影魔法は使えないはずだった。
(今が好機か!!)
魔法さえ使えわれなければキラウに後れを取らず、レナは光に紛れて彼女の元へ向かう。キラウは目を閉じながら忌々し気な表情を浮かべ、彼女は身に着けいていた神器を発動させる。
「ウィング!!」
「ちっ!?」
キラウは神器を所有しており、彼女は背中に光の翼を形成して空を飛ぶ事ができる。未来の世界ではマリアが回収した神器だが、この時代の彼女はまだ神器を所持している。
後退したキラウを追いかけてレナは駆け出そうとするが、あまりに離れ過ぎるとホネミンの放つ光に身を隠す事はできない。その一方でキラウは距離を置くと、彼女は影の触手を生み出して服の中に隠していた短剣を放つ。
「喰らいなさい」
「そんな攻撃が当たると思って……!?」
「レナさん!!防御してください!!」
放たれた短剣を見てレナは避けようとしたが、ホネミンが注意を行う。この時にレナは目を閉じていたので分からなかったが、投擲された短剣には糸のように細められた影の触手が絡みついており、それを利用してキラウは短剣の軌道を変えてレナの顔面を狙う。
「死になさい!!」
「うざいっ」
「なっ!?」
しかし、途中で軌道を変えて向かってきた短剣をレナは難なく掴み取り、影の触手を手刀で切り裂く。影魔法で実体化させた影はあらゆる物理攻撃を無効化するはずだが、それを簡単に切り裂いたレナにキラウは驚く。
(どういう事!?どうして私の影がこんなにも呆気なく……まさか!?)
短剣に絡みついていた影の触手を切り裂いたレナの手には何時の間にか魔鎧術の応用で造り出した魔力の刃を纏っており、それを利用してレナは影を切り裂いた。あくまでも影魔法が防げるのは魔法の力以外の物理攻撃だけであり、魔力の刃ならば切り裂く事は容易かった。
「……中々器用ね、気に入ったわ。貴方を私の眷属にして僕として従えてあげる」
「断る」
「あら、反抗的な子は好きよ」
キラウは自分の攻撃を防いだレナに強い興味を抱き、舌なめずりしながら彼に近付く。まだ通路内にホネミンが放つ光が覆われているので近付けば近づく程に彼女の不利となるが、構わずに彼女は接近してきた。
自分に近付いてくるキラウにレナは不審に思い、未来の世界で戦った彼女の戦法を思い返す。戦法といっても死霊使いであるキラウは本来ならば死霊人形を使役して襲わせるのが普通なのだが、今の所は彼女以外の存在は感じ取れない。
(大迷宮の魔物を死霊人形に変える事ができるのかは知らないけど、ホネミンがこんなに輝いているなら死霊人形を作り出したとしても近寄る事もできないはず……何を考えているんだ?)
マリアと戦った時のキラウや闇属性と他の属性の掛け合わせた魔法も使っていたが、それらの魔法は闇属性が主軸になっていたので仮に今の状況で繰り出しても脅威にはならない。ホネミンの放つ光によって闇属性の魔法は弱体化されるため、仮に魔法を繰り出してもレナの脅威にはならない。
この時点でレナは武器を取り出そうと空間魔法を発動させようとしたが、とんでもない事に気が付いてしまう。レナの空間魔法も闇属性に属されるため、ホネミンが光り輝く間は異空間から武器を取り出せない。
(あ、しまった……仕方ない、氷装剣で何とかするか)
異空間から大剣を取り出せない事に気付いたレナは氷装剣を作り出そうとしたが、ここで彼はホネミンの後方から近寄る気配を感じ取った。レナはホネミンの方へ振り返ると、彼女の放つ光でよく見えないが何者かが後ろか迫っている事を警告する。
「ホネミン!!後ろだ!!」
「えっ!?」
レナの言葉を聞いてホネミンは振り返ると、そこには冒険者に連行されて外へ脱出したはずのエルフの男が迫っていた。その手には矢が握りしめられ、彼女に目掛けて直に突き刺そうとした。
「死ねぇっ!!」
「うわわっ!?」
「ホネミン!!」
「一瞬の油断が命取りよ」
男の振り下ろした矢をホネミンは咄嗟に両手で受け止めるが、それを見たレナは彼女を救い出そうとした。だが、レナの後方にもキラウが迫っており、彼女は隠し持っていた吹き矢を取り出すとレナに目掛けて毒針を放つ。
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