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蛇足編
豪運の冒険者 ※ニコニコ静画にて漫画版の連載が開始されてます
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『ふはははっ!!ここは天国か!?こんなにも獲物がいっぱいいるではないかぁあああっ!!』
『ウオオオオッ!?』
映像に映し出されたのは黒甲冑を身に着けた剣士がゴブリンキングの群れを追い掛け回す姿が映し出され、それを見たシズネは驚きの声を上げた。
「ゴ、ゴウライ!?どうしてここに!?」
「どうやって来たんだ!?」
「ゴウライ?確か外の世界のS級冒険者の方でしたよね」
「元々はヨツバ王国に暮らしていたダークエルフの剣士さんです!!」
ゴウライが第五階層に到達していることに全員が驚き、レナ達の場合はホネミンの道案内のお陰で第五階層に辿り着いたがゴウライは移動方法を知らないはずである。それならばどうやって彼女が第五階層に辿り着いたのかリーリスは調べると、彼女は呆れた声を上げた。
「なんと!?この人どうやら転移事故でこっちに来たようです!!」
「転移事故?」
「聞いた事があるわ。確か大迷宮で転移台を使用した時に極稀に別の階層に飛ばされたことがあると聞いたことがあるけれど……まさか!?」
レナ達よりも大迷宮に挑戦した経験が多いシズネは転移事故の詳細を知っており、大迷宮では数十万分の一の確率で転移台を使用した際に目的地とは別の場所に飛ばされることがあるという。ゴウライはどうやら転移事故によって一気に第五階層に辿り着いたらしい。
どうして彼女が塔の大迷宮に挑んでいるのかは不明だが、ゴウライは嬉々として第五階層に巣食う魔物と交戦していた。第五階層の魔物は外の世界の魔物と比べても危険度は高く、世界でも有数の危険地帯であるのは間違いないが、ゴウライは圧倒的な実力で魔物を蹴散らす。
『こら逃げるな!!堂々と吾輩と戦え!!』
『フガァッ!?』
『プギィイイッ!?』
「ああ、今度はオオツノオークが餌食に……」
オークの上位種であるオオツノオークを発見したゴウライはデュランダルを振り回しながら追いかけ、その光景を見てレナ達は何とも言えない表情を浮かべた。S級冒険者の中でもゴウライは一、二を争う実力を持ち、彼女にとっては第五階層は腕試しには最高の環境らしい。
「う~ん、この人はどうしたらいいですかね」
「放っておきなさいよ。あんな馬鹿……」
「いやいや、ここから他の階層に戻るには色々と面倒ですよ。ゴウライさん一人で帰れるかどうか……」
「とりあえず迎えに行きますか?」
「でもめちゃくちゃ楽しそうにしてるし……しばらくは放っておいたら?」
『ははははっ!!』
意気揚々と第五階層を駆けまわるゴウライの姿を見てレナ達は彼を研究所まで案内するべきか悩んでいると、映像にゴウライ以外に見知った顔が映し出された。
『待て!!今日の晩飯ぃいいっ!!』
『ぬおっ!?びりびり娘か!?』
「ハルナ!?」
「あれ!?いつの間に!?」
ゴウライが追い掛け回すオオツノオークの群れにハルナも現れ、彼女は血走った目でオオツノオークの退路を塞ぐ。相当に腹が減ったのか彼女は全身から電流を迸らせながらオオツノオークに襲い掛かる。
『いただきまぁすっ!!』
『プギィイイッ!?』
『何!?生で食べるつもりか!?流石に腹を壊すぞ!?』
「そういう問題じゃないでしょう!?」
「あ、映像に叫んでも無駄ですよ。こっちの声は届いていないので……」
「ハルナお腹減ってたから外に出たのか」
「言ってくれればお魚を分けてあげたのに」
「お菓子もあったのにね~」
「いえ、呑気に見ている場合ですか!?」
ハルナがオオツノオークを生嚙りしようとするのをゴウライは慌てて引き留め、その様子を見ていたレナ達はハルナがいなくなった理由が空腹のせいだと悟る。彼女は空腹に耐えかねて研究所を抜け出して餌を求めに外に飛び出したらしい――
――しばらくしてレナ達はビャクに乗り込んでゴウライとハルナの元へ向かう。二人はオオツノオークの群れを全滅させ、死骸を焼いて肉を貪っていた。どれだけ食べたのか大量の骨の山ができあがっており、二人は大きな骨付き肉を互いに噛みついて引っ張っていた。
「ぬぐぐっ……こら、お前の方がひとつ肉を多く食べただろう!!これは吾輩の分だ!!」
「がるるっ……お前の食べてた肉の方が大きいのばっかりだったろ!!」
「吾輩の方が年上なのだから多く食べるのは当たり前だ!!」
「うるせえ!!年上なら年下に優しくしろよ!!」
「しょうもない喧嘩をしてる場合ですか!?」
お互いに肉を奪い合うゴウライとハルナを見てリンダが真っ先に叱りつけた。ゴウライはレナ達がビャクが引っ張る乗り物に乗って現れたのを見て驚く。
「ぬおっ!?その美しい白銀の竜はまさか白竜か!?」
「シャアッ?」
「言っておきますけどうちの子を襲わないでくださいね」
白竜を目の当たりにしてゴウライは驚いたがリーリスが事前に忠告する。ハルナはレナ達が戻ったのを気付くと悪びれもせずに気軽に手を振る。
『ウオオオオッ!?』
映像に映し出されたのは黒甲冑を身に着けた剣士がゴブリンキングの群れを追い掛け回す姿が映し出され、それを見たシズネは驚きの声を上げた。
「ゴ、ゴウライ!?どうしてここに!?」
「どうやって来たんだ!?」
「ゴウライ?確か外の世界のS級冒険者の方でしたよね」
「元々はヨツバ王国に暮らしていたダークエルフの剣士さんです!!」
ゴウライが第五階層に到達していることに全員が驚き、レナ達の場合はホネミンの道案内のお陰で第五階層に辿り着いたがゴウライは移動方法を知らないはずである。それならばどうやって彼女が第五階層に辿り着いたのかリーリスは調べると、彼女は呆れた声を上げた。
「なんと!?この人どうやら転移事故でこっちに来たようです!!」
「転移事故?」
「聞いた事があるわ。確か大迷宮で転移台を使用した時に極稀に別の階層に飛ばされたことがあると聞いたことがあるけれど……まさか!?」
レナ達よりも大迷宮に挑戦した経験が多いシズネは転移事故の詳細を知っており、大迷宮では数十万分の一の確率で転移台を使用した際に目的地とは別の場所に飛ばされることがあるという。ゴウライはどうやら転移事故によって一気に第五階層に辿り着いたらしい。
どうして彼女が塔の大迷宮に挑んでいるのかは不明だが、ゴウライは嬉々として第五階層に巣食う魔物と交戦していた。第五階層の魔物は外の世界の魔物と比べても危険度は高く、世界でも有数の危険地帯であるのは間違いないが、ゴウライは圧倒的な実力で魔物を蹴散らす。
『こら逃げるな!!堂々と吾輩と戦え!!』
『フガァッ!?』
『プギィイイッ!?』
「ああ、今度はオオツノオークが餌食に……」
オークの上位種であるオオツノオークを発見したゴウライはデュランダルを振り回しながら追いかけ、その光景を見てレナ達は何とも言えない表情を浮かべた。S級冒険者の中でもゴウライは一、二を争う実力を持ち、彼女にとっては第五階層は腕試しには最高の環境らしい。
「う~ん、この人はどうしたらいいですかね」
「放っておきなさいよ。あんな馬鹿……」
「いやいや、ここから他の階層に戻るには色々と面倒ですよ。ゴウライさん一人で帰れるかどうか……」
「とりあえず迎えに行きますか?」
「でもめちゃくちゃ楽しそうにしてるし……しばらくは放っておいたら?」
『ははははっ!!』
意気揚々と第五階層を駆けまわるゴウライの姿を見てレナ達は彼を研究所まで案内するべきか悩んでいると、映像にゴウライ以外に見知った顔が映し出された。
『待て!!今日の晩飯ぃいいっ!!』
『ぬおっ!?びりびり娘か!?』
「ハルナ!?」
「あれ!?いつの間に!?」
ゴウライが追い掛け回すオオツノオークの群れにハルナも現れ、彼女は血走った目でオオツノオークの退路を塞ぐ。相当に腹が減ったのか彼女は全身から電流を迸らせながらオオツノオークに襲い掛かる。
『いただきまぁすっ!!』
『プギィイイッ!?』
『何!?生で食べるつもりか!?流石に腹を壊すぞ!?』
「そういう問題じゃないでしょう!?」
「あ、映像に叫んでも無駄ですよ。こっちの声は届いていないので……」
「ハルナお腹減ってたから外に出たのか」
「言ってくれればお魚を分けてあげたのに」
「お菓子もあったのにね~」
「いえ、呑気に見ている場合ですか!?」
ハルナがオオツノオークを生嚙りしようとするのをゴウライは慌てて引き留め、その様子を見ていたレナ達はハルナがいなくなった理由が空腹のせいだと悟る。彼女は空腹に耐えかねて研究所を抜け出して餌を求めに外に飛び出したらしい――
――しばらくしてレナ達はビャクに乗り込んでゴウライとハルナの元へ向かう。二人はオオツノオークの群れを全滅させ、死骸を焼いて肉を貪っていた。どれだけ食べたのか大量の骨の山ができあがっており、二人は大きな骨付き肉を互いに噛みついて引っ張っていた。
「ぬぐぐっ……こら、お前の方がひとつ肉を多く食べただろう!!これは吾輩の分だ!!」
「がるるっ……お前の食べてた肉の方が大きいのばっかりだったろ!!」
「吾輩の方が年上なのだから多く食べるのは当たり前だ!!」
「うるせえ!!年上なら年下に優しくしろよ!!」
「しょうもない喧嘩をしてる場合ですか!?」
お互いに肉を奪い合うゴウライとハルナを見てリンダが真っ先に叱りつけた。ゴウライはレナ達がビャクが引っ張る乗り物に乗って現れたのを見て驚く。
「ぬおっ!?その美しい白銀の竜はまさか白竜か!?」
「シャアッ?」
「言っておきますけどうちの子を襲わないでくださいね」
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